はてなキーワード: ばあさまとは
台湾に行って来た。
一人での海外旅行は初めてだ。
台湾であった事、感じた事つらつらと書く事にする。
長いし、起こった順に書いていて、特に脈絡もないので、ドラマは期待しないで欲しい。
取り留めない旅行記だ。
もし文書の中で一文でも、行ってない人の興味を唆れたり、行った事のある人に「あ〜、あるある」って思ってもらえたら嬉しい。
出発前
そもそもなぜ台湾に行こうと思ったかというと、少し前にちょっと凹むを事があり、いつまでも気に病んでも仕方ないし、何か面白い、自分の興味を引かれる事がないかなぁなんて考えてたところ、「そういえば、台湾料理で気になってるものがあるんだけど、実物を食べた事がないんだよなぁ」と思い出し、休暇の予定も決まってなかった事もあって、「じゃあせっかくだから行ってみよう」となった訳である。
初めてなので、ツアーを予約して、飛行機とホテルの世話だけをして貰うつもりだった。
いざ行くと決まれば、何より問題なのは言葉で、元々日本でもコミュ障気味なのに、別の言葉が話されている国で過ごすのは甚だ不安だった。
でも出発当日が来て、フライトをまつ夜の羽田空港国際線ターミナルで、簡単な中国語を暗記していてた時にふと気付いた。
そうだ、俺、イラスト描けるじゃん。
言葉の通じない国に行くんだ、使えるスキルは何でも使わないと。
午前4:50、タイガーエアに乗り込んだ。
ツアーなので、自分の他にも出発する日本人がいるかと思ったが、日本人は少数派のようだった。
ちょっと不思議に思ったのは、機内の台湾人の男性はほぼメガネ。
なんでどいつもこいつも目が悪いんだ。
後から更に不思議だったのは、台北の地に着くと男子メガネ率がむしろ低いのだ。
台湾人は飛行機に乗る時だけメガネをかける決まりでもあるのか?
1
1日目 午前
LCCの狭いシートで変な姿勢に耐えながら3時間のフライトを終え、朝の桃園空港に降り立った。
空港でキョロキョロしてると、いきなり兄ちゃんに現地の言葉で話しかけられた。
バス?とか言ってたので、行き先に迷ったと思われたらしい。
一瞬どう答えていいか迷ったけど、オレンジのベストを着てゲートのすぐそばに立っている女性を指差し、「大丈夫」と言うふうに手を振ったら、彼は「なんだ」という顔をした。
あ、言わなきゃ。
「謝謝」
実はツアーガイドはすぐに見つけていたのだけど、他のツアー参加者が集まってから声をかけようと思っていた。
しかし、誰も集まる気配がない。
機内に日本人が少ない筈だよ。
「すいません」と日本語で言うと、ちょっと訛った日本語で「どこにいたの?すぐに声かけてよ〜」と笑顔で言われた。
より覚えやすくする為に、勝手に「エリーさん」と呼ぶ事にした。ちょっと伸ばしただけだから大きく違わないだろう。
ホテルに向かうミニバンでエリーさんに「何かみたいものある?」と聞かれたので、「九份に行きたい」というと、「どう行くか調べてますか?」
「ざっくり」と答えると、「ざっくりじゃダメよ!」とひどく呆れられた。
エリーさん曰く、九份は凄く人気、今は祝日で台湾人も行くから人でごった返している、行くなら早くいけ、と。
さらにはついでに十分も行くべきで、こんなこんなこんなツアーがあって・・・と説明が止まらない。
「実は蚵仔煎と肉圓を食べに来た。あとお茶も買う予定」と言いうと、彼女は「それだけ?」とまたもや呆れ顔で言った。
「それだけじゃ量が少ないよ!」
さらっと書いているが、この会話の中で、エリーさんは料理の名前を何度も聞き返している。
曰く、「発音がメチャクチャだから何言ってるのかわかんないよ!」
日本人とは随分テイストの違う接客なので思わず笑ってしまった。
夜市にも詳しいエリーさんによると、蚵仔煎の様な夜市料理は行列の店で食べるべきで、それは味の問題というより、回転の早い店の方が素材が新鮮なので、当たる事が少ないからであるとの事だった。
台湾人がよく行列するのは、そういう理由もあったのか。なるほど。
エリーさんの勢いに呑まれかかってたけど、会話が少し止まって、ふと窓の外から街を見れば、台北市は建物が密集しているのに気付く。
