例えばスクエニのDQ10チーム。普段はドラクエの絵に合わせてるけど自由に自分の絵で描いていいと言われたらこれだけ描ける人たちがごろごろいる(一部下手なのはプランナーとかなので気にするな)
https://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/12ffb0968f2f56e51a59a6beb37b2859/
再構築による高度成長待ったなしやん
入試の倍率が今の2~3倍くらいの時に多浪して藝大デザイン科入った卒業生です。
学部・修士を経て、自分の学年をはじめゲーム好きが多い学年だと同窓生2~4人くらい任天堂に就職してた。
今は定員が45人なので、率にしてだいたい同窓の5~10%弱の人が就職してる。今も多分似たようなものじゃないかね。
昔は狂気じみた技巧と努力が必要だったけど、今はそうでもない。っていうか、現役藝大生でしっかりとした実力があるのは一部で、あとは凡庸。うっかり受かっちゃったみたいな実力の子も多い。
最近の子の受験時代の作品を見る機会があったが、デッサンはまあまあ上手いけど、平面と立体は結構下手。現役合格も全然現実的だと思うよ。間違いなく少子化の賜物。
逆に、昔と比較して賢い子は増えた印象。絵にステータスガン振りして頭がパーって子はいなくて、みんな頭がいい。
良くも悪くも藝大と私大は全然違う。藝大は貧乏なので機材や制作環境には絶対期待しないこと。指導も含めて、私大の方が手厚い。藝大は「藝大に受かった人と一緒に制作ができる」っていうのが最大のメリット。レベルの高い人ばかりなので切磋琢磨の次元が違う。逆に言えばそれだけ。
ついでに。「私大と比較して藝大なんて就職できない」はもう昔話。業界を問わずデザイン科の卒業生の活躍はあちこちで聞くよね。
昔より入りやすいし、選択肢としては現実的だと思う。制作環境は決して良くないが、自由でアットホーム。卒業生の母校愛が強いことからもいい学校だというのは実感できるよ。
菅官房長官が日本に反社会的勢力は(定義が定まっていないため)事実上居ないと発言したが、これでやっと反社会的勢力のレッテルから逃れられる
付き合いの長い女友達がいる。出会いは中学時代で、同じ塾に通っていた女子校の人だった。オタクで暗くて、でもオタクの友達とは楽しそうに笑っていた。部活が同じことに気付いてからは授業が終わった後に軽く話すことも増えた。
頭のいい子だったし、正直言って彼女と話すのは楽しかった。音楽の趣味がほぼ同じだったので、塾帰りに喫茶店で何時間も駄弁ることもあった(流石に親に怒られた)。ただ、自分のことを話しすぎるところと、モテたモテないの話ばっかりは微妙だった。ちなみにその塾は大学受験まで通っていたから、そのうち互いにCDを貸し借りしたり、何回もデートしたりした。
やがてお互い希望の大学に進み、彼女は新宿区の大学へ、僕は青葉区の大学へ進んだ。僕が研究室でド鬱になってるとき、何度も彼女に電話をかけた。彼氏ができたこと、セフレがいること、いろいろな話をしてくれた。あまり女性には縁のない生活だったので、ぼんやりと遠くなっちゃったなと思った。
彼女は文学部から院へ、僕は工学部から院に進んだ。こっちが男どもと酒を飲んだり雪合戦をしている間、彼女は男を取っ替え引っ替えして遊んでいたらしい。お互い研究が忙しく、共通の話題も少なくなった。年に一回電話するくらいの関係になった。
数年前、就職のタイミングで一緒に飯を食った。人生の半分以上を(距離感は絶えず変わったが)過ごした友人はかなり洗練されており、近寄りがたい雰囲気になっていた。最初は今付き合っている芸人の話や家に連れ込んだ後輩の話を延々と聞かされたが、次第に思い出話や音楽の話へと話題は移っていった。人間の核の部分は変わっていないようで嬉しかった。彼女は出身高校の国語教師になるようだった。先生になりたいと何度も聞かされた中学時代を思い出した。彼女とは翌朝まで話し続け、何事もなく解散した。酒とタバコのせいで頭が痛い。どんより曇った新宿駅で、きっともう会うことはないだろうねと話をした。彼女は頷いた。
先週末、彼女から連絡が入った。結婚したことも知らなかったが、どうやら離婚したらしい。日曜に2人で飯を食い、よくあるような話を延々と彼女は話し続けた。どうすればいいかわからなかったのでとにかく僕は聞き続けた。少し懐かしかった。ここからどう思考がジャンプしたかは自分でもわからないんだけど、一旦落ち着いたら彼女に交際を申し込もうと決心した。