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2012-01-19

フランダースの犬にまつわる救われない話

オチが救われない話」というまとめサイトを読んでいたら、こんな救われない話を知った。



フランダースの犬』は、アニメとして日本人によく知られている。

しかヨーロッパではほとんど知られていなかった。

もとは1872年発表のイギリス童話だが、原作者女性ベルギー風俗イギリス人の目で偏見的に描いている。

なにしろ、帝国同士の争いが激しかった19世紀。

イギリス人の心の奥底には、ヨーロッパに対するかすかな敵意が潜んでいる。

「この地方は荒れ果て、人々は不親切で、しかも愛すべき犬を何代にもわたって、激しい労働に不当にこき使っている」

こんなことをずらずらと書いているのだ。

ベルギーを始めとするヨーロッパで人気が出るわけがない。

その上、本家イギリスでは、運命に抗わず教会で死ぬという内容がアングロ・サクソン的に受け付けられなかったようだ。

結局欧米では、誰も見向きもしなくなったというわけだ。



ところが日本では、1975年に感動的なアニメが作られたために爆発的な人気を獲得する。

80年代から海外旅行ブームでは、ベルギーフランドル地方観光が定番コースの一つとなったほど。



もっとも、ルーベンスの絵を観ることはできても、『フランダースの犬』にまつわるものがそこには何一つない。

地元人間すら誰も知らないのだから当然か。

日本人がガッカリして帰国するのが、当時のツアーのお決まりパターンだったとか。



ところが、1982年、大きな転機がやってくる。

ベルギーアントワープ観光局で働いていたヤン・コルテールという男性が、運命を変えた。

日本人観光客からフランダースの犬』という物語存在を聞いたことが発端である

生真面目な性格で、面白みのない変わり者と思われていた彼には浮いた噂もなく、恋人はおらず、友達も少なかった。

地元を愛し、それが故に地元観光局に勤めた彼。

そんなオタク青年の彼は、地元に関係する噂話を聞き逃さなかった。



だが日本人観光客に詳しいことを尋ねても、

アニメをやってたんだけど、もしかしたら原作があったのかもなぁ」

というだけで『フランダースの犬』について、はっきりとしたことが分からない。

今と違ってインターネットがない時代

日本語情報はそう簡単に手に入らない。

街の誰に尋ねても、何もわからなかった。



しかし彼はあきらめない。

「この地方舞台にしているのなら、図書館にヒントがあるかもしれない」

そう考えた彼は、地元郷土史などを調べ始める。

図書館であらゆる資料をあさり、……そしてとうとう、60年の間、二、三度しか借りられていなかった原作を見つけたのだ。

欣喜雀躍たる、彼の喜びが想像できるだろう。



……だが、読み終えた彼はがっかりした。

感動するほどの物語ではないからだった。

実は原作には、最後ネロ天使に救われて天国へと召される……というシーンはない。

ただただ暗いだけの作品なのだ

原作者は夫に捨てられた後、犬の保護に尽力していたが周囲に相手にされなくなり、晩年は30匹の犬に見守られて亡くなっていた。

そんな原作者厭世観が反映された作品でしかなかった。



(この原作日本人の感動との間の乖離は、いったいなんなのだろう?)

日本人からアニメの素晴らしさを聞いていた。

しかしたら、それがヒントになるのかも?

彼は、日本語を学び、日本人観光客の友だちを作り、帰国した彼らからアニメビデオ童話集を取り寄せてみた。

その結果……感動したのだった。

彼は、今のジャパニメーションギークの先駆けだったのだろう。


情熱は、いよいよ膨らむ。

一年半かけて調査を行ない、原作舞台が近くのホボケン村だと突き止めた。

原作に描かれた運河がスケルト川だったことも分かった。

ついには風車の跡も発見する。



変わり者のコルテールのその姿は、周囲から嘲笑を受けていた。

当時の日本なんて、極東の島国で、ドイツに加担して負けた挙句に少々景気を持ち直しただけの国、というイメージだったから、仕方ないだろう。

だが、彼の熱意は次第に周囲を突き動かしはじめた。



ルーベンス以外にこれといって観光資源のないこの街に、もう一つの観光シンボルが生まれるかも知れない。

そういった周囲の思惑も重なり、ついには1985年ネロパトラッシュの小さな像が、ホボケ情報センターの前に立てられた。

除幕式にはアントワープ州知事市長、在ベルギー日本大使らも参席、盛大なパーティーが開かれたという。



風車観光客向けに作り直された。

ネロパトラッシュが共に埋められた(ことになっている)街の教会は、観光コースとなった。

ルーベンスの作品を観るためにアントワープを訪れていた日本人観光客がホボケン村にも立ち寄るようになった。

その地域観光収入でおおいにうるおい、観光局勤めの彼の名声も次第に上がった。

フランダースの犬ベルギーで放送され、80%近い視聴率をとったという。


ヤン・コルテールは『フランダースの犬研究家として知られるようになる。

その地域では日本通として知られ、日本との橋渡し役としても活躍するようになった。

研究のために日本へ何十回となく訪れるようになり、大の親日家となった彼は、日本人女性石井ヨシエと結婚した。

彼は妻と共に、今でも地元でつつましやかに幸せ暮らしている。









……はずだった。

2008年、彼が妻を殺害した容疑で逮捕されるまでは。



なぜなのか?

コルテールが日本人の妻をもらい、日本ベルギーの架け橋として活躍していることまでは、いろいろなサイトで詳しく取り上げられていた。

ところが、彼が犯した殺人についての続報をいくら調べても、日本語サイトでは何一つその理由が分からないのだ。

英語サイトで調べても、アメリカ人などが『フランダースの犬』に関心がないためか、まったくヒットしない。




仕方ないのでグーグル先生の力を借りて、オランダ語サイト日本語に訳したり英語に訳したりしながら調べた。

その結果、驚くべきことがわかった。

コルテールが妻を殺したのは、妻の浮気のせいだった。



コルテールとヨシエが結婚して数年は、大変幸せそうだったそうだ。

だが、次第にヨシエは旦那の拘束がうとましくなってきたらしい。

彼女帰宅する時には、職場にまで迎えに来る。

もっと自由にさせて欲しい、自由にいろいろな場所に行きたい、というのがヨシエの欲求だったそうだが、コルテールはそれを許さない。



異国の地にやってきて、海外しか味わえない自由を満喫したい日本人女性

彼女を大切にするあまりに、彼女の全てを管理したいと願うベルギー男性

だんだんと、二人の間には溝が生まれるようになった。

二人の間はギクシャクし始める。



その時に彼女の前に現れたのが、口が堅いという噂のピエールだった。

「夫とは長いこと話してないの。夫は頑固でさ」

秘密を守れるピエールへの心安さからか、ヨシエは彼へ愚痴をこぼすようになった。

「彼は変わり者だからね。我慢さ」

愚痴を聞いてもらううちに、ヨシエがピエールに親しみを感じ、やがて二人が愛しあうようになるまでに時間はかからなかった。

ピエールの口は固かったが、ヨシエの下の口はゆるかった。



ところが二人の仲は、コルテールに最悪の形でばれてしまう。

二人がバスルームで愛し合っているところを、コルテールが発見してしまったのだ。

口がゆるい上に、脇も甘かったというわけだ。



だが、そのときヨシエは豹変した。

日本女性のおしとやかさはどこへやら、情事発見したコルテールを怒鳴りつけたという。

「あんたさぁ、男としての魅力がないんだよ!!」

彼女の口は、悪かった。



その時に、コルテールは、彼女のことを深く深く愛していたことに改めて気づく。

何があろうと、彼女の気持ちが戻ってくればそれでいい、というのがコルテールの偽らざる気持ちだった。

彼は、離婚を迫るヨシエに対して、仲を修復したいと取りすがった。

しかし、彼と別れてピエールと一緒になりたい、というヨシエの気持ちは変わらない。



コルテールは、一つの提案をする。

それは、最後のお願いとして、彼女日本を一緒に旅行することだった。

二人が出会った日本で過ごせば、彼女の気持ちも戻ると思ったからだ。

……これ、男にありがち。

男の浮気は「名前をつけて保存」だが、女の浮気は「上書きして保存」

他の男に気持ちが移った以上、振り向くわけなんてないのだ。



日本でヨシエは、両親にコルテールを引きあわせたという(この辺りは女性特有の図太さといえよう)。

それでいながら、彼女の気持ちが変わることはついぞなかった。



ベルギーに帰国後「自分を自由にして欲しい」と迫るヨシエ。

それを拒むコルテールを、ヨシエは罵った。

そして、決して犯してはならないラインを越えてしまった。

彼女は、職場ベルギー人の同僚達と彼とを一人ひとり比較して、いかコルテールが劣ったオタク野郎なのか、痛罵したのだ。



……こと、ここにいたっては、どうしようもない。

この時のコルテールの失望は、いかばかりであったのだろうか。

その時の衝撃は、彼の行動が示している。

コルテールは逆上し、ヨシエをナイフで22ヶ所切りつけて、殺害したのだ。

リアルは、『フランダースの犬』以上に救いようのない話だった。




※プライヴァシー保護のため、一部を仮名にしています

2011-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20111215151237

横だが、たとえば「幸せそうなカップル」に対してセックスとかそういう話抜きで嫉妬と羨望を覚える喪男はいくらでもいるだろうよ

自分もあっち側に行きたいなあ、って

非モテをこじらせると、増田さん(仮名)みたいながっついた豚へと零落するわけだけど

http://anond.hatelabo.jp/20111215085724

上原さん(仮名)って、要は上原さんが本名なんだろ。

増田の通例に則って増田さん(仮名)にするか、Aさんにしといた方がいいんじゃね?

