「カルバドス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: カルバドスとは

2017-04-14

名探偵コナン反日か?

昨年の大ヒットした「純黒の悪夢」が地上波放送され、今年の劇場版から紅の恋歌」が公開間近な国民アニメ名探偵コナン

しか原作を読んでいると、もしかしたら親米反日思想なのかと思われる点がいくつも出てくるのでざっくりまとめてみました。

急いで書いたので、出典などを省略しています。気が向いたら後で補足したものをアップします。

コナン世界でのFBI

コナンにはFBIが出てきます。他にも日本警察刑事警察だけでなく、組織を追っている公安警察も)やCIAが出てきています映画では他国諜報機関も出ていましたね。

このFBI、作中でベルモットから違法捜査等を指摘され、安室からビザが切れそうなことを指摘され、更には現実組織機構と同一の募集要項提示されているのです。

まりコナン世界においてもFBI現実機関と同一視をしているということにほかなりません。

公式捜査権はなく滞在期間を見ても観光ビザジョディ高校教師として潜入していたので、恐らく就労ビザ)で入国しています

そんなFBI所属する赤井秀一は、銃刀法違反道交法違反、発砲、ストーカー規制法抵触しそうな盗聴と監視ハッキング死体損壊証拠隠滅など法に抵触する所業を繰り返しています

それなのに彼は責められることなく、主人公であるコナンがこれらの犯罪行為サポートし、時には検挙に来た警察を追い払うのに力を貸します。

アメリカ捜査機関であるFBIが、許可なく日本でこんなことをしています治外法権がまかり通るなど、開国直後や戦後日本のようです。コナン世界では、日本アメリカ属国もしくは米花町や杯戸町はアメリカ植民地なのでしょうか。

そう考えないと不自然なくらいFBI特に赤井日本蹂躙しているのです。

不遇の日本警察

探偵漫画において警察が頼りなく描かれたり、創作において公安警察が悪に描かれたりするのはよくあることです。

しかコナン世界での公安安室スコッチ安室の部下・上司)は作中に描かれている限り、真面目に仕事をしているだけです。

日本という国を守るのが仕事警察庁警備局警備企画所属安室が、「緋色シリーズ」と呼ばれる長編赤井の死亡偽装を暴きます

その死亡偽装も、コナンの思惑を無視して勝手に動いた結果、たまたま目の前で自殺した組織構成員日本人)の死体を用いています。その経緯でコナンが辿り着いた信念である犯人推理で追い詰めてみすみす自殺させちまう探偵殺人者と変わらねーよ」を無かったことにして捻じ曲げているのですが、それは一旦置いておきましょう。

とにかく日本にとって脅威でしかない、考えようによっては黒の組織安室が潜入捜査によってある程度コントロール可能)よりよほど危険で悪質なFBI悪事を暴きに来たわけです。

しか赤井公安警察車両に発砲、公安責任転嫁をしてきます。「ああでもしなければ死人が出かねなかった」と言っていますが、公安特に危険手段は使っていません。現場は崖ですから赤井の発砲により玉突き事故が発生していますがそれによって死人が出る可能性の方がはるかに高いのです。

でも何故か、正当性赤井にある。

それだけでは終わりません。工藤一家総出で安室への対応を行い、更には潜入中の捜査である安室本名を盾に脅迫し、彼らを撤退させます。完全に公務執行妨害です。

公安警察敵対する為に工藤一家を総動員ということは、初期の頃にコナンが「やだね!これはオレの事件だ!オレが解く!父さん達は手を出すな!」と啖呵を切っていたのも、今は昔となったようです。

ちなみに安室撤退させる際、赤井は彼の同僚であるスコッチを殺した(自称)ことを唐突に謝っていますしか安室赤井に言われるまで四年間その件に関しては一切動いておらず、バーボンとしても降谷としても当時を含めて冷静に仕事を続けていただけです。

そんな状況で、安室スコッチの件で赤井を恨んでいる・だから赤井組織に売って自分が中枢に食い込む算段だ、などというのは無理があります公安警察安室の指揮で動いていましたが、それはつまり許可を得ているということです。安室さらに、赤井の捜索に関しても組織ボス許可を得ています許可を得て連携していることを私怨と呼ぶのも、違和感しかありません。

潜入していた時期にジンと会えなかった赤井と違い、安室ジン仕事ぶりは評価されているし、ボス許可も得られる立場です。ベルモットの弱みを握って協力関係を結び、ある程度組織の動きも掌握できているわけです。組織人間としては相当な地位に既にいるので、中枢に食い込むために赤井を売る必要が見出せません。組織を裏切れば一族郎党消されるという組織で、赤井だけはスパイであることがバレて逃げたのに一家全員元気に生活しています。世良は堂々と高校に通い目立つことをしているし、秀吉はそもそも有名人です。組織赤井一家には優しいのでしょうかね。

余談ですが、キールもあの方からの信頼が篤く、それ故にFBIに落ちたのではと疑われています。だけど彼女がCIAの諜報員だということはベルモットが少し疑ったくらいで、誰にも知られていません。もし組織の中枢に食い込むなら、情報を全く持っておらず組織から家族くるみ放置されている赤井より、キールの正体の方が確実に重要です。