その中にセブンイレブン。
漢字もコンビニも人の背格好も一緒なのに、行き交う人は全然別の言葉を話している。
それは不思議な感じだ、と言おうかと思ったけど、それを言うとエリーさんが凄いエネルギーで何かの説明をしそうなので言わないでおいた。
ホテルに着いたらチェックインの15:00まで、荷物を預けて自由観光。
エリーさんは、台湾での見所と注意をまくしたてたあと「わからないことがあったらLineで連絡して!」と事細かに連絡方法を教えてくれた。
「あと折りたたみ傘を持って行って!今の台湾は天気が変わりやすい!」
どうやら手が届く限りは面倒を見ないと気が済まないらしい。
台湾人は親日とよく聞くが、接した感じでは、どうもナショナリズムの問題ではなく、何か人間が親切というか、お節介焼きであるように感じた。
エリーさんと別れてしばらく歩くと、南国の陽射しの下、台湾国旗がはためいている。
そういやエリーさんに「暑いな、さすが南国」と言うと「ここは南国に入らないよ!台南の方が亜熱帯!」って言ってたっけ。
すぐに暑さに耐えかねて、冷房の効いてそうな店に飛び込んだ。台湾で食べたかったものの一つ、豆花を食べていると、店内ラジオからはB'zが流れて来た。
細かい注文が出来ないので、かき氷とピーナッツの甘煮だけをトッピングしてもらった豆花はとてもアッサリしていた。
大通りで信号が青に変わるたび、びっくりするくらいのライダーが駆け抜けて行く。
この台湾的光景を収めようと交差点の歩道でカメラを構えたら、後ろから「前方!」という様な声をかけられた。
「前危ないよ」とでも言われたのだろうか?ひょっとしたらもっと荒っぽい表現なのかもしれない。
台湾人は親切だけど直接的でもある。
1日目 午後
ホテルのチェックインの15:00にはまだ間があったが、台北は午後になって更に気温が上がって来た。
本来は2日目の午前にこなす予定だった、台湾茶の買い出しを前倒す事にした。
エリーさん曰く、祝日の台湾人は勤勉では無いらしく昼頃にようやく起き出すとの事だったので、一抹の不安を抱えてはいたが、しばらく歩くと、お茶のいい香りが漂って来た。
通りに面した倉庫の様な店。
林華泰茶行。
上質なお茶が卸値で買えるとの事で、予め来ると決めていた店だった。
実際に来て見ると、その倉庫の様な空間に微かに漂う不思議で素敵な香りに心が踊る。
ただ、少し計算が狂ったのは、店が思った以上に小ぢんまりとしているし、本来は問屋なので、店員もぶっきら棒。
タンクトップから腹を放り出したオッさんが茶葉のチェックなどしていて、ゆっくり見るのは場違いだった。
そこでは吟味しながら4種類買う予定だったけど、実は到着直後の免税店で、エリーさんの勢いに押されてすでに高山茶を1つ買っていたので、3種類にした。
金萱
蜜香紅茶
20代とおぼしきにいちゃんに、それぞれ「1/4斤」とメモして伝えると、「150?1300元」とぶっきら棒に返して来る。
台湾の店員さんは人がよく、自分の言葉が変でも何とか必死にコミニュケーションを取ろうとしてくれていて、それが返って不甲斐なく、少し凹んでもいたのだけど、さすが問屋のにいちゃんにそんな忖度は無い。
一杯の茶のイラストと
「喜歓的香味(とても好きな薫りです)」
「謝謝。」にいちゃんは微笑んで言った。
初めてエリーさん以外の台湾人とちゃんとコミニュケーションが取れたと思った。
昨日から大して寝ずに動き回ってるので、良い加減疲れて来たけど、ホテルのチェックインにはそれでもまだ時間がある。
台北101に向かう事にした。
地下鉄にのっていたら、博愛席(日本でいうところの優先席)に座ってたばあさまが、乳幼児を抱いている母親に気付いて、手招きして席を譲っていた。
台湾人はほんとうに人が良い。
うっかり降りる駅を間違えて、次の電車を待っていたら、地下鉄のホームでロードバイクを押す人がいた。
曰く、あんな古くさい台湾ではなく、もっと近代的な今の台湾を見てくれ。
でも、実際歩いてみると、やはり台北の街は自分がイメージするアジアのエネルギーとノスタルジーに溢れている。
