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2017-03-10

化粧したことがない就活生に薄化粧を教える

就活を機にドンヨリいそいそとスッピンじゃあれだよなぁ等とググり出した過去の私へこのエントリを送る。

そもそも世の中の初心者向け就活メイクというのは丁寧すぎる。もちろん化粧というのはお絵かきのようなプラモの塗装のようなものから丁寧に工程を積んでゆけば仕上がりは違うし、就活においては就活ルールの許す限り仕上げられるところを仕上げたくなるものだ。

しかしこちとら化粧なんてもの七五三で唇を紅に染められて以来、中学高校もこっそり色気付き出したクラスメイトを傍目に素肌で生きてきている。描けば描くほど、この状態はあっているのかと不安になるのだ。

そこで、今回は最低限の薄化粧についてレクチャーする。(悲しいことに多分今から話すのは多くの女の子中高生で通っている部分かもしれない。)

ビフォーアフターの違いは「自分の顔だから鏡で違いがわかる」程度で、「きちんと化粧をしている」感は求めない。それは貴女にはまだ早すぎるし、そもそも職種によっては「化粧がちゃんとできているか」は論点ではない。インターン等で、人事ではなく自分採用される職種若い女性の化粧をチェックしてみよう。同じ社内でも人事のお姉さんは「そもそも化粧するひと」が採用されてる率が高い。また、例えば技術女性でも、年齢に比例してどんどん化粧がしっかりしてくる。

ここで求める化粧の効果は「すっぴんじゃないかマナーをわきまえられているぞ!」という内心の自信と、純粋な化粧の効果すなわち「見た目の印象を詐欺ることで同じ言動でも感じよく思わせる」こととする。いいか一部のサービス業接客業セクハラ親父のお膝元じゃなければそれで十分なんだ。

長くなりました。

本題に入ります

まず前提として(まだ塗る話にいけない)洗顔と保湿はこれまで通りでは足りなくなる。化粧と化粧落としは肌に悪いので意識しないと荒れてくるので、放置派の貴女も最低限化粧水は用意するように。心細いなら乳液も。化粧水は洗顔後と化粧前に顔にパシャパシャ付ける。

銘柄ドラッグストア定番商品っぽく売られてる安いやつでよい。最初は選び方がわからなくてもだんだん「クサい」とか「こんなの水道水とかわらないのでは」とか好みが見えてくる。徐々にPDCAを回して行け。個人的にここはあんまり安いと怖いか百均は避けておきたい。

次に、毛をなんとかしよう。ひげとほほげは剃ろう。足腕ふくめカミソリを使ったことないなら切り傷をこさえちまうから剃らない方が良い。とはいヒゲが濃い自覚があるならせめて「横滑り防止」とパッケージに書かれているものを慎重に。切れ味カミソリ級のものを顔に当てるので不慣れだと血が滲みまくる。

フェリエという電動カミソリが絶対切り傷ができないのでとてもおすすめだけど4000円弱するので無理にとは言わない。

眉毛は剃るより抜く方がゆっくり処理できるし怪我もないから抜こう。幸い今は太眉がはやっているので俺物語でもマイナスは小さい。まずは眉間と瞼だけでよいので「そこは眉じゃないでしょ」というところに生えているやつらを抜き尽くそう。濃い人は特にそれだけでは心もとないかもしれないが、眉毛本体を変形させるような行為には慎重に。しばらくテレビ雑誌美人眉毛をまじまじと見る期間を持って勉強していこう。

さてやっと塗って描く話にしよう。ここで化粧童貞が誤解しているのは「化粧は基本的に色が薄くて透明度が高い」という点である例外アイライナーと一部のコンシーラー口紅(ルージュグロスではない)くらいなもので、基本的に画用紙にクレヨンで描いたようには塗られない。うすーく塗って、すこーし変えるものだ。

世の中によくいるガッツリ塗られている人は、カバー力が高い色んなものを何層にも厚めに塗っているもので、普通にささっとやると、ああはならない。

化粧下地ファンデーションを使いたいなら必要になる。化粧のノリが違う。

化粧のノリといわれてもよくわからいかもしれないが、化粧以外に例えるなら素材による汚れやすさとか汚れの落ちやすさが似ている。電柱にぶつかってウワッというくらい汚れる上にちょっとはたいたくらいじゃ変わらないのがノリが良い状態である下地第一役割ファンデをノセることなので、化粧水と同じで、割となんでもいい。逆に下地にも使える日焼け止めもよいだろう。下地ミスると肌が荒れたり乾いたり、ときにはかぶれたりするので、訝しんだら早めに使用中止&買い替えを。これは他も同じだけれど下地BBクリームファンデ商品点数豊富な上に、体質に合わない時は明確に合わない。自分の好みや肌質が掴めてくるまではプチプラ試行錯誤を。

BBクリーム、あるいは「下地がいらない」と書いてあるファンデなら下地不要だ。

次に、ファンデとどっちが先でもいいけど、コンプレックスがあるなら(目のくま、鼻の赤み、部分的なくすみやニキビ跡など)コンシーラーを塗って隠す。これは質感は二の次でとにかく塗り潰すというものなので多様すると変になるのでピンポイントに。合う商品はかなりケースバイケースなので(塗り面積、地肌の色、症状など)、値段が3ケタのものから買っては試すしかない。具体的なブランドでいうと、キャンメイクセザンヌケイトちふれメイベリンあたりが定番か。百均最近ふつうに使い物になるらしい。

次にファンデあるいはBBクリーム。これは、顔の色味を整え、かつ質感を盛るためのものだ。顔がテカりやすい人ならパウダーファンデ、それ以外ならBBクリームでいいだろう。1000円台が安くてそこそことしては相場。ここで欲張って色白になろうとすると事故るので、なるべく地肌に近い色をできればドラッグストアで顔に、抵抗あるなら手や腕に塗って試す。いざ顔に薄く塗り伸ばすと何も変化が無いような印象があるが、もう一度言う、そういうものだ。肌荒れが気になったり塗る行為に抵抗があったらCCクリームを買おう。CCBBから塗り潰す力を犠牲にして代わりに色々いいことがあるようなやつである

BBクリームリキッドファンデの上からフィニッシュパウダーあるいはフェイスパウダーを塗るのが定石だけどまぁ、無くてもまぁ。

文を打つのに疲れてきました。

チークは顔色が良くなるので必須ほとんどの人がピンクが似合うタイプの人いわゆる「ブルベ」か、オレンジが似合う「イエベ」のどっちかだけど、売れ筋人気はコレと書かれたのを選べは大抵ピンクオレンジ中間の色なのでそれを買おう。プチプラ相場は3ケタ円。本当に塗ったのかどうかよくわからいくらいにほっぺのらへんに載せればオッケー。

眉を描くなら、自眉が薄いなら、「輪郭ボケてていいから、眉が有る」という状態まで持っていけば良い。描くと眉が有るようになるので自分でびっくりするので、まずはそれに自分で見慣れてから形状は徐々にトライアンドエラー修正する。

アイライナーは今の流行からしても別にいらない。アイシャドウはいらん! 不慣れだとラメパールにびびる。(化粧することに慣れてから、目元は塗りがいがあるので手を出してみよう。まずは焦茶色の単色や、パッケージがまぶたの形になっている「見たまま塗るだけ」商品から。)

ビューラーは失敗も少ないししたほうが良いけど、まつ毛が抜けたりまぶたを挟みやすかったり苦手なら無理しなくていい、とはいえ、まつ毛長いね〜とよく言われる人は変化が大きいか練習したいところ。つけま? いらん。カラコンもいらん。

くちびるは荒れてるならまずはリップクリームで治そう。色が薄い、あるいは悪いならプチプラ商品を試す。安いのはどれも一長一短。特にコンプレックスは無いなら放置でよい。

あと何かあるかな

ああ、クレンジングは(同じ価格帯なら)化粧が落ちやすものほど肌に悪いので、肌の調子自分マメさ丁寧さを見ながら…。

家にもうすぐやっと着くので終わりにします。

けものフレンズ最終話(R15+)。

http://anond.hatelabo.jp/20170309234455

廃墟となった港には何もなく、ジャパリパークを一周回ってサバンナに戻った二人。

かばんちゃんは途方に暮れていた。

サーバルちゃん「港には何もなかったねー」

かばんちゃん「これからどうしよう・・・




サーバルちゃん

「もしよかったら、これから一緒にサバンナで暮らさない?

