はてなキーワード: レセプトとは
医師の働き方と医療の在り方について、ネット上のいろいろな意見を読んで考えましたが、結局はシンプルな解決法はなくて、ひとつひとつ、少しでも業務を減らしたり、当直明けは原則休みにするという仕組みを作ったり(それでも24時間勤務だけど)、細かい部分から見直していくしかないんじゃないでしょうか。
東京医科大学が女性受験者の一律減点の決断をしたときの状況がどんなだったかは知りません。すでに現場が疲弊していて、これ以上女医を増やすなという声が上がっていたのかもしれない。
それでも、やはり一律減点は最悪の対応でしょう。聞いただけでぞっとする。自分のとった点数が女だからという理由で知らない間に減らされて、それで落とされるかもしれないとか…。
たしかに、医師のなり手を労働力(その人の人生で勤務させられる時間の総量)として数字だけでカウントするのならば合理的な判断なのかもしれないけど、その視点だけで物事を決めるのはどうかと思う。人を労働力としかみなさずに、人権も人生も軽んじている。
一律減点って関係者からすれば楽な方法にとびついて、それがどんなにひどいことか、まったく考えられなかったんだろうか。
昔と比べて女医の割合が増えたら、産休、育休がでたときの穴埋めの頻度も増えるわけで、たしかに現場は大変。カバーする人の負担はとても大きい。
(現状では、男性医師で育休とれる人はほとんどいないので「女医の割合が増えたら」という話になってしまうわけですが)
(あと、出産後数カ月で復職したばかりの女医さんに無理をいって通常の当直させているところもあると聞いたことある。出産・子育て中の女医に負担かかるパターン)
それでも、それをきっかけに医師の業務の在り方そのものについてもっと負担を軽減する方法を模索するしかないと思う。理想論だし、それだけでは解決しないと反論されそうだけど。
地道な業務改善の模索をめんどくさいと放棄して女医の数を制限するという選択肢だけは否定したい。
とりあえず私が思いつくのはさっきもちらっと書いたとおり2つ。当直明けの原則休みと、業務を減らす(というかレセプト病名業務なくしてほしいというただの願望)。
当直の割り振りって、昼間の勤務内容とか外来の曜日とか考えずに、とりあえず振り分けてる場合がほとんどでしょう?あとは医師どうしで交渉してくださいって感じで。
当直明けがそのまま外来日のときのしんどさよ(外科の場合は手術もあるわけで…最近はそうならないようにしているところもあるみたいだけど)。
「当直明けは原則休みにする」というのが何とか定着しないかな…。そのためには外来日前日を当直にしないとかの調整が必要でめんどくさいだろうけど。
それを医師自身で調整しろって言われたら調整担当になった医師が死ぬんで、当直決めてる事務方に面倒をお願いすることになるのが心苦しいけど。
休みと言われても病棟患者もってたら主治医はひととおりチェックすることが多いので休むつもりが気づいたらお昼…とかはあるあるだろうけど。
あと、結局回診やカンファの曜日とか決まってたり、人によっては会議とかあったりするので休めなかったりするかもしれないけど。
それでも原則が定着して、とりあえず昼間いったんは家に帰るなりして数時間休んでいいというのが当たり前になるとだいぶちがう気がする。
なんだかんだで患者さん目の前にしての診療はがんばれるのだけど、レセプト病名業務だけはやってられない気持ちになる。
どさっとレセプトの束がくるたび、私の場合は1時間半くらいはとられているかな(もっと多い人もいると思う)。だいたい月2~3回?くらいにわけてレセプトの束がくるんだけど。
診療の終わった夜とか、当直の合間とかにみんなカルテ開いてぽちぽちやってる。
レセプト病名、要は保険診療にのっとってやっていますよということを証明するために、すべての処方や検査に対して根拠となる病名が必要。