そうかと思えば、台北101は東京で言うところの押上のソラマチの様に、周囲から浮いて急に出現した近代モールだった。
その地にはその地の食い物が有る。
乾麺のコーナーで、刀削麺と同じ棚に讃岐うどんが並んでるのには何だか笑った。
大して腹も減ってなかったけど、疲れを癒す意味で、ここのフードコートでガソリン補給をする事にした。
加油、俺。
頼んだのは排骨と魯肉飯のセットで排骨には八角の強い風味が有る。
これが中華な味だ。
魯肉飯をかっ込んでふと顔を上げると、半袖シャツを着た対面のにいちゃんの袖から綺麗な花柄が覗いていた。
そういえば林華泰茶行に行きすがら、通りかかった裏路地でも、書き描けの紋紋を背負ったおっちゃんが上半身裸で何かを食っていた。
デパ地下と紋紋に満足したので、人でごった返した展望台には登らなかった。
1日目 夕方〜夜
やっとホテルにチェックインできて、シャワーも浴びてさっぱりできた。
どこで何を食うかは決まっている。
寧夏夜市で蚵仔煎を食べるのだ。
実はエリーさんに、この暑くて食品が傷みやすい時期に牡蠣を食べるのは勧めないと止められていた。
「私たち台湾の人間は胃が大概のものに慣れている。でもあなたたちは違うでしょ」と。
一理あるんだろう。
でもこの旅行の重要な目的の一つが本物の蚵仔煎を食べて、どういうものか知る事だったのだ。これはマストなのだ。
日が落ちて、明かりが灯った台北の街。
道中驚いたのは、街中に野良犬がいた事。
少し遠巻きにしてる人もいたが、同時に野良犬を気にするふうでも無く、すぐ脇で座ってなんか食ってるおっちゃんもいて、日本ではもうない風景が日常なんだなぁと驚いたりもした。
日本で伝え聞く喧噪はちょっと盛ってるんじゃないかなんて疑っていたが、実際に行くと日本の縁日以上の人、人、人。
食習慣が全然違うのを肌で感じる。
夜市を一回りすると、一番行列のできてる店がわかった。
ここに決めた。
朝にエリーさんに酷評された付け焼き刃の台湾語は捨てて、筆談だ。
蚵仔煎を描いたメモを見せて注文する。
やがて店内に通されて、目当ての品が運ばれて来た。
おお、これが蚵仔煎か。
まず写真を一枚。
そして口に運ぶ。
プルプルしている!台湾風にいうとQQだ。
牡蠣オムレツと言いながら、片栗粉ような生地の方が主で、それに卵が絡み、その中に青菜と小粒の牡蠣が旨味を添えていた。
かかっているタレは甘酢か。テーブルに置いてある辛味噌を添えると更に風味が増す。
エリーさんの忠告は忘れてないが、ひょっとしたらヤバいものを食べているのかも知れないというスリルもまたスパイスのようなものだった。
「很好吃!」メモを見せると、店員のお姉さんはサムズアップした。
災難でしたね。同情します。
かつてマタニティマークを付けていた者から言い訳させてもらうとですね、まず体調に波がありまして、しんどい時と全然平気な時があります。
なぜマーク付けてるかというと、しんどくて優先席とか(普通の席でもですが)座ってる時に「私妊婦なんで許してちょんまげ」って意図があります。
(友達はマーク付けて優先席座ってたのにおばあさま集団に「若者が何優先席座ってんの?!」と席を譲らされたらしいですが。お年寄りにはまだマタニティマークの存在が知られてないようです)
だから元気な時はマークを隠しとけばいいんですよ。その妊婦はそういった細かい運用ができない人なのです。私もできてなかったですけど。ごめんなさい。
通院してる病院でもらった薬の副作用かもしれないけど、とにかく気持ち悪かった。
でもさ、朝から大切な仕事の商談があったし、その後も打ち合わせがあったし、
いつがんばるの?今でしょ的な感じ(ちょっと古いね)で働いていたわけよ。
パソコン入ったカバンを下に置いて、ドアのところのすみで、もう、座りこんじゃおうかな。って思ったとき、
そう、いつもなら、座らないよ。私、優先される立場じゃないこと承知してるし。
でもさ、今日は、その空いた席が輝いて見えたよ。
本当にありがたかった。
やっと座れた。
と思って座って、次の駅が過ぎたときに、隣の本日のランチの美味しかったお話をされていた