あたし、かばんちゃんと一緒に旅してきたのがすっごーーく楽しくて

これから楽しいがずーっと続くと良いなって」

かばんちゃん

「ボクもサーバルちゃんが一緒にいるとすごく安心できたし、

この旅も一人ではとても続けられなかったと思う。

ボク達良いパートナーだね」




サーバルちゃん

「じゃあ、親睦のあかしに」(チュッ

サーバルちゃんは赤面しつつ、かばんちゃんの柔らかなくちびるキスをした。



かばんちゃん

「ボクからも…」

サーバルちゃんを抱きしめ、サーバルちゃんの一番敏感な部分を撫でた。

サーバルちゃん

「ひゅぇ?!」




初めての感覚に思わず声をあげるサーバルちゃんだが、

かばんちゃんはそれにかまわず、優しく震えるように刺激を続けた。

サーバルちゃん

「な、なにこれぇぇ? すごくきもちいーーー

かばんちゃんすごーーい」

かばんちゃん

図書館の本で読んだの。

フレンズが親睦を深め合うにはこれが一番なんだって!」

サバンナの熱い夜はまだ始まったばかりである。(完

2017-02-02

朝起きると、くちびるカッサカサ。

2016-09-12

とにかくね

本当にとにかくね

やさしくて

とうめいで

ちょっとだけ赤いね

くちびるのね

幼女にね

なりたいの

とにかくなりたいの

真っ白なお肌で

かわいいねって褒められて

はにかみながら読書していたい

ジェーンオースティンがいい

2016-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20160908133215

ぷるぷるのくちびるをぺろぺろする

めをつぶっていやそうに眉根を寄せ、必死に顔をそむけようとしている

でもそんなことはゆるさな

嫌がられたらもっとprprしたくなる

はあはああずにゃんprpr

2016-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20160907221310

続き

でも、顔の印象は春信からかなり変わったのがわかるかな?

で、次に一世を風靡したのが、最初に挙げた歌麿

喜多川歌麿

ジャニー喜多川喜多川と覚えてほしい。

もともとは、お化けの絵で人気の絵師弟子

出世作は、現代風にいうなら、昆虫図鑑鳥類図鑑、貝図鑑的な写生もので(狂歌(和歌パロディ)が入ってたんだけど)、その精巧スケッチ博物学的にも価値がある。

お化けの絵の師匠から写生でヒット、で美人画大家になる、というのは浮世絵世界ならではな感じで、普通伝統的な日本画だったら、一派の画風を継ぐのが弟子の役目で、勝手に画風を変えるなんて許されないものだが、そこは画家ではなくイラストレーターたる浮世絵師バーリトゥードで売れそうな絵にどんどん転身していく。

そんな、歌麿美人画がこちら。

https://ja.ukiyo-e.org/image/mfa/sc156956

だいぶパッチリ系になってきたのはわかるだろうか。

指の感じもふくよかで、儚げな印象はもはやない。

AVジャンルだと、清楚系だ。

みんな同じ顔なのに、表情がある。

なぜ同じ顔なのに表情が違って見えるのは、自分には今でもなぜだかわからない。

キャプテン翼みたいな感じだ。

みんな同じ顔だし、喜怒哀楽も同じ顔、それなのに、キャラ区別も表情の区別も出来る。

ところで、江戸末期の美人の条件というものがいくつかある。

まず、富士びたい。

江戸男性陣は生え際フェチで(今でも日本画は生え際にこだわりがあるらしい。個人的にはどうでもいいんだが)

ひたいは狭めで、台形がいいとされていた。

富士びたいをベジータひたいと勘違いしている人が多いが、正しくは、逆台形(ソリコミのヤンキー)の逆であるきれいな台形の額ということである

あと、歯並びも重要だったらしい。

現代において、正しい噛み合わせとされているのは、上の前歯が下の前歯よりもわずかに手前にかぶさるのが理想らしいが、江戸時代美人は、上と下の歯がピッタリか、若干下の前歯が手前にくるのを美人とされていたらしい。

わざと、下くちびるを手前に出した美人画が多い。

そういえば、欧米人には八重歯の可愛さだとかアヒル口の可愛さが理解できないという話を聞いたことがある。

変な歯並びや口のかたちに萌えたりするのは江戸時代から伝統なのか。

次に、若干マイナーなところで、鳥高斎栄昌をあげる。

歌麿と同様にドアップが多いのと、あと自分が単純に好きだから

釣り目で、屈託なく笑う感じが、女子高生的でそそる。

https://data.ukiyo-e.org/met/images/DP142137.jpg

栄昌は鳥文斎栄之という絵師弟子で、鳥文斎栄之はすごく品がある慎ましやかな女性を描いたのだけど(栄之に比べたら、歌麿が清楚系といってもせいぜい素人JD、栄之のそれはお嬢様)、これまた師の画風とは一転。

女子高生的な快活さで大変自分のツボ。

(これを執筆しながらわかってきたのだけど、自分素人ものAVが好きらしい)

このころ、だいぶパッチリ目になってきた。

わずかに時代が進み、菊川英山

https://data.ukiyo-e.org/mfa/images/sc221599.jpg

アニメ絵っぽくなってきたのがわかるだろうか?

頭が大きく、記号的な目や鼻。形式化された顔の輪郭

お次また少しだけ時代進んで渓斎英泉

一般的解説には「えぐみのある女性」らしい。

自分に言わせれば、ブス専である

キーワードは「デカい頭」、「猫背」、「生活臭」、「睫毛すごい」

上睫毛もした睫毛もボーボー、小さい目を少しでも大きく見せようと、ゴキブリの脚みたいに太い付睫毛をつけまくったJKみたい。

それからデフォルメが効きすぎてブス、生活臭ハンパない

エロ巨匠でもある。

なぜかそそる。ブスのくせに。やっぱり生活臭エロなのかな?

今わかった、俺は素人ものが好きだ。

浮世絵萌え絵が同じ進化をたどっているなら、萌え絵の行きつく先はブス専のように思えてならない。

つづいて、また時代が進み、月岡芳年に行ってみよう。

http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/wp-content/uploads/exhibition/2014_yositosi_kunitika/01.jpg

http://morimiya.net/online/ukiyoe-syousai/ukiyoe-images/yoshitoshi/itasau.jpg

それぞれ画題は

「けむそう」「いたそう」

ちょっと前に困り顔メイクブームになったが、時代は繰り返すのかな。

それ以降については、浮世絵日本画家(芸術として認知された人々)の系譜イラストレーター(挿絵画家広告画家)の系譜に分かれていくのだが、後者についていく。

俺が好きなのは油絵日本画じゃなくて、版画なので。江戸明治大正昭和も、芸術より商業印刷が好きだ。

有名どころで、竹久夢二

もう面倒くさくなったので画像検索をそのままリンク貼る。

https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AB%B9%E4%B9%85%E5%A4%A2%E4%BA%8C&biw=1280&bih=607&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjdl9iQof3OAhWBi5QKHZrIAjYQ_AUICCgB#imgrc=i6BOAyNRkNF3IM%3A

このころになると二重瞼が多くなってくる。

竹久夢二というと、女性社会進出象徴的な絵を描いているわけで、

ここでエロ談義ばかりですっかり忘れてたけど、女性社会進出=快活=二重瞼説に戻す。

しかし、江戸時代でも役者絵(男性の絵)は、ものによってはけっこう写実的なところがあり、最小の線ながらも、顎の丸みやエラの張りかた、小鼻や頬の膨らみかたがわかったりするのだが

(もちろん、それがいいというわけではない。完全にデフォルメしてる絵や、本人無視理想象で描いてる絵もある。歌舞伎堂艶鏡あたりはかなり写実的東洲斎写楽なんかはデフォルメしてるものの、ちゃんと顔の膨らみは想像できる。)

女性の顔となると、江戸から明治大正にかけて、ずっとずっと平面の中にしか存在できない顔だなと思う。

平面的というか、漫画的というか、記号的というか。

顎の膨らみがどうなっているのかわからないし、チークは入っているのに、頬骨のでっぱり具合がさっぱりわからない。

フィギア化がすごく難しそう。

なんで女性の顔はいつの時代量産型なのか。

さて、夢二の次中原淳一

https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%AD%E5%8E%9F%E6%B7%B3%E4%B8%80&biw=1280&bih=607&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwib3oWEpv3OAhUFipQKHYlLBjUQ_AUICCgB

奇形デカ目、キラキラ目の元祖かなと思う。

ほぼ同時期にこの手の絵の祖と思われる人があと数人いたんだが、名前を思い出せない。

近くを見ているような、遠くを見ているような、瞳の焦点が微妙にあってないのは、浮世絵役者絵(男性のね)に近い気がする。

とまあ、瞼が二重か一重かはとにかくとして、眼でモテる方法を教える。

黒目、とくに瞳孔部分が大きいほど、モテるらしい。

三白眼悪人顔とはよくいったもので、黒目が大きいとモテる

黒目が大きいほど、柔和で優しそうにも、セクシーにも見える。

漫画なんかでは、催眠術にかかったような描写ときに、光彩と瞳孔を区別しないで描かれたりする。

古くは、アトロピンという薬剤を点眼することで、瞳孔を広げて美人に見せる術があったとかなかったとか。

薬剤なんか使わなくても瞳孔を広げる方法がある。

簡単に言えば、暗がりである。暗がりで美人に見えるのは、そのせいらしい。

逆にいえば、カラーコンタクトは最悪だね。

せっかく瞳孔が広がっても、レンズの模様のせいでそれが見えない。

あと最初の頃に戻るけど、一重なら、セクシー系を目指したほうがいいと思うな。

一重が許されるのはセクシー系、クール系。

日本人は、すごく面食いなようで、内面重視というか、外見によく合致した内面を求めるというか。

まあ、そんなこんな。

2016-05-09

[]

