はてなキーワード: 認知療法とは
根本にあるのは脳内物質の処理の問題ではなく、本人の現実認識、ストレス処理の歪み。
それこそが、人格障害。
抑うつや不安発作など、人格障害を根っこにした精神病的症状は薬で緩和可能だろうが、それは根本的な治療にはならない。
だから、精神科で10分診療繰り返して薬飲み続けても、どうしようもない。
人格障害を治そうと思うなら、認知療法などを心理学方面のプロの指導の下、
彼女に正しく治療の目的、必要性を理解させたうえで行っていくしかない。
あなたにも、おそらくその治療の一環を担うことが求められると思う。
人一人が、その人生の中で蓄積してきた人格の一部、その人の価値観を塗り替えていかなければいけないのだから、
本人、第三者であるカウンセラーの視点だけでなく、彼女に親しい人間の視点が必要になる。
彼女にとってもかなりの難業になるはずだ。
そもそも、人格障害の人は、そうした治療が必要になる理由、そのプロセスの妥当性をなかなか認められないという問題もある。
自分の弱さを突きつけられるような治療をコンスタンスに受け続けることが辛い。
そういった点を本人、あなた、カウンセラーの間で繰り返し確かめ合意しあいながら、
よいカウンセラーとしっかりとした治療関係を築ければ、認知の歪みをなおしていけると思う。
結婚まで予定されているのなら、それなりに(困難を抱えつつ)互いについて真剣に考えているとものと思うので、健闘を祈ります。
単純に努力してるときとかうまく行っているときに、幼少期に植え付けられた無力感が蘇ってきて、途中でうつなかんじになってやめてしまう
うまくやらなくちゃって強迫観念が脳を充満してきて、疲れてしまう
誰かに依存したり、誰かに嫌われるのも極端に嫌だったから好かれそうなことなら何でもする
いわゆるアダルトチルドレンってやつらしい
カウンセリングとか色々あったけど、正直何がいいとか一概には言えない
その深度に合った治療をするのがいいっぽい
大事なのは治療に飛び込む最初の勇気と、抗うつから逃げないことだと思う
今直ってきた俺としては、自分で考えたり、なにが楽しいのかわからなかったり、そんな漫画みたいなことが自分に起こってるとは思なかった
http://anond.hatelabo.jp/20120506044030の元増田だが、発達障害と育て方が無関係とは言わない。
http://anond.hatelabo.jp/20120505231549が書いているけれど、
発達障害は『治る』訳はないが、成長と環境により『社会適応できる』可能性はある、と信じて日々生きてる。
ただ、両者を混同する人が「発達障害は治せる!」とかドヤ顔で宣うんだろうな、とは思う。興味のない人間には『治る』だろうが『障害はあるけど辛うじて社会適応出来てる』だろうが、同じにしか見えないだろう。こちら的には、化粧とすっぴんぐらいの劇的な違いがあるんだがなー……。
私は「発達障害は出来ないことを認めること」がスタートだと考えている。自分にとっても、周囲の人間にとっても、「障害が障害のままで、ずっと有り続けること」を意識するのが最初。そして、「出来ない。『だから』どう対処するか?」を考える。配慮してもらって他人の手を借りるのか、TB元で言うところの杖みたいな道具を使うか、或いは他の方法を身につけるか、やり方は様々だが。
『発達障害は育ちが原因ではない』が、社会適応度は育てられ方に左右されると思う。少年事件の容疑者が精神鑑定で発達障害と鑑定されるケースがある一方で、ノーベル賞やら社会的成功をおさめた人の中には発達障害らしいと言われる方もいる。この違いは、個人の資質もあるかもしれないが、生まれ育った環境や今の状況にも大きく影響しているだろうから。
違う言い方をすれば、私が犯罪や他害をすることなく30年以上生きてこれたのは、両親が育ててくれて、周りに恵まれたから。私の手柄ではない。
最後に、
これは「認知療法」ではなく、「視覚化」と「構造化」ではないだろうか? 認知療法は、「認知」つまり物事のとらえ方を見つめ直し、思考パターンの修正をしていくもの…だったと思う。
上の記事が、惜しい分析をしているものの見当違いな結論を出していて、これでは元増田と似たようなタイプの人が傷ついてしまうんじゃないかと心配だったので、この記事を書く。
ちなみに自分は元増田と同じタイプだ。このタイプはアダルトチルドレンや共依存とかで調べればいっぱい出て来るだろう。決して稀なタイプではない。
自信を持つ持たないだと説明しづらいので、以下は元増田のいう「自己肯定感」をもじって「自己否定」という言葉で説明する。