おばあさま2人組が、ぼーっとしている私に話しかけてきたよね。
私、慌てちゃって「あ、はい。」って立ち上がったら、それと同時に
「ほら、あなた、座りなさいよ」
って携帯ゲームしてる老人・・・まあ、60代前半のイケイケっぽい男の人に
私は、追い出されるように、その場所からまた、ドアの所に移動したんだけどさ。
なんか、急に辛くて泣きそうになった。と同時にむかついた。
そもそも、老人席ってなんだよ。そんな名前じゃねーだろが。
妊婦や、子どもを抱っこしているママやけがをしている人も座っていい優先席って名前だぞ。
お前たちがランチ食べて、自分たちの自慢話を言い合ってるのはまあ、自由。
こっちは調子悪い中、一生懸命働いてさ、頑張って税金治めてさ。
けっこう普段もいろいろ頑張ってるんだよ。
少し座ったのがそんなに悪かよ。
老人最高かよ。老人だったらなんでもありかよ。ふざけんな。
ちなみに、私はおじいちゃんっ子だった。
おじいちゃんは、年よりの権利を主張するような人じゃなかった。
理由が知り合いの母親が亡くなったときいて、うちのは元気だよね?と確認するため。
結果、大丈夫じゃなかった。
親が、じゃなくて、ばあさまが だけど。
うちのばーさん、今年で97なんだけど、テレビ大好きスポーツ観戦大好き、年の割には気が若い。
サッカーの内田の笑顔が好きって、どんなアラハクよ?とツッコミはいる人です。
が、正月明けてすぐに家の中で転んで、脚の骨折ってしまって、強制的に寝たきりになった。
怪我した当初に見舞いに行ったけど、情けないねぇと愚痴る位で相変わらずクチは達者だった。
あれ以降、急にばあちゃん呆けちゃったんだと。
たったの3ヶ月に何があったんだよ?
俺、帰るよって言ったら、母さん、ショック受けるから帰ってくるなと。
動けない分、暴言が酷いんだとさ。あと、孫の俺って分からないよ?だって。
俺君が泥んこになってお腹空かせて帰ってきたから、ご飯作らないと!風呂沸かして洗濯してやらんと!
俺、どうしたらいいの?
いつか、死ぬことは分かって居たつもりでも、こういう終わり方はないよ。
書くって大切ですよね。辛い気持ちでも書けると、いいですよね。
ただ正直、最初の版がよりあなたの気持ちに率直で、改版のほうは自分の反省点が増えてます。そして改改版では、理解してほしい部分が強調されています。
自分が書いたものを見ながら、書く・・・うん、たしかに いずれもあなた自身だろうけど、むしろ疲労が増えちゃわないでしょうか。
あなたに今起きているのは、あなたの何が悪かったのかという反省ではなく、「自分が望んでいるものがよくわからくなっている」ことへのいら立ちだと思うのです。
密接したパートナーの間では、たのしいことだけでなく「不快なこと」も当然起きますよね。
その際に大切なことは、もしあなたが 相手のことを不快に思ったとき、少なからず 相手も 同じ原因の不快感を持っている、ということです。
これを知ることは大切なことです。
あなたが、それにきづくことが、きっと あなたのこころを多少 ラクにするかもしれない、と思いますので、順次 述べますね。
象徴的なものが、あなたのお兄さんに対する あなたの反応です。
お兄さんやお母さんに、おばあさまのことお願いします、とおっしゃったとき、「長くないから」と言われあなたが不快に思ったのだとしたら
その「お願いします」が相手にとって不快だったということです。
たとえば、自分の親族の死を望む人はいないけど、その過程を見るのは地元の親族で、それについてあなたから十分なねぎらいがないと思っている、のかもしれません。実際はわかりません。だけど相手が不快に思ったことはまちがいありません。
あなたがほしかったのは、奥様の支持的態度だったのに、現実論をつきつけられて、あなたをひどく失望させた。
だとすれば、奥様はあなたが支持的態度でないのに、なおかつ理想論を見せつけてきて、あなたに絶望していたのかもしれません。
つまり、あなたが奥様を支持する姿勢になかったことが示唆されています。奥様は現実論をいうために怒鳴ったのではなく、不快になったから怒って現実論をぶつけてきたのではないでしょうか。