くちびるに歌をを読んだ。方言が可愛らしい。あたたか物語だった。

主役となる中学生たちがみんな純な感じがして心地が良かった。何かしら特殊な使命を帯びていたり、陰湿いじめにあっていたり、部活エースとして活躍していたりするわけじゃないのが優しい空気感を醸し出していた。一人二人癖の強い人物が配置されていたけれど、彼らも自分達の存在感を声高に主張していないのが上手いと思った。

みんな純だって言っても、それぞれがそれぞれに家庭なり人間関係に複雑な影を持っている。一応主人公になるナズナサトルの家庭には、深く覗き込むと胸を締め付けられそうになる気配が漂っていて、そっち方面に転がそうと思えばどれだけでも転がせていけそうな奥行きを持たせていた。

でも、それらが気配として作中に潜んでいるのみで、一つ大きな筋として合唱に向き合う等身大中学生たちが描かれていたのが良かった。加えて、作中にも書いてあった『手紙~背景 十五の君へ~』の歌詞が一つ一つスルメみたいな味わいを出してたと思う。

また個人的に一番注目したいのが自称ニート臨時音楽教師柏木先生だった。この人の心理描写は作中じゃほとんどされないんだけど、たぶん読者の心情に寄り添うような形で変遷したんじゃないかな。

何があってWii操作ばかり上達するに至っのかは書かれていないのだけれど、エピローグ彼女はもう一度東京へと旅立っていく。慌ただしくてめまぐるしく変化していく都会へ、十年も景色や人が変わらない田舎から立ち向かっていく。彼女は再び戦地へ向かうわけなんだよね。

日々の生活はいろんなことが大変で、様々なことでめげそうになることが多いと思う。それでも再起する柏木先生の姿が表しているのは、作者から読者へのエールなんだと思う。頑張れって、頑張ろうって、背中をそっと押してくれているような気がする。

ところどころに先へ先へと読み進めたくなる謎も散りばめられていたのでするする読めたのも良かった。折角自由曲を自作したんだから、その内容が読みたかったのだけ残念だった。

手紙』の歌詞が、重層的にリフレインしてくる小説だった、中高生はもちろんのこと、大人にも読んでもらいたい、元気になれる一冊だと思う。




五島列島恩田陸か誰かの作品で、隠れキリシタン洞窟凄惨過去を秘めていたような気がする。なんだったかなあ。

2016-02-06

いまこのコーヒー

いまこのコーヒー世界の中心

カップはきみの手の中にあって

きみの手はぼくの手の中にある

それでも淋しかったら

おしゃべりでおぎないあおう


いまこのコーヒー世界の中心

立ち上る香りは懐かしいうたのひと

その一音一音をなぞる指は、

いまたがいの輪郭を消していく


くちびるは、いま

たがいに沈黙をもとめる

2015-11-13

常にガムを噛み続けていない人はたいてい口がくさい

唾液の分泌が促されず口内が乾いているため、唾液が乾くとくさいのと同じで口内が乾いていて臭い

それはもう、たとえどんな美女であろうがガムを噛んでいない人は口がくさい。美女とベロちゅうした後は口の周りで唾液が乾いて臭いからも分かるだろう。

というよりも、それがたとえどんなに美少女であろうと、唾液が乾いたときの臭さからは逃れられない。

人間構造上、どうしても唾液がくちびるに付着してしまい、それが乾くことによって匂いを発するため、全人類平等に満遍なく、くさい。

ベロちゅう実施直前、口唇接触の2フレーム前、こちらの鼻孔とあちらの口唇がもっとも接近する瞬間に、くさい。2フレーム間、くさい。

それがたとえ4000年に一度の超絶美少女であろうとも、マジでちゅうする2フレまえの臭さからは逃れられない。

少々話が逸れたが、つまりただでさえ乾いた唾液の臭さを常に抱えてぼくらは生きているというのに、ガムを噛まずに口の中まで乾かしてるキミは輪をかけて、くさい。

ガムは噛まないけど自分は臭くないと思ってるきみ、それは違うぞくさい。

しろ、乾いても臭くない唾液を分泌できる人がいたら、今すぐ然るべき国際機関によって研究されるべき貴重な個体だと思う。

その臭さの発生を根本から止めることができれば解決することの数はあまりにも多いからだ。

それくらい、ガムを噛み続けていない人の口はまんべんなく臭く、それによって起こるコミュニケーション不全による影響は計り知れないのである

考えてみて欲しい。ネット閲覧時やデータ通信時におけるパケットまり回線切断には単に個人がイラつく以上に、現代社会においては重篤な問題に発展する可能性があるし、その事態の重さは大抵の人には理解できることだろう。

しかしながら、「口がくさいことが原因で起こる、人間間のパケットまり」に関してはどうも軽んじられている傾向がある。

例えばそれは、時として社内における業務のパフォーマンス無視できないほど影響しているが、大抵の無能会社経営者や上席、リーダーなどはまったく気づいていない。

口が臭いやつと誰が話したがるのか。

その心理的抵抗が、一つひとつは小さくとも総体として与えるコミュニケーション不全による影響は実は甚大なものである

「アイツは口がくさい」という理由で、成されなくてはならなかった報連相が成されなかった、もしくはタイミングがワンテンポ遅れた事によって全体に与えたネガティブな影響などは、もしそれを可視化する事ができたとしたら驚くほどの影響をもたらしていると私は予想する。

そういうわけで、オフィス作業場など、人と人とが連携して行う業務がある場所必要なのは、給茶器などではなくボトルのガムなのであるボトルガム(私のオススメはクロレッツの緑。最もガム質の耐久性が強いという研究結果が私の中で出ている)をオフィスに常備し、消耗品として常に経費で支給すべきなのだ

全員がガムを噛みながら仕事をするべきなのだ

そうすることで、「くちがくさい」という理由で起こるコミュニケーション不全が解消され、全体のパフォーマンスは驚くほど改善する。

さらに、ガムを噛むことで起こる “集中力の増加” は驚くほどの威力があり、長年続けている私に言わせればそれは“脳のドーピング” と言っても過言ではないほどの効果がある。私はその効果大学受験の際に気付き、勉学は常にガムを噛みながら行い、ガムがないと勉強ができないレベルに達した。ガムが無いと明らかにパフォーマンスの低下が起こるため、大学入試当日もこっそりとバレないようにテスト中にガムをキメながら問題を解きみごと滑り止めの大学のみ合格した。

ガムを噛み続けることの恩恵は計り知れないので、全員ガムを噛みながら仕事をすべきだし、会社はガムを絶やさな環境づくりに励むべきである

こんなの書いてるうちに昼休みが終わって悲しい。mn3

2015-06-27

わたしはくちびるにべにをぬつて

あたらしい白樺の幹に接吻した。

よしんば私が美男であらうとも

わたしの胸にはごむまりのやうな乳房がない

わたしの皮膚からはきめのこまかい粉おしろいの匂ひがしない

わたしはしなびきつた薄命男だ

ああなんといふいぢらしい男だ

けふのかぐはしい初夏の野原で

きらきらする木立の中で

手には空色の手ぶくろをすつぽりとはめてみた

腰にはこるせつとのやうなものをはめてみた

襟には襟おしろいのやうなものをぬりつけた

かうしてひつそりとしなをつくりながら

わたしは娘たちのするやうに

こころもちくびをかしげて

あたらしい白樺の幹に接吻した。

くちびるにばらいろのべにをぬつて

まつしろの高い樹木にすがりついた。

2015-06-26

(cache) ブコメから救いを見出そうとしたけど、アホだから稼ぐのに一生懸命になるだけです でも苦しいです

帰り道にたくさんみた女子中学生玉石混淆だった。

どう見ても可愛くならない女子中学生が将来、可愛くなることはまあない。

整形をしてもマシになる程度の女がおおい。可愛くない女は何を救いにして生きていくのか。

ついでに僕は若人のときからキモいので、キモいおじさんになるの確定である未来が輝いてるぜ。

昔、おばさん一人が経営している個別塾に通っていた。個別塾と大手予備校に通った結果は大変輝かしい結果となった。

輝きすぎて、爆発しそうだ。

個別塾には元水道橋JKで今は超一流大学女子大生をやっている容姿の悪い女がいた。体型もボッキしないどうしようもない感じで、目は小さく鼻もくちびるも形は悪く、イラストの蛸のような顔だった。肌はどす黒く、肌は強い天然パーマがかかっていた。

顔を大きくして肌を汚くしてペニス病気を持たせて知性を抜けば、僕みたいなものが出来上がる。

普段教えてくれる人が休んで代わりにその女に教えてもらったことがあった。英単語リベラルという言葉があったので、リベラル保守についてその女はテキトーに説明した。

保守自民党の人の「女性は家庭を〜」みたいなやつでと言った気がする。

経済学では特に威厳ある一流大学学生である。こんなテキトー見方をしているわけがない。だが、そういう風に説明したからにはやっぱり何かあるのだろう。僕は女性であるというメリット享受できない悪い容姿からあんな風なことを言ったと思った。容姿がいい女は愛玩動物のような扱いを受けれる機会が多いだろう。にゃーんにゃんにゃんって。そういう女は現状を肯定することが多いはずだ。楽だし、幸せなことが多いからしかし、超一流大学容姿の悪いJD愛玩動物になれない。だけど、超一流大学に入るからには優秀だ。女という性が邪魔で、社会活躍したいのだろう。世の中がそうなっていないのに苛立ちを感じるのだろう。努力をして超一流大学に入ったわけだし、いつも経済学英語論文を読んでいるのを見ると凄いなと思うが、やはりブスだなと自分のどうしようもない不細工な僕の評価はいってしまうからまぁ僕はどうしようもない。