処方も検査も主治医が出しているので、原則主治医がつける。医師しかできないことになっている業務。患者何百人分たまると、けっこうな業務量になるわけです。
いや、通常のカルテ内容にはもちろん病名記載してるんですよ?それとは別に病名登録専用の画面に入れとかないといけないんです。
外来診療中にやってしまう人もいるのかもしれないけど、それはよほど手際がいいか余裕がある外来か。
外来ってただでさえ患者さんの話を聞いて検査結果もみて説明して何か異常あればいろいろ考えて検査と次の予約入れて処方入れて、造影剤使う場合は毎回同意書とって、ってやること多いので、別の画面開いて病名つける時間とかないもんな。
(パソコンって反応にタイムラグあるので、それだけで時間とられる)
レセプト業務、制度上必要な業務であることはわかるけど、こんな、医師に負担をかける形でやらないといけない?ってもう10年以上ずっと毎回毎回思ってる。
なんかまあ、仮にこの業務がなくなったところで(なくならんだろうけど)、実際の診療業務の労働問題は解決していないけど…でもこういうところから少しずつ見直していってほしいなと思うのでした。
クリニックの話です。大きいとこは知りません。
これが一番確率が高い。選考にかかわるのが現場の事務員でなく医者だったり開業コンサルだったりするので、必要なスキルをよくわかっていない。
そして資格が役に立つ唯一の例外がここです。なぜなら面接官たる彼らは資格が役に立たないことを実感としては知らないからです。普通に勉強熱心な人、最低限の知識はある人として扱ってくれます。
求人が多くて応募が手軽なと○ばーゆとかアイ○ムには応募が殺到します。これを未経験者が勝ち抜くのは至難の業。
ハローワーク経由だと、応募数が一桁少なくなるので面接までこぎつける可能性がぐんとあがる。
私の行っている歯医者はわりとサービスが良い。大分前の治療で詰めた詰め物が取れるとタダで直してくれる。が同じことをもう一回やったうえに、詰め物を紛失したといったらイヤな顔をされた。あの詰め物は結構お金のかかる代物らしい。
で、「歯のクリーニングをサービスしときますね」とか言われて、患者目線だと「タダで歯のクリーニングをしてくれるなんて嬉しい」と思うわけだけど、こそっと医者が「○○健康保険組合(うちの会社の健康保険扱ってるとこ)には請求させてもらいます」と言う。基本的に診療報酬は本人負担が3割で、健康保険組合の負担割合が7割だから、3割サービスしても、7割もらえれば歯医者的にはOKなのだ。他にも医者みずから患者に電話して「こないだ来ていただいた日付だと診療報酬が認められないから別の日に来たことにしていいか」とか言っていた。たぶん実害はないだろうけど、来院した日付をずらすってのはカルテの改ざんじゃないんだろうか。カルテを直さずにレセプト(診療報酬明細書)の日付だけいじるにしても、それってばれたらやばいんじゃないの?まぁうちの近所の歯医者は街の規模が小さいわりにやたらと多いので、どこも生き残りに必死なんだろうけど。
ちなみに最近捻挫して、医者に湿布を処方してもらったら500円で手に入ったけど、同じ湿布を後から薬局で買おうとしたら1,670円取られた。医者に処方してもらえば健康保険が適用されるので3割負担で済むけど、自費で買うと満額取られるのだ。自分は湿布でアレルギーを起こしたことがあるので、最初に湿布を少なめにしてもらったんだけど、結局大丈夫だったので、こんなことなら医者の処方箋があるときに2袋買っておけば良かった。
私も正式に医療事務を勉強したわけじゃないけど、病院関係の仕事をしたことがあり、おおざっぱな概念は分かるので、たまに診療報酬の知識がない人がとんでもないことを言ったりやったりするのを見ると目が点になる。
たとえば最近話題になっている皮膚科で処方してもらえる保湿剤の話。本人負担だけ見ると3割しか払わなくて済むので「こんなに安くてお得!!」となってしまうんだけど、実際は健康保険組合が7割負担しているのだ。
