まー、確かに辞めちまえば「仕事を失くしたらどうやって食っていこう・・・」って
リスクがそもそも気にする必要がないことになっちゃうわけで、その面では正しいかもしれんと思った。
でも、出資を募るならいい企業に勤めながらがいいよ。「ここ辞めるんですよ俺は!」って訴えかけるカードになるから。
そういう意味で、起業を志す人間ほど一回超ネームバリューのある企業に入っとくのオススメ。
「俺の生涯賃金4億っすよ、企業年金やらなんやら入れたら5億っすよ!そこ辞めるんすよ、あんたの一億と十分釣りあうでしょ!」
「そ・・・そうかな・・・」
手元流動性のあるカネと、これから少しずつ貰えるはずの金なんて絶対つりあわないけどね。
まぁ、勢いの問題。
「もしシゴトを畳んでしまったらそれから先どうやって食っていけばいい?」ってリスクの方がでかいのよ。
ぶっちゃけ、法人化してようが個人事業主だろうが潰した後の借金なんてどうにかなるんだよ。
そのあと仕事が無い、最低限メシを食う収入を得て再起を目指すのが難しいってのが一番のリスクなわけよ。
そういうわけで、「小さく始める」ことのリスクと「ちょっと大きめで始める」ことのリスクって
実はそれほど差が無いわけよ。いや、あるにはあるけどさ。それでもそこまでのもんじゃないのよ。
だから、どうせなら多少ムリしてでも生存率の高いやり方で開くのがいいんでないかなー、と思う次第。
「小さく始める」やり方で生き残れるのって、マンボウの卵が生存する確率くらいに思える。体感的には。
資本金500万以下、それも自己資金+借金とかで始めた人で三年生き残った人を見たこと無い。
いや、いるにはいるんだろうけどさ。
いや、そん時テキトーに手に入った古着やら古本をぶっこむだけ。
古本はもう、圧倒的にマンガだな。向こうに業者がいて、一冊一冊セリフの翻訳テキストを作って添えて売るそうだ。
ちなみにその翻訳テキストは現地で売られてる現地語バージョンをテキスト化したものとのこと。
だから、一昔前に超流行ったけど、現在の日本では査定価格ほぼゼロみたいな本。
あと、向こうで売ってる奴の話を聞いてクソ笑ったのは「ビジュアル系の古着売れるからもっと寄越せ」ってのがあった。
まー、向こうの業者への接待みたいなもんだよ。最近は海外のサイトにすぐ翻訳バージョンがアップされるから、
翻訳業者も手間要らずなんだそうだ。
基本、頼まれればなんでもやるというか、
ご注文に答えてるうちに自分が何屋さんなのかわかんなくなっちったんだけど。
最初は食品だった。資金力が大きめだったので、現状同業他社が扱ってる商品の輸入ルートを乗っ取っちゃうのが
基本戦略だったんだけど、最近は自己開拓したものが多くなってきたわ。
つーか、最初に乗っ取ったルートも更なる大手に食い荒らされて使い物にならなくなったのが多いし。
あと、コンテナを海外に戻す時ついでに日本産のもの突っ込んでみたりして、
http://anond.hatelabo.jp/20120227095815
「カネとシゴトを引っ張る力」これも、顕在的に持ってる場合と潜在的に持ってる場合がある。
ふだんはだらけてたり消極的だけど、追い込まれると急に開花するタイプがいる。
こういうタイプは会社勤めすっと堕落してくが、起業とかノマドとかで状況的に追い込まれる事で開花するタイプがいんのよ。
「小さく始めて大きく育てる」ってスゲー難しい気が最近してる。
「ちょっと大きめで始めて、維持をモットーとする」の方が現実には近いのではなかろーか。
それでも会社組織ってのは「大きくならざるを得ない」ものではあるんだけど。
アブクの如く膨らむ組織を目指すよりは、こっちの方が成功率高い気がする。
いや、その分初期資金が増えるのでハードル上がるけど。
起業に必要なのはそもそも能力じゃない。「カネとシゴトを引っ張る力」ただこれだけだと思う。
いや、俺はITな人じゃなくて単なる自営業者だからそもそも土俵が違うのかもしんないけど。
でも、それって逆に言えば「そこさえクリアすれば敵は少ない」ってことでもあると思うのね。
だから、若手があんまり起業するようになると困るな。俺のパイ減らさないで欲しいよ。
日本じゃ「若くして起業した」ってだけである種のカリスマ性になるわけだし。
みんなが「ノマドが・・・」とか言ってる間に俺は金持ち口説いて出資を得てたわけで。
若い世代はみんな揃ってマト外れなことしてて欲しいな。金持ちの絶対数は限られてるから。
みんなドラッガー読みながらジョブズのご尊顔を拝んでノマドノマド言ってフェイスブックで交流して講演会に感動してればいいと思う。
ところで「ノマド」って言葉の枠の中に自分をハメ込んで属性付けをしてる時点で、原義から言えばそれノマドじゃなくね?