実際、あなたの提案が奥様をひどく不快にさせたことを忘れて、怒鳴り返されたことのみが、あなたのこころに残ったのですから、よりそれを証明することになりました。
あなたは自身の優しさや思いやりに自信があるようですが、実際には、人に対するこうした洞察がまるっきり抜け落ちています。
とても厳しい言い方になりますが、あなたは「腰だけ低い傲慢な人」として周囲に見られている可能性があるのです。
ヘタすると、あなたは、あなたの心根を 誰も見抜けちゃいないと思ってるかもしれませんが、世の中をなめちゃいけない。
あなたが、なんとなく人の本性を「感じて」いるように、いくらごまかそうとも あなた自身も感じられているのです。
誤解しないでほしいのですが、あなたのような聡明な人なら、こうした問題は年齢を重ねるごとに どこかで気がつくもので、私に言われなくてもやがて身に付くものだと思います。
ただ、私がここであえて明言しなければならなかったのは、いま あなたのその傲慢さ(人は自分のことを知らないし・自分はうまくやってきたとの思い込み)が、カタルシス(破壊衝動)として作動することです。
あなたがいま望んでいるのは周囲の理解のはずですが、それが破壊によって 多少でも得られると、あなたが思い込んでしまうのではないかという懸念です。
過去、母系3世代で一緒に住んでて、苗字3つあったけど、ぜんぜん面倒じゃないよ。面倒そうに見る人って、家族間で苗字で呼びあうとでも思ってるんですかね。マスオさんに対してフネさんが「フグタさん」なんて呼ばないのと一緒で、関係ないよ。
うちじゃ、「おばあさま」「おじいさん」「おかあさん」「おとうさん」「花子さん(←自分の妻: 仮名)」「太郎君(←義理の弟: 仮名)」だから、それこそ苗字が同じか違うかなんてどうでもいい。それより、同じ釜のメシを揃って喰うことのほうが大事だよ。
さらに義理の祖母が名家の出なので、祖母の旧姓まで日常的に飛び交うわけで。他人から見れば、「(その人個人から一番親しい人の姓)の○○君(あるいは単に、お婿さん)」で終わりだし。
英語では「有名:famous」の対義語は「匿名:anonymous」である。この「匿名」という用語は、社会学の分野では必ずしも「有名でない」という意味にも、通常日本語で使用されるような「名前を隠している」という意味にも使われてこなかった。
「匿名」とは、「都市化の進展した社会において、人がその個人ではなく、他の誰とも交換可能な一個の存在として捉えられている」という意味だ。例えば、出会い系サイトで「24歳の男性」などと名乗るが、日本中に「24歳の男性」は数限りなく存在する。人はそのような他の24歳の男性と交換できないような「私」をアピールしようとして出会い系サイトにアクセスするのに、そのために他の誰とでも交換可能な属性を示さなければならない。これはムラ社会などと異なり、自分が何者であるか知らない人が大半を占める都市社会では避けられない事態だ。
http://internet.watch.impress.co.jp/www/column/socio/socio08.htm
えーとつまり、たまにいる匿名顕名実名議論についてこれない奴は田舎者だってことでOK?
私の感覚だと大体おじいちゃんか未熟者なんだよね。都市のおばちゃんおばあちゃんはリアルで匿名のままコミュニケーション取れるからね。
待ち合わせ場所に行ったら祖母が私の知らないおばちゃん達とにこやかに延々しゃべってるわけですよ。
「ああ、待ち合わせしてた孫が来たんで失礼しますね」
「あらまあ立派なお孫さんで。おばあさまのお買い物に付き合うなんて関心ね?」
「うちの行き遅れの婿に(笑」
「いやあ荷物持ちするぐらい当たりまえっスから…」
「うちの孫なんかね(5分略)手伝ってくれないのよ」
「まあまあそれはそれで関心じゃないかしら」
「あらまあ引き止めちゃってごめんなさいねお買い物だったんでしょそれでは失礼します」
「どうもー」
「ばあちゃん、今のはどこのひとたち?」
「知らない人」