あと、私が前に聞いた話で「ひどいなぁ」と思ったのは、薬にいろいろアレルギーのある友達が、何の薬でアレルギーを起こしたかを書いてあるメモを忘れて医者に行き、どの薬が大丈夫か分からないので「(同じ薬効の)薬を全種類出してください」と頼んで断られた話。ひどいのは医者じゃなくて友人の方で、あんたがいくら「自分に合わなかった薬は返します」とか「その分の薬代は払います」って言っても、患者が払うのは所詮3割だし、同じ薬効の薬を何種類も処方して健康保険組合がおとなしく7割出してくれるはずもなく、全部医療機関側の損になるのだ。だいたい「合わなかった薬は返します」なんて約束が守られる保証はないし、返ってきたときも一度誰かに処方した薬を他の患者に処方するわけにいかないんだからただのゴミになる。
その子は別件でも医療機関に対する理不尽な不満をぶちまけていて、旅先で「蜂か何かに刺されて医者に行ったけど、結局なんともなかった。治療らしい治療もしなかったのに1,000円も取られた」「このぐらいならタダにしてくれてもいいのに」というので唖然とした。どうも休日とかの話みたいだったけど、初めての病院に行って医者に診てもらったら初診料がかかるのだ。休日ならば休日加算もつくので、下記のリンク先の金額に基づいて診療報酬を計算すれば計5,320円だ。たぶん当時の方が休日加算が安かったんだろうと思うけど本人負担が約1,000円。そのぐらい文句いわずに払えっちゅうの。行きつけの病院でだいたい体質とか把握しているなら彼女が望むような扱いもできたかもしれないけど、休日に初めて来た患者で、かつその場はなんともないように見えても後で何か起こるかも知れないんだったらカルテもレセプトも作って診療費を請求するのが当然だ。
http://www.kenporen.com/health-insurance/jikangai/
…とにかく知らないということは恐ろしいとつくづく思う。まぁ私もざっくりした知識しかないので、正確なことを知りたい場合は医者でもらった診療報酬明細書を持って職場の健康保険組合に聞いてみるとか社会保険事務所に聞いてみるとかするといいかと…。病院の窓口も当然知っていて請求している話だけど、明らかに身に覚えのない項目に点数が入っているとき以外はだいたい忙しくてイヤがられるので、上記のようなところに聞く方が無難と思われ。とにかく自分が払っているのは医療費の一部にすぎず、大部分は健康保険組合なり国民健康保険なりが払っているということを認識しておくのが大事だと思う。
いや、嘘。実体参照リストを見てたらいろんなラテン文字に結合できると知って使いたくなっただけ。
でもつらつら書いてたら同音異義語を多少緩和させて読みやすくなりそうなので、ローマ字書きするときに普及したらいいなあと思った。
数値文字参照 | 表示 | この増田での意味 |
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́ | ́ | 漢語、外来語を表す。 |
̊ | ̊ | 大和言葉を表す。 |
̄ | ̄ | 長音 |
̈ | ̈ | 単独で発音する。 |
アキュートを付ける。略語の場合には構成する語ごとに付ける。固有名詞は大文字。
1. 大和言葉同士で連濁が起こらず、且つ分かりづらい場合にリングを付けえる。3重以上の複合語で大きく分かれる箇所にリングを付けるとよい。
リング+トレマの併用例と併用しない例。
Śeigi no Ḿik̊ata no T́okutyō
Ákud̊ama no T́okutyō
「増田さん」って、言ったり聞いたりするときは一塊のフレーズとして聞くけど(もっと言えばテニヲハまで一塊)、読んだり書いたりするときは「増田」と「さん」に分けて理解するわけで、そういう目と耳とで矛盾する解釈をうまくアルファベットに落とし込めると読み書きしやすいローマ字になるのかな、と思った。