はてなキーワード: ゾンビ映画とは
不謹慎だし迷惑極まりない親父で恥ずかしささえ感じてる立場だということを先に断っておく。
今まで休みの日は酒飲みながらスマホいじったり映画観るだけのゾンビみたいな父親がココ最近目に見えてウキウキしてで活動的になっている。
『パンデミック』というのはゾンビ映画が好きな父親には堪らない展開なようで、最近ナイフの手入れをし出すようになった。(バトニングできるゴツさのが3本ある)感染者の頭にぶっ刺すつもりなのかはわからないが、サバイバルになった時に必要らしい。何を想定してるのだろうか謎である。
そして今頃になって食糧買いだめをするようになった。この先もっとパンデミックが進むと食糧不足になるため人類は物資をめぐって殺し合いをするようになるらしい。食料は命の次に大切だと説き始めるようになった。本当にそう思うならパンデミック前からの準備が必要だったのではないのだろうか。この間店員に買い溜めを止められたと嘆いていた。身内として恥ずかしかったので、「買いだめなくても流通するし、みんながいつも通り買えばいつも通りみんなの手に行き渡るから買いだめは辞めてくれ」と頼んでも「お前は平和ボケしてる」と一蹴される。
「俺は家族を守るんだ」と。誰かこのリックを止めてくれ。カールは辟易としている。
マスクもせずに。
で、あの映画ってそこらへんのライト層をだまくらかして映画みせようとしれるわけじゃん?
もともとシャーロックもののドラマが大好きで英ドラマのシャーロックもミス・シャーロックもディーンフジオカのシャーロックも好きだ。推理が楽しい。
大好きな中村倫也が「屍人荘の殺人」でシャーロックとして出るという触れ込みだったので映画が発表されてからとても楽しみだった。
そして観に行った。
びっくりした。
ゾンビ映画だった。
原作は「このミステリーがすごい!」とかいう賞を獲ったらしいのだが、ゾンビ映画なのだ。
死んだ人は生き返るし、残虐なころし方はするし、今まで思い入れがあった人もゾンビになったからといってころす。
ミステリーじゃないじゃん。
ゾンビ映画じゃん。
公式は「ネタばれ禁止!」って売り方をしているが、これはネタばれではないとおもう。だって、そもそもミステリーじゃなくゾンビ映画なんだもん。
ゾンビファンにはいいけど、ミステリーファンを騙さないでくれ。
そもそも私はゾンビものはあまり好きではない。嫌いではないし、面白さは感じるけどゾンビが出てる時点でファンタジーなわけじゃん。
あり得ない世界。
ミステリーを見るときは現実でありそうなことの謎解きを楽しむのであってゾンビが出た時点でもうそれは謎解きとかじゃないじゃん。なんでもありじゃん。
私とおなじようにミステリーだと思って騙されたようなご年配の老夫婦が結構いた。
映画の配給元としては誤解されようがなにされようが映画館に行かせたもん勝ちなんだとは思うけど、
私はその策略にまんまとハマってしまって騙されたんだと思うけど
ゾンビ映画としてみれば結構面白かったんですよ。ノリもいいし。浜辺美波ちゃんはひたすらかわいいし。神木隆之介くんもかわいいし。
だけどね、中村倫也はシャーロックではなかったんですよ。中村倫也さんと神木隆之介くんとの推理姿がほとんど皆無だったんですよ。
金返せ、って思いますね。
しかも、この作品、ゾンビになった人をころすわりにはそこらへんに罪悪感とか法律の観点とかまるでないし、もともとなぜゾンビになったのかゾンビにした組織がなんなのかも分からず仕舞いで終わるの。
謎が謎のまま終わる。
金返せ、って思いますね。
追記----
思いのほかブクマついててびっくりした。
「ミステリーファン」と書いてしまったからコアなミステリーファンがモヤっとしているようだったんだけど、
ご推察の通りシャーロックものが好きでコナンが好きなああいう感じが好きなミステリーファンなので、そういうミステリーのことだと思ってくれ。
小説は読まない。アニメかドラマ、映画だけ。殺人事件が起こる刑事もの、探偵ものが好きなんだ。
「屍人荘の殺人」自体は嫌いではない作りだし、面白かったと思う。
でも、ゾンビだとわかってたら観に行かなかったんだ。「小説があるからそれを読めば分かる」とも思うかもしれないが、これから推理ものを見るのにわざわざ小説でネタばれしてから行く気にはならない。
宣伝は「二人のシャーロックが事件を解決」というような触れ込みだった。
シャーロックとワトソンという関係性を強調していたように思う。
ということは原作を知らなければシャーロックの中村倫也とワトソンの神木隆之介目当てで観に行く人がほとんどだよね?
原作知らなくてあのCMを見て浜辺美波と神木隆之介が二人だけで推理をするゾンビ映画だとは思わないと思う。
原作のことをミリしらでそこまで推理できたらすごいし、そいつはシャーロックだ。彼なら推理できるだろう。
原作の小説はきっと面白いのだと思う。賞も獲ってるし。ミステリーとしてもよくできているのかもしれない。いや、良くできているから賞を獲った。
だが、映画「屍人荘の殺人」はパニックホラームービーであり、コミカルなゾンビ映画だ。
ミステリー好きでゾンビが苦手な中村倫也ファンとしてはやはり「金返せ」ってなる。しょうがない。
彼岸島とは、漫画で、日本が吸血鬼に征服された世界を描いている漫画だ。
「IRT(アイドル・れ◯ぷ・タワー)」という建物が上野にできており、
大量のおっさん吸血鬼(人間より力が遥かに力が強く獰猛でゾンビ映画のゾンビ見たいなもの)が、人間のアイドルをたくさん監禁している。
アイドルたちは、最初は「手を出されたら死んでやる!」と言って、吸血鬼たちを沈めて、手コキやフェラで夢見心地にさせてやっていたのが、
新人がやってきて、吸血鬼に脅されるままなんでもやらせたため、「女の一人二人死んでもいいか」という風潮に吸血鬼がなり、いうことを聞かなければ殺される地獄になってしまった。
なんと、そのアイドルたちは、ゲロを何度も飲まされたり、ウ◯コを食わされたりしたらしいのだ。
その直接の描写はなかったが、現代日本ではありえないレベルの男の性欲の直接的な発露と、女性が家畜のようになっている様が、そのゲロやウ◯コに現れているような気がした。
どうもこの作品では、血液感染で吸血鬼になるのだが、ゲロやウ◯コではならないらしいのが引っ掛かったが、、、、。
ともかく、その地獄のようなIRTの状況は直接的なコマには描かれていない。
しかし、現代日本で男の立場が弱く、フェミニストに顎で使われて消費される男性の立場と完全に真逆で、
日本が吸血鬼のようなものに征服されたらこういう状況になるだろうなーというのが、リアルに想像できる状況だった。
是非この場面の描写を見てみたい。
まあでもやっぱりおえーってもなるかな…ゾンビ映画と同じかもしんない。