バイト先の喪男先輩

バイト先では、定期的に飲み会をしている。私を含め、バイト全員が大学生という少々特殊な環境なので、話題も下ネタやら痴話話やら、下世話なものが多い。それに加えて、弱い癖にチャンポンしたり、男気ジャンケンしてお酒をイッキしたりと、終了後には死屍累々…というのが毎回お決まりである

そんな中でも、やんわりとしたツッコミから会計、介抱までやってくれているのが、増田さん(仮名である。非常に頼もしい男だ。

増田さんはいい人なんだが、いわゆるブサメンというやつで、ぽっちゃりファッション興味なしという喪男要素満点。彼女はいるにはいたらしいが、Bまでやったあたりで、自分が捨て駒にされていたことが発覚し、一ヶ月ほどで別れたらしい。その彼女と別れた数カ月後。つまりから一ヶ月前ほどから増田さんが、やたら卑屈になりはじめたのだ。

まあ、もともと卑屈っぽく、自虐癖のようなものはあったにしろ、限度をわきまえていた。だから、周囲も苦笑しながら「そういうこと言わないの!」的な制し方をすることができた。それが、最近になってやけにしつこくなってきた。太宰が女にモテなかったら、こういう卑屈っぷりを発揮するんだろうか、と思うような感じ。いらいらする。加えて、女友達元カノの話をすると、必ず「その子紹介してよ!」なのである。こっちも友達を喪をこじらせた男にホイホイ紹介できるわけもなく、「いやー、でも好みかわかんないしー」というかわし方をするや否や、「俺は容姿は気にしない」とストレートをキメてくる。以前は「相手が好きになってくれればそれでかまわない」とか言ってたくせに、ハードルはどんどん下がり、今や地面とくっついちゃってる状態みたいだ。しょうがないので、「(そういう人がいるって)また相手に言っとくわ」というのらくら的かわしで去ることしかできない。

先日、忘年会があったんだけど、増田さんは見事に「喪男から空気読めない喪男」に零落していた。言うギャグはおもしろくない、ツッコミとして「あのさ、それ…」と会話に分け入るも、次の句が出てこず、場が冷える。最終的にはまた「紹介してよー」が差し込まれ、全員苦笑。ちょい引き。以前の影の宴会部長である増田さんの影は、そこにはなかった。私はがっかりした。

増田さんって、結局恋したいとかじゃなくて、彼女が欲しいんだ。というか、彼女という名の手軽にヤラせてくれる女がほしいだけなのかい。そんなにヤリたいなら、ヘルスでもどこでも行けよ。どうでもいいから、その鬱屈とした感情をどこかで発散してくれ。頼む。周りまでお前のダッチワイフづくりに巻き込まないでくれ。

2011-11-07

2009/12/21 22:53

>何かできないことがあったときに「あぁ…早生まれから。他の子より育ちが遅いから」「仕方ないね」「かわいそうに」と親から言われることによって、それが本人の中にも内面化されるんではないかという分析だった。

えー、ご存じの通り(ですよね?)早生まれの私ですが、敢えて「異議あり!」と言わせて頂きます^^;というのは僕の場合、親から言われたことはなくて、自分で後から早生まれは損だ」と思ったからなんです。もし敢えて親のせいにするのであれば「早生まれなんだから仕方ないよ」ぐらい言って欲しかったな、ということになるのかもしれません。

経験談の一例ですが、幼稚園から小学校にかけて、周囲に比べてダントツ運動能力が低かったんですですが、高校を出る頃にはいつの間にか体力テストなんかでは全国平均を普通に超えられるようになってました。まあ元々運動や外遊びが好きな子供ではなかったですけど、別にその後人と比べて特に運動していたわけでもなかったので。で、子供の頃は実年齢の差がかなり大きかったのではないかなということに気づいたのはかなり後になってからでした。無駄運動苦手コンプレックスを持ってたもんだと後悔したものです

ところで、N さんが誰だか見当がつかない私です

2009/12/23 01:06

そういえば、悪名高き私の母校では全学年を通して異様に4・5・6月生まれが多かったです。僕はどちらかというと年齢以上にガキなので、周囲のマセ具合に余りついて行けなかった記憶があります(苦笑)

あと聞いた話だと、少年サッカー英才教育世界では、選手がやはり4・5・6月生まれに偏っていたので、選抜に誕生月を考慮するようになったとかいう話も聞いたことがあります

そういうことから、すくなくとも一部の分野においては、無視できない程度の影響があるのかなとは思っています。ただ、どれも男の場合の話であるのは事実ですね。女性はその辺どうなのか、面白いデータがあれば欲しいですね。たぶん誰か既に研究してるんでしょうけれど。

例のあだ名ゆえにあのお方が「Nさん」であることを完全に失念していました^^;まあ、何となく「先輩」が女性であるという先入観があったのも事実ですが(何でだろう?)。まあでも確かに、女性だったらおめでたの話があるのにもかかわらずお酒を飲んでいるはずがありませんね。

いずれにせよ、おめでたいことで。

2010/06/03 23:09

そういえばドイツでもシュレーダー政権ができたてのとき首相が党の実力者を追放して一波乱という一幕がありましたね。そのときの状況と今の日本の状況は似ているのかどうか……。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%8C

2010/06/14 01:06

たぶん noctifer さんの同期の「実家尼崎の人」がデジタル化したデータ持ってると思いますよ。僕も自分が 3 回生ときの録音をその人にもらったので。

ちなみにこれ、一年掛けて準備したのに散々ボロクソに言われた演奏で、僕の中ではまさに「黒歴史」だったんですけど、5 年ぶりに聴いてみたら意外にも、自分としてはそれなりに納得のいくものだったので愕然としました。あれ以来自信なくして楽器だんだん触れられなくなってたのはいったい何だったんだろう……、と。というか音楽以外すべてにおいても自信喪失してしま悪循環に陥ったきっかけみたいな一件だったので、あれをもっと早く聴いてればひょっとしたら少しぐらい人生変わったかもなー、なんて思ってます。要はその録音を聴かなかったこと自体が「黒歴史」でしたという情けないお話ですが(苦笑)。

2010/06/15 02:00

ああなるほど、定演以外の録音でしたか。そりゃさすがに尼崎の人に頼んでも持ってないですよねえ。

ところで全然関係ないですが、今日聴講した某研究会で、僕の2年下の「ヘアスタイルが独特の人」に会いました。彼は今年D3でしたっけ?月日が経つのはなんとやらとはこのことですね。

都合が許さず彼の晴れ舞台を見られなかったのはなんとも残念です。こんど会ったらよろしくお伝え下さい。

2010/06/30 02:49

明日(もう今日仕事なのに眠れないので思わずひとこと。

前回までの大会と違って、今回は自分が主力選手と同世代だから身につまされるものがありました。仮に自分にあの方面の才能があったとしても、この段階で最盛期なんてとても無理だろうなとか思うと、前回大会までとは違った意味で感慨深いです

それでよく考えてみれば、サッカー選手生命から考えて、僕らと同世代の選手ほとんどは今回が最後のチャンスだったわけですよね。今までよりも、負けて悔しがる選手の姿が一歩だけとはいえ身近に感じられて、その分切なくなりました……。

2010/09/07 22:14

論文添削するには内容を理解できないといけないわけですから、それをタダでやってくれる人となると本当に貴重ですよね……。

思うに、大人に言語を教えるのは経済的にも効率がよくないですよね。色々な場に応じてそれなりの言葉かいができて、なおかつ幅広いスタイルの文章を読んで書ける人なんて、なかなか語学教師をやろうとは思わないでしょうし、そういう人を雇うには相当なお金がかかって当然、生徒の側もそれだけの教師を探すには苦労するわけですから

子供の頃から母語の習熟に準じて第二言語を(できれば複数)学べると、言語というものを相対化できるという意味でいいんでしょうけどね。(現状は英語崇拝と英語憎悪二極化およびその裏返しとしての日本語特殊論、そしてそれ以外の外国語への無関心がはびこっていて本当によくないと思う今日この頃

2010/09/11 11:27

こんにちはー。

絶対音感」って能力、実は個人的には言語能力と近いんじゃないかなと思ってるんですよね。少なくとも僕の場合は、ですが。実際、無調性に近い音楽を聴いていると途中で音がわからなくなったりずれてしまうことが多いですし、無調性は無調性でもそれなりに慣れているウィーン学派系よりも、あまり聴かないブーレーズとかのフランス現代音楽系とかのほうが苦手だったりするので。

あと、E-dur と F-dur を間違えることはほとんどないのに D-dur と Des-dur の区別にはたまに自信がなくなることがあるなど、多分にピアノの鍵盤(というか頭の中でつけている「読み仮名」的な音名)に引きずられる傾向があるんですね。いってみれば、日本人は /t/ と /d/ の区別には苦労しないが /l/ と /r/ には苦労するというような話なんですが、まいさんはそういう傾向ってないですか?

そういえば、高校生ぐらいの頃は基準音を 2Hz ぐらいの単位で聴きわけられたものでしたが、古楽を聴くようになって以来その能力はほぼ完全に破壊されてしまいました。

ちなみに僕も音に「色」のイメージがありますけど、その正体はかなり情けないものでして、おそらく子供の頃に買ってもらったおもちゃの鉄琴です。一音ごとに色分けされていたのですが、その印象を未だに引きずっているんですよね。

2010/10/04 01:13

こんにちは

個人的には欧米でどうして "Hentai" 文化があんなに抑圧されてるのかが気になりますねー。ホラー世界では日本よりよっぽどどぎつい表現社会的に許容されている風土で、ポルノの方面になるとフィクションであってもある種の表現はまかりならぬ!というのは、日本に生まれて暮らしている限り根本的にどこかで理解できない面があると思うのですが、だからといって「ピューリタニズムの伝統」で片付けてしまうのも一方では乱暴な気がするんですよね。

似たようなことは、捕鯨問題とかその他の文化摩擦のときにも色々感じることではありますが、その辺のことで「住んでみてわかったこと」って何かありました?

なんか日記の内容よりも個人的な興味優先の質問ですみません。

2010/10/04 21:35

>実際には日本エロゲ守備範囲の広さはそんなのを凌駕しうるわけですが、それでもアニメでは女性はそのように子どもっぽく可愛く描かれる事が多い(ただでさえ若く見えるアジア人ベースにしているのでなおのこと)

なるほどありがとうございます。確かに現代の日本人はおしなべて幼形成熟的なものが好きですね。女性に限らずジャニーズ系とかも結構そういう気がしますが。向こうから見れば余計子供に見えるというのは盲点でした。

しかし個人的にもっと疑問なのは、その "Hentai" 文化を変なものとして片付けるのでなしに、禁止してしまおうという考え方の方なんですよね。そしてそれを日本でも禁止せよと圧力をかける動きもあるようですし。米国は基本的に他者に寛容を是としているのだと思ったら、ときどきいきなりその逆の面が見えることがあるので、いったいあのあたりはどういう感覚なんだろうなあと思いまして。

2010/10/05 00:03

>考えられるのは、ひとつ宗教的背景。

うーん。やっぱりそれなんでしょうかねえ。だとすると捕鯨と "Hentai" はちょっと性質が異なる問題なんですね。

どうも最近英語圏メディアを読むようになればなるほど、日本に対する悪意や蔑視が一部高級メディアにでも平気で蔓延していることに気づいて憂鬱なんですが、その根っこは必ずしも一つではなさそうですね。

やっぱりこういうと何ですけど、欧米アラブ違和感を持っている(あえて「蔑視している」とは言わない)のと同じような意味日本から欧米(といっても色々温度差はあるでしょうが)を見たとき違和感があるんだなあと最近思うんですね。あんな趣味を持っているぐらいなんだから当然私は西洋かぶれ的人間なんですけど、例の "The Cove" 以来やっぱりあばたはえくぼじゃなくてあばたなんだなということにようやく気づきだしたわけでして、その背景には最近ちょっと興味を持ちつつあるんですが、どうもなかなか一筋縄はいかなさそうですね。欧米の天地は複雑怪奇なり。

ところで話は変わりますが、意外なところで結婚ラッシュが始まりそうな噂を耳にしました。詳しくはそのうちお聞き及びになると思いますが……。お楽しみ(?)に!

