去年の今頃祖母が亡くなった。
友人達と都内の居酒屋チェーンで行けもしない旅行の計画話をのんべりしていると母から「祖母が病院に運ばれた。すぐ帰ってきてほしい。」との連絡があった。
電話があった時点でもうだいぶ飲んでいたし、店から運ばれた病院まで結構な距離があったのでちょっと気の抜けた返事をしたら、めったに声を荒げない母親から恐ろしい勢いで怒られたので、本当にただ事ではないなのだと分かった。
酔いもどこかへ行ってしまった。私の腎臓はこんな時だけまともに働く。
祖母は痴呆がかなり進んでおり、「痴呆症」で検索すると出てくる症状の7.8割をクリアしていた。そして同棲している我々家族はみな疲弊していた。
病院へ向かうタクシーの中で「これはもう前と同じ祖母に会うことはできないのかもな」と痴呆の初期症状が出てきた時と同じことを考えていた。薄情な孫だった。
祖母と私はどうにも性分が似ているようで、祖母本来の性格も痴呆からくる性格も一切合切馬が合わず、喧嘩ばかりしていた。
常に祖母にイライラしてレス&ラップバトルをし続ける日々だった。無論泥仕合である。
(しかし“猛者”である祖母は、数分経つと喧嘩もその原因も何もかも忘れて「財布がない、誰かに盗まれたのかもしれない。」と深刻そうな顔で、3分前にしてきたのと同じ内容の相談を私に持ち掛けてきていた。)
だとしても祖母危篤にこんなに心動かされない自分に、祖母の危篤そのものと同じくらいショックを受けた。小4の時に飼っていたチビ(ジャンガリアンハムスター)の死の方が悲しく喪失感が大きかった。
あと15分ほどで病院につく、というところで母から「たった今亡くなりました。穏やかな顔です。」と短いメールが届いた。
毎日の仕事や家事に加え、祖母の介護で疲弊しギスギスしていた家族は心の余裕を取り戻し、家族の会話は祖母以外の話題が増えて家は昔のような居心地のいい空間となった。
特に祖母に一番心を砕いていた母は、かなり肩の荷が下りたようで、もともと多忙だった仕事の合間に楽しんでいた唯一の趣味にもかけられる時間が増え、比例して笑顔も増えた。
姉も在宅業務の合間に祖母の昼食や身の回りの世話をする必要がなくなり仕事に専念し始め、父も祖母の通院の足のために気を遣いながら会社を休まなくてもよくなった。
末子の私も祖母の遊び相手・話し相手という名の喧嘩稼業の看板を下ろし、平日の夜と土日の時間を完全に自分のために使えるようになった。(あと関係あるのか分からないが慢性鼻炎も治った。なんで?)
今年の夏には私の持ち込み企画として家族全員(4人と一匹)で那須高原へ旅行にも行けた。
家に残してきた祖母とその面倒を見る家族のことを考えて申し訳ない気持ちになることも、連れてきた祖母がどこかへ言ってしまわないか気を張ってみている必要も無いというのは、こんなに楽で楽しいものだったのかと悲しくなった。
夏の那須高原は猛暑や我々の苦労など素知らぬ顔で気持ちの良い風が吹いて、地面に木漏れ日が落ちていた。その中を走る我が家の犬も必要以上におやつを与える人間がいなくなり、3kg以上やせて草原が似合うボディになった。お前元はそんな感じだったのか。
昨年急に自由になってしまった私は来年、海外留学を控えている。
皮肉にも社会人になった後も、祖母の介護で実家住まいだったので、お金を使う暇も機会もなかったのが幸いした。
今までできなかった分、勉強してスキルを身につけてバンバン稼いで旅行に行きまくってやるわい!と意気込み荷物を整理している私に「やっぱりおばあちゃんに似てるね」と母が古いアルバムを見せてきた。
中には祖母が友人や亡き祖父と共に国内外、様々な場所を旅してきた古い写真が大量に挟まっていた。
最後のページにヨーロッパの古城の前でほほ笑む若い祖母の写真があった。
痴呆が始まる前の祖母も、私も、外へ出て新しいものを見聞きするのが好きだった。
もうじき一周忌なので気持ちの整理をつけるために書き出したら結構な量になったので、ここに載せて祖母(と私の精神の)供養とさせていただきます。
けどこれ男役も惚れてたみたいだぞ。
男役も振り回されるだけで疲弊して、最後に女役に保険金殺人されるとかだったらムナクソだけど、これならまあまあ良い結果なんでは。
マジで早急に作るべきだよな
18歳未満に売らないのは成人指定があるからじゃなくて、コンビニ側の自主規制。
表向きには「売上」ってことになってるけど、自分で「表紙のせいで」的なこと書いてるようにあなただって信じてないじゃん。
売上がもっと低い雑誌はいっぱいあるし、客の不快感に繋がるなら店舗ごとに判断させればいい。
学区内には置かない、繁華街には置くとか、売上にかかわるならそれが本来の店長の仕事でしょ。
ヨーロッパ規格に合わせるの?
洋物AVは女性が嫌がっているのはNGだから女性がノリノリ、というけど
日本語分からないから日本製AVは女性が嫌がってるのばかり、ってのを素で理解出来なくて
日本製AVも女性がノリノリだと思ってみているから、そういう感覚になるのか…
その発想はなかったけど、そりゃそうなるよな。
娘の話じゃね?
日本の作品に洋モノレベルのポリコレを求めても土台無理、と諦めた
んで妥協点として「女性作家が描いた、メインが男キャラばかりの作品」が比較的マシ、という認識になりつつある
男性作家が描く女は大抵どこか引っ掛かるし(男も引っかかる事が多い)
女性作家であっても女キャラを上手く描くのは難しい(ポリコレ遵守しようとすると日本の作品だと不自然になっちゃうんだよな)
対象年齢が高ければその限りでもないんだけど、子供向けだとあんまりドギツイ設定にも出来ないしね
んで「女性作家が描いた、メインが男キャラばかりの作品」だとどことなくBL臭漂ってたり
女に都合良い男が多かったりするんだけど(ある意味それもポリコレ的にはどうか…なんだけど)
それでも男に都合良い女見せられるよりはマシ、と思う
もちろん日本製AVの印象からなんだけど、なぜセックスが「大好き」というステレオタイプになるのか疑問だったんだよね。洋モノAVが「欧米人女性はセックスが大好き」というステレオタイプには繋がりにくいし。
そんで最近気づいたんだけど、あやつらAV女優の「恥じらい」の演技を感じ取ったり「恥じらい」が男性を性的に興奮させる文化コードだってことをあんま理解してなくて、日本人女性が性にめちゃくちゃ積極的で、自分が気持ちよくてなるためにパートナーである男と開拓したのが例えば顔射って思ってるとこがあるなあと。男優がキモデブなのも、屈辱とか恥じらいじゃなくて最高のセックスパートナーとしてピックした人みたいな……そりゃあそんな見方してたら、日本人女性はなんて性に積極的なんだ!ってなるわな、と