以下、会社によってボタンの仕組みも仕様も違うと思うので、話半分で聞いてください。
元増田 anond:20190531004308 はいくつかの論点を含んでいるようですが、特に整理せず思いついた順に書いてきます。
押すべきボタンはどれか
さらに今回のように「駅についた」タイミングだったら、それでもまずは電車内のボタンを探すことが正しいのでしょうか。ホームにある方のボタンはとにかく「列車非常停止ボタン」と呼ばれる、全線に連絡が行って前後の電車まで止まるタイプと読むと、よっぽどヤバい時しか押しちゃダメなんじゃないかと躊躇してしまいました。
車内のボタンが車掌との通話用、ホームのボタンが周辺数km圏内にいる列車をすべて停止させる信号を出すものです。
ホームのボタンがそのようになっている理由は、ホームからの転落やお客様との接触の場合、並行路線の列車が来ると2次的な被害を生む可能性があるためです。
逆に、車内でトラブルが起きても基本的には他の列車には何の影響もないので、周辺の列車を停止させることはありません。
……とか言っておいてなんですが、実はその仕様は会社によって違っています。
少し古い記事ですが、
https://toyokeizai.net/articles/-/125705?page=2
によれば、どちらかというと車内のボタンは少なくとも次駅までは走行する例が多いです。今回の解説でもそのタイプの会社の場合だと思ってください。
ホームのボタンは例外なく周囲の列車まで止めるものだと思います。
ボタンの仕様について整理したところで、増田の問い(押すべきボタンは)をひとまず棚上げして次に進みます。
症状にもよりますが、周囲の乗客が急病人を列車から降ろすのも手だと考えます。理由は増田が言及する通り、特に混雑時間帯は駅員を捕まえることが困難なことが多いからです。
その場合、マゴマゴしているうちに列車が発車してしまう可能性も十分にあります。そうなるよりは、まずホームに降ろす、というのもありかな、と。
ただし、繰り返しになりますが症状によってはむやみに動かすとよくないものもあるでしょうし、そこは難しいところかもしれません。
意識はある、頭は打ってないのような条件付きになるかもしれません。
急病人救護で避けたいのは、誰かが異常を伝えようとしている間に列車が出発することであることは前に述べました。
皆さん急病人を発見すると駅員に伝えようとする傾向にありますが、実際のところ最も先に異常を知らせるべきなのは(効果的なのは)車掌です。
理由は、仮に皆さんがその辺の駅員を捕まえて「そこに急病人がいるんです!」……と言っている間にドアが閉まり、車掌が発車合図を出すと列車が動き出すからです。
当たり前ですが、少なくともわが国においてはドアが閉まらなければ列車が動くことはありません。よってドアを閉める車掌が文字通りキーを握っているわけです。
ホームにあるボタンではなく車内の連絡用ボタンです。ここまでくれば理由は明白と思いますが、車掌にダイレクトにコンタクトできる数少ない手段だからです。
車掌に「〇号車に急病人がいる」旨を伝えれば、少なくとも発車を待ってくれるし、業務放送で駅員を呼んだりできるので、旅客が駅員を探しに行くより早いことが多いように思います。
一方、ホーム上の非常停止ボタンは、元増田はご存じと思いますが、けたたましい警報音が鳴り、周囲の列車が止まります。
そこで駅員としては、まず押下された非常ボタンの元に急行し、押した人から話を聞き、運行に異常がなければボタンを復帰し、関係ない車両を運転再開させる手続きを取ることになります。
急病人救護という観点からどちらがシンプルかというと、まあ車内のボタンのほうがスムーズでしょう。
手信号ってお前、わかるわけないだろ、というご指摘は尤もです。
しかし、鉄道業界においては、手信号とまでは言わずとも、手を大きく振るということは何かを伝える、もっと言うと何か異常が発生していることを伝える手段になり得ます。
満員で車内通話ボタンにまでたどり着けない、近くに駅員もいないというとき、車掌が「ドアを閉めます」とか言い出したらドアから身を乗り出して大きく手を振るというのも一つの手段ではないでしょうか。
基本的に列車発車時には、安全にドアを閉めるため車掌や駅員が目視またはカメラを使い死角が生まれないよう監視をしています。
そこで何か大きく手を振り続けているお客様がいれば、少なくとも何かが起こったものと判断することは容易です。
とまあ、小難しいことを言っても仕方がないのも事実。
泡吹いて倒れている人を前に常に冷静でいられるとも限りません。
ベストな手段でなくとも、結果的に人命を救うことになるのであれば、どのボタンだろうが躊躇なく押してよいと思います。
というのが多分、会社のオフィシャルな回答になるんだと思いますが、まあ正直、現場からすると非常停止ボタンが押されるとホゲエエエエエエエエエエエですね。
意識不明とかならまだしも、吐き気がするくらいで押されるとイラッとすることもあります、正直。人間だもの。
そうだね。うんちだね。💩
話が変わるから別トラバにしました。そういえば思い出したことがあったので。
今回の是非とか今後の対策とかは無関係の話です。そういうのは、トラバやブクマで心ゆくまでやってください。答えなんてないと思います。私も危なければどっかに隔離してほしいとすら思う。絶対にやらないと宣言しているけど、今後はわからないし。
本題です。雪深い地域に行かざるを得なくなった時期がありました。体が不自由で、でも田舎は車社会で車がないと買い物も仕事も出来ない。ついでに言うとそんな状況でも車があると生活保護で弾かれる現状はなんだろうと思うのですが、それはまた別の話にします。
雪が深くて車の雪下ろしや、車の周りの雪よけをしないと車を出すことも出来ない場所でした。
一年目は、悪態をつき、体調崩してフラフラになりながら雪下ろしをしました。雪をひとかきするごとにめまいが襲ってつらかった。一人暮らし、慣れない土地で誰を頼るべきかわからなかった。
二年目、本当に体調が悪化しすぎて外に出るのもままならなくなった時期に、そろそろ買い物行かなきゃ、と駐車場出たら、明らかに車が雪下ろしされてる。周りの雪も少し片付いていた。
小さなことだったけど、あ、生きてて良かったなって一瞬思えたんです。
誰がやったかわからずじまいだったので、車のフロントガラスに「助かりましたありがとう」とクリアファイルに入れた紙を2週間くらい、運転しない間貼り付けておいた。その人に届いたかわからない。
小さなことでしょう。
絶望も山ほどあるけど希望もそこそこあるから踏み外さずにいられます。ひと握りだけど信頼できる人もいるから、私は大丈夫、とまだ言える。
>税率は国民の代表である議会が決定する よって累進課税は民主的に政策として認められてる ハイ完全論破
所得税法、法人税法などの「法」は、国会で決議されるんだけど中身はスカスカで、肝心なことは「施行令」「施行規則」を見ろ、と書いてある。
「施行令」は政令だから閣議で決定される。施行規則は省令だから省庁が発布できる。
さらに、「租税措置特別法」というのがあって、所得税法やら法人税法やらの特例を事細かに定めている。もちろんこれにも施行令、施行規則がある。
さらにさらに、租税特別措置法、同施行令、同施行規則の下に、「通達」というのがあって、国税庁が税務署に指示する判断基準があって、これが実質的な規則となる。
なるほどなあ