一方で愛玩動物なのにいろいろと幸せ女子医大生も見た。肌が滅茶苦茶な僕を毛嫌いしている様子な気がしたけど、気にしない気にしない。

四ツ谷JKで将来の旦那探ししないっとなぁとかほざきやがる輩だった。色々とけなしてやりたいが、彼女にあって僕にないものというのが醜さと持病なので泣くだけだ。愛玩動物としての喜びを享受しようとする者に、旦那探しの場と将来の保険税金が大量に注ぎ込まれていると感じた。僕も愛玩動物になりたい。

今日プルーンプルーンな胸をもった容姿の女を歯ぎしりながら見ていた。正直限界だと感じて、クレジットカードでロープを買い出したのには本当にどうしようもねーなと感じた。こんな文章書き続けてもどうもならないけど、楽しい女の話とか書くと頭がくらっくらっしてロープしそうになるから、書きたくないし、書けない。ブコメを得て、そこから救いを見出そうとしたけどアホだからただ稼ぐのに一生懸命になると言いたくないけど、嘘かかない程度になってしまうようだ。学校シナリオ課題とかやった先にどうしようもない状態の四回生がいるのを見ると死にたくなる。

容姿がいい女が就職で有利なのはやっぱりである。あぁ、あぁ、あぁ。

どうにもならない。就職とかよりも、大学が楽しくなさすぎるのと、あぁ、慶応に行ったはるちゃんや、かなちゃんが愛玩動物としての喜びと、高い社会的地位を両方獲得するのだからまぁどうしようもない。あぁ、◯◯◯大学◯像学部万歳である。金蔓な僕万歳である。4年間で八百万専門学校と大して変わんない感じなの素敵だ。

父親が稼いだ金数万でセックスはしてくれるだろうが、欲情はしてくれないだろう。一目惚れなんて言葉があるけど、それって要は性的欲情だ。僕に一目惚れはなんてしてくれないだろう。顔じゃねえとか説教する人はどこでもいるけど、なんだかんだで美人がみなさんお好きである疲れたから大学にいるブス巨乳を思い出してオナニーして寝ます

http://megalodon.jp/2015-0613-0413-55/anond.hatelabo.jp/20150613024315

2015-03-14

発達障害見世物小屋

今日観た二本の映画、「くちびるに歌を」では自閉症の兄をきっかけとしてラストの感動シーンを作り、「イミテーションゲーム」ではアスペルガー天才主人公に。

自分の息子が発達障害から映画とかで感動させる調味料として使われてると素直に見れなくなる。例え実話だとしても。

昔は身体的な奇人変人見世物で楽しんでたのが不謹慎から内面奇人変人を観て楽しんでるってことなのかな。

2015-02-09

ベイビーレイズJAPANくちびるアイコンはなんか気持ち悪いので、この

ベイビーレイズJAPANくちびるアイコンはなんか気持ち悪いので、このままトラちゃんにしておこう。

2014-12-15

[]

マスクの下

くちびるに感じる、うすい

むけてる

皮、むけてる

みんなは知らない

わたしのくちびるの皮が

いま、むけてることを

2014-11-03

 全身がどろどろと悪臭をはなつタールのよう。からだのなかにじっさいにあるものならばよかった。あれば嘔いてすませることもできる。悪意は血でも肉でもないぶんしまつしようがない。

 かれとはにたりよったりの世すぎに身をおいており、世間評価でいえばはるかにこちらに分がある。おもに数字にはねかえるようなはなしだ。いつのまにかきしむほど噛みしめていたおく歯をため息でほどくと、アルミ箔でも噛むようにうずいた。

 枕もとのうすっぺらい箱がちかちかとしらせをよこす。おめでとうあなたにいくついくつ星がつきました。そんなものになんの意味があるなどとはいわない。けれどもそのなかにあの人はいない。

 あの男にむかってかの女はいった。あなたのうたは奇蹟のよう。そのことばをそのおとにのせて鳴らすためにあなたは在るのだとおもう。──こぶしで壁をなぐりそうになった。なんでおまえなんかが。めだまのうろのおくではっきりときこえた。なんでおまえなんかが、そんなことばを湯水のようにあびる

 世界がこんなふうにみえている、と、おのれの視界をつかんで引きずりだしてみた。そのできがどうだの、才能がどうだの、そんなことはどうでもよかった。みなが目をみてほほえみかけてきた。あの人だけが、ひり出したものをみていった。ふうん。あなた世界はこんなふうなの、きれいね、わたしの好みではないけど。

 そのおなじくちびるでかの女は男にいった。あなた世界はこんなふうにみえるの、きれいではないけど、とてもすてき。みせてくれてありがとう。うまれてきてくれてありがとう

 悪意は血でも肉でもないぶんしまつしようがない。のどもとを嫉妬がせりあがってきて嘔きそうになるけれども、どんなにそうねがってもじっさいにでてくるのはせいぜいがところただの胃液だ。

2014-10-01

10年前の上堂薗恭子というグラビアアイドル

今日9月30日だった(と思ったら日付変わっちまった。とほほ)わけだが、ふと昔大好きだった上堂薗恭子というグラドル誕生日だということを思い出した。

当時中学生だった俺にとっての青春というか、同年代とは思えなかったほどの巨乳笑顔がとても印象に残ってる。いや印象強すぎて昔大好きっていうか今も一番好きなグラドルなのだがw

グラドルとしてのデビュー(芸能人としてはその前からNHK番組に出てた)から今年でちょうど10年ぐらいか。

その後もしばらくは雑誌に載ったりDVDを6枚?7枚?ぐらい出す程度には人気のあるグラドルだった。



のだが、もう7、8年前にぱったりと音沙汰がなくなってしまった。

特に引退宣言とかしたわけでも、非グラビア芸能人になったわけでもない。事務所が変わってから特に大きな活動もなくフェードアウトしたようなのだ

いまググったら2010年NHKドラマに出ていたのがラストか。音沙汰なくなってから少し時間が空いているが、別に復活とかではなかった模様。



繰り返しになるが、彼女DVDを何枚か出せる程度の人気は確かにあった(一発屋ではない)。

そりゃ大ブレイクしたわけじゃなかったが、一定のファンはいたと思うし、くちびるおっぱいが本当に魅力的な女の子だったのだ。

そんなグラドルでもあっさりいつのまにか消えてしまうというあたりが何とも諸行無常というか、業界厳しいなーと思わざるを得ない。

一般人になったのだろうか、どうか息災でいて欲しいものだ。



ゆるぼというか余談なのだが、こういうグラドルフェードアウト自然消滅理由とかってどんなのがあるんですかね。

いやまぁ消える理由なんかいくらでもあるから愚問なんだけどな…。

2014-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20140623013716

当方、女。アラサー。既婚。処女で嫁入り。伝聞含む。

・顔射でうれしいのは男だけ

はい。鼻に入ったり目に入ったりする場合があるので、本当にやめてほしい。

・女は演技をしている場合がある

人によるし、相手にもよります

中出しをしても女はそれを体内で感じることはできない

その時による。半月ぶりにすると「ああ、出てるわー」と感じる時もある。

パンツを脱がすとおりものシートがある場合がある

人による。おりものが少ない人は、そもそもシートを付けない。

キスをするときはどっちかかたっぽが顔を斜めにする。そうしないと鼻がぶつかる。

人による。我が家は、斜めにしません。旦那が彫りが深く、鼻が高い。私は平たい顔族

・お尻の穴は、入れずともいじろうとするだけで大抵の女はすごく嫌がる。マジで嫌がる。

はい。ただ、前の恋人に開発されている場合は、この限りではありません。

ブラジャーを片手で外す練習は本番では役に立たない

時と場合にもよります行為前にシャワーを浴びる(推奨)場合、片手で外す必要はなくなります

行為前にやむを得ずシャワーが浴びれなかったり、浴びないプレイをする場合は片手で外せた方が何かと都合がいいです。

・とりあえずキスから入る

はい。正し、くちびるに、とは限りません。

大陰唇はこんにゃくの感触

初耳!

陰毛の手入れをしていない女は萎え

アジア人は手入れをしない人が多いと聞きますが?

