「いじめ防止対策推進法」を含む日記 RSS

はてなキーワード: いじめ防止対策推進法とは

2024-10-23

学校現場でのいじめの現状(教員目線)

・殴る蹴る。

複数の人が1人に嫌がらせをする。

掲示物の写真の顔に画鋲を刺す。

おはよう、に返事をしない。

テストの点数を覗き見る。

・好きなインフルエンサー否定する発言をする。

進研模試を受けて、難しくなかったねと発言をする。

学校を休んだ日に心配LINEを送らない。

どれがいじめに該当し、どれが該当しないか分かるだろうか。

ここで学校現場を拘束する法令いじめ防止対策推進法」の第二条規定される定義引用する。

この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。

まり、心身の苦痛があれば全ていじめ認定が成され、加害者被害者というカテゴリを前提とした調査指導対応を行う。

学校ブラックであるとの共通認識が出来て久しいが、子どもの成長のために必要のない仕事をするよう強制されるシステム問題がある。

政治家は耳心地の良い子ども向けの政策を唱えることがあるが、こういったリアルな困り感にぜひ目を向けて欲しい。

2021-04-28

anond:20210428092353

親としても学校へ全面丸投げにするつもりはないんだけど、正直なところ、いちいちこの程度の事を報告してくるんだと驚いた。俺が古い人間なのかな?

学校方針で、こういった類の事案が発生したら双方の親を呼び出して報告する方針らしいのだが、正直報告だけの伝書鳩なら必要ないんだけどね。

別添3 いじめ防止対策推進法平成25年法律第71号)

いじめに対する措置

第23条

<中略>

5 学校は、当該学校教職員が第三項の規定による支援又は指導若しくは助言を行うに当たっては、いじめを受けた児童等の保護者いじめを行った児童等の保護者との間で争いが起きることのないよう、いじめの事案に係る情報をこれらの保護者と共有するための措置その他の必要措置を講ずるものとする。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1337278.htm

同法の「...共有するための措置その他の必要措置」を双方の親と対面して説明する事と解釈したんじゃない。もしくはガイドラインにそう書いてあるのか。

しかし、学校側は国民が望んだ法律に従って淡々と処理してるだけなのに、ねちねちと不満を言われるのってホントやってらんないよね。

2021-02-25

いじめ防止対策推進法施行に伴い、平成25年度から以下のとおり定義されている。

いじめ」とは、「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍してい

る等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な

影響を与える行為インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該

行為対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」とする。なお、起こ

った場所学校の内外を問わない。

いじめ」の中には、犯罪行為として取り扱われるべきと認められ、早期に警察

相談することが重要ものや、児童生徒の生命身体又は財産に重大な被害が生

じるような、直ちに警察通報することが必要ものが含まれる。これらについて

は、教育的な配慮被害者の意向への配慮のうえで、早期に警察相談通報の上、

警察連携した対応を取ることが必要である

2020-09-09

anond:20200907223020

いじめ防止対策推進法2条1項

この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/viewContents?lawId=425AC1000000071_20200401_501AC0000000011

2018-08-04

いじめ問題について思うこと

学校でのいじめ問題に対する、学校教育委員会対応と世の中の人意見をみて思ったことを書いてみようと思う。なんとなく書いたら長くなったので、流し読みしてください。

からいじめが原因で自殺する中学生高校生はたくさんいたと思うけど、国が大きく動いたのは、2011年の「大津市中2自殺事件

市立中学に通う中学2年生の男の子いじめを苦に亡くなった事件で、この時に明らかになったのが教育委員会学校いじめに対する対応の悪さ。

亡くなる数日前にいじめの報告が学校にあったにも関わらず、単なる生徒同士の「喧嘩」として扱い十分な措置を行わなかったこと、教育委員会自殺の原因を家庭内問題があったとして、当初認識していたことなど...

大津市中2自殺事件」がきっかけとなって、「いじめ防止対策推進法」が成立。

教育現場いじめ問題にどう対応すればいいか方針が決められた。

しかし、いじめ自殺する学生らは後を絶たないし、大津市いじめ事件の後に起こった別の地域いじめ問題では教育委員会隠蔽が判明。

いじめ調査した教育委員会などの調査報告書に納得できずに、再調査を依頼する遺族も少なくない。

教育委員会地域行政のなかでも、少し変わった組織で、教員免許を持った職員と持たない職員構成されているし、首長の直接管轄でもない。それらが教育委員会組織風土を硬直化させてしまっているのかなと思う。

各自治体でそれぞれに教育委員会組織されているといっても、他自治体でこれだけ問題になっているのだから自分たちは適切に対応しようとはしてるはずなんだけど、何かしらの不適切対応が目立つ。これが意味するのは、教育委員会という組織自体がきちんと対応できる状況、組織ではないということなのではと感じる。