2010/12/21 22:18

あれ、あそこバーベキューだめになったんですか?「新条例」がなんなのか気になります

2011/03/07 23:25

どうもお久しぶりですー。

>知らない人が20人以上という状態で3時間おしゃべり持ちこたえたのは我ながらよく頑張ったと思う(たぶん英語スキルというより社交スキルの問題)。

純粋に質問なんですが、こういう状況ってよくあるんですか?

最近あちらこちらで、アメリカでは(あるいは「国際社会」では)そういう状況で人間関係を作れるかどうかがものをいう、そういう場でやっていけないと通用しない、みたいな主張をよく見るもので。

本当だとしたら語学力以上に絶望的に高い壁だなあと思いつつ、そういうことを書く人は大抵すごく社交的だからたまたまその人の回りでそういうことが起こりやすいだけのようにも思えるし、その辺の真相が少し気になってまして。

2011/04/07 08:36

確かにkeinなら冠詞ですけど、英語だとkeinはnotではなくてnoですからねえ、うーん……。

ちなみに僕もnotが副詞だって初めて知った、といいますか、そんなこと考えたこともありませんでした。

2011-11-02

twitterでフォローしてた人をリムーブするとき

ある日から急に正字仮名遣いでポストし始めたとき

2011-09-09

人脈って何?

友人が「人脈を広げないと」と口癖のように言っている。



彼は人脈を広げるためにあらゆるソーシャルメディアを使ってセルフブランディングをしている。

私はそれ自体はすごくいいことだと思う。

そういったメディアを使ってアウトプットしていくことは知識の定着、知識を学ぶきっかけになるからだ。

ただ、彼が常々いう「人脈」に大してはさほど効果を発揮していないように思う。

それが何故かと言うと、彼がそういったものを通じて作った人脈から未だに明確な効果が出ていないからだ。

「今後に繋がる」と言われたらそれまでだが、セルフブランディングをする労力を考えると費用効果が悪いようにしか思えない。



少し考えてわかったが、私の思っている人脈と彼が思っている人脈は少し違うのだという結論に至った。

彼は「広さ」を軸に人脈を測っていて、私は「深さ」を軸に人脈を測っているのだ。

野球で例えると彼は安打数に重きを置いていて、私は打率に重きを置いているということだ。

確かに彼の顔の広さはすごい。

私がある集まりで初対面の人と話していると彼の名前が出てきた。

彼とは住んでいる場所も年齢も違うのに、だ。友達の友達を介して食事をしたことがあるらしい。

しかし彼のことを「何とか山さん(仮名)でしたっけ?天パーの」といった覚え方をしていた。

一応彼からするとこれも人脈らしい。私には理解不能だ。




私は彼ほど顔も広くないし、そもそもそういう顔の広さが有益に思えない。

いちいち無理矢理こじつけたような集まりに行くのも面倒くさい。

からすると貪欲に可能性を模索しているということみたいだが、何も生み出せないものは人脈なのか?

何かを生み出すための人脈というよりは、人脈を生み出すための人脈をひたすら探しているようにしか思えない。

ももちろんいろんなところに飛び出すようにはしてる。しかしそれは目的をちゃんと決めている。

明確に今後に繋がる関係だったり、共通の目的意識がある集まりしか行かない。

異業種交流会など愚の骨頂だと思う。異業種が異業種たる所以を考えるべきだ。

そこで見つかる発見など既に頭の働く人がやっている。

友人の輪を広げるためにいろんな集まりにいくのは良いことだと思う。でもそれは人脈じゃない。




私は人脈とは「シナジー効果が確実にあるであろう人物との繋がり」だと思う。

無作為に広げるのではなく、質を考えるのが先決なのではないだろうか?

新しい人と知り合うこと自体に酔ってはいけない。そこから何を生み出すかが重要なのだ。

2011-09-06

仮名(pseudonym)に関する議論 by ジリアン・ヨーク

EFFのこの記事をざっくり訳した。訳の正確さはまったく保証しない。素人の雑な訳です。ちゃんと読みたいひとは原文参照すること。pseudonymはとりあえず「仮名」にした。

A Case for Pseudonyms (Commentary by Jillian York)

https://www.eff.org/deeplinks/2011/07/case-pseudonyms

pseudonym (スードニム) 名詞:著者が身元を隠すために使用する架空名前ペンネーム

個人が生来名前とは別の名前を使いたいと考える理由は無数にあるだろう。生命や生活への脅威への配慮もあるだろうし、政治的、経済報復へのリスクがあるかもしれない。人種差別の防止を望んでいることもあるだろうし、生活文化圏で発音や記述のしやすい名前を使うこともあるだろう。

オンラインではさらに理由は増える。インターネットカルチャーでは、オフラインでの人格と結びついているかもしれないし結びついていないかもしれない「ハンドル」や「ユーザ名」を使うことが長い間推奨されてきた。古くからオンライン住人のなかには20年以上使っているハンドルを持つものもいるだろう。

仮名での発言は歴史的にも重要役割果たしてきた。ジョージ・エリオットマーク・トウェイン文学的偉業、ザ・フェデラリスト論文でのパブリアス政治的主張、18世紀ロンドンでのユニウスのパブリックアドバタイザー紙への寄稿。人々は仮名の下で公の論議に大きく寄与してきたし、今日に至るまでそれは続いている。

Google+の身元確認ポリシーからオンラインプラットフォームにおける仮名性に関する新たな議論が持ち上がってきた。Google+ユーザに「友人、家族、同僚が普段呼ぶ名前」を使うことを要求する。このポリシーは、Facebookの「本名と実情報提供せよ」という要求と似ている。Googleポリシーは、Google+の開始から数週間で同コミュニティーの内外両方から大きな注目を集め、ソーシャルプラットフォームアイデンティティに制限を加えるべきかどうかという議論に火をつけている。「Skud」という名前を使っていたことによりGoogle+から追い出された元Google社員、キリリー・“Skud”・ロバートの詳細な記録によれば、すでにかなりの人数のGoogle+ユーザがこのポリシーに基づくアカウント停止を受けている。

ソーシャルプラットフォームでの「実名」支持者は多くの論点を示している。実名ユーザの行動を改善し、より文化的な環境を生み出す。実名であれば攻撃者を追求することが容易になるのでストーキング嫌がらせを防ぐ助けになる。実名ポリシーがあることで、ユーザ監視のために当局がサービス内部に「侵入する」ことを防げる。実名によってユーザは行動に責任を持つようになる。

これらの論点にまったく意味がないわけではないが、問題を間違った方向から議論している。厳格な実名ポリシーの支持者は、実名使用を主張するポリシーに良い面が一つあることを示せばいいのではない。彼らはこれらの利点が、いくつかの非常に深刻な問題より重要であることを実証する義務がある。

例えば、数千人の人々が1月蜂起に参加するきっかけになったFacebookページ「We Are All Khaled Said」を作成した著名なエジプト人、ワエル・ゴニム氏のことを考えてみよう。ページが作成されたのはハリド・サイード警官によって殺害されてからすぐの2010年夏だったが、ページが本当に勢いを得たのはその年の後半だった。しかしその後も抗議運動の中で存在感を得るのは難しかった可能性もある。2010年11月管理者(今ではゴニム氏だと知られている)が仮名を使っているとの報告によってこのFacebookページは停止された。Facebookは「身元の明らかな」人物が介入することによる解決を提供することができたが、ゴニム氏はFacebookスタッフと連絡をとって解決することができたためこの件は非常に特殊な事例となった。誰もがこのようなコネクションを持っているわけではないし、アカウント停止に抗議する方法を知らないことでどれだけ多くの人々が無視されているか知るすべもない。ゴニム氏のケースでは実名を使うことは深刻な危険を伴っていた。仮名であれば安全という保証があるわけではないが、仮名は当局による活動家の追跡を大きく困難にする。

個人が本名以外の名前の方が安全に感じられる理由は無数にある。例えばLGBTコミュニティティーンエイジャーはオンラインでいつも嫌がらせを受けるので仮名を好むかもしれない。政府のために働く配偶者パートナーを持つ人や生活を隠したい有名人は、オンラインでは別の名前で行動するほうが安心だと感じるかもしれない。家庭内暴力から逃れている人は加害者から発見されないために、部分的または全面的な別名の使用を望むかもしれない。非主流派の政治見解をもつ人は仮名を使うことによって生活を危険にさらさずに済ますことを選択するかもしれない。

マッキンタイア対オハイオ選挙委員会裁判でジョン・ポールスティーブンス最高裁判事が提案したとおり、

匿名性は多数派による暴虐からの盾である。よって匿名性は権利章典、また特に米国憲法修正第一項の本来の目的不寛容社会において個人を報復から思想を抑圧から守ること、を体現している。匿名である権利詐欺行為に悪用されるかもしれない。政治発言はその性質上、時として不愉快な結末を迎えるが、一般的に我々の社会言論の自由の悪用による危険よりもその価値に重きを認める」

「本当の」名前を使うことと同様に、「本当の」名前の使用の強制も、考えを明らかにすることによる被害を恐れる人々によって対話から排除されるという、現実的な結果を招く可能性がある。実名が対話の「文化度」を上げるかもしれないことに価値を見出す人がいる一方で、それは間違いなく多様性を損なう