基本的に乳輪と乳首が大きいため、初見でぎょっとすること多し

それも個性です。愛してあげて下さい。

貧乳で乳輪と乳首がでかい萎え

それも個性です。愛してあげて下さい。

・女は重い

というか、人間は重いです。

精子を飲ませるのは男の自己満しかない

はい。飲ませたがる人は、まず自分で飲んでから言ってほしいものです。

まれに、飲みたいという女性もいます

2014-06-19

なごり寿司

鯛を食う君の横で僕は 値段を気にしてる

季節はずれの鯵を食ってる


東京で食う寿司はこれが最後ねと さみしそうに君はつぶやく


アオリイカでいか納豆できる?」

ふざけすぎた注文の後で


ウニが来て君は笑顔になった

コハダよりずっと笑顔になった




差し出された鰯と蛸に箸をつけず 君は何か言おうとしている

きみのくちびるがぼたん海老と動くことが こわくて下を向いてた


時がゆけば幼い君も大人になると気づかないまま


トロが来て君は笑顔になった

鰯よりずっと笑顔になった




君が去った寿司屋に残り カッパ巻とガリを見ていた


会計が来て僕は 真顔になった


鰻よりずっと値段が張った

中華よりずっと値段が張った

家賃よりずっと値段が張った・・・





ツイッターよりかしわめしたろうさん(@osushirice)のネタアレンジ

追記:すでに嘉門達夫がやっていたネタだった・・・orz

2014-05-17

うぉぉおー うええー

さっき昼寝したら、立川志の輔キスする夢みちまったよおおおぉお

おえーーー

志の輔くちびるぷにぷにだった

2014-05-02

同級生と一線を超えなかった

彼女中学高校同級生だった。

中学1年生のとき一目惚れをして、僕から声をかけ、中高の6年間で付き合ったり別れたりを何度か繰り返した。付き合った、といってもごっこ遊びのようなもので、平日はメール電話でやりとりして、休日にたまに映画を見に行く程度の付き合い。手も握ったことなければ、もちろんキスなんてしたこともない。

彼女とは大学が別々になり、それがきっかけで疎遠になっていた。

それから4年が過ぎ、大学卒業式の日、ふと彼女のことを思い出した僕は、思いつきで彼女メールアドレス宛にメールを送ってみた。4年間でメアドも変わっているだろうと自分言い訳しながら。

「元気にしてる? 今日卒業式だったよ。来月から東京社会人だ」

どうせ返事はこないさ、という僕の予想に反して、彼女からすぐに返事がきた。

「元気にしてるよー」

彼女は、僕の大学東京のちょうど間の県に住んでいた。

思わぬ返事に舞い上がった僕は、何度かのやりとりのあと、東京にいく途中で彼女の家に行っても良いかと聞いてみた。彼女からは「いいよ」という返事が返ってきた。

ひとり暮らしをしている女の子の家に泊めてもらう。何かあるわけじゃない、ともだちとして泊まりに行くだけだ、と自分に言い聞かせながらも、僕の中では彼女と何かあるんじゃないかという期待が膨らんでいた。

そして、約束の日の夕方、待ち合わせの駅の改札を出ると、彼女がいた。久しぶりに見る彼女の姿に、高校卒業した頃の姿が重なる。小さな身体にしっかり結んだポニーテールがよく似合っていた。

ふたりで家の近くの居酒屋に入り、近況を語り合った。ひとり暮らしのこと、学校のこと、恋人のこと。彼氏がいるということだったが、最近はうまくいっていないということを聞いて、期待がまた少し膨らんだ。お酒が進み、酔っ払うにつれて、高校のころや中学のころの話になり、あの頃がなつかしいね、一緒に映画を見に行ったよね、と時間が巻き戻っていくのを感じた。

2時間ほど飲んだあと、居酒屋を出て、彼女の部屋へと向かった。

ワンルームの部屋にはこたつが置いてあった。寒いねと言いながら、こたつに入ってテレビをつけた。テレビではバラエティ番組放送していた。テレビでは芸人たちがおもしろいことを言って笑いをとっていたが、舞い上がっていた僕の目にはまったくはいってこなかった。

「汗かいちゃったね。お風呂どうする?」と言われ、彼女と交代でシャワーを浴びることにした。僕がシャワーから出ると、先にシャワーを浴びた彼女こたつから上半身を出して眠っていた。何かあるかもと期待していた僕の気持ちは急にしぼんでしまった。このまま朝になって、なにごともなく帰るのかな、と。

僕もこたつに入り横になった。目をつぶって寝ようとするが、昂ぶっているのかなかなか眠ることができなかった。こたつに入って15分くらい経ったころ、

「眠れないの?」

と、眠っていると思っていた彼女が口を開いた。

「うん」

正直に答える。

「...」

「...」

沈黙が部屋の中に充満していく。

「そっちにいってもいい?」

思い切って聞いてみた。

「...いいよ...」

彼女が答える。

彼女が寝ているこたつの辺に身体を入れて、彼女にくっつくように抱きしめた。小柄な彼女の髪の毛が僕の鼻をくすぐる。女性シャンプーの魅惑的な香りが僕の脳を麻痺させていく。頭を少しずつずらして、彼女の顔へと近づけた。

中学とき高校とき、求め続けて得ることができなかった彼女くちびるがそこにあった。

思い切ってくちびるを合わせた。彼女はびくっと身体を震わせた。お互いの身体から緊張が伝わる。緊張をやぶったのは、彼女の方だった。くちびるから舌を出し、絡ませてきた。僕もそれに応えた。お互いの口から吐息漏れる。ねっとりとしたキスをしながら、手で彼女の身体をまさぐった。ふとももから撫でるようにおしりをさわろうとしたとき彼女の手が僕の手を制した。

小さい声で「...ダメ...」と言う。

ここまでしているのに? これ以上はだめということ?

パニックになった僕は思わず「なんで?」と口に出してしまった。

「...これ以上すすんだら、ともだちじゃいられなくなるよ?」と彼女は言った。

彼女の言い分としては、セックスするならちゃんと付き合って欲しい、付き合わないのにセックスをするのであればともだちとしての付き合いも今日まで、ということだった。

それならば彼女と付き合ったらいいじゃん、という話だが、実は僕には大事彼女がいて、その子と別れるつもりはまったくないのだった。ひどい話だと自分でも分かっているのだが、仕方がない。

僕は少し考えるふりをして、ともだちとしての付き合いが終わってもいいから、付き合うとかはなしでセックスしよう、と言った。彼女は少し残念そうな顔を見せたが、仕方ないとあきらめたのか、ふたたび僕と身体を合せた。

服を一枚ずつ脱がせていく。これまで想像のものしかなかった彼女の身体が、少しずつ顕になっていった。僕も服を脱ぎ、肌と肌を合わせる。彼女の大切な部分に指をはわせると、僕の耳元で一段と大きな吐息漏れた。彼女息遣いに僕の興奮は最高潮に達していた。

彼女の身体を下にして、いざ挿入という段になって、彼女が言った。

「...ゴムは?...」

「...持ってきてないや...」

しばらく目と目で見つめ合ったが、ここまでだなと僕の中でなにかの区切りがついて、結局彼女に挿入することはなかった。

彼女はもう一度シャワーを浴びてくると言って風呂場へと消えていった。こたつにひとり残された僕は、風呂から聞こえるシャワーの音を聞いていた。それはまるで身体のけがれを落とすかのような音だった。シュコシュコシュコと、歯磨きの音も聞こえてきた。さっきまでお互いに求め合い、くちづけ合っていた余韻をさっさと洗い流してしまいたいという音だった。

そのあとは、朝まで別々に眠り、始発の電車に乗るために、早起きして彼女の家を後にした。

東京に向かう電車の中で、昨夜のことを思い出しながら彼女メールを送っていた。

「一線は越えてないから、僕たちはまだともだちだよね?」

そのメールへの彼女の返信はまだ来ていない。

2014-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20140428223942

いや、案外そうでもないかもよ

こないだ職場新人入ってくるからって、席替えがあってさ、

おれの真ん前にブスが座ることになったの

そのブスって、漫画みたいなブスなの

力士っぽい顔だけど、力士ほど太ってない

でも間違いなくデブ、むちむち

ブラが背中に食い込んで、段になってる

目は細い、顔は丸い、鼻は低い、二重あご、くちびるは厚くて、ぬんっとした感じ

伝わってるかなー

なんか、漫画そいつが登場するシーンがあるとするなら、「ぬぅーん」って擬態語がふさわしい感じのムチムチブス

うわあーって最初は思ってたの

怖いものみたさでチラチラ見てたんだけど、あら不思議

なんか、ちょっとかわいく見えてきて困る今日このごろ

2014-04-27

快感青春

よーし、十分たまったし、今日はやっちまおうと思って洗面所へ足を運び服を脱ぐけれども、スマホを忘れたので慌てて引き返し、充電中だったそれを手にして舞い戻る鼓動はどきどきはあはあ、一息ついてから本日オカズを探すためにグーグルを開き、お気に入り動画サイトのページからどれにしようかなと迷いつつ結局若い子を選ぶが、いやいや、たまには熟女で抜いてみよう、おばさんに種付けするのも案外いいかもしれないと考え直し、熟女目星をつけてあらためて探すものの、ためしに動画再生してもなかなか息子が反応しないので、しかたなく自分の手によりこんにちは、さあおばさん俺のあそこを爆発させてくれと心の中で念じながらシコシコシコシコ、

おお、おばさんというのも意外と捨てたもんじゃないなあ、胸は垂れ気味だけれども男優のあえぎ声を聞く限りあそこの締まり結構良さそうだ、きつきつじゃない分早漏自分にはちょうどいいかもしれない、俺も熟女とやってみたいなあ、ああ、すごい、おばさん、すごいよ、やばい、そろそろいっちゃいそうだ、今日は早いなあ、まあいいか我慢しても仕方がないからいっちまえ、おっとその前にティッシュを用意しなきゃと一旦スマホを置いて準備するが、その間にあそこが萎えてきてしまって狼狽、あららもう一回立たせなきゃ、スマホの画面をふたたび凝視しながら、おばさん、おばさん、おばさん、よし、復活してきた、でもまだ七十パーセントだ、ああ、まだ完成していないのに、このままじゃいっちゃうよ、我慢できないよ、だっておばさん可愛いんだもん、ああ、好きだよ、おばさん、おばさんっっ、