教育現場先生たちも毎日忙しい。先生は授業を教えることが仕事なのに、中学校では部活動顧問まで任される。その上、いじめが起こったら業務さらに増える。日々の業務にいっぱいいっぱいで、いじめに適切に対応する余裕が十分にあるとは考えにくい。先生が余裕を持って働けるように、働き方も見直さなければいけないことの1つではないかな。

加えて、いじめはどうしても起こってしまものだということ。小学生中学生っていうのは多感な時期な上に、1つの教室に様々な事情を抱えた子が押し込まれてる。1つもいじめが起こらないほうが不思議なぐらい。地域差もあるだろうけど、学校いじめられたり、いじめたことがあったり、いじめ傍観者だったなんてのは大小あれど誰にでもあることだと思う。

学校社会的場所で、いじめがあってもなかなか逃げ出せない、休めない。

子どもたちに、自分ではどうしようもないことがあったら逃げてもいいっていうことを大人もっと言ってあげてもいいのではと思う。学校けが全てじゃない、学校に行かなくてもどうにかなるってことを。

2017-01-22

横浜¥150万

報告書は公開されてるのね。真っ黒に塗りつぶされてるけど。

・こども青少年教育委員会平成28年5月17日~)

http://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/iinkai/katsudogaiyo-h28-j-4.html

この中の12月12日の(3)いじめ防止対策推進法第28条第1項に係る重大事態の調査結果と再発防止の取り組みについて 資料へのボタンPDF 2,245KB】

http://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/pdf/siryo/j4-20161212-ky-43.pdf

プロレスごっこと称して、数人から叩かれるという「いじめ」があった。

 しかし、その後の「おごりおごられ」行為のものは、「いじめ」であったとまでは認定できない。しかしながら、過去の「いじめ」の状況がなかったとしたら起きなかった行為と考えられなくもない。

pdfファイルの26/34ページ)

ニュースではこの部分だけ大きく取り上げられてるのかな。

(5) 当該児童の5年生の事案については、いかなる状況であったとしても小学生が万単位金銭を“おごる・おごられる”という状況を起こしているということが教育問題であり、虞犯行為につながる恐れがある事態である。この点においても、学校側の対応理解できない。

pdfファイルの27/34ページ)

例え、「おごってあげる」と言われて「おごってもらった」としても、数万円に及ぶ行為複数回にわたって行われた事実学校側が掌握していながら、“おごった”側への十分な指導も、“おごられた”と主張している側への十分な指導も行われた形跡が認められないのは残念というしかない。

pdfファイル28/34ページ)

あと長くなるのと要約しにくくて引用は控えるけど、この報告書自体横浜市教育委員会対応自体を責めるような趣旨で書かれているように読める。

いじめ」の有無に関する調査だけではなくて、それに対して学校教育委員会がどう対応してきたのか、その対応について評価しているように読める。

黒塗りされている部分も多いとはいえ公開されている資料なのだから、この件に言及したい方々は一通り目を通しておいたほうがいいのではないかな。

2015-05-16

日本はいじめ大国って認識らしい


趣味中国語勉強してる。

よくアプリを使って中国人チャットするんだけど「日本はいじめが酷いんでしょ?」って質問が来る度にウンザリ

増えるどころかむしろ減少傾向にあると伝えても、ニュースで見ただとかドラマ映画で見ただとかで「日本いじめ大国」っていう認識はなかなか根強いらしい。

こういう質問が来るようになって自分でも調べるようになった。

まず、検索して出てくる見出しがこんな感じ。

認知件数18万5000件 8府県ではなお増加」

いじめ、前年度より12万件増加…文科省調査

学校いじめ認知件数、数字に大きな変化」

いじめ半年間で7万5千件…うち250件は命脅かす」

かなり、おどろおどろしい。

イジメ件数について2006年度に文部科学省が「発生件数」を「認知件数」に言い改めた事や、大津事件を受けて2013年いじめ防止対策推進法」が成立した事を前提知識として持ってないと、日本人であってもミスリード必至だと思う。

こんなニュース翻訳されて外国に伝わったら彼らが額面通り受け取るのは当たり前だろう。


中国人向けの日本語教材もいじめについて言及してるらしい。

いじめが酷いんでしょ?」という質問反論していると教科書写真が送られてきた。

いじめについて説明した文章で内容を要約すると

・「いじめ」の件数が前年よりも増えた

・小・中・高・支援学校の各件数と割合

いじめ内容とその割合

ネットいじめが増えている

報道をなぞった内容で確かに内容に間違いは無い。でも、上でも言ったようにこれを前提知識の無い中国人学生が読んだらそりゃそうなるなと。

著者は日本人だったので、もうちょっと詳しく書くか、それでは内容が教科書レベルに合わないのなら中途半端に書かないで欲しい。

教育現場積極的いじめ発見に力を入れはじめた成果が、逆にネガティブイメージを与えてしまってると考えるとやりきれないし怒りも感じる。

 
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