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2014-05-19

イオンの次の1手は何か

イオンマルエツカスミマックスバリュ関東の3社を統合して、首都圏での新しいスーパーマーケット連合をつくると発表をしている。

http://www.aeon.info/news/2014_1/pdf/140519R_2.pdf

この「首都圏スーパーマーケット連合」発足をきっかけに何をしようとしているのかを、ゆるく考えてみた。

1.「マックスバリュ」「まいばすけっと」等の業態への転換と出店強化

統合後はスーパーマーケット屋号は、「マックスバリュ」に統一するだろう。マックスバリュサイズでないマルエツ・プチみたいな小型の店舗は別屋号にする。

具体的には、

 コンビニサイズ ⇒ 「まいばすけっと
 食品スーパーサイズ ⇒「マックスバリュ
 通常の食品スーパーよりでかい ⇒ 「マックスバリュエクストラ

にするのでは?で、首都圏で、「マックスバリュ」「まいばすけっと」の2つのブランドガンガン攻めていくってことじゃないかな。残念だけど、マルエツカスミ屋号さようなら

2.ダイエー解体

今回不思議だったのは、首都圏店舗をもっているイオングループ企業ダイエーはいっていなかったこと。ダイエーをどうするか、ってのがイオン課題なのにね。

首都圏スーパーマーケット連合」は実は、ダイエーの受け皿なんじゃないかというのが俺の意見。新会社丸紅が30%も出資するのが謎だが、これもたぶん「ダイエー受け皿説」で説明できる(ちなみに報道ではマルエツ丸紅出資しているから、みたいな言われ方をしている)。丸紅ってダイエー株主じゃん。きっと何か関係してるんだよ。そうでもなきゃ、イオン大株主三菱商事丸紅出資を許すわけがない。

ダイエーの始末は以下のようにするんじゃないかな。

 ダイエー解散
 ⇒大型店は「イオン屋号」としてイオンリテール株式会社に引き継ぎ
 ⇒中型店・小型店は「マックスバリュ」「まいばすけっと屋号にして、新会社に引き継ぎ

ってやるんじゃないかな。

ついでに、同じく首都圏に店があるグループ会社の旧ピーコック、旧テスコに関しても同じようにするんじゃないかな。

3.さらなるM&A

イオンの持ち分法適用会社の「いなげや」「ベルク」あたりを入れてもいいんじゃないの。他の会社で買えるところは買っちゃうんじゃないかな。

売りに出てる成城石井はどうかな。その場合は、マックスバリュ業態にするのはしんどいからピーコックとくっつけてアッパーな層に対応させるかな。オオゼキとか、いっそのことウォルマートから西友買っちゃうとか。西友はさすがに無理か。

そんじゃーね

2013-10-24

ガッチャマンクラウズ正義の構想

http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20131015/1381840117

 2013年9月でテレビアニメガッチャマンクラウズ』は終了したが、それに絡めて(上記URL)書かれたガッチャマンクラウズの描像に違和感を覚えたので、それをきっかけにして『ガッチャマンクラウズ』について私が考えたことを記しておきたい。尚、本稿は読者が『ガッチャマンクラウズ』を最後まで観ていることを前提に書かれている。

 さて、上述したブログの筆者(以下Rootport氏)の見解一言でまとめるなら、『ガッチャマンクラウズ』とは「社会秩序を守るタイプヒーローが、秩序の破壊と変化を受け入れる物語」ということになるだろう。だが私は、寧ろそうでなかったからこそ『ガッチャマンクラウズ』は面白かったのであり、現代日本ヒーロー像を書くことに成功したのではないかと考えている。つまり、『ガッチャマンクラウズ』に登場するヒーローたちは元々が「社会秩序を守るタイプヒーロー」ではないのではないかということだ。Gメンバーは一ノ瀬はじめが加入するまで確かに襲来する宇宙人から密かに地球を守っていたが、それは単にJ.Jの指揮下で仕事をこなしていただけであり、奉仕していたのは地球とは文字通次元の異った高度な秩序である社会秩序に「人間の理解すら及ばない高度な秩序」は含まないだろう。地球ガッチャマンたちがやらされていたのは全貌を見渡すことのできない「大きな」仕事の一部でしかない。それは結果として地球を守っていたのかもしれないが、積極的に「地球を守る」こととは明らかに違う。『ウルトラマン』が全宇宙的な秩序を守ると言いつつ地球準拠の正義に隷属しているのとは対称的だ。

