はてなキーワード: スポーツ留学とは
https://anond.hatelabo.jp/20220507073623
読み返して、ひどい文章だったので、書き直し。
秀岳館高校の問題を受けて、あらためて、「スポーツ推薦で通学圏外から優秀な生徒を集めて、学校の知名度を上げよう」とする私立高校(ここでは「国内スポーツ留学校」と呼ぶ)は、以下の問題を抱えていると思った。
自宅通学の一般生徒の場合、ひどいいじめを受けている場合でも、最後には家という逃げ場所がある。地元に小中学校時代の友達がいる可能性もある。しかし通学圏外から来た生徒は、部員と一緒に寮に住むので、ひどいしごきやいじめを受けていても、逃げることのできる場所や時間帯が全くない。たとえ部室や寮を脱出できたとしても、そこには友達も知り合いも一人もいない。
(2)辞めたくても辞められない
スポーツ推薦で入学・入部した生徒は、部内のしごきやいじめがひどくて耐えられず辞めたくなっても、学校も退学せざるを得ないので、辞めることができない。学歴が中卒になってしまい、人生そのものが詰んでしまうからである。たとえ学校に残れると言われても、寮に住んでいるため、加害者の部員と顔を合わせなければいけないので、事実上その選択肢はない。
そのように国内スポーツ留学校は、生徒の逃げ場をなくし、辞めたくても辞められない状況に囲い込んでいるので、指導者および先輩部員の権力が絶対的になりやすい。指導者も生徒部員も地元出身の人間ではないので、地域からの視線を遮断して閉鎖的になりやすい。もちろん全員が暴力やハラスメントを行うわけではないが、たまたま悪質な人物が指導者になった場合に、歯止めとなるものが全く存在しない。
以上のような環境でサバイバルした生徒は、確かにある意味でたくましい人間にはなるが、同時に高確率で暴力やハラスメントを他人に平気で振るうような人間になりやすい。さらに国内スポーツ留学校は、基本的に地元の地域からは浮いた存在であり、県内の予選でも声援は少ない。結果として、「地元のみんなの期待に応えたい」という素直な気持ちがなくなり、「とにかく勝てば正義なんだ」というマッチョで歪んだ考え方が強まりやすい。
某ミステリー漫画のモデルとなった街に仕事で赴任して1年になる。小学生のころ、親の転勤で4年間暮らして以来、二度目だ。
先日、仕事でかつて通った小学校の前を通った。虐めを受けた過去を思い出した。もう、ドロドロした感情は失せている。
虐めのリーダー格だったY。この街を離れる中1の夏に、仕返しをしようと、小学校時代の連絡網(歳がばれる)で控えた住所へ向かった。そこには、古いアパート。連絡網の号室の部屋のドアを、疲れた表情で帰宅したYの母親が開けるのを見てしまい、シングルマザーであることを悟った。
それを、私は中学の同級生にバラした。Yはその後、疎まれ、高校を中退したことまでは知っている。休日に、何となくその住所へ行ったら更地になっていた。
もう一人、あるスポーツで「神童」と呼ばれたI。隣の席だったので、Yと共謀していろいろとやられた。女子が運動音痴の男子を虐めるのは、いま思うと情けない。
まぁ、神童様が何をやっても見てみぬふりが大人だった。似合わない、ミキハウスの子供服をいつも着てたよ。中学進学で別れて、その後はオリンピック選手とコネが出来たり、中学新記録を叩き出したりと、相変わらず神童扱いだった。
高校進学で、スポーツ留学したのは知っている。そのスポーツで、彼女の名前を聞くことは、進学以降無かった。
なんと無く、勤務先のパートさんに当時の彼女の家のご近所さんがいたから、話をしてみた。虐めの件は話さずに。
進学先に馴染めず、高校で競技を引退。ノイローゼ気味になって、卒業後は実家へ。実家ごと居づらくなって引っ越したらしい。消息不明。現在は、別の方が暮らしているとか。同じく、現地に散歩がてら行ったら、若い家族が暮らしていた。
毒親だったのかと思うと、闇を感じる。シンママの子のYもそうだけど、今となっては、家庭環境から虐めに走ったのは理解する。
それでも、赦す気持ちは20年以上経っても1ミリも浮かばない。仕事柄、親になったと思われる、そいつらの顔を見てみたいと思うが、この街には高確率でいなそうだ。
どちらにしても、早く異動で別の街に行きたい。
「まず出会いを」
危険な思考だ。
世の中をみてみれば結婚にも色々なタイプがある。友達夫婦、熱愛夫婦、セックスだけでくっついた夫婦、仲が悪いわけでもないのに別居してる夫婦、
とりあえず「問題のない夫婦」だけでも上に書いたように色々あるし(もっとあるだろう)、「問題のある夫婦」は更に多様だ。