というか、おまえらただのおくれて来た脱構築主義者じゃねーか。40年くらい前に流行った概念の名前変えただけだろ。
「南京大虐殺に疑問を投げかけたのが許せない」っていうブックマークばかり集まってたけど、
その中の一人がブログの書き手の個人情報を書くと言う嫌がらせをしたらしい。
その人物は前にも論敵の個人情報をわざと書いてた。
経緯からしても、相手の注意があってもなかなか消さないことからしても、
こんな人を放置していていいんだろうか。
わあうらやましい。
おれはボッチ気味でも普通に卒業したけど、そう言う大学に憧れてたし
早稲田はなんとなくそういう空気なんじゃないかと妄想してたけどマジでそうなんだ。
逆にそういうとこなら友達も出来そうだ。
ぼっち向け大学選びマニュアルとか作ったら需要ありそうだな、と思った。
俺もかつてとある国立大学を辞めてる。そこまでのぼっちではなかったけど、とにかく「みんなでやる!」という
カリキュラムがウザすぎた。個人的に思うところは、規模小さめ偏差値わりと高めな大学に
そういうコミュ力命系の大学が多い気がしている。地方旧帝やら駅弁に多いんでなかろーか。
またこの手の大学は地元出身者が多く、人間関係はスタートラインからかなり固まってるってのもあるだろう。
そういうわけで、再入学or編入を狙うなら早稲田文系をお勧めしとく。
基本ボッチでも困ることはゼロで、むしろ「馴れ合う奴キモい」という空気さえある。
大学周りに本屋もメシ屋もいくらでもあるので、学食で苦しむことも暇つぶしに悩むことも全く無い。
また、変人率が高めで年齢層も多様なので再入学時の年齢がかなりアレでも全く問題ない。
+2で入学した俺でも全く浮かなかった。卒業後も学歴としては(その入学難度の低さのわりには)
それなりに評価されるので、わりとおすすめ。
これから入学して延々公務員対策しとけば就職もなんとかなると思うし、
奨学金も(おうちが相当の金持ちでなければ)取れるので、その辺の問題さえクリアになるなら
早稲田をお勧めしとく。いや、マンモス私大ならどこでもこういう特徴はあるだろーけど、自分が通ったとこ以外は
自信を持って進められないので。
場合によっては任せられるかも。
「ノマド最高!」も「ノマドは完璧じゃないと無理!」も的外れ。
http://anond.hatelabo.jp/20120222113707
を、「ノリだよノリ。ただそれだけ。」で締めたのでその続き。
新卒時に何も考えず周りに流されて就職する事と、上司がクソだから等の理由で会社を辞めてノマド化する事は、脳天気さにおいて同レベルだと思う。
前者は日本において許されている。というか主流ですらあるw
往生際の判断力やゴキブリのような生命力ってノマド化や起業に十分条件だと思うんだけど(必要条件とは言わない)、コレって窮地に陥らないと発揮できない力であって、平和な日本社会においてはこれまで一回も発揮した事ないけど潜在的に保持していてる人っていると思う。
この他にもノマド化や起業してはじめて発現するスキルがあるような気がする。
それこそ、雨が降ったから会社辞めてノマドになってみたw くらいのノリが許される事によって、これらのスキルが発現するチャンスが増える。もちろん多数の淘汰が発生するだろうけど、母数が増えない限り何も始まらない。
要するに、社会において、「よくわからないから、向こう岸には行かない」という人数と「よくわからないから、とりあえず向こう岸に行ってみるか」という人数に差がありすぎると思うんだよね。
今の日本の社会人のうち、「よくわからないから、とりあえず行ってみるか」な人って200人に一人くらいじゃね?
参考:「どんだけマッチョじゃないと起業できないんだ、日本は。」
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/bc5334feeac78f36c238c20608c92325
イシガメを飼っている。
これは、12月の路上で死に掛けているのを拾ったもので、一年と少し頑張って治療した結果
皮膚病も治癒し食欲も十分、ベコベコだった甲羅も回復しつつあるというものなんだが、ちょっと問題がある。
人に馴れすぎた。近くに寄れば餌を寄越せとアピールし、物音がすればそっちに走る。
要するに、人(物音)=エサという回路が出来上がってしまった。最早ワシ掴みにして持ち上げても、
あるいは甲羅のコケを歯ブラシでワサワサ磨いても、全く抵抗もせずされるがままである。
最近など、部屋の中を散歩させていたら足に乗っかって寝た。生き物としてどうなんだそれは。
でも、これはイシガメで結構減少が問題視されてる野性生物だったはず。
俺としては、野に帰すべきだと思うのだ。そういうわけで春になって気温が上がったら、
近場の山の川辺近くに放そうかと思ってたんだが、このアホのことだ
今やイヌでもキツネでもトリでも物音のする方へ「エサくれ!」と突っ走ることは必定。
三日以内に山の皆様においしくいただかれてしまう気がしてならない。
ここまで愛着が沸いてしまうと「食われるとこまでが自然です」と割り切ることもできない。
どうするか。こうなったら一生飼うか。20年くらい生きるらしいけど。