 だが、はじめが加入したことで、ガッチャマンの内実は明らかにそれまでとは異ったものとなる。敵として認識されていたMESSは無害化され、「本来は手出ししない」はずのローカルな事件へ次々と関与していくこととなるのだ。その中でGALAX開発者:爾乃美家 類と出会いベルク・カッツェとも関わってゆくこととなる。はじめは何を変えたのか?ガッチャマンたちの「社会秩序を守る」という規範意識か?いや、違う。彼女が齎したのは、そもそも彼らが持っていなかった視座、即ちJ.Jが体現する高度な秩序から離れたローカルな秩序への眼差しである。はじめはそれまでのGメンバーの誰もが実は見ていなかった足元に、持ち前の強引さと直観で目を向けさせた。はじめの出現とベルク・カッツェの暗躍を通して初めて彼らはローカルな秩序と結びついたのである。端的に言って、『ガッチャマンクラウズ』は「社会秩序を守るタイプヒーローが、秩序の破壊と変化を受け入れる物語」ではない。変化を受け容れるのは神々の視座に安穏としていたヒーローたちの方で、ローカル社会秩序ネットはGALAXによって既に変化をはじめていた。自分たちの変化を受け容れたヒーローは、受け容れて初めてローカル社会の変化を知りその実感を得るのである自分が大したことないヤツだと思い知らされたからといって不貞腐れている場合ではない、自分能力に怯えてうつうつしてる場合ではないと気づき、彼らはようやく立ち上がった。

 はじめとベルク・カッツェは真逆の方向からそのことをGメンバーに知らしめる役目を負っていた。彼らはインターネットの正負両側面をそれぞれが体現していたのだ。はじめは世代職業を越えた人々と繋がりが生むポジティヴ連帯を、ベルク・カッツェは猜疑心加虐性無限に増幅させて破壊を生み続けるネガティヴ連帯象徴し、各々自らがその先頭に立つことで「流れ」を引き込もうとする。この両者は、決してバランスのとれた均衡の上で争っているのではない。はじめがネットツール:GALAXに依拠しながらもあくまで立川市内という極ローカル連帯を核にしている一方、ベルク・カッツェはネット上にありふれた不満と破壊衝動をほんの少しつついてやるだけで、姿を見せることなく、文字通り「どこからでも」破滅種子をばら撒くことができた。彼(彼女)が立川に拘ったのは、まさに憎むべきガッチャマンたちがそこを拠点としているからでしかない。この圧倒的に不利で不均衡に思える状況の中で、劇中唯一元来の意味ヒーロー活躍をしていたのがはじめだ。彼女は一切ブレることのない精神の有り様でローカルな視座から遊離していたガッチャマンたちの視線を「足下」に惹きつけ、ネットの向こう側に存在する人々と結びつけた。これに対し、ベルク・カッツェは爾乃美家 類の能力:クラウズを奪ってネット内で辛うじて留まっていた憎悪と欲望を直接現実世界へと送り込んだ。両者が別々の形でネット現実接続させ、物語クライマックスを迎える…

 正体を明かし、それまで触れることのなかった他者を知ったガッチャマンたちは、その時はじめてヒーローになった。はじめて守りたいものを思い浮かべ、傷つきながら戦い、己の無力さを痛感するヒーロー入り口に立ったのだ。それまでの彼らは、与えられた力で全貌の知れない「高度な秩序」に奉仕するだけの傀儡だったとも言えよう。だが、各々の意志翼を広げて立ち上がった彼らは、従うべき規範を越え、ローカルな秩序を守ることに全力を尽くす。しかし、立川防衛するという一見ローカルな戦いは、爾乃美家類によってGALAXを通したグローバルなゲームと直接接続された。そのことによって、ローカルグローバルな舞台となり、グローバルな力がローカルに及ぶ。暴走するクラウズとの戦闘に、Gメンバーゲーム参加者達は勝利する…皮肉にも、そしてある意味当たり前のことだが、これはベルク・カッツェが行ったことと表裏一体である。いや、同じことだと言ってもいいだろう。彼が先に仕掛けたのは、まさに類が提案したゲームであり、参加の動機付けけが異なっていたに過ぎない。だからこそはじめは「正義ってなんなんスかね~」と戦いの後で口遊む。彼女は理解しているのだ。理解しているからこそ、ベルク・カッツェとの対話を試みる。