*
自己を否定するということは、「否定をする自己」と「否定をされる自己」が存在するということである。
どちらも同じ自己なのだが、実際は分離したふたつの人格となっていることがある。
このことについてid:aurelianoは、これらの人格を「表」と「奥」と名付けたようだ。
「自分に自信がない」と思っていても、「自信がない」ということに「自信を持っている」というのだ。
これは、「自己否定」をしたときに、「否定をしている自分」のことは「否定していない」のと同じだ。
ここで言う「表」というのは、「自分は自信家ではない」と思っている自分。自己否定をしてしまう自分のことをいう。これは「作られた自分」であり「頭」であり「理性」であり「大脳新皮質」である。
一方で、否定されている自己が「奥」の自分だ。これは「自然体の自分」であり「心」であり「本心」であり「大脳旧皮質」である。
id:aurelianoは、これらがバラバラになることで「生きていることの実感を味わえ」ず、「もう生きてはいけない状態になってしまう」と言っている。
これは確かだろう。一般に鬱病などの精神病を引き起こす原因とも言われている。
そしてその解決法として、
自分が見栄っ張りであることを認め、素直に自分はバカだったと反省することである。そして、「自信がないなどと嘘をついてすみませんでした」と、はてなの読者と誰より自分自身に、心から謝罪することだ。
このように書いているが、これがそもそもの問題を無視した間違いなのだ。
*
そもそもなぜ「自己否定」をしなければならなかったかを考えてみよう。
人は自信が無いと生きていけないのは前述の通りであるが、自信を持てないとき、自己を肯定できないときに、自己否定を行う「表」の人格を作り出し、その「表」を肯定しようとするのだ。
自己肯定感が足りなくなればなるほど、「表」の人格を強化し、より自己否定を強めていく。
なので、自己否定を簡単に辞めようと思ってもそうはいかないのだ。
言い換えると、「自信がない」というのにはワケがあって、けっして「バカ」だからやってるのではないのである。
解決法は無理に「表」を消すことではなく、「奥」を認めていくことから始める。
「奥」の人格には本来自己肯定をする力が備わっているので、それを認知療法などを使って強めていく感じだ。
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人間の心の歪みには、必ず何かしらの原因がある。
なんか鏡に向かって『お前は誰だ?』って言い続けると気が狂うって都市伝説を想像してると思うけどそれとは違うんで心配しないでいいw
瞑想とかヨガっていうのは自分の体験だとか自己同一性を変容させることだから、もちろん絶対に危険性がないとか、安全とは言えない。
世の中には様々な瞑想法があって例えば激しい呼吸法とか精神の裏側を覗き込むことを目的にするとかマリファナやりながら音楽聞いて瞑想とかはそのリスクが高いと思う。
ここではないどこかへを求めてたヒッピーと瞑想との親和性を考えるとわかりやすい。トリップにはバッドトリップが付き物。
でも、この瞑想法はそういう激しいやり方じゃなく、メジャーな瞑想法でいわゆる宗教的じゃなくて科学的で安全でそれでいて効果があると実体験として思う。
瞑想にはパーリ語でサマタ(高い次元での集中)とヴィパッサナー(洞察、観察)っていう二つのやり方があるけど、
一人でやると危ないのは前者。もちろん、前者にもちゃんとしたやり方はあるんだけど、後者は「あっち側」に行くのを目的にしていない。
というより、その対極で、妄想に気づけってやり方だから、安全だと99.99%言える。
何か認知療法に近いものがあるのではないかなと個人的に思ったら、こういうのがあった。http://www.wikihouse.com/cognitive/index.php?%C7%A7%C3%CE%CE%C5%CB%A1Tips%204
「瞑想」っていう言葉はほとんどの日本人は知っているけど、禅の影響で空だとか「心を無にする」だとかいう漠然とした理解で
「そういうもんだ」とか「いつか自然消滅する」なんて思ってないで
私は、小学校3年生くらいから自殺願望があって(痛いのは嫌だから行動を起こした事はなかったけど)
ずっとずっと「これが若いってことだ。青春だ自殺願望なんて年取れば消える。」と思って放置してたんだけど
25くらいのとき、消極的な自殺願望が高じて拒食症になって(食欲ないけど食べなければ死ねるんだし食べる必要ないよね。くらいに思ってた)、精神科のお世話になった事がある。