ためていた分たくさん出たものの、七割の状態でイったので気持ちよさはイマイチ、ちゃんとフルに建設してからいけば良かったと激しく後悔、まあ人生いつでもうまくいくわけじゃないからしょうがないよな、こういう日もあるさ、ため息を吐きつつ息子をきれいにして、そのまま風呂に入るが、やはりさっきのことが頭から離れず、悔いは募るばかり、

湯船から上がって、石けんを泡立てて体を洗うその手は、しぜんと股間の方へ伸びて、いつもよりも入念に洗うので、ああ、かわいい娘にこうやってあそこを刺激してもらったら、俺はすぐにいっちまうだろうなあ、大量にほとばしる所を見たら、女の子はきゃって言ってびっくりするだろうなあ、とかいろいろと余計なことを考えて、さっき出したばかりなのに息子はむくむくと起き上がり、よしリベンジだと決心したら、俺はスマホをもういちど取り出し、おばさんよりもやっぱり若い子、若い子の身体を求めるのが男の本能なのだと先ほどの教訓を頭の中で唱えながら急いでイチオシアイドルのあの子水着画像検索

さあ、はじまった、はじまった、やっぱり若い女の子の体はすばらしい、俺も、俺もこんな乙女といちゃいちゃしてみたい、ああ、このくちびるに、このお胸に、俺の分厚い唇を合わせて、合わせて、ああ、ああ、大好きだ、好きだ、俺の、俺の恋人よ、大好きだよ、愛してるよ、ああっっ。

2014-04-05

春はくちづけ。

ようよう深まる僕らの愛は、すこし無垢で、目を合わすのさえ恥ずかしくてままならない。

そんな僕らが、この春、ついにキスをした。(エッチはまだ)

二人にとっては、これがファーストキス

はじめては二度と訪れない特別ものからいつまでも忘れないためにここに記しておこうと思う。




桜の咲くうららかなある日、僕は彼女を家に呼んだ。

この時点ではキスをするつもりなど僕にも彼女にもなかったけれども、部屋に入り、二人きりでつれづれな時間を過ごしていると、無言の空間がなんともいえない雰囲気をかもしだして、彼女がはにかみ、僕もはにかみ、もうキスをすることが暗黙の了解のようになってしまった。

見つめ合うことさえできない僕らが(むろん手をつないだこともない)、いざキスをするとなるとどうしていいのだかわからない。

しばしの沈黙の後、うつむきながらふーっと深呼吸して顔を上げると、彼女はいかにも緊張して面映そうにしていた。

僕も男だ。僕がリードしなければ。部屋のとびらを静かに閉めて、ちょっと触れればこわれてしまいそうな体を思い切って引きよせ、乙女のはじめてを奪った。




ほんのりと冷たいくちびるが、僕の分厚いものをねっとりと吸いつける。

キスってきもちいいよって誰かが言っていたけれども、まさかこれほどだとは思わなかった。

やがてどちらからともなく舌が入り、無心で絡めながら、人間に生まれてよかった、父さん母さんありがとうと泣きたくなるほど感謝した。

生きるってすばらしい。




驚いたのは顔の近さ。

彼女のつややかな顔がどアップで映るのだ。

さすがにこのときばかりは目が合うし、彼女の眼球の中に自分の顔があるのまでわかる。

だんだん恥ずかしくなってきて目線を上にそらすと今度は髪の生え際が一本一本つまびらかに見える。

さらには肌の産毛、毛穴、そして可憐鼻毛も一本...(よく女の鼻毛が出ているのを幻滅するとか言う人がいるが、僕はまったくそうは感じなかった。むしろ人間らしくていいな、かわいいなって思った。)




しばらくすると互いの息遣いが荒くなり、ちゅぱちゅぱと色っぽい音が部屋の中に響く。

きのうまでは触れ合ったことさえなかった僕らの関係が一気に昇華したのを、窓の外から聞こえる小鳥合唱が祝ってくれているようだった。

半分ひらいていた目を二人はいつのまにか閉じ、なおも夢中で舌をからませつづける。




何分たっただろう。

疲れを感じて舌の動きが緩んできたとき彼女の舌が妙に冷たいことに今更ながら気づいた。

冷え性に悩んでいるとは言っていたけれども、舌まで冷えているのだろうか。

そういえば、さっきはじめて唇を合わせたときにひんやりとしたのも、あの時は興奮していてあまり気にしなかったが、冷静になってみるとちょっとおかしい。

まさか

はっとして目を見開いた。彼女の目も丸くなっていた。視線を徐々に下げてゆくと、荒れ気味の肌、開きすぎな毛穴、ぶっとい鼻毛、あれ、髭まで.....




唇をそっと離す。

昼になって、ぬるい風が窓から吹き込めば、僕の視線も、白いキスの跡に注がれるばかりであった。

2013-08-21

80年代女性アイドル格付

ブログ開設しました。

http://hanabusatokiichi.hatenablog.com/


あまちゃん」見ていた甥っ子が、キョンキョン薬師丸ひろ子を見て、「この人たち、松田聖子より人気があったの?」と聞いてきた。

そんなゆとりな彼のために、80年代女性アイドルの当時的な感覚での格付けをやってみる。

第1位 松田聖子

代表作品:「青い珊瑚礁」「チェリーブラッサム」「赤いスイートピー」/『野菊の墓』など。

言わずと知れたアイドルの中のアイドル。絶対正義。高度経済成長から、安定成長へ、そしてバブルへと向かう世相の中で、松田聖子が時代を代表出来たのには彼女の生い立ちによるところも大きいと思う。一点の曇りもない地方の中産階級、そんな彼女には貧困も、学園闘争も、無縁だった。60年代加山雄三的なるものから70年代の四畳半フォーク時代を飛ばして直結していると言えるが、加山雄三が曇りが無いように見えても階級社会的な側面や敗戦国国民のてらいのようなものがあるのに対して、松田聖子徹頭徹尾能天気であった。彼女は日本が初めて獲得した、先進国アイドルであった。

第2位 中森明菜

代表作品:「少女A」「DESIRE」「難破船」/『素顔のままで』など。

80年代の曇りのない時代性に松田聖子シンクロしたのに対して、中森明菜は裏シンクロしていたと言えるだろう。彼女の性向が松田聖子的なるものにアンチであったわけではない。彼女自身、松田聖子シングルアルバムはすべて聞き込んでいることを公言しているように、彼女は松田聖子的なるものの渇望者であった。しかし彼女の生育環境が、松田聖子的なるものから遠い場所に彼女を置いてしまった。松田聖子は唯一の兄が普通に私立の進学校を経て早稲田大学を出ているが、中森明菜の家族の中には四年制大学を出た者はいない。松田聖子が家庭の教育方針も含めて「きちんとした家」の出であったのに対して中森明菜はそういう家の出ではなかった。山口百恵母子家庭で育ったゆえに貧しい環境の生い立ちであったが、後に彼女を利用しようとした父親を早い段階で義絶するなど、厳しい倫理観を持っていたのに対し、中森明菜の家庭は「四年制大学に行くのが当たり前の時代にあって、方法を求めれば大学に行けなくもないのに、大学に行くという選択を考慮しない家」であった。60年代、70年代における低学歴80年代における低学歴は意味が違う。中森明菜は貧困ではない、戦争でもない、家庭環境のキャラクターのせいで、80年代メインストリームから取り残された層を代表するアイドルであった。ヤンキー映画「ハインティーンブギ」に主演した近藤真彦に対して見せた彼女の執着も、中森明菜のそうしたキャラクターに由来している。

第3位 小泉今日子

代表作品:「真っ赤な女の子」「ヤマトナデシコ七変化」「なんてたってアイドル」/『生徒諸君!』『あんみつ姫』など。

彼女は「そこそこ」の人だった。演技力もそこそこ、歌唱力もそこそこ、下手ではない。デビュー曲カバー曲であったことからも分かるように、バーニングプロダクションは彼女が聖子に匹敵するようなアイドルになるとは期待していなかった。小泉今日子は結果的にセルフプロデュースで大きくなった人であるルックスは82年組の中でも特に可愛らしかったのだから、トップアイドルになったのは不思議ではなかったが、アイドルたちのひとり、から抜け出してきたのは、松田聖子が日本社会の経済面を担い、中森明菜が社会面を担ったとすれば、文化面を担うと言う決断をある時期に、彼女がなしたからであった。そういう意味では、オタクの愛玩的な性格を強めてゆくその後のアイドルの先駆けをなした人であるが、彼女が直接のターゲットにしたのはニューアカデミニズムであった。それが下世話にならない選択であり、それは社会にまだハイブロウ雰囲気があればこそ可能なのであった。それがバブル崩壊で日本経済が自信不信になり、社会世相が暗くなってから、むしろそれ以後に、ハイブロウライフスタイルを体現する生活アイドルとして彼女が支持された理由だった。