ギークフェミニズムブロガーたちは、実名ポリシーの被害にあっている人々Wikiにまとめることで、個人がなぜ本名以外の名前の使用を許されるべきなのか何百もの可能性ある理由を示している。このリストに示された多くの例が安全のために仮名を使用している危険に晒された人々を説明しているものの、他にも仮名を選択できるべき重要な理由がある。

Michael Anti氏の例を見てみよう。彼の本名Jing Zhaoで、中国人ジャーナリストだ。おそらくは何者かが生来名前を使っていないと報告したことによって、2011年1月に彼はFacebookから追い出された10年近くニューヨーク・タイムズ等で「Michael Anti」のペンネームを使っていたにも関わらず、Facebook実名ポリシーの厳格な強制を主張した。

Google+でも、誤判定があるとして、アカウントの即時停止ではなく、ユーザに警告を与え名前を変更する機会を与えるように処理手順を変更すべきだと促す動きがでている。

「本当の」名前を要求するポリシーを大規模に実施するのはほぼ不可能だし、多くの例が示すように強制は著名人や敵を持つ人々に対して不当に使われることが多く、またそれはコミュニティ監視機構の結果として生み出されやすい。

GoogleであれFacebookであれ、その他の企業であれサービスに適合していると思われるポリシー作成する権利がある。しかしこれらの企業多様性表現の自由犠牲にしておきながら、「実名ポリシーがより文化的な態度を生むと主張するのは浅はかだ。「本当の」名前を要求するポリシーへの移行はオンラインでの表現の自由を萎縮させるだろう。

2011-09-02

日本人英語を話せないほんとうの理由

日本人英語を話せないのは、英語に比べ、日本語音節当たりの情報量が極めて少ないからであり、日本人の脳がそれに慣れてしまっているかである


中国語の4分の1

I go to school.[4音節]

我去学校。[4音節]

私は学校に行きます。[14音節]



日本語は他の主要な言語に比べ、同じ音節数の間に処理する情報量が際立って少ない。例えば中国語の4分の1とも言われる。日本語は1音節にかける時間はやや短いが、それでも同じ時間当たりでしゃべっている内容は遥かに少ない。用意された原稿を読むニュース番組などでは大して変わりはないが、考えながらしゃべる自然口語になるとその違いが顕著になる。海外ドキュメンタリー番組日本人が話しているのを見ると、英語話者と比べて同じ時間で話す内容の少なさに驚かされる。この場合、本人はまだ喋り終えていないのに吹き替え字幕で既に情報は伝わっているので途中で画面が切り替えられてしまうことが多い。




韓国人が驚愕

赤ん坊の頃に1秒間に1の言語情報を処理するトレーニングしか受けずに脳ができあがってしまった人が、1秒間で2や3の情報を処理する言語を習得するには、単に新しい文法や発音を学ぶ以上の困難が伴う。逆に外国人からすると母国語よりも遅いペースで情報を処理すればいいので、ある程度単語を憶えれば簡単に喋れてしまう。だから日本人英語中国語をおぼえるよりもアメリカ人中国人日本語をおぼえる方が圧倒的に速いのだ。



英語中国語日本語と文法・発音が違いすぎるから習得が難しい」とよく言われるが、音節当たりの情報量の違いに比べれば大した問題ではないと思う。なぜなら、文法と発音のよく似た日韓間でも同じことが起きているからだ。例えば第二外国語として韓国語日本語をそれぞれ1年間学んだ日韓の学生を集め、日本人韓国語で、韓国人日本語で討論させると、日本人学生のあまりの「話せなさ」に韓国人学生は驚愕する。ただし文章を書かせるとそこまで悲惨な差が出ることはないのだそうである(呉善花スカートの風』)。



韓国人は普段から漢語と土着語の二重構造に慣れているので、単に「日本語漢字仮名交じり表記が特殊だから」ということだけではこの現象は説明できない。おそらく、筆記では会話ほどの情報処理スピードを求められない分、少しはマシなのだろう。


日本語ネイティブけが超えなければならないハードル

日本人が突出して英語が下手なのは日本英語教育のせいではない。しかし、英語を学ぶに当たって日本人けが直面している独自の問題がある以上、日本人の為の独自の学習法をつくる必要がある。一方でいま文科省がやろうとしているのは「今のカリキュラムを前倒しして小学生から英語をやらせよう」という漸次的な施策である。これでは何も変わらないことだけは断言できる。



思うに、「日本語を唯一の母語とし、日本語音節リズムが染み付いている子供のための英語の授業」というのは、アルファベットや文法は後回しにして、「このカタカナをそのまま読めば通じなくもないよ」というカタカナ英語

(ex:

hospital→ハスペロウ

Can I have some water?→ケナイヘヴスムウオラ?)

を作り、繰り返し読んで丸暗記させる、というところから始めなければならないような気がするが、なにぶん私自身英語が全くできないのでよくわからないですどうもすいませんでした。

2011-07-08

転職することにした。現在は口頭だけど内々定の状態で、先方の待遇提示待ちの状態。

まだ上司にも報告してないけど、正式な内定を確認したらすぐ退職届を出そうと思ってる。来週ぐらい。



で、順番が狂ってるのは承知の上で(上司の報告の前に)同期兼友人2名に転職の報告をしようと思ってる。明日。もう今日か。



うちの会社地方都市のそこそこデカイ製造業で、新入社員のほぼ全員が入社と同時に寮生活を始める。

ひとつの寮に新人が15人ぐらいで、他に知り合いがいない環境はまさに同じ釜の飯の仲間なんだよね。



その釜の飯の中でも、気が合いよく飲んでた同期兼友人が2人(名前をそれぞれ森さん(仮名)、林さん(仮名)とする)。

仲良かったのは、3人とも仕事上のつながりがなかったからかもしれない。

森さん(仮名)も林さん(仮名)も会社の主流寄りの部署で、傍から見ててそれなりに忙しく充実してそうに見えた。

特に林さん(仮名)は海外出張やらで家を空けがちなくらい。



問題だったのは自分。結果として暇な部署に配属になっちゃったんだよね。

初めから暇だったわけじゃなくて、途中でいろいろあったんだけど。

(社長が変わってうちの部署の旗色が悪くなったりとか、リーマンショックの余波で開発予算削減とか)