それから投薬やらカウンセリングやら認知療法の本読んだり、治療に専念して、ちょっとは楽になった。
僕は十年来の抗うつ剤服用者で、根本的に治さねばと思ってカウンセリングをうけたことが3度あるのだが、3度とも惨憺たる結果だった。
1回目は受診していた医者に進められたカウンセラーだったのだが、僕が小賢しかったせいなのか、物分りよくスムーズに治る患者を演じてしまったせいで、何も解決しないままカウンセリングが終結した。
2回目はなんかスピリチュアルなところだったらしくて、自律訓練の指導をされて(小学生の頃から自律訓練は本からマスターしていたので、この指導は全く意味がなかった)「額が涼しい」の状態に入ったところで「トラウマを思い出しましょう」「あなたのそばには誰がいますか?」「この世は魂が磨かれる場所です」などの謎な言葉をかけられるという妙な体験をしただけだった。あんなもんに通うくらいなら、坐禅組んだ後に坊さんの話でも聞いていたほうがまだましだった。
3回目は「カウンセリングは科学だ!」を標榜するカウンセラーだったのだが、到底僕にはそれが科学とは思えなかった。十数回セッションをやったのだが、僕の話したことに妙な解釈を付けて、挙句「あなたは別のカウンセラーを探した方がいい」と放り投げられた。
僕の結論は「少なくとも対話的カウンセリングは民間療法の域を全く出ない」というものだった。これから先どんなに辛くなることがあっても、カウンセリングに頼ることだけは無いだろう。壮大な時間と金の無駄遣いだと思う。
ただ、僕は心理療法のすべてを否定しているわけではない。認知療法などは正しく学んで使えば(メンタルの問題を抱えている人のみならず様々な人にとって)良いツールになっていると思う。
・モチベーションがまったくあがらないのは病気のせいかもしれない。認知療法でも試してみろ。(「いやな気分よ さようなら」という本を読め。)
・そもそも、仕事で「アドレナリンでまくり!」なんて、ろくなもんじゃない。そこそこが一番。好きな仕事を長く続けるために。これは長距離走なんよ。
・アル中かもしれん。調べてみろ。 久里浜式アルコール依存症スクリーニングテスト http://www.enjoy.ne.jp/~ikuro/alcohol/altest.html
休職について。
・休職するのは勝手だが、それにも金がかかる。最低でも3ヶ月は無給で暮らしていける貯金がないといけない。それでも足りないかも。
・休職期間中、食う寝るだけのだらだらした生活になりがち。気をつけるべき。できれば、同居人がいることが望ましい。いなければ入院しろ。
認知行動療法、もしくは認知療法というカウンセリング(心理療法)は、うつに対して有効です。
認知療法も、今年から保険点数化されたのでカウンセリングに医療得点がつくので、実施する病院も増えているはずです。
上記の様な心理療法は、精神分析といわれるものとは違って、カウンセラーが一緒に問題の解決策を探していくというスタンスなので、「あやしげー」な感じはないと思います。
あなたが病院やカウンセリングルームに行って「なんか違う・・・」と思ったら、それは、その病院・カウンセリングルームが合わないのです。あなたが悪いわけでは決して無いので、セカンドオピニオンをつけたり、病院を変えるようにしましょう。
きついことを我慢しているのは辛いと思います。最近では、うつでメンヘラの烙印を押されることはないと思います。状態が良くなることを願っております。ぜひ、医療機関へ行ってみてください。
1、性質
・完全主義者、潔癖、感情に左右されやすい人が陥りやすい。
・一番問題なのは、何度もいやな気分を体感的に反芻する傾向があること。
・これは仕方ないからと割り切れない。腹をくくれない。
・客観的な視点で状況を把握できない。とくに自分のこと。
2、条件
・季節の変わり目は発症しやすい。
・環境が著しく変化した場合も良くない。引っ越し、転職、学校が変わるなど。
・精神的な落ち込みによる不眠。
・体調不良。
・年齢による新陳代謝の低下が始まるあたり。20代前半。若いうちは蘇生できたものができなくなる。
・精神的にショックを受けることがいくつか重なる。
※上記がいくつか重なると、どかんと来る。とくに体調不良と精神不安が重なるとかなりやばい。
3、うつ病の最悪な点
・基本的には感情をコントロールするべき脳内分泌を司る器官が過度に使われ壊れること。
・わかりやすくいうと長期にわたる凹みと体調不良で、いやな気分になる分泌物を出す蛇口が馬鹿になってで続けるといった状態。
・例えば今イメージできる最悪な出来事のいやな気分を思い出して頂きたい。蛇口が壊れることで常にその最悪な気分のままということ。