第4位 薬師丸ひろ子

代表作品:「セーラー服と機関銃」「メンテーマ」「woman~Wの悲劇より」/『野生の証明』『翔んだカップル』『ねらわれた学園』『セーラー服と機関銃』など。

薬師丸ひろ子アイドル歌手と言うよりは角川映画の女優であって、立ち位置的には他のアイドルとやや異なるが、彼女にとっては余技であったアイドル歌手としての実績も十分である。系譜的にはアイドル的な先駆者はおらず、むしろNHKの少年ドラマシリーズのようなジュブナイル的なものの延長に彼女はいた。小学生などからの支持は無かっただろうが、中高生の理系的な男性が支持層の中心にいた。2010年テレビドラマ『Q10』では彼女は化学教師を演じているが、教師を演じるなら彼女は理系だろうなと思わせる雰囲気があった。

第5位 中山美穂

代表作品:「生意気」「派手!!!」「You're My Only Shinin' Star」/『毎度お騒がせします』『BE BOP HIGHSCHOOL』『ママはアイドル』など。

中山美穂は路線的にはきつい顔立ちであることもあって当初は「不良少女路線」であり、『毎度お騒がせします』『BE BOP HIGHSCHOOL』もその路線に沿った出演作品だった。11作目のシングル「501/50」あたりからフェミニンな路線に入り、以後、5作連続してオリコン1位を獲得している。デビュー時と路線を変えて大きくブレイクしたというのは小泉今日子もそうだが、中山美穂の場合は、キャラクターまで変えてきたのが大きかった。

第6位 工藤静香

代表作品:「抱いてくれたらいいのに」「黄砂に吹かれて」「慟哭」など。

工藤静香おニャン子出身であり、うしろ髪ひかれ隊でも堅調なセールスを示していたが、ソロになってからは一躍トップアイドルになり、聖子、明菜、小泉今日子がそれぞれアイドルというステージを脱してゆく中で、アイドル四天王のひとりとして遇された。彼女の特徴はCDセールスが非常に高いことで、これは90年代にかかって、いわゆるカラオケブームに伴うCDがやたら売れると言う時代に差し掛かったことにもよる。シンガーの作品として楽曲が評価されていた、ということでもあるが、彼女には映像作品にはこれという代表作は無い。(南野陽子の最高売上シングルは「吐息でネット」で30万枚。工藤静香の最高売上シングルは「慟哭」で94万枚)。

第7位 南野陽子

代表作品:「楽園のDoor」「話しかけたかった」「はいからさんが通る」/『スケバン刑事(第2期)』『はいからさんが通る』『熱っぽいの』など。

勢い的には、第5位につけてもよかったし、個人的にはファンであったので、そうしても良かったのだが諸々を考慮すればこうなるのかなと思う。第6作のシングルから8作連続でオリコン1位を獲得という快挙を成し遂げているが、その記録の割には、記憶に残る楽曲が少ない。実際、彼女の歌は、中山美穂工藤静香と比較して、順位は高くまで行くが落ちるのが早い印象があり、セールス額もそれを裏付けている。中山美穂工藤静香には女性ファンも多かったが南野陽子には稀だった。そのファン層の狭さが素質的には抜群であるのに、ついに頂点を極められなかった理由だろうか。そういう意味ではアイドルらしいアイドルであり、彼女がアイドルの世界を心から愛し、自らを律していたことについては数多くの証言がある。事務所の不手際でふたつの事務所に属することになったため、ダブルブッキング等が頻繁に発生し、マネージャーを厳しく叱責していた姿も知られているが、アイドル的なものに対するプロ根性のあらわれだろう。

第8位 斉藤由貴

代表作品:「卒業」「初戀」「悲しみよこんにちは」/『スケバン刑事(第1期)』『はね駒』『はいすくーる落書』など。

東宝芸能の所属であり、アイドルと言うよりは女優のイメージが強い彼女だが、デビューから継続してシングルチャート上位に入れている。斉藤由貴が世間を騒がせた恋愛事件は二件とも不倫であったので、「魔性の女」とも言われたが、その言葉からほど遠いキャラクターである。やった行為で言えば、確かに二件の不倫の当事者なのだが、「魔性の女」という言葉を用いた人でも、その言葉から連想されるような女性とは彼女は異なることは分かっていただろう。宗教上の理由もあるのかもしれないが、彼女は世間ずれしていなくて、不必要なまでに一生懸命な印象であった。「悲しみよこんにちは」では紅白初出場で紅組キャプテンを務めたが、いつになく「由貴ちゃんのために」と紅組がまとまっていたように、芸能界特有の嫉妬や自己顕示欲とは無縁の人であった。

ブコメがたくさんついていて驚いた。とりあえず甥っ子には好評でした。

9位以下を書いていないのは疲れたからです。

個人的には、9位 菊池桃子、10位 原田知世、11位 柏原芳恵、12位 河合奈保子、あたりじゃないかと思います。浅香唯は実働が短かったので、柏原芳恵あたりと比較するとその下くらいなのかなと。

ちなみに、松田聖子中森明菜南野陽子斉藤由貴についてはファンクラブの会員でした。おニャン子からは14位くらいに河合その子が入るのかなあと思います。

9位以下を書いてみます。

そう言えばグループは書いていませんが、おニャン子クラブは全体としては、小泉今日子の下くらい、もしかしたら中森明菜の下くらい、でも明菜より上には絶対に行かないくらい(それくらい聖子と明菜は別格です。ケタが違います。聖子と明菜以外を全部足してもまだ聖子と明菜には及ばない感じです。聖子と明菜は日本芸能史全体を通しても突出しています)、WINKは実働が80年代末期に偏っているんでどっちかというと90年代の人という印象なんですが、斉藤由貴の下くらいなんじゃないかなと思います。ribbon とかは年代的に対象外です。おニャン子ユニットでは、後ろ髪ひかれ隊が斉藤由貴あたりと同格、そのすぐ下にうしろ指さされ組(高井麻巳子ゆうゆ)あたりが入る感じです。ニャンギラスは…ま、いいですよね。おニャン子ではなかじが好きでした。「じゃあね」は名曲っす。ただ今回はグループは除外と言う方向で。グループで言ったら、あと「わらべ」とかね。

第9位 菊池桃子

代表作品:「卒業」「もう逢えないかもしれない」「SAY YES!」/『パンツの穴』『アイドルを探せ』『君の瞳に恋してる』など。

彼女は東京出身なのだが、個人的にずっと北海道出身と誤解していた時期が長くて、なんでそう誤解してたんだろうと思うと、非常に素朴な、ピュアな感じがしたからだと思う。本当のところは知らないが、おっとりとした上品な感じがする女性で、『パンツの穴』なんていう映画に出ていても、下品な感じにはならない、でもちょっと男の子の側に寄り添ってくれるような、そういう雰囲気を持っていた。普通はそういう女性は女性からは嫌われるんだけれど、良くも悪くもあんまり印象に残らないというか嫌われないのはいいことだけれど、女性から見ても、妹キャラというか、強く女を感じさせる存在ではなかったのかも知れない。独特の、女性というよりは幼女のようなフェミニンな印象からか、彼女のアイドルとしての活動時期には「桃子」と言う名前が新生児の命名の上位を占めることがあった。何というかそういう親から見て良い娘的なそういうポジションに素直に入り込んだ人であった。彼女の代表曲としては、実は「アッイッはこころのーしごとよー」のアイマイミーマインなRA MU時代の楽曲が世間では一番強く印象に残っているのだろうが、それを代表曲に選ぶのはあんまりだと思った。RA MU で迷走した彼女だったが、90年代にはトレンディ女優の一画を占め、アイドル時代よりも大成功した。

第10位 原田知世

代表作品:「時をかける少女」「天国にいちばん近い島」「早春物語」/『時をかける少女』『天国にいちばん近い島』『早春物語』など。

松任谷由実薬師丸ひろ子にも原田知世にも楽曲を提供しているが、彼女が言うには、原田知世は鉛筆で例えるならば2Hで薬師丸ひろ子は2Bらしい。言い得て妙だと思う。原田知世には肉感の無い、サイバーパンクな感じがあるんですね。顔立ちもいわゆるアイドル顔ではなく、と言って和風と言い切れる顔でもなく、どこかメカニックな感じがする。たぶんここまでの人たちの中で一番、初音ミク的なフォルムがある。世俗的ではないんだけれども、宗教的な超越に向かうんじゃなくて、SFっぽい方向に行くような、そういう感じがあって、オタク的な性向のある人たちには熱狂的に支持されていた。サブカルクラスタ的には彼女がたぶん80年代を代表するアイドル。逆に言えばそこを越えては広がっていかない感じ。「時をかける少女」の頃はアイドルが歌が下手と言っても限度があるだろ的な下手さであったが、不思議なもので、シンガーとしてのキャリアは、二大歌姫(聖子と明菜)を除けば彼女が一番長いし、独自の境地を切り開いていると思う。彼女の歌には情感はかけらもないが、それがむしろユニークな歌唱になっている。

