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一応中国も同じタイミングで介入した(4月から対ドルで12.5%ほどの急速な元安。日本円は年初から25%下落)らしいけど、やっぱ弾数少ないのと、FOMC(FRBの金融政策会合)があと2回あって、最終的な利上げ目標が低くて4.75、市場関係者の予想で5%で、現状の3.25からまだ上に1.5%から1.75%上がるって思われてるから、一時凌ぎ感あるよな。
実際、144までいって朝には147円に戻ったんで、そんな遠くないタイミングで150はまた行くと思う。
そうなると個人としての今の最適解は、「多少予想外にドル円が動いても痛まない程度には今のタイミングでドルを買う」ってことになる。
じゃあこれから先、ずっと円安ドル高が続くのか、円高はもう来ないのかとなると、為替トレーダーじゃないけど、「そうでもない」と思っている。
米FF金利は上限が見えてきたので、円安ドル高の根拠の一つの金利差、「円で金借りてドルで預ければお得じゃん」って状況は「ドンドン進む」から「ここらでひとまず止まる」ってことになる。
もう一つの根拠である「そうはいっても米国経済は強いから、米で投資するためにドル必要だよね、日本?どこそれ?」って状態も、来年のIMFの世界経済見通しでは「先進国やばい、世界やばい、アメリカもインフレの悪影響でやばい」という状況の中で、日本はそうでもない。
2022→2023年のGDP成長率予測で、アメリカ1.6→1.0、ユーロ3.1→0.5、イギリス3.6→0.3(おいおい)という中で、日本は1.7→1.6、相対的に「そこまで悪くない」という予測になってる。
アメリカが経済ヤバなってアメさんらが「株やばいな、国債いくか。まぁ〜、あんま良くないけど現金もちにしとく?」ってなっても「日本株は意外と悪くないんちゃう?」となって「日円買っとくか」ってシナリオはありそう。
ワンチャン円高くれば、ドルから円にかえて投資してる海外投資家は為替で水増しされるわけだし。
あとは要素としては移動平均との乖離率ってのがあって、30日とかの長期のアップダウントレンドの移動平均線と現状がどれだけ離れているか、長期的には平均に回帰するとされるそれが、150円だと乖離しすぎている、つまりドルは買われすぎている。
そうなると、どっかで円安ドル高の条件設定が崩れた時に円への巻き戻しにブーストがかかることになる。
そう考えると、今ドルを怖くない程度に買って、来年円高に動き始めたら戻す、戻らなくてもまあ資産防衛できてるし、手持ちドルで安値圏を彷徨うS&P500かVTIを買う、旅行行く時の資金にする、海外通販に使うとかしておくのがいいんじゃないかなと思う。
積み立ててる人は同じペースで積み立て続けるのが基本だが、今後も積み立て続ける覚悟があるなら、がっつり下がったところで多めに突っ込むのも良い。S&P500に対する信仰心が試されるな…
昨晩公表されたCPIから、9月FOMCの利上げは0.75ポイントは確実、あるいは1ポイントかもしれないと市場は読みを変え、下落トレンドが鮮明になった。
一つ目は直近底値の3600ドル程度。この位置は200週移動平均線(要するに200週の間に買った人たちが平均的にはその位置で買っているというライン)ともだいたい一致するので、その観点からも下げ止まりやすい。チャートを見ると分かるが、200週移動平均線まで下落が達したのは前回はコロナショック、その前は2018年末。滅多に無いこと。
3600ドルで下げ止まらなかった場合、二つ目は心理的節目の3500ドル、三つ目はコロナショックが起きる直前の水準だった3400ドル程度。
底に達した週はたいてい出来高が突出する(多くの人が絶望してぶん投げるが、それをチャンスと見た人たちが買いまくるので、取引が成立した量である出来高がものすごいことになる)ので、それも底を見極める判断材料になる。
なんでこのタイミングで増田とはてブで株式投資が話題になってるのか不思議。ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言から、9月のFOMCできつめの利上げがあることを市場が確実視したので、直近では日米とも地合いは不安定、もしくは下落局面が続く。数ヶ月から1年程度の幅で先を見ても、中国の不動産バブル崩壊、途上国等の債務危機、ロシアのウクライナ侵攻etcを鑑みて、相場が上向く見込みは高くない。むしろ大幅下落の火種がそこかしこに散らばっている状態。
もっとも、投資せずにしっかり座学するには良い期間だとは思う。最悪数年の間、価格が買値を下回っても我慢できる人なら、今からS&P500をちびちび仕込み続けるのも、まぁ、無しでもないか。
市場は数か月程度先を織り込んで動くので引き締めが始まってからでは確実に遅い
実際はテーパリングが始まるあたりから逃げる準備をするのが定石で、ナスダックなんかは11月ぐらいからすでに崩れ始めている
12月のFOMCはテーパリングを当初の予定より加速するなど明らかに焦りが見えたので、自分は12月から徐々にショートを入れ始めていた
そのあたりは最低限経済ニュース(特にFOMCでの発表)とチャートを観察しておく必要はある
「長期のトレンドラインを割る」とか、「高値から少し下げた後、再度高値更新を試みるが届かない」というのは株価が天井をつけるサインである
しかし天底をピンポイントで当てるなんてのは相場を知らない素人が抱きがちな妄想で、ドルコスト平均のように徐々にポジションを軽くしていくというのが無難なやり方ではないか
1月に本格的に崩れ始めてから逃げても十分危機は回避できていると思うけどね(チャート的に長期のトレンドラインを割ったのも1月10日ごろ)
The combination of upside inflation risk and downside growth risk has mixed implications for monetary policy. Historically, Fed officials have sometimes preferred to delay major policy decisions until uncertainty surrounding geopolitical risks diminished. In some cases, such as after September 11 or during the US-China trade war, the FOMC has cut the funds rate.