 ネットだけでも、人智を越えた力だけでもダメなのだ。戦いを終え、ようやく彼らは入り口に立った。ゲーミフィケーション世界を救ったようでいて、実は違う。GALAXは、単体では無色透明なツールでしかない。そこに参加する者達がどのような動機を持っているのかによって、はじめにもカッツェにも成り得る。目指すべきは秩序を根底から覆す変革ではなく、既にある秩序の漸進的な「アップデートなのだ

蛇足

 『ガッチャマンクラウズ』は「ヒーローは最早必要なく、世界は我々の手に委ねられている」なんて呑気な話ではない。少し長く引用するが、Rootport氏によれば

 『ガッチャマンクラウズ』では、誰もがスーパーヒーローに準ずるような力を手にした。『キックアス』のように「ヒーローになれるわけがない」と笑い飛ばすのではなく、ほんとうにヒーローにしてしまう。これは現実世界メタファーと見なせるだろう。ネットが一般化して20年あまり私たちは実際に、英雄に準ずるような力を手に入れてしまった。

 世界を変えるのに、肩書きも立場もいらない。

 名も無き個人でも、世界に影響を与えられる。匿名のままでも、世界に向けて発信できる。

ということらしい…言いたいことが沢山ある。まず、Rootport氏が言及している映画版キック・アス』は「ヒーローになれるわけがない」と笑い飛ばしてなんかいない。力(スーパーパワーや金)のない者が現実ヒーローになろうとした時にどれだけの代償を払うのかを冷酷に示して見せている作品だ。勿論、コメディ的要素も色濃く入っているが、本質的には「力がなければ正義をなさなくても良いのか?」という問いに否を突きつけようとして、血塗れになる物語である。そして、コミック版の『キック・アス』は映画版を超え、ヒーローをある種の病気として扱い、その行き着く悲惨さと哀しさを描いてみせた。どちらもアメリカ特有のヴィジランテ文化立脚したヒーロー解体し尽くしても尚、何が残るのかを問うている…大いに話が逸れた。話を戻すが、私達は一般化したネットによって「英雄に準じるような力」を手に入れてなんかいない。決していない。手に入れているのなら、ガッチャマンたちは必要なかっただろう。お役目御免で、そもそも出てこない。人々は手に入れた「英雄に準じるような力」でさっさとカッツェを撃退してしまえばよかったのだ。だが、それはできなかった。代わりに見せつけられたのは、匿名のままでは、名も無き個人のままではダメだということ。匿名でない誰かがインセンティブを与え、ゲーム動機付けを行わなければ動かない現実だ。匿名の誰かによって動かされたゲーム暴走し、手が付けられなくなる様だ。これは何も特別なことがわかったわけではない。ただ、ネットというツールの「当たり前」を見せられただけなのだから。『ガッチャマンクラウズ』は、寧ろ我々が「英雄に準じるような力」を手に入れたわけではないと戒めるような作品だと思っていたのだが…Rootport氏は「世界アップデートする」をただのキャッチーな標語かなにかとして受け取ったのだろうか?

蛇足蛇足 

 Rootport氏は細かい点(その実重要な)について気にしないのか気づかないのか、とにかくざっくりした区分けで語る傾向がある。ヒーローの系譜を何故か『マトリックスから始め、『X-MEN』『スパイダーマン』『V for Vendetta』『まおゆう』『キック・アス』『ダークナイト』『タイガーバニー』『サイコパス』を辿っていく。日本なの?アメリカなの?どっちなんだ。アメコミの方は何故映画ばかりで原作に言及しないのか。日本アニメに触れるなら、何故大元の『科学忍者隊ガッチャマン』含めたヒーローアニメの系譜に触れないのか。ライダー戦隊には何故触れないのか。その辺りが謎である特にローカルヒーローモノに触れないのは、『ガッチャマンクラウズ』が描いてみせた「現代日本ヒーロー像」がそれまでのものとどのように違うのかを明らかにできない点で致命的だ。寧ろ『ガッチャマンクラウズ』が彼の言うような作品なのだとしたら、『東のエデン』にこそ触れて比較すべきではないのか?…このRootport氏が諸作品を引用した部分について言いたいことはまだまだ山ほどあるのだが、虚しくなってきたのでこの辺にしておく。

