はてなキーワード: シモキタとは
子供の時、中国地方の田舎県在住なのに、王様のブランチが好きで楽しく見ていた
あのときは東京の情報が王様のブランチに出てきても「東京に行ってみたいなぁ」なんて思わなかった気がする
社会人になって、相変わらず地方在住で、毎朝Zipを見て、東京の情報が出てきて、「あーいいな。でも行けないんだよなあ」とか思ってた
月曜から夜更かしみてたら、フェフ姉さんが肉フェスに参加してて、「みんなフェスって聞くと音楽のイベントだって思い込むけど、フェスにも色々ある。うちらが参加してるのは肉フェス」って言ってるのを見て
ある日旦那がテレビ番組に出てきたカレーパンが食べたいと言い出して、その番組を見た日に東京駅にカレーパンを買いに行った。
地方在住歴が長すぎてテレビに出てきたお店にすぐに行けるのが嬉しい。東京に長く住んでる人にとってはこんな経験はありふれてると思うが、私にとっては特別なことだ。
キャラクターショップがたくさんあること知らなかったし、東京駅の建物はかっこよかった。
フェフ姉さんが肉フェスに参加してるの羨ましかったから、私は上京してから、下北のカレーフェスに参加した。おいしくて楽しかった。シモキタの雰囲気がよくて、楽しくて、新鮮だった
コロナで東京はもうダメだ。これからは地方に住むのがいいなんて言われているが、都会に憧れていた地方民だった私にとっては今の都民の生活は楽しい。
「ぼく!ぼく!できたよ!」
意識の中の限りになく奥で聞こえる、かすかな声。
徐々にクリアになる視界とサウンドを感じながら、現在の状況を呼び戻す。
視界に流れてきたのは、白髪の主人。
ここの店主だろうか?
見た目だけで「ぼく」呼ばわりなんて、ポリティカル・コレクトネスという言葉を知らないのだろうか?
義体が普及した現代で、見た目だけで中身を決めつけられて話されるのは不愉快でしかない。
少しイラつきながらも、状況を整理する。
ああ、そうだった。
トランプタワーから逃げ出して、イーストジャパンに流れ込んだのが災難の始まりだった。
男なら一度は必ず訪れるべき場所。今は無くともだ。
その多くで扱われるガッジーラの義体。
素直にガッジーラの義体にしておけばよかったのだが、その中で一際目を引いた義体があった。
俺の祖国は義体と実年齢の差には厳しかったから、単なる興味本位だ。
狂っているとしかいいようがない。
気付けば俺はもうサインをしようとしていた。
まだ言語パックのダウンロードが完全でなかった俺には半分も理解できない。
とりあえず理解できたのは燃費が悪いから気を付けろということらしい。
半分も理解できないままサインをして、そのままシモキタのクロークに送ってもらったが、これが失敗だった。
トーホーシティの義体はガッジーラとウルトラマン以外はロクでもないと聞いていたが、その通りだった。
まさかこの義体にあんな罠があったなんて、誰が想像できただろうか?
まったくこの国はクレイジーと言わざるを得ない。
翌日シモキタのクロークで義体を交換した私は、オダキュウ跡を伝いながら、ネオシンジュクを目指すことにした。
だが、数十分歩いたところで異変に気付く。
何かを猛烈に欲しているのだ。
何だこの欲求は?
他にもいくつか欲しているものがあるが、
空腹が進むのも感じる。
イエローの服を着た義体士曰く、この義体は燃費が悪いだけでなく、
なんてこったい。
「ニンニクイレマスカ?」
残り40分少し。
カネシはラーメンジロウというヌードルショップで補給できるらしい。
急いで近隣店舗を探す。
あった、ニューダイタだ。
ガッデム!
休んでやがる。
次に近いのはネオシンジュクか!
俺は走った。走った。
今思えばUberを呼べば良かったのだが、そんなことが思いつかないほど焦っていた。
ようやく店に入った頃には、カネシが切れる直前だった。
時間帯が良かったのか、幸いにも並ばずに入ることができた。
ゆでている間のカネシ切れを防ぐため、スリープモードに移行したわけだ。
どうやらこの義体、ドージンキングが趣味で作らせた特注品らしい。
ショタ趣味のジロリアンだったらしいが、とんでもなくクレイジーな野郎だ。
そう言えばあの義体士、イエローのシャツにチャイニーズキャラクターが二文字書いてあったけ?
あれは何て読むのだろうか?
この言語パックでは解析できないようだ。
そうして、目の前の白髪の主人と向き合う。
某所で
小説には、単行本と文庫本という形態があります。この2種類について、読者さんから多いご質問は、「どうして最初から文庫で出してくれないんですか?」
というお題に
例えば電車。鈍行は安い。しかし、時間がかかる。移動に時間をかけたくない人は、特急を使う。つまり、時間をお金で買っている。「早さ」というサービスを受けようとすると、その分お金がかかるのである。本も同じだ。単行本は高いが、発売と同時にすぐ手に入る。文庫は廉価だが、手に入れるのは数年先になる。
この読者からの質問の主旨は「本の値段って高くないですかもっと安くなりませんか」ですよね。
作家は、安くならないよ、だって特急だから。って言うんですけど、かつて「本を読む行為」って、たしかに読者を新宿から小田原まで連れて行ってくれるようなものだった。と思うんです。だから「特急で行くなら普通で行くより高い料金払ってもいい」と思えた。
それが、最近では-作品の内容云々ではなく、「本を読むという行為」そのものの地位が、相対的に下がって-新宿から、せいぜい下北沢にしか行けない。ような体験になってしまっている。
だとしたらなるほど特急に乗る必要なんかないんで、普通料金でいいんで。って利用者が言いたくなるのも、わかる。
鉄道会社もとい出版社が大事に抱いている自分たちのビジネスのイメージと、いまの利用者が持つイメージが、オダワラとシモキタぐらいに乖離していて、それに気付かないまま、昔の論理で特急料金払ってね、って言う姿勢が出版不況を生んでるんじゃないのか。
こんなの東京に限らずない?地元には土地の略称がなかったのかな?
ブクロは、池袋周辺に行かないから聞かないし、ジュクも聞いたことがない。
自分は、女子高生の会話が「超ヤバい~」「ウケる~」で通じてたことにビビった。
出身は、最寄りのコンビニまで大好きなアイスの実を買いに行くのにも徒歩二週間かかる田舎。アイスの実が大好きなのはウソだけど、それくらい田舎ってこと。
入学して、まだ勉強らしいことは何にもしてないけど、たくさんの新しい出会いはあった。
わたしと同郷の人いまのところはいないけど、テレビでしか観たことがなかった話し方をしている人たちがリアルにいて、本当に全国から集まってるんだなあって感激した。その言葉をマネるのが少し流行ったりしてね。
それで、新しく出来た友達たちと話していると、東京の街の名前を略したりしてるんだよね。
池袋をブクロ、中目黒をナカメ、下北沢をシモキタ、アイスの実をアイス、とかね。
ただ、ブクロとナカメは、「......だ、ダサいのでは?!」って思ってしまうんですよ。
服装にもすごく気を使っている人が発言すればするほどね。
こんな気持ち、ちゃんと東京の人になれたら感じなくなるのかな。
よくわかんないけど、わたしの新しい住まいは一階がコンビニのマンションでね。
どこでもドアが出来た気分だよ。