で、帰る寮が一緒だから今日も森さん(仮名)も林さん(仮名)も残業だな」というのがわかってしまう。



ほぼ社内失業の身分を経験すると、残業存在するだけでうらやましい。

社内失業で身につくスキルは無いけど、残業(でこなす業務)で身につくスキルあるじゃん、なんて卑屈な気持ちで

毎日定時で帰ってた。「明日できることは今日しない」なんて同じ部署の先輩と話しながら。



それが1年半位続いて上もマズいと思ったのか、うちの部署は解散になり自分は森さん(仮名)の部署に異動になった。

森さん(仮名)も自分も開発の部署なんだけど、森さん(仮名)は食品自分半導体、ぐらいの分野の違い。

自分食品開発に必要なスキルは無いけど、まだ入社数年なので若さで引き取ってもらった感じ。



でも…と、森さん(仮名)の部署に異動になる前後から考えてしまった。

から同期兼友人をゼロからいかけなきゃいけない自分。結果的に(今の会社ではおそらく無駄な)新卒からの数年間。

これの価値を、ひょっとしたらどこか別の会社で評価してくれないかな、とか。

今の会社と全く別の分野でなら、卑屈な思いを忘れて心機一転頑張れるかも、とか。

森さん(仮名)と林さん(仮名)と、卑屈な思いを持ったまま友人としていられるのかな、とか。



転職活動してみたら、半導体時代にやってたことを評価してくれた会社が見つかって、興味ある分野だったし

所在地も昔住んでたとこなので、ご縁だなーと思って行くことに決めた。

求められる仕事をこなせるかな、首にならないかな、と不安だけども。



転職がほぼ決まって、入社当時の心の支えだった森さん(仮名)と林さん(仮名)に明日報告しようと思う。

そこから上司に流れてももういいや。

一応口止めはするし、言わないでくれると思うけど。



でも、今でもちょっと考える。

配属が別の部署だったら、バリバリ仕事できてたら、今の会社に暗い気持ちを持たなかったんだろうか。

森さん(仮名)や林さん(仮名)とも素直に付き合えたのかな、なんて。



今日の晩、多分最後かなと思いながら飲んできます

2011-06-12

ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い

http://anond.hatelabo.jp/20110611232237

中国語に限らず、昔から現地語発音と日本式の読み方はずっともめてきた。

ゲーテも「ギョエテ」「ゲョエテ」「ギョーツ」「グーテ」「ゲエテ」ってさんざん揉めてきた。

自分は現地語表記に近いカタカナ表記で教わっている。

毛沢東」の場合は脇に「Mao Zedong」と添えてあったような気がする。

どのみち高校だと漢字表記は漢字で回答しないといけないので読み仮名はあんまりこだわんなかった。



中国人に尋ねると歴史上有名になった中華圏の人(故人)は日本語読みで問題無いけど

(教わった国によって読み方がちがうし、人物が活躍していた時代によっても発音が違うので)、

今生きている人ならできるだけ中国語に近い読み方をして欲しいとのことだった。

2011-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20110513233209

増田でまだ良かったじゃないか

もし実名や、仮名でもリアル知り合いに見られている所でそういうのを書いていたら

今頃恥ずかしさでのた打ち回っていた所だったぞ

2011-04-20

サ●クス伊●町店にて

今日、夕方勤務で一緒に入った田中あやさん仮名)とはちょっとあまりにも暴言が過ぎてやっていけそうもない。

多分、宇和島市内(東か南高校?)に通ってらっしゃると思うんだけど。

まあ宇和島市内の●ンクスです

コンビニあなたより長いしwwwwww()とか腹筋ツリそうになった。

んで、その年になってフリーターとかwwwって言われたから、

彼女他の人についてもハラのなかでそう思ってるだろうって言いふらしてやろうと思う。

まあ言ってみれば田中さん仮名)は人を支配下に置かないと気が済まない、幼い人なんだよねー。

ちょっと彼女はとてもじゃないけど私には共同作業をする態度を取れないようだから、”住み分け”をお願いしたいと思ってる。

どのみち彼女来年にはやめるしねw浪人しなければwww

から一年間頑張るけど、こいつとはちょっと無理だわ。

私もガキなんで、残念ながら彼女のようなジャリのお守りは無理です

成績が良くても、仕事ができても、内面が伴わない方は私も尊敬はできないし、一緒に仕事をするに値しません。

2011-03-15

「ワタシのお父さんは被災地の人です原発で働いています」

参った。

http://anond.hatelabo.jp/20110310071002

元増田だが、なんと、

ヨシオ・タカダ(仮名)さんは被災地の人だと

フィリピン娘のケイティー(仮名)が言っている。

しかも、福島原発技術者



在米で、被災地に親戚のいないオレが、

ケイティーとその弟のために、ヨシオ・タカダさんの消息を探している。



地震から安全圏にいるオレへの、

せめて、東京の人たちの不便の一万分の一ぐらいは苦労せよとの、

神様の思し召しなのだろうか。

2011-03-10

アナタはワタシのお父さんですか @フェイスブック

フェイスブックで、フィリピン女子を名乗るアカウントから、友達リクエストメールが2通やってきた。

オレは在米で、1年ほど前にアカウント作って、

こっちの知人や、日本同窓生などからの友達リクエストに生ぬるく答えて来ているが、

表立ったコメントなどはしてこなかったから、ほとんど目立ってなかったはずだ。

全くの見ず知らずからの友達リクエストメールが来る心当たりはほとんどなかった。

気になって本人のプロフィールなどを見てみると、仲間たちとも盛んにコメントを送り合ってるようで、

フィリピン少女というのは間違いないように見える。釣りのためのバーチャル人格でもなさそうだ。


それでも2週間ほど放置していたが、やっぱり返信してみることにした

ちなみに1通目のメールには

マリアロペス仮名)という名前の人を知っていますか。それからあなたはここフィリピンに来たことがありますか。

あなたが私の英語が分かってくれる人ならいいんです

2通目は

お願いです。お返事ください。私はマリアの娘のケイティー(仮名)です

友達リクエストには、

どうかあなたが私の探している人でありますように

とのメッセージが添えられていた。

オレはこんなメールを返した

ごめんなさい、私はマリアロペスさんという人が誰だか分からいしフィリピンに行ったこともないんです。
でも、どうして私なんかにメールしようなんて思ったんです

すると、返事は翌日すぐにやってきた。

ごめんなさい、ご迷惑でしたね。 あなたが私の探してる人と、たまたま同じ名前だったもので。

ヨシオ・タカダ(オレの名前・ただし仮名)さんは

○○という会社―ごめんなさいスペルが正確じゃないかも知れません―で 働いているはずの人です

母のマリアはヨシオさんと△△県で会ったんです

フムフムと読んでいると、次の一節でコーヒー吹いた

ヨシオさんを探している理由は、彼が私の弟のお父さんだからです

マリアさん、もしかして、△△県のフィリピンパブでお働きでしたか?????

弟を彼のお父さんに会わせてあげたい。二人はお互いまだ一度も会ったことがありません。

なんとかして弟のために道を作ってあげたいんだけど、どうしたらいいかわかりません。

お母さんから聞いた電話番号、 0XXXYYZZZZ に何度電話しましたが、 誰も電話には出てくれません。

この0XXXYYZZZZ のところには、携帯はな固定電話の番号が書いてある。

かに△△県の市外局番だ。しかも市内局番で市町村まで特定できてしまう。

貴方が私の状況を理解してくれると嬉しいです

ところで、お母さんに貴方の顔写真を見せました。 貴方はお母さんの知ってる人じゃないって言ってます

おいおい、当たり前だよ。だいたいヨシオ・タカダなんて、全然珍しくもなんともないんだから

(注:オレの本当の名前も同程度にありふれている。本物のタカダ・ヨシオさんごめんなさい)

でも、もしできれば、少しでも助けてくれればとても嬉しい

とにかく、お返事どうもありがとうごいましたあなたに神のご加護を。

読み終わってしばらくの間の、この脱力感。

これが、マーク・ザッカーバーグの勧める、実名顔写真登録の威力というヤツか。

何か、得体の知れない恐ろしい物の片鱗を味わったような気分がした

2011-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20110224092453

元増田だけど、確かにあなたのおっしゃる通り。

ただ、自分の考えとしてはやはり子供が考える「これって無駄でしょ?」に近い。

はっきり言って、それが子供っぽいと言われようが、俺はそっちほうが直感として正しいと思うんだよね。

時代を積み重ねたということに重きを置くのが保守だけど、俺はそこを否定してるわけじゃない。

何というか、もっと現実的な面で、つまり伝統を守るということが現実のこの時代に生きる人間の負荷になるのは困るという感じ。



俺は古代ギリシャ彫刻文学、その他にも平安の文学やら万葉仮名やら建築哲学その他多くの歴史を否定してはいない。というより肯定してる。

そういうのが出来るだけ残ってくれるのはありがたいと思うし、記録・保存する人たち(図書館司書など)には敬意を抱いている。

ただし。

それをこれでもかと押し付ける行為が気にくわない。

つまり、「これは時代の試練を経てきた名著だ、だから読め」って言って学校で強制的に読ませたりする行為。これが本当に嫌。

それと同じように、祭り勝手に参加させられるのも嫌だ。


俺が言ってるのはそういうことで、実は祭り伝統的な街並みそのものを否定してるわけじゃない。

興奮するとそこがごっちゃになることはあるけど、たとえば伝統的な街並みというのであれば、写真などの資料を残し、ミニチュアをつくって博物館に飾るとか、そういうことは大いにやってほしい

ただ、現実物理的な世界にそれをどかっと残し続けることは嫌だ。なぜなら、伝統的な街並みは歴史の中でのほんの一部分において「正しい」とされたモデルケースにしか過ぎないのに、まるで未来永劫その正しさが続くかのような雰囲気があるから

高層ビルだって所詮はこの時代の価値観に基づく正しさにすぎないのだけど、少なくとも合理性や人々の居住というものに関する意識の変化から言ったら理にかなってると思う。

ヨーロッパ伝統的な街並みを見ていると、美しいと思う一方で、そこに住んでる人達は哀れだなと思う。仕事としてその家に住み続けているならまだしも、伝統だとかそういう付加価値を下手につけられてしまったために、壊すことも出来ないんだろうなと。もっと新しい世界を知りたい人達はこんな街に住みたくないだろうなと。



俺が言いたいのは必要のない伝統記録・保存されるべきで、現実無意味に干渉してくるなということなんだ。

伝統の多くが必要なくなったのは、それはまさに現代が「変化の時代」だからであって、それ以前の、変化しないように必死で頑張ってきた時代とは全く様相が違うからだと思う。

伝統たいなものは、科学技術存在せず、人々はただひたすら自然の脅威・具体的に言えば「風化」から身を守るために作ってきたんじゃないか?現代は、記録する手段や方法はいくらでもあるわけで、さらには科学技術のおかげでどんどん人間にとって都合の良い世界が作り替えられていく。

科学以前はそもそも世界を作り替えるどころか世界を制御する方法すらなかったから、変化を恐れるしかなかった。今はもう違う。なら、今の時代にあっていないものは、資料という形で物理世界からは切り離してほしい。そういう考えなんだよね。

俺が抱くもう一つの嫌悪感は、伝統を守りたい人々っていうのは、それがなぜ守られなければならないのかなんて考えたことなんかなくって、子供の頃から守れって言われてるから仕方なく守ってるっていうところにある。それどころか、守るために守るっていう感じで、もう伝統意味なんかなくなってるんだよ。祭りたいなものはものすごい長い歴史があるのかもしれないけど、その元々は雨乞いとかそういう超プリミティブなところから始まったんだと思う。今でも厄除けの祭りとかあるけど、あれだって完全にプリミティブでしょ。あれで厄除け出来るなんて信じてる人間はいないわけで、別に信じてもいいけど、少なくとも祭りがおこなわれるようになった古代というのはほとんど全員が信じていたからああいうのが成り立ったわけで、ほとんどの人が逆に信じていないような状況で厄除け祭りすることに何の意味があるんだと俺は思う。



アメリカ賛美するわけじゃないが、アメリカが素晴らしいのは歴史を持たないことだ。

からあれだけアメリカ科学技術国として発展できたし、妙なしがらみから解放されてる。

日本アメリカの影響を受けたおかげなのか地震対策なのか、街並みを保存することにはあまり関心がないみたいだけど、良いことだと思う。

ヨーロッパの状況は良くわからないけど、伝統的な街並みは観光のために残しておくとして、そういうところと実際の経済活動が行われる場所は区別すべきだと思う。

ごっちゃにするから良くない。東京はそういう意味では、完全に作り替えてしまうべきだし、今も未来都市なんて言われてるみたいだが未来どころか超未来都市くらいは目指すべきだ。アメリカがその面ではなんだか停滞してるみたいなので、「俺がお手本だ。良く見ろアメリカ!」と言えるくらい大胆なことはやってもいいと思う。

その意味じゃ、現在強引な方法で街並みを作り替えている中国は、住んでる人達には悪いがすごく理想的な国に見える。

2011-02-18

台東区のお寺が猫の駆除をしてる?