第11位 柏原芳恵

代表作品:「ハローグッバイ」「最愛」「あの場所から」「春なのに」/『ピンキーパンチ大逆転』『山河燃ゆ』など。

たぶん美人で言ったら、彼女はアイドルの中でもナンバーワンに美人なのだが、「かわいい」が受けるアイドルとはそもそも路線が違う顔立ちで、彼女のファンだと公言するのはやたら生々しい、女、に直結する印象があった。美人であるがゆえに、80年代の土壌ではトップにはなり難い顔立ちだったのだが、女性をめでる基準がアメリカ的というか、日本よりはむしろアメリカに近いアジア発展途上国アメコミが大人気、的な)では非常に強く支持されているアイドルだった。ただしアイドルとしてデビューして、数年たってから彼女はヒット曲を連発していて、みんな知っている代表曲がわりあい多いアイドルでもある。ただそれも、わりあい歌唱力が高いのと、楽曲の良さが相乗した結果であって、歌手としてのヒットであってアイドルとしてのヒットとは言い難い(歌手としてはそれは名誉なことだが)。ドラマでは早くに本格的なドラマに出演するようになったのは、彼女の素養がむしろそちらにあると考えたからだろう。大河ドラマ山河燃ゆ」では長男・自殺、三男・日本兵として戦って敗戦の傷を負う、三男・米兵としてヨーロッパで戦い失明、という天羽家にあって希望の光のような末の妹を好演していた。90年代以降は2時間ドラマの常連になる。

第12位 河合奈保子

代表作品:「大きな森の小さなお家」「ヤングボーイ」「けんかをやめて」など。

デビュー曲「大きな森の小さなお家」は女体を連想させる歌詞になっているが、ポスト百恵の時代、試行錯誤が行われていたことを示している。彼女は「秀樹の妹」コンテストから出てきたのだが、ロリコンチックな、吾妻ひでお的なオタクアイドル的な扱われ方であった。「ヤングボーイ」の振り付けは彼女の巨乳を強調するもので、あきらかにセックスアイコン的な意味が含められていたのだが、当人がそれに気づいていない風な育ちの良さのようなものがあった。「おかあさんといっしょ」のお姉さん的な素朴さというか。突っ込んでいけば、気づいてないわけねえだろ的な悪態は可能であったが、そこまで抑えて抑えて、加工して加工しなければ、女性に接することが出来ない、いわばそう言う層を彼女はメインターゲットにしていた。彼女の代表曲「けんかをやめて」はそういう路線を変更する、オタク層には逆鱗に触れるようなビッチ女性の態度を優しくオブラートに包んで提出したものだったが、なにぶん、当の河合奈保子キャラクター的に素でお嬢さんであったため、路線変更はうまくいかずいったんそこでフェイドアウトしている。後に、シンガーソングライターとして一時的に復活した。

第13位 浅香唯

代表作品:「C」「虹のDreamer」「セシル」/『スケバン刑事(第3期)』

うちのカミさんカラオケに行ったら、必ず「セシル」で締めるんだが…。浅香唯は『スケバン刑事』でブレイクしたのだが、オリコン1位をとったのは4作品と、アイドル四天王の中では実績が一番小さい。ブレイクが1988年、「ザ・ベストテン」が終わるのが翌年の9月だから、いわゆるアイドル黄金時代の末期に出た人である。その活動期間の短さが、結果的にスーパーアイドルとまではいかなかった理由か。

第14位 荻野目洋子

代表作品:「ダンシングヒーロー」「Dance Beat は夜明けまで」「六本木純情派」/『早春物語』

そうだろうよ。実績から言ったら、彼女は岡田有希子よりものりPよりもアイドルとしては上だろうよ。でも誰も「荻野目洋子の名前がない!」とは言わないんだよね。そういう感じなんですよ。そういう感じのアイドルなんですよ。そもそも彼女は低迷時代が長くて、ユーロビートを歌うようになってから、ダンスミュージック的なジャンルにかかって出てきた人なんで、ルート的には長山洋子とかと同じタイプなのだが、そのわりには顔立ちがアイドルアイドルをしていて、ブレイクしてからどんどんアイドル色を強めていったという、普通は逆にアイドルアーティスト色を強めていくのだが、彼女は逆だったという珍しいパターン

第15位 本田美奈子

代表作品:「Sosotte」「1986年のマリリン」「the Cross ~愛の十字架」/『ミス・サイゴン

シンガーとしては本物の天才であり、そのことはアイドル時代を脱してから、ミュージカルスターとなってから証明されたが、アイドル時代は「アイドルにしては歌が上手い子」程度の扱われ方だった。それは売り出し方が適切ではなかったからではないか。歌が上手いと言っても、情感があるとか、テクニックがあるとかいろんな意味合いがあるが、彼女の場合はフィジカルポテンシャルに負う部分があって、言い方は悪いが「歌う機械」としてはロングトーンの能力はたぶん人類史上最高の能力を持っていた。それを活かす楽曲ではなかった。本田美奈子は元は演歌歌手志望であったように、彼女の適性を活かせる楽曲を探し求め続けた半生であったと言えるかも知れない。なまじ顔立ちが愛らしかったため、小悪魔的なアイドルとして売られたのは彼女にとっては不幸なことだったかも知れない。『ミス・サイゴン』のオーディションではしょせんアイドルくずれと鼻で嗤っていた者たちも彼女の歌を聞いて圧倒されて身動きも出来なかったと言うが、あれほどの才能にして、アイドルと言うパッケージに入れられれば、そのパッケージしか見ない者がどれだけ多いのかということを示している。聖子や明菜についてさえ、「歌が下手」と言ってはばからない不見識の者が多かったが、あれから30年が過ぎて、何もわかっていないのはどちらだったのか、歴史が証明している。時が過ぎるのは悪いことばかりではない。

第16位 岡田有希子

代表作品:「ファーストデイト」「Love Fair」「くちびる Network」/『禁じられたマリコ』

彼女はこれからというところだった。徐々に売り上げを伸ばしていて、8作目のシングルくちびる Network」(事務所の先輩の松田聖子の作詞)でついにオリコン1位を獲得して、ようやくトップアイドルになったばかりだった。ポスト聖子を担う、サンミュージック大黒柱になるはずだった。おそらくアイドルの中では傑出して頭がいい子だっただろう。ノーベル賞受賞者を輩出している、愛知県でも有数の進学名門高校を彼女はアイドルになるために中退している(そして堀越学園に転校)。進学校にいる女子生徒は、もちろん頭もいいのだが、男子の場合は野心のようなものがあるのに対し、むしろ野心の欠如というか、従順性の結果として勉強をしている子も多い。岡田有希子も基本的にはそういうタイプの子で、彼女は望みさえすればキャリアウーマンにもなれるような道を選ぶことが出来たのだが、そちらの路線には価値を見出さずに、小さな女の子の時の夢のままに、アイドルになるという選択をした。ああいうことになって親御さんはどれほど悔んだだろうか。彼女は天然ボケというか、悪意があって周囲が彼女にセクシャルなことを言わせようとすると笑顔でなんにも気づかずに、それを言ってしまうようなところがあった。お笑い系のいじりでは「またー、変なことを言わせようとしてー」みたいなうっふきゃはは的なのりを期待していたのだろうが(そういうのが一番うまいのは松本伊代だった。天性のチーママである)、岡田有希子はうかつにいじれない、危険物っぽいところがあった。その純粋さが、衝撃に直面した時に、他人の何倍もの痛みになって彼女を殴打したのかも知れない。合掌。

というわけで、8の倍数ということでここまで。

15位が抜けていたので、入れました。本田美奈子です。河合その子や、82年組のその他の人たちが入っていないのは、「おニャン子を排する」「ママドルっぽい人たちを排する」とかそういう基準があるわけじゃなくて、評価としてこの下だということです。標題をつけました。

数字は敢えて重視していない

客観的な数字としてはレコード売上があるけれど、参照はしてもそれだけを基準にしていないのは、80年代、活動時期を90年代に延ばしても、それなりの時間幅があるからです。ちなみに筆者は1971年の生まれで、正確に言うならば、松田聖子ファンクラブの会員だったのは筆者の姉です。南野陽子の最初のアルバムレコードで買って、それ以後をCDで買ったという世代です。松田聖子はあれほど売れながらもミリオンは90年代の「あなたに逢いたくて」しか出していません。中森明菜はゼロです。一方、小泉今日子は90年代にミリオン2枚(合計すれば300万枚を越えます)、中山美穂ミリオンを2枚出していますから、シングルセールス的にはひょっとしたらキョンキョン中山美穂は二大歌姫を上回るのですが、時代が違うから同じ基準では較べられません。より客観的な基準でレコードセールスを示している人もいますが、それだとかえって評価が歪められるのです。レコードセールスなどの記録は後からも参照できますが、歴史的な要因を補正して提出できるのは同時代人の見方だけです。これは個人の主観ではありますが、そうであるがためにかえってセールス記録を見るよりも客観的だと思います。

自分としてはアイドル黄金時代の終わり=ザ・ベストテンの終焉だと思っています。ザ・ベストテンは、音楽の趣味が多角化して、バンドブームの時代に対応できなくなったから終わったわけですが、逆に言うと、それ以前は日本人全体がひとつの文化環境を共有していた、そういう最後の時代だったということです。ですから80年代を生きた人なら、特別その人のファンではなくても、ここに上げられている楽曲のほとんどを歌えるはずです。

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