はてなキーワード: タンス預金とは
長期投資。敵は3つ。①自分。②手数料。最も強大なラスボスは③税金。金融所得10%増税。年500万円の配当とする。手取りが400万円から350万円に。50万円減る。俺たち現預金の民の将来に決定的なマイナスのインパクトを与えることになる。残念。でもまあ乗り切れる。仕方ない。
それ以上に残念なのが政府の姿勢。金融所得増税の税収インパクトは小さいと聞く。株式投資家=富裕層という偏見を前提としてないか。格差是正のための象徴的措置と思ってないか。非投資家は溜飲が下がる。俺らは国を恨む。海外に投資しちゃう(既にそうしているけど)。
間違っている。①株式投資は誰もが少額でも始められる開かれた公平な市場。富裕層だけのものじゃない。そして,②株式投資は庶民が豊かになれる唯一の手段でもある。それ以上に③株式投資は将来のための資本のリレーそのもの。投資こそ未来の礎。
②。俺は貧困層の出身。たまたまと思うが,今年,投資の自然増が労働収入を超えた。幼少のころからの勉強や今までそして今の努力を否定された感じがした。圧倒された。そして実感した。働くだけじゃ決して豊かになれない。
③。株式投資は,個人でみれば現在の労働収入を将来の不労所得に転換する過程だ。でももっと広くも見れる。将来の不労所得は投資先企業の将来の労働収入の前提となる。その労働は社会を支え,ときにはイノベーションを起こすかもしれない。これが将来にわたって循環していく。株式投資はこの資本のリレーに参加することでもある。
金融所得増税は,非投資家の歓心を買うかもしれない。しかし,その実は,俺たち庶民の手足を労働に縛り付けるものだ。それ以上に,貯蓄から投資へ。タンス預金を投資へ廻して経済を活性化という流れに冷や水をぶっかける。その結果,預金は預金のまま眠り続ける。経済の活性化とは真逆のベクトルを生む。
2025年のAppleカー。NVIDIA過去最高益。聞こえてくるのは希望の持てる未来の話。海外の。じゃあどうするか。外国株は倍の40%。日本株への投資には課税しない。思い切ってこうしたらいい。日本企業にタンス預金も流れ込むだろう。投資先企業の労働収入が潤い,活動が活性化するかもしれない。少なくとも夢を持てる。
でも本当は夢なんていらない。正直で思いやりのあるリーダーからこういって欲しいだけだ。「日本の子供達のためにこうしたい。だから今,政府は財政を絞る。無駄を省く。血を流す。だからあなたも血を一緒に流してくれないか」と。政治家の誰か率直に俺に言ってくれないかな。誰もいない。