2012-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20120328221424

プロジェクトグーデンベルク」にいってみたらたくさんありました。ありがとう

その作家の一番有名な世界的な名作でさえ、646回しかダウンロードされていませんでした。

一番人気無いのはわずか4回のダウンロードです。世界的文豪で無料でもこれ。

この前プロ漫画家さんが漫画を100円で電子書籍で販売したら126ダウンロードというのは、割と多い方だったのかもしれません。

日本では電子書籍よりも、日常エッセイ漫画ネットでしばらく話題になる→書籍化の話が出てくる→本屋平積みパターンが目立つような気がします。

2010-11-29

ウィキリークスシュピーゲル

http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,731580,00.html

ドイツ

グッテンベルク国防相(人気ナンバーワンの政治家)が米外交官副首相の悪口&告げ口

ロシア

メドベージェフ大統領夫人が亭主への「忠誠心」を欠いている軍人を恨み帳にリストアップ

アゼルバイジャン

アリエフ大統領(2代目)の嫁さんは全身サイボーグ、遠目には彼女自身の娘と見間違わんばかりだが、なぜかほとんど無表情

露伊:

クリントン国防長官プーチンベルルスコーニの関係にご興味を持たれたようです

ケニア

「底なしの汚職国家

ケニア大統領首相?どうでもいいじゃん」という文句が公電のそこかしこ

序列15番目の政府高官が米国への渡航を禁止される

トルコ

エルドアン首相取り巻きは無能

トルコは将来的にはイスラム国家EU加盟への見込みなし

イラク

バイデン副大統領イラク政策に進展なし

2008-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20080910165035

んなわけねー。

良い店ほど地元に根付くよ。

それが意外と潰れる。

良い店なんてキーマンの一人二人で決まるわけだから、

繁盛して一人二人だとしんどくなるとおかしくなりやすい。

今までこれくらいパターンがあったかな

良い店→客が増える→調子に乗って何号店も作る→料理人が足りなくてバイト雇う→味落ちる→潰れる

良い店→あまりに穴場な場所→潰れる

良い店→料理人が引退→潰れる

良い店→内輪もめ→料理と酒の店が料理だけの店に→潰れる

良い店→道楽で援助していた人が都落ち→実は材料の採算が取れていなかった→潰れる

良い店→ビルの建て替え→潰れる

良い店→なぜか大家と揉める→ベルク

それと

良い店→客が増える→調子に乗って値段を上げまくり→潰れはしないけど行かなくなる

良い店→客が増える→調子に乗って手を抜く→潰れはしないけど不味くなる

もある

追記

ある日行ったら店長が一人でしょんぼりしていて

店長に「今朝みんなに辞表を出されたのです。たぶん引き抜きです。出せるものはありません」って言われて

店閉めて、残された酒で残念会したことがある。

2006-09-27

ネタにマジレスすると

痛い目にあうのが常ですなぁ。ftpに関しても門外漢。社長はそれなりにコミュニケーションには加担しているのかぁ。ヘッダーの「適度につながるコミュニティ」の「適度」の形容具合が的を得てますね。

ベルクの推薦版追記↓


私見としては、はてなには言語スペシャリストとしての校閲担当が必要だ、と常々感じてる。グローバリゼーションの兆候にのってアメリカ進出する一方で、日本人としての本来備わっているべき日本語能力の助成にも、合わせて力を加えておかなければ、グローバリゼーションが危機を迎えた際に、振り戻しとしての右傾化の流れに乗り遅れる可能性がある。

心に染み入るアルバン・ベルク

永遠青空から届けられる日々が

この世界を通り抜けていく、

夏の嵐に吹かれて時は過ぎていく。

夜ごとに神は星の冠を

その御手で夜空に編まれる、

さすらいとよろこびの国の上に。

ああ、心よ、この夏の日々に

おまえの明るい旅の歌は、

その深いよろこびはどうしたものだ。

草原のそよぎを聞いても、

心から言葉が浮かび出ぬのは、夏の光景

次から次へとあらわれ、心を満たすからなのだ。

アルバン・ベルク「7つの初期の歌」 第7曲「夏の日々」(原詩:パウル・ホーエンベルク) 訳:喜多尾道

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