・さらに最悪な点は、うつ病になってしまうことでまわりの環境が、自分が望むものからかけ離れることによる不安が、その状態を悪化させうるということ。負のスパイラルに陥りやすいということ。
4、治療と対策
・結論から言うと治ります。上記でもわかる通り、蛇口が壊れている訳ですが、例えば胃酸過多と同じ状態と言えます。胃酸過多は治りますよね。ただ、癖になることはあります。でも治ります。それはどうすればいいか。食べ過ぎないことです。ですので一番の対策は凹みすぎないことです。
・認知療法で、物事を客観的にとらえる術を身につける。
・自律神経訓練法で、とても落ち着いた状態を身につける。
・かなり具体性がありませんが精神的な成長も必要です。自立心など。
・薬物療法とはあくまで緩和です。蛇口を止める、もしくは相殺するなどです。でも根本原因は物事を悪くとらえたり、いやな気分を何度も反芻する、客観的に物事を判断できずにドツボにはまったりする癖です。そこをどうにかしないと良い方向には向かいません。
・周りの人間の理解と協力が必要です。ただ、うつ病に陥りやすい人の周りには理解が乏しい人が多いようです。かなりエネルギーが必要になるので、一番理解してくれそうな人から少しずつが良いでしょう。
・その他、カウンセリング、NLP、催眠療法などがありますが、用途が異なります。主治医に相談したり自分で調べてみましょう。ただし、ネット界隈で調べることはお薦めしません。できれば簡単な本から始めましょう。
・ネットで同じ境遇の人とコミニュケーションすることもできます。が、程々にしましょう。依存する傾向があり、獲得するべき価値観とは逆行することが多いようです。
・病院の先生も様々です。この人なら信用できるなと思える先生を見つけた方が良いでしょう。ただし、相手も人間ですので100%をむやみに求めてはいけません。
5、注意
・いろいろ書きましたが、うつ病のパターンも重さもつらさも人によってかなり差があります。体質もあります。元から体力がある人とない人では出方も違うのです。一般化することはできません。今回書いたことはうつ病の60%ぐらいが当てはまるとかその程度のことです。
・もっと原因が深い場合があります。また、他の病気や精神疾患が絡んでいることもあります。信用できる先生と相談することが一番大切です。当テキストはあくまで参考程度でご活用ください。
http://anond.hatelabo.jp/20090103032255
みなさんこんにちは。ブクマコメントで元増田と呼ばれている人、上のエントリを書いた人の妻です。沢山のコメント、ありがとうございます。(……ところで、元増田って何ですか?)
正確には、入籍も式も延ばし延ばしにしているため、まだ婚約者なんですけれども、彼と一緒に暮らして3年になります。
今、私だけ、年末、正月と実家に帰っているのですが、見つけてしまいました。夫の書き込み。ブックマークのトップページからたった2クリックで。どうしてこんなにわかりやすいところにあるのか。どうみても夫のものです。言葉遣いなんかですぐにわかりました。背筋が寒くなりました。
まだこの事については彼とは話していません。今はまだ心の整理が出来ていないので、話したくありません。
何でこんな事をここに書くのか自分にもわかりませんが、心の整理に繋がるかもしれないので、書きたいと思います。
まず、彼の書き込みには一部不正確な点があります。
何より、「家事はしています」確かに、4日に一度ほど、寝込んでしまって家事が出来ない日があります。しかし、それ以外の日は、彼を起こし(寝起きが非常に悪くなかなか起きないのです)、朝食を作り、夕食を作っています。掃除もしています。彼は、その「家事が出来ない日」があることが、本当に気に入らないようで、怒られてしまいます。「できなかったことを怒るより、できたことを見て欲しい」と言うと、「もう何年経ったと思ってるんだ。子供じゃないんだから甘えるな」と言われます。
それに、毎日完全に引きこもっている訳ではありません。天気のいい日には一時間ほど散歩しますし、週3回は必ず、あるスポーツジムに4時間行って、友達を作り、話すようにしています。彼の書き込みでは、私が完全にネットオンリーの生活をしているように読めますが、それは間違いです。「好きなように生活している」といわれてしまうと、何もいえませんが。
twitter、は、確かにしていますが、彼にtwitterのことを激しく怒られた日のpost数を数えてみると、16postでした。これってネット依存症と言える数字ですか?