映画や伝記で見聞を広げ、自分がどんな結婚を望んでいるのか、ゴールを明確にしよう。ゴールなのだから、
とりあえずそこに至る過程は考えない。ただ目を閉じ、十年後、二十年後を思い浮かべ、自分がどんな
結婚生活の只中にいて欲しいのか考えよう。どんな相手だろうか。自分は休日相手と何をしてるだろうか。
夢想の中の妻は生活の疲れで量の減った灰色の髪を気にして白髪染めをはじめてる。
十年後も君は相変わらずウサギのようにせわしなくセックスをしてだらしなく妊娠させて中絶させてるだろうか。
それとも子供のサッカー試合の応援に家族揃って出かけるところを思い浮かべるだろうか。
あるいは、娘のバイオリンの演奏会に夫婦で着飾って出かけるところかもしれない。
ゴールの設定が済んだら、そのゴールに向けたマイルストーンの設定をしてみよう。
まずは十年後を目標にして、1.で決めた目標を達成するには自分がどうなっていなければならないか、二年刻みで
表を書いてみよう。頭の中でボンヤリと考えるのではなく、A4の紙を取り出して横におき、線を横に引っ張るのだ。
そこに等間隔で刻みを入れる。この一つの刻みが二年に該当する。十年後のゴールに向けて、それを実現出来ているためには
何が出来ていなければならないか考えながら、右、つまり未来から順番に小目標(マイルストーン)を書き入れる。
往々にして、右端に書いた目標が「大きすぎる」ために、マイルストーンが過大な要求をしていることがある。そうなったら最初の目標をシュリンクするのだ。
・娘のバイオリンは諦めよう。ニコ生で「歌ってみた」を許可すればそれでいいことにする。
・息子が本気でサッカーにのめり込んでサッカー留学したいなどと言う前に、スポーツ留学に失敗して麻薬に溺れたスポーツ選手のドキュメンタリーを9歳の時から毎週見せる。
・妻には「白髪の君も美しい」と言うことにしよう。君は知らないかもしれないが女性の髪に掛かるお金は大きい。今から、鏡に向かって「白髪の君も美しい」と言う練習を重ね、その言葉が自然に口をついて、本心から出たものであるかのようになるまで滑らかに発音できるようにしておこう。
さて、これでマイルストーンの設定がしやすくなったかもしれない。
とりあえず現実的かと思えるマイルストーンが設定できるようになったら、君の想定年収からマイルストーンの実現性を検討してみよう。多分、君は想定している妻が専業主婦ではいられず、妻が正社員で働き続けているようにゴールの再設定をしたくなるかもしれないね。
さて、知っていると思うがこんにち子供を預けておける保育園は少ない。よほどくじ運がよかったりしないとダメだろう。そうすると、共働きなら子供が持てるという話も怪しくなってくる。
こうなってくると、マイルストーンの再設定では間に合わない。せっかく描いてもらったA4の紙はくしゃくしゃにしてゴミ箱に入れよう。いや、その前に萌え絵の練習ぐらいしてもいいかもしれない。なんせ、パルプも貴重な資源なのでなんにせよ無駄遣いはよくないしね。
マイルストーンの修正ではゴールに到達出来ないことがわかったときは、ゴールの再設定をする。
そもそも、ゴールとはなんだろうか。私は、「幸せになること」だと答えたい。
最初にゴールを設定したとき、「幸せになるには結婚が不可欠だ」と考えてゴールを決定したが、如何なる方法でもそれが実現できないとするならば、どちらかを諦めるしかない。すなわち、結婚か、幸せかのどちらかだ。私は、全ての人間が幸せを追求する権利があるということを再び強く言いたい。
それにしても、結婚と幸せが関連しているなどと、我々はどうして思い込んだのだろうか?
これに関して、進化心理学の観点から色々述べることはできるが、差し控えておこう。結論から言えば結婚は結婚であり、幸せは幸せだ。両者には何の関係もない。それを勘違いさせているのは我々の脳だ。
そして、我々は脳で幸せを感じ取る。そこで、君には「虹嫁」を持つことを提案したい。
この提案に従ってゴールの再設定をすると、十年後の休日、君は「お兄ちゃん、もう朝だよっ(プンスカ)」という声で(その声を出しているのは君のiPhoneアプリだが)目覚め、目をこすりながら軽い朝食をとり、
ラーメンをすすりながらちゃぶ台の上でもう何度見たかわからない「リリカルなのは」の映画をパソコンで見る。昔はニコニコでコッソリ流される映画で実況コメントを打ちながら鑑賞していた事もあったが、「m9って何?」という指摘を受けてから君はそっちを引退してる。
変身するシーンをコマ送りにしながら、君は呟く「やはり大画面はいいな」。
惨めなのだろうか。そういう感想を持つ人もいるだろう。しかし、男を人間ATMとしか見なさない女と暮らしているより何百倍もマシなのではないだろうか。