台東区の某お寺が、猫の駆除をしているそうだ。

一部伏せ字で。

写真とかあればいいんだが、求む情報

今日、Aさんからご紹介頂いたSさんという方に会ってきた。

お仕事の合間にお邪魔したので、あまり長話は出来なかったが、やはり状況はかなりひどい。

このまま記していくと、冷静さを欠きかねないので、まず、伺ったことを箇条書きにする。


・某僧侶が率先して、猫の駆除を推進している。

・鳩も、餌をやらないことで数を減らしたのではなく、殺している。

・駆除が始まった当時は、死体の入った黒いビニールを運んでいる人の姿もあった。

・毒餌を撒いている。以前、それで散歩に来た飼い犬が二匹死んだ。

警備員は猫を見つけたら蹴り飛ばす。そう命じているらしい

・伝●院から出てきた猫を構おうとしたら、警備員が出てきて、「野良猫は汚いから触るな」と言い、猫を追い払った。

・伝●院の猫は皆いなくなってしまった。

・「猫を殺すな」と電話したら、「あんた、頭おかしいんじゃない」と相手にされなかった。

地域人達を集め、事実を明らかにしようとした。文●の記者が取材に来たが、結局、記事にはならなかった。圧力が掛かったのか、たかが猫と思ったのかはわからない。


Sさんは涙ぐんでいた。

私は怒りを通り越して、吐き気がしてきた。

犬の飼い主に連絡が取れないかと訊いたが、Sさん自身、人から聞いたということで、はっきりとした答えはもらえなかった。

ただ、駆除を率先して推進している僧侶名前はわかった。


Sさん達が声を大きくできないのは、皆、観光地浅●で商売をしているからだ。

浅●が観光地として成立しているのは、当然ながら、浅●寺あってのこと。

そこから睨まれたら、仕事はできない。

実際、Sさんも、家族からは猫に関わるなと言われているらしい

生活という事情はわかる。

Sさんは私のことも心配してくれた。

もちろん、動かぬ証拠を掴んでから、こちらも行動するつもりだ。

ゆえに、今はやはり「情報求む」の方向で行くしかない。

地元人達が動けないなら、こっちでなんとかするしかない。

Sさんはできることがあれば、全面的に協力したいと言った。



近々、Sさんは近隣の猫事情に通じた人達に声を掛けてくれるという。

そのとき、私はまた話を聞いてくる。

マイミクさんから教わった、●●さんのギャラリーにも行ってくる。

しかし、何より欲しいのは証拠だ。

この日記仮名とし、マイミク限定にしたのは、ここまで話が上がっているのに、まだなんの証拠も出ないから。

Sさんは「黒いビニール」の写真を撮ったので、それを探してくれるという。

多分、徹底的証拠にはならないだろうけど、何もないよりはいいだろう。



皆も、私も、仕事があるので、浅●寺に貼りついているわけにはいかない。

浅●寺が処分に動いているのは、多分、観光客が引け、早朝、散歩や参拝の人達が来るまでの間――真夜中だ。

どこの業者に頼んでいるのか。

まさか、自分達の手を汚してはいないと思うのだが……。

2011-02-08

誤送信メールから転機を迎えた僕らの話

はじめに

僕には結婚を前提にお付き合いしている会社の同僚がいる。

他部署の人間で、1歳年下の後輩。交際3年程だ。

名前は『江田陽子』(仮名)としておこう。

 

普段、陽子の所属する部署と僕らの部署の人間は直接顔を合わせることはあまりない。

とある大きなプロジェクトメンバーとしてたまたま僕と陽子がそれぞれ選抜され、2ヶ月間ほど協力しあい問題を解決しているうちに僕らは親しくなった。

 

交際し始めた頃は、僕等の仲は職場の皆に内緒にしていた。

僕は同僚に言うのが気恥ずかしくて黙っていたのだ。

自分で言うのもおかしいけど、僕は全然イケメンじゃない。中肉中背・顔もブサイクでもないと思うけど、外見的な特徴としては中の中レベルだと思ってる。オシャレセンスとやらもあまり自慢できない。

一方、陽子はそれなりに目立つ存在なのだ。清楚系美人で、僕と同期の野郎たちにも人気だった。

そんな僕と陽子が付き合ってる事を皆に言うのはちょっと恥ずかしかったのだ。社内のとある人間から猛烈アピールをうけていた陽子は、彼への牽制もこめて皆にオープンにしようと提案してきたのが1年半ほど前。

いまでは周知の事実となっており、ときたま冷やかされるものの、ありがたいことに会社の方々には好意的に受け取って頂いているようだ。

そんな僕と彼女の話。


課長

仕事はそれなりに満足してる。残業も多いけど、この不景気にしては恵まれた職場環境だと感謝したいくらいだ。

僕の上司はたしか35歳か36歳。課長

仕事バリバリ良く出来て、面倒見も良くて部下からの信頼も厚い。男の僕から見てもイケメン

仕事に対しては厳しくて、僕もきついダメだしをしょっちゅうもらうけど、嫌いな人ではない。

既婚者で幼稚園に通うお子さんがいるらしい。以前、自宅に招待して頂いた際に紹介していただいた奥さんも可愛かった。

 

そんな上司(『桜井』:仮名から先月、僕の携帯メールが届いた。

江田さんと4Lでキスした時のことが夢に出てきます

メールを受信したのは深夜のこと。朝、目が覚めてメールを確認した時は意味がわからなかった。

寝ぼけた頭がその瞬間冴えてきて、不安な気持ちに包まれたのを覚えている。

 

(『江田さん』って、陽子のことだよな。)

桜井課長、おれに間違ってメール送ってる。)

(『キスした時のこと』ってなんだよ。)

(『夢』って?『キスしたこと』って?陽子桜井課長キスしたの?)

(『4L』って、社内のあの場所?)

 

うちの会社では社員用の個室がいくつか用意されていて、空室ならば申請などせずに自由に使える。

1人用の部屋もあれば、10人くらい入れる部屋もあって、一人で集中したい時に予備校自習室のような使い方をしたり、社員同士のちょっとした打ち合わせに使用している。

『4L』ってのはその部屋の名称の一つ。

 

もちろん「送り先間違ってませんか?」なんて返信もできず、混乱した頭のまま会社へ。

今日どんな顔して桜井課長と会えばいいんだよ」と思いつつも、上司がいつも通り接してきたので不思議と僕も動揺を見せることな仕事を終えた。

仕事終わってから陽子外食。当然、メールのことは気になってたけど、誤解かもしれないと思って触れられない。

モヤモヤしたままいつも通り別れて帰宅

 

おそらく陽子に送るメールを僕に誤って送ってしまったのだろう。

これも仮名だけど、

江田陽子

江藤(僕:仮名

ってな感じで、僕らは苗字が似てるんだ。一文字目の漢字が一緒。おそらく携帯アドレス帳では上下に並んでるんだと思う。

 

相談

気にはなるけど、陽子には聞いちゃいけない質問だと思った。そして聞く勇気もなかった。

もちろん彼女を信じたいし、誤解だと思いたいので、「これは『江田さん』という同じ名字の別人だ」とか考えるけど、『4L』なんて単語が出てる以上そんな楽観的な考えもできずに出てくるのは悪い想像ばっかり。

 

唯一相談した友人には僕は潔癖すぎると言われた。

高校生でもあるまいし、もし本当だとしてもキスくらいなら許してやれといわれた。

そういうもんなのだろう。

信頼してるなら彼女に直接聞いてみればいい、とも言われたけど、僕はもし真実だった時のことを考えると怖かった。

 

10日間ほど進展もなく過ぎていった。

週末は陽子デートした。二人でいる時はメールことなんか意識することもなく楽しかった。

平日は悶々としたまま普通に仕事した。それほど仕事量の多かった週ではないのに何故か毎日疲れた。

このまま、事はウヤムヤでもいいやと思っていた。

金曜の夜、少しだけ残業したフロアには桜井課長と僕ともう一人同僚が残っていた。

帰り際、桜井課長が僕らをご飯に誘った。同僚は予定があるようで丁寧にお断りしてた。

狙うこともなく課長と僕は二人でご飯を食べに行くことになった。

 

二人で

部署の人間と昼食を一緒にとることはよくある。課長と昼食を二人きりで食べに行くこともしばしば。しかし夕食を二人で食べたのは過去数えられるほどしかない。

最初仕事の会話だったけど、お酒が入ってからはお互いくだらない雑談だった。その日は一つ仕事をやりきった達成感もあって、楽しい時間だった。例のメールの件は聞く気もなかった。

僕はアルコールにそれほど強いわけではない。程良く酔っ払ってきた。ほろ酔いの気持ちいい気分の中で自然と口から言葉が出てた。

「かちょー、ちょっと前に僕にまちがってメールおくってきましたよねー。江田さんとキスしたですかー?」

酔ってなければ絶対に面と向かって言えないことだった。

 

さっきまで笑ってた課長が真顔になってた。

僕もそんな課長の顔を見て、酔いが醒めた。血の気が引いた。

「ちょっとトイレ行ってくるから待っててくれ」課長一言つぶやいて席をたった。

こんなこというつもりはなかったのに僕はなんてことを。

 

トイレからもどった課長は謝罪の言葉と共に説明をしてきた。

・1度だけ陽子キスをしてしまった。それ以上のことはない。

・僕が陽子と付き合ってるのを知りながら、卑怯なことをして申し訳ない。

・無理やりキスしたわけではないが、僕のリードキスをしてしまった。江田さんは悪くない。

陽子が気になる存在になっていたが、金輪際そういった対象として扱わないと僕に約束する。

メールを誤送信してしまった事は今日言われるまで気付かなかった。

 

僕は黙って話を聞いていた。

謝罪と説明が終わってから彼女へは僕から直接話をしたいので今日のことは伝えないでしい」と言った。

課長のことは許すことができませんが正直に話してくれたことには感謝します、僕はこのことはこの場をもって忘れようと思うので、仕事は今まで通りの関係でお願いしますと伝えた。

課長は謝罪の言葉を繰り返し、頭を下げたままだった。こうして途中まで楽しかった夕食は終わった。

 

  • 『話してくれたことに感謝
    • 僕は何をカッコ付けてるんだ。余裕ぶってるのか?
  • 『この場をもって忘れる』
    • 忘れられるわけないじゃないか
  • 『今まで通りの関係でお願いします
    • 今まで通りってなんだよ。そんな聖人君子じゃないだろ僕は。

許してしまう雰囲気だったのか?罵倒して殴ればよかったのかもしれないけど、僕はなぜかカッコ付けた。

もっともカッコ悪いのは僕だった。

 

 

対話

後日、陽子を僕の部屋に呼び、課長とのことを話した

陽子言い訳などせず謝罪した

・打合せしているうちに変な雰囲気になって、ついキスされてしまった。

・拒絶するべきだったのに、なぜか断らなかった。本当にごめんなさい。

桜井さんとはそれきりで、社内でもふたりきりにはなってない。

桜井さんからプライベートメールも何度か来たが無視した

・僕には申し訳なくて言えなかった。

・愛してるのは僕だけだ。

 

僕は陽子に別れを伝えた。

陽子は涙ながらに謝罪し、許してもらえるまで待たせてほしいと言った。

僕は待ってても無駄かもしれないと伝えた。

陽子はそれでも待たせてほしいといった。

 

 

心の整理

不思議なもんで課長への怒りはあまり沸き上がってこないんだ。

うまく整理できなんだけど、

話をしてくれなかった彼女への怒り > 不甲斐ない自分への怒り > 彼女キスした上司への怒り

ってな順番なんだと思う。

 

彼女が僕に伝えなかったのは、僕に対する優しさなのかもしれない。

黙っていたほうがいいこともある。心配させたくないという心遣いかもしれない。

分かっているけど、僕はそれを素直に受け入れるほど心が広くなかった。

僕は子供なんだと思う。

 

仕事普通にしてる。

課長から僕へのダメ出しは少しだけ減ったような気もするが、事件前と関係は大して変わっていない。

僕はこの職場でまだ仕事を続けられる。

 

彼女とは社内で普通に挨拶くらいはするけど、プライベートで会うことはなくなった。

昨日、僕の部屋で話をして以来はじめて彼女からメールが来た。

「本当にごめんなさい。もう一度お話をしていただけますか?元の関係にはもどることができないと思いますが、もう一度チャンスを下さい」

僕はすぐ返信した

「ごめんなさい」

  

ここに書いたのは文章にすることで心の整理をつけられるかと思ったから。

そして、今回の最大の収穫は自分の心の狭さがよくわかったこと。

メールの送信先には気をつけてください。

 

皆さんはこれくらいなら許してあげられるよね?