確かに、彼に勧められた認知療法の本の読書は進んでいません。それは、本に意識を集中させる事が結構今は辛いからで。以前は本の虫で、本があれば何もいらない、というような人間だったのですが、鬱をわずらってからは全く本を読めなくなってしまいました(でも本は大好きなので買ってしまいます……手触りとか匂いとか)。
もうひとつ、私は彼に養ってもらっているわけではありません。未だに生活費は折半です。家賃+光熱費+食費をほぼ半々で出しています。関係ないか。
セックスに関しては、本当に申し訳ないと思うのですが、薬の副作用で完全に性欲がなくなってしまいました。これは、自分の事なのでよく分かります。全く反応しないのです。このことについては彼に言っていますが、やはり理解出来ないようで、悲しいです。
でも。私は確実によくなってきています。それは本当です。
スポーツジムで友達達と楽しく過ごす事ができたり、家事がちゃんとできたりすると、私は良くなっているんだなあとすごく嬉しくなります。
再就職には大きな不安が付きまとっていますが(彼は、「400万以上は稼ぐように」と私に条件をつけています)働く意欲のようなものも、出てきました。クリスマスイブには、チキンを囲んで二人で私の転職活動の事について話をし、「頑張る!」と彼に告げました。それを全く信じてくれていないのかと思うと、悲しいです。
彼は最近、私に、「行動で示せ」とだけ言います。
私には、無理なのかもしれません。
正直、自分の事で手一杯で、彼のことを気遣ってあげられていないのは事実、なのかもしれません。
彼をここまで追い詰めたのは、私なのです。
でも、最近は、死にたいと思うことも無くなり、明るく振舞えるようになったと思います。
これで上手くいかなかったら、もう、どうしていいのか分かりません。
相方は現在、会社を長期休職している。もう、三十路をまたいでしまった。
本当に色々あったが、相方は少しずつ元気を取り戻している。
というか、Twitterに頻繁にポストするぐらいの危なげな元気はある。
では転職活動を考えているかというと、まったく具体性がない。
日々、のんべんだらりとネットをして、家事もせず、好きなように過ごしている。
(仮面うつ、に近いと思う。)
どうも、「働くこと」自体に対して嫌気が差しているようなのだ。
相方の母親が専業主婦だったせいか、叶うのならば専業主婦をしたいと思っているようだ。
(休職期間が長いため、働くことに対して体力的不安もあるのだとは思う。)
それが誤りだったことに最近気づいた。
家事は言わないとやってくれないのにネットには精力的な相方には、
絶対専業主婦なんて務まらないのだ。
認知療法を勧めても、今の精神科に行ってたった数分話をして薬をもらうだけの診察を頑なに変えない。
カウンセリングを勧めたこともあったが一度も動いてくれないのであきらめた。
最近は元気になってきたので、負担にならないよう吟味したライトな読書療法用の本を渡しても、全然読まず。
そのくせTwitterで馴れ合いを展開しているのを見るとなんとも言えず、やるせなくなる。
相方がうつになったきっかけは確かに会社や仕事への不満だったろう。
でも、そこで折り合いをつける工夫をして来ずに数年以上こじらせてしまったのは相方の責任だと思う。
もはや自分の心身が優れない理由もわからないのだろう。
薬なんか飲んでも極論、治らないんだよ。
本人が回復しようと思わないと治らないんだよ。
というか、三十路でしょ?一番大事な時期に何をしているの?
子供を…なんて見通しが全然立たない。
ここ数年は年に1度セックスをするかどうか。
もっとおおらかに見守り続けるべきなのかな。
似たような立場にあるものです。夫と私は同業者ですが、夫は若手で抜擢、昇進につぐ昇進で今や一部門の長ですが私は昇進試験落ちまくり、仕事で大きなミスもしてしまい未だにヒラのままです。
私も長い間、夫への嫉妬で苦しみました。高村光太郎への嫉妬で千恵子が精神病を発病したようなものです。
今でも苦しいけど、少しは落ち着いたかも。こうなったら夫に協力して夫に出世してもらうことで自分の野心を実現してもらおうと思えるようになったからかなー 自分が出世するよりは夫のほうがはるかに可能性ありそうですし。あと、夫と自分の仕事のフィールドが長い間に少しずつ違ってきたというのもあるかな。たぶん、これも一種の自己防衛機構なんでしょう。無意識のうちの。
でも自分に夫のような能力がないと思わされるたび、やっぱりつらいです・・自分はわりと自分の力を頼みにしてきた、「人間の価値はその人の成しとげた業績で決まる」と思っている業績至上主義人間だったので。たぶん元増田さんはけっこうデキル人ですよね?
finalvent氏のアドバイスに「自分の現実の姿を受け入れれば、悩む必要がなくなる」というのがありますね。よかったら読んでみてください。
認知療法、うつ傾向のある人にはいいと思いますよー 私のおすすめの本は「いやな気分よ、さようなら」(星和書店)か、「自分が好きになる20の方法」(知恵の森文庫)です。