チャンスを与えてあげられるよね?

2011-01-15

あなた伊達直人を殺したがる理由。

寄付流行ってるね!

 増田寄付は大好きだよ! 施すほうじゃなくて、受け取る方としてならね!

 なんだか一億総ポトラッチ化が進んできました昨今、増田が由緒正しきネトウヨであったら「ゲヒヒ、次は国を隣国に寄付ですか?」と揶揄の一つも売ってやるところだけどはてサは恐いし増田はそもそも右翼じゃない。ただの逆張りが好きな女子中学生だ。そう考えて読むと気分いいよ?

 

寄付disりが流行ってるね!

 流行ものをとりあえずdisとくのはウェブに生きる天邪鬼としてのたしなみだよ! みんなも若いうちは、無闇やたらに反発するといいんじゃないかな? 

 でも実際twitterとかでこの手の逆張りやってんのは三十代のピザデブハゲ女子中学生たちなので、きみたちの健康精神に大ダメージを与えるよ! 貧弱な想像力は時にみずからの命を助けるね!

 ところでなんでぼくらはタイガーマスクきどりどもが嫌いなのかな?

 不思議? ふしぎだよね!? だって寄付ってすごいいいことなんだよ? ただの偽善じゃない。誰も傷ついてない。与えるほうも貰うほうも、みんな得してる。死んだビジネス用語でいうところのwin-winってやつだね。そうそう、未だに会議win-winなんていう単語出してくる上司をみかけたら、さっさとその会社の四階から飛び降りたほうがいい。

 

まあ、とにもかくにもぼくらは寄付ブームが嫌いだ。

 なぜか。

 まあそんなことは上でさんざん申し述べてきたように、ぼくらが「どうしようもない天邪鬼だから」で済むんだけど、世間はそれじゃあ納得しない。反対するなら説明すべし。感情論は排してな。

 と、ぶっちゃけバカに理論的な説明求めるなんてバカなんじゃねえのと思うむねがあるかもしれない。けれど、ココは天下の往来はてな匿名ダイアリー。またの名を皆殺しの増田

 説明責任逃れは問屋がおろさない。せめて嫌悪感の根源くらいはつきとめないといけない。

 とはいうものの、「なぜ私は寄付ブームが嫌いなのか」を論理的に説明するのは、おそらくアジを三枚におろすより難しい

 この手の喧嘩でよく使われる殺法は「だって寄付者が迷惑がってるじゃないかやめてあげなよ白豚野郎」と「親切の押し売り、大きなお世話」を強調するやりかただ。

 ここでぼくら天邪鬼は施す物-施される物、という図式を瞬時にして加害者-被害者という関係に塗り替えることでスペクタクルカタルシスをおぼえるんだけど、それで非難される無辜の大学生ボランティアとかはいい迷惑だよね! いい気味ですね! 

 そう、善意の悪人は悪意を自覚している悪人よりも罪が重い。なんだかよくわからないけど、ぼくらはそう信じちゃってる。漫画か何かの影響ですよね。あるいはお母さんについて、何かトラウマがあるのか。

 まあ、ともかくしかし、タイガーマスクについてはなかなか「迷惑してる」という話は聞かない。少なくともビル・ゲイツより広くておーつねさんより狭い増田の観測範囲では、見当たらない。被害者存在しない。まあ「あの手の寄附行為ばっかり報道されて恒常的に寄付を行なっている人たちが無視されてる」って声もあるけど、そんなもん、もともと無視されてたわ。

 「みんなが得した」ここが、今回の件でやっかいなところだ。火のない所に煙は立たないし、煙が高いところにのぼらなければバカもまた踊れない。

 さて、実はここに今回のぼくらが抱えるフラストレーションの一端が隠されている。

 つまり、「いつもとおなじように偽善者を叩けると思ったら、おあずけくらってしまった」ってわけ。これってとってもストレスフルな状況じゃない? 犬みたい? 哺乳類と比べられるだけマシさ。

偽善者という言葉が出てきたけれど

偽善くささが嫌い」。

 よくタイガーマスクを批判する時に聞かれる言葉だ。

 偽善ってなんだろうね? 寄附行為に限定して考えてみよう。広辞苑定義を持ってくるのは、頭の悪い学生にやらせておけばいい。ぼくらには集合知の究極体、wikipediaさんがいるのだから

寄付(きふ、本来の用字は寄附。寄付は代用字)とは、金銭や財産などを公共事業公益・福祉・宗教施設などへ無償で提供すること」

 フリーミアム! 

 「無償」とはつまり、見返りをもとめないということだ。税金控除される時点で見返りもクソもないだって? まあ、それはここでは関係ないから頭から弾いてくれ。

 さて、タイガーマスクたちは偽善的な寄付であるか。

 この議論は彼らが「見返りを得ているか」の一点に集約される。

 もちろん、違うよね? 物質的な恩恵はもちろん、名誉すら得られない。だって匿名だもの。キャラクターだもの。「タイガーマスクはえらいですね」っていくら古舘さんがつばはいコメントしても、それは神奈川県在住の庭師・津田大介さん(48)を褒めたことにはならない。まあ、2chでアンカもらえたときたいに「存在すること」の承認を貰える快感はあるかもしれないけど、自己承認欲求そのものが満たされることはない。ランドセルは一個9000円。六つで54000円。あなた2chでアンカもらうためだけにこれだけの金額を払おうと思う?

 善意証明するのは極端に赤字な収支なんですね。

自分がいいことをやった」という自己満足キモイ

 でも、実際金髪……津田さん(仮名)は「いいこと」やったじゃん。子どもたちの反応はともかく、施設は受け入れてるじゃん。全然ひとりよがり自己満足ちゃうやん。


はいーみんなちゅーもーく、いまさっき高田くんがいいこといいました

自己満足キモイ

 はい、これ超重要

 自己満足っていうのは充足してるってことです。いわゆるリア充

 はいみんな思い出してー。

増田は他人の幸せがなにより大嫌いです。リア充っぽいのが大嫌いです。

 っていうか、今回に限らず「ボランティアフォビア」だの「NGO死ね」だの「人権団体とか環境団体とかバカヤロウ」だのを表層だけで叩いてるとか、

 っていうか、ぼくらが何者かを叩くときの原動力は、たぶんだいたい、コレ。

 だって妬ましいじゃないですか。嫉ましいじゃないですか? 死ねばいいじゃないですか?

 自分が善人だって自覚するのはなにより強烈なうぬぼれですよ? ましてや、ヒーロー自分をかさねて? 「悪ふざけだもん」ってみんなにバレバレな形で照れ隠ししてたりして?

 ハンッ!

 そんな綺麗事、罪じゃないわけないじゃないですか

 彼らはまごう事無き「善人」であるからこそ、叩かれるに値するのです

 だって、妬み深いクズですもの、ぼくらって。

 まあ、結局は、感情論ですね。天邪鬼の。


さて、クズであるところの増田さんたちはこれからどうあるべきか。

 死ねいいんじゃない

 それがイヤならアラを探すんだ。マスクどものアラを。徹底的にひとりひとりの素性を洗いだして、瑕疵を探しだせ。これだけいるんだ、ひとりふたり後ろめたいのやら奇抜なのやらは混じってるだろう?

 特殊な例を普遍化しろ。延焼させろ。大火がみたい。燃やし尽くせ。

 それがぼくらの帰納術。

 でも今回はそれが通じるかしら? しょせんは匿名が個人を葬るための技術

 匿名匿名を殺す、新しい時代戦争に対して、ぼくらはあまりに無知ありすぎる。

 

 

 

2011-01-13

仮名寄付する人に気概なんてあんのか

な。

2010-10-18

弟が連れてきた恋人が男だった volume 2

http://anond.hatelabo.jp/20101017084726

の続き。

泣いてるっちゅうか、よっぽど俺、怖い顔してんのかな、ガクブルしてる弟を見ながら、タバコをもう何本か吸いきった。

何かしゃべったら、うっかりひどいことを言ってしまいそうだったから。

ああ、そういえばそんなことがあったなあ、てそんな時に昔のことを思い出してしまうもんだ。中学生だった俺と、姉を前にして、両親が対面に坐っていて、お袋が「実はお母さん、子供が出来ました」と言った時、ついうっかり、「誰の子?」って言ってしまって、お袋は「お父さんの子に決まってるでしょ!」と激怒したなあ。

あの時、お袋の腹の中にいた子がねえ。大きくなったというかなんというか。

家族みんなでつい甘やかしてしまったよ。俺なんか子供の時はゲームソフトとか買って貰えるのって誕生日クリスマス、しかも12月23日生まれなんでしょっちゅうイエス様と合同誕生日にされてしまって、泣いた夜さえ、笑い話になるものさ、サチコ

ゆうくん(弟、仮名)何か欲しいものない?お父さんが、お母さんが、お姉ちゃんが、兄ちゃんが買ってあげるよ、ってのはまだしも当たり前だとしても、叔父叔母の類までがさ、自分とこの子は憎らしい反抗期最中、弟は可愛い盛りだったもんで、何か買ってあげずにはいられなかったんで、弟は我が家一の物持ちだったよ。

そのわりには優しく素直に育ってくれて、人が嫌がることは絶対にしない。俺はするけどね。

あれは弟が5歳くらいだったかなあ、トランプを組み合わせてタワーを作る遊びね、あれを教えてやったら一日中もくもくとやってんの。で、「兄ちゃんできたよー」ってニコニコしながら俺をひっぱってってタワーを見せてくれたんだけど、俺がフーッって息を吹きかけたらはらはらと倒れちゃって、弟、号泣ですよ。あはは、可愛かったなあ。

「兄ちゃんのばかー、だいきらいー」

って(当然言うわな)、言ったそばから、「ゆうに嫌われた・・・」って落ち込んだ俺を見て心配そうな顔になって、「だって兄ちゃんいじわるするもん」って正当性を主張するも、「兄ちゃん、ゆうのこと大好きなのに。世界で一番好きなのに。ゆうは兄ちゃんのこと嫌いなんだ・・・」って俺が言ったら「僕も兄ちゃんしゅき」って態度をひるがえして、ふたりでダハーッと笑いあったあの日。

嫌いになんてなれないよ。

ただ、いろいろと。なんとかならんもんかと。

友情を愛情勘違いしてるとか。ないだろうなあ。

なんとかなるくらいなら、親兄弟を困惑させたり苦しめるような真似を弟がわざわざするはずがない。

もちろん、こういう問題で、困惑する方が偏見もちだってのは分かってるけど、さて、身内のことになったら、こうも困ってしまうものなのか。

そして思い出した。

何年か前、俺一人で実家に行った時、居間でこたつに入って、母と俺と弟とで、テレビを見てたのね。おすぎピーコが出ていて、面白いことを言って、俺たちもひとしきり笑った後、お袋が言ったんだ。

「でも、この人たちの親御さんもお気の毒よね。息子さんがふたりともこんな風だなんて。お母さんだったら耐えらないわ」

別におすぎピーコのファンじゃないけど、たまたま「ピーコ伝」を読んだばかりだったこともあって、カチンときたんだよ、その言い方に。

「それって、すごい失礼な言い方だよね、おすぎピーコにもそのお母さんにも。おすぎピーコ、すっごい親孝行だよ。こないだ本にそう書いてあったし」

お袋はまたこいつは、みたいな目で俺を見て、

「もう、あんたはいつも説教ばっかり。あんたに言ってないんだからいいじゃない。ゆうに言ってんの。あんた、さっさと帰りなさいよ。晩御飯、用意してあげないからね」

弟はいつものように心配そうな顔をしてたけど、あれをどんな気持ちで聞いていたのかな。

お袋、おすぎピーコのお母さんの半分の気持ちはもうすぐ味わうことになりそうだよ。

「そう簡単にはいかないぞ」

と俺は弟に言った。

年寄りはなかなか自分価値観を変えないし、変える時は相当な苦痛だと思う。それでも、打ち明ける気なんだな?」

弟はうなづいた。

「もう、浩介(弟の彼氏仮名)に嘘をつかせたくないし、それに、近いうちに俺、家を出て、浩介と暮らしたい」

えっ? それはどうかなあ。末っ子の弟が出て行って、老夫婦ふたりきり、むちゃくちゃさみしいでしょ。さみしさが浩介(もう面倒くさいんで呼び捨て)への敵意に変わってしまいそうだなあ。

「まあ、それはちょっと待て。ひとつひとつ考えてみよう。な。親父はなんとかなるかもしれん。つかなんとかなるだろう。ただお袋はな、そう簡単にはいそうですかとはいかないと思うよ」

「兄ちゃんはどうなの?」

「どうって・・・」

「俺のこと、嫌いになった?」

馬鹿だなあって思う。こんなことで嫌いになるなら最初から兄ちゃんやってないよ。でも、不安にさせたのは俺だな。

何十年かぶりに、弟をぎゅっと抱きかかえた。でも、でもな。

いろんなこと考えてしまうんだよ。俺の奥さんはなんていうかとか。俺の奥さんが(わりあい保守的な人だ)、おまえのことを蔑む感情を持ってしまったら、俺はどうしたらいいんだ?

姉ちゃんはなんていうだろう。甥っ子、姪っ子は受け入れられるだろうか。

甥っ子、姪っ子の将来の触りにおまえがなってしまうんじゃないだろうか。

そんなことを、こうしておまえをぎゅっと抱きしめていても、俺は考えてしまうんだよ。

2010-10-14

http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20101014/Itmedia_makoto_20101014042.html?_p=2

“好き”を作る2つの法則とは?――好悪の感情科学する

ディクシー・チックス」-「ナタリーメインズ」=「コートヤード・ハウンズ」

要素は多い方が好きが強固になる。

 ところがひかれあっていても、ささいな“イヤなこと”で、好きの構造がひっくり返ることがある。実例を挙げよう。リエさん(仮名)がカレとデートに初めて出かけた時のことだ。

 「お昼、どうする?」、リエがカレに聞いた。

 「何にしようか」とカレ。

 「●●ビルに、うどんのお店と韓国料理のお店があるの。どっちにする?」

 「う~ん(しばし考えて)、うどんにしようか」

 リエはその日カレを振った。なぜか。ワケはこの短い会話に凝縮されている。

 まず、初デートなのにランチの場所さえアテがない。これは“無思考・無計画なオトコ”というシグナルを送った。次に彼女の提示した選択肢で、うどんを選ぶという愚かさを露呈した。うどんは悪くないし、うどんを責めるわけじゃない。だが初デートうどんコリアなら、コリアしかない。これは普遍的な鉄則である。キミ、空気を読めよ。

 そこで彼女は「カレは人のことを考えないオトコ」という結論に達した。蛇足だが、そのうどんが割り勘だったことがダメ押しになった。

だが初デートうどんコリアなら、コリアしかない。これは普遍的な鉄則である。キミ、空気を読めよ。

だが初デートうどんコリアなら、コリアしかない。これは普遍的な鉄則である。キミ、空気を読めよ。

だが初デートうどんコリアなら、コリアしかない。これは普遍的な鉄則である。キミ、空気を読めよ。

(;´Д`) え、鉄則だったの郷好文(この記事を書いた人)さん?

2010-09-11

匿名体験談とか書く時の、ネット独特の文法が本当に気持ち悪い。

匿名体験談を書くとき、名前を伏せるのは分かる。

だが読み手に対する配慮が欠けすぎじゃあないかと思うことがしばしばある

例えば最近見た例でいうと

Aいわく、私旦那はAの大好きな某韓流アイドルの一員に瓜二つらしく、

そこから私旦那のことを根掘り葉掘り聞いてきた。

始めは冗談かと思ってたけど、「私旦那さんと結婚できてずるい」「私旦那の子供を産めてずるい。私にも産ませてくれ」

と言動がおかしくなってきたのでFO。

「私旦那」って何だ?

少し考えれば書き手の『私』の旦那さんだとなんとか理解できる。

だが、それなら最初の「私旦那」さんに「私」は要らないし、

会話部分も「(素敵な)旦那さんと結婚出来てずるい」とかにすればいいのにと思う。


他にも「俺さん」と「僕くん」とかマジで吐き気がする。

こないだ見たやつは特にひどかった。

俺も、詳しい話を調書にするため、警察署へ。

調書が終わって帰ろうとしたら、

「お前が俺かぁ!」

と大声出しながら近づく人が。

「お前が俺かぁ」ってなんのSF小説だよ。タイムパラドックスか。

この部分の「俺」は「書き手」のことなんだけど、

この一人称二人称三人称にも流用する感じ、ほんとにやめてほしい。

最初自分にも仮名を設定しとけば済むじゃねーか。田中でも鈴木でもさ。


「お前の読解力が足りない」「考えて分かるならいいじゃん」という人もいるだろうが、

本来パワーを使わないでいいところで使わされるというのは倍疲れる。


多分匿名体験談書くようなやつにとって読んでるヤツのことなんてどうでもいいんだろうな。

吐き出したいだけ、自慢したいだけ。だから相手に伝わりやすいかどうかなんて二の次。


でもやっぱりリアルな話って読んでて面白いし、読んじゃうんだけど、その度にイライラする。

このへんのガイドライン誰か作って広めてくんねーかな。仮名はこれを使いましょうみたいな。

2010-09-08

山田キャラのうざさは異常

山田親太郎という人物がいる。

母が彼を評した言葉面白い

「愛嬌のあるバカは好きだが、ただのバカはイライラするだけ」。



本来であれば彼は母の好みの範囲内のキャラのはずなのだ。

母は学歴コンプレックスであり、いい年をして韓国ドラマにのめりこみ、

好きな番組はえみちゃんねるとそこまでいって委員会だというのだから。

そんな母がなぜここまで嫌うのか。

逆に興味を持って今ヘキサゴンを見ていたところだが確かにこれはひどい

繰り返すけれど

「愛嬌のあるバカは好きだが、ただのバカはイライラするだけ」

という表現がすごく腑に落ちた。



バカいじりを売りにしたバラエティ番組に出てくるバカキャラは、

24時間テレビでも指摘されているように

実際には必死で空気を読んで周りに合わせてる。

バカから不快感を脱臭するべく努力しているのがよくわかる。

真正のバカと演技のバカの区別は、

やっていいことと悪いことをわきまえているかということであるが、

おバカタレントは、ものすごく意識して、その範囲内でおとなしくしているように見える。

私なんかはその必死さが逆に痛々しくて

高校時代のみんな必死でにこにこしていた閉鎖空間を思い出させるから見たくないのだが

なんだかこの山田というキャラは一人だけ外れている。

みんなが必死につぎはぎして作り上げている笑いを

彼の無思慮な言動が壊してしまっているように見える。

バカはバカなりに指向性がはっきりしていれば扱いようもあるのだが

ひたすらに無秩序であるように見える。本当に何も考えていないのではないか。

ちょっといじめっこの気持ちがわかる。

こいつを自由にさせておいては場が壊れてしまうという、いやな不安を与える。




まぁ途中のうんちくはどうでもいい。

一言でいうと、山田親太郎はうざい。以上。

で、本題だが、

山田というキャラはうざくないといけないのかな。ほかの芸能人を見ても

山田姓の方はうざい人が多いような気がする。

そして、困ったことに山田姓のうざさは愛嬌がないように見える。

そんな中、アニメ「Working」の山田仮名)はかわいい。うざかわいい

なぜだろう。こいつも単なるバカにしか見えないのにかわいい

山田キャラ山田キャラなりに輝ける場所というのはあるのかもしれない。

でもそれは、おそらくバラエティ番組のように全体の統制が求められる窮屈な場所ではなく

もっと個々人が自由に個性を発揮することが求められる場所なのではないか。




って俺はいったい何を熱く語っているのか。

単にヘキサゴンというくそつまらない番組

ぼやっと見てるのが耐えられないというだけだったのだが、

これほど指がスムーズに進むとは驚きだ。

あ、ちょうど番組終わったのでこのあたりで。

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