諜報機関を追い詰める赤井

赤井はじめ、FBIおかしな行動をとっている相手は、日本だけではありません。FBIが属するアメリカ諜報機関、CIAにすらアメリカ国内問題になりそうなことをしています

CIAの諜報員、本堂瑛海(水無怜奈、キール)が事故に遭ったのは、FBIの追跡によるものです。たまたま捉えた組織員がCIAのキールだったなら、多少は仕方ないといえますしか赤井は本堂瑛海とその父親で同じくCIAの諜報員であったイーサン・本堂の死の真相を何故か知っていました。つまりキールのことを知っているはずなのです。

勿論それだけにはとどまらず、緋色シリーズではキールからメールが来たことで

キールが殺されていない=赤井が生きてることがバレていない

というバロメータに使うだけという仕打ちでした。

キール組織とのパイプに使う為に再潜入の指示を出したのはFBIですし、その時の約束であるキールの弟を保護するという条件は弟(本堂瑛祐)本人の辞退があったとはいえ、とっくに反故にしています

CIAは国外FBI国内担当だった筈なのに領分を侵した上でのこの仕打ちは、本来ならばCIAや大統領を巻き込んで大問題になるほどの事態です。

FBIによる潜入捜査の成果

赤井の潜入による成果でFBI内で情報共有がなされていると確認されていることは、赤井と明美の恋愛のみです。

赤井バーボンの顔やラムという名前も知っていたと言っているのに、FBIメンバーはそのことを知りませんでした。組織員に関する情報共有は一切ないようです。

そもそも赤井ジンを捕まえようとした作戦も、情報共有や報連相などの連携がなかったから失敗に終わったといえます。潜入捜査で初対面の組織幹部をいきなり捕えようとする時点で、作戦としてはどう見ても破綻していますが。

そもそも、ジン組織への忠誠心が強いキャラです。そんなジンを急に捕まえたところで、情報を吐くとは思えません。それに初任務で既にジンからしまれていたからこその、作戦失敗です。

宮野明美の改変

明美も当初は妹思いの姉でした。妹を組織から抜けさせるために殺されるのも承知の上で強盗をし、成功させたしたたか女性だったのです。

しか赤井声優決定後、赤井恋人設定が急に浮上しました。妹のシェリーを抜けさせようとした為ではなく、スパイである赤井組織に引き込んだ為に殺されたことに変わりました。

これでは理不尽に殺されたわけではなくなり、組織側に正当性ができてしまったのです。

はいえ、赤井FBI日本から引き揚げてから二年間、明美は妹の灰原とファミレスお茶をしたり、結構自由生活していました。なのに急に赤井を引き入れたか組織に殺されたことになったのです。

ちなみにその間FBIは、スパイを引き入れた宮野姉妹保護することは一切ありませんでした。作戦開始前に保護しなかったのは、日本人を守る義務はないということかもしれませんね。ちなみに宮野姉妹赤井の従姉妹のようです。従姉妹にハニトラをして組織に潜入したということですね。

しか赤井は、明美を二年間放置していたのに彼女が死んだら急にジンを宿敵扱いし始めます赤井の落ち度で明美は死んだのだし、灰原もそのせいで自殺を試みています責任赤井にもあるのに、これでは完全に逆恨みです。

逆恨みで狩るべき相手を見誤っているのは、一体誰なんですかね。

スコッチの一件

スコッチが死んだ件では、そもそも何故あの場に赤井がいたのかという疑問が残りますが、それも一旦置いておきます

現場に辿り着いた赤井は、何故かスコッチを投げ飛ばそうとし、拳銃を奪われます拳銃を向けられると突然「命乞いをするわけではないが(中略)俺はFBIから潜入している赤井秀一」と名乗ります。その状況では普通は命乞いにしか見えません。

スコッチにも、赤井を信用する素振りがなく、赤井シリンダーを掴む手の緩んだ隙をついて自殺します。安室足音赤井シリンダーを離したので、普通に考えたら赤井の過失の方が明らかに大きいのです。

拳銃赤井のものですし、彼があの場にいなかったらスコッチは死ななかった可能性もありますね。少なくとも、赤井が来なければ命を絶つ前に安室と落ち合うことができた可能性は高いです。

赤井安室スコッチ自分が殺したと説明しますが、一瞬で自殺であるという真相を見抜かれています。一瞬動揺しても、安室が冷静さは保っていることの現れです。

この状況で安室足音が悪いという風潮は印象操作に思えてきますし、緋色シリーズ赤井の言った「自分を売って中枢に行くつもりだ」という発想は、彼自身スコッチを売って中枢に行こうとした経験に基づいているのでは?と邪推したくなります

このスコッチの死から赤井特に何も学ばなかったようで、その後も明美を死なせ灰原も死にかけさせ、カルバドスも死なせ、楠田を死なせて死体を利用します。後悔の一つでもできていれば、カルバドスくらいは拘束に持ち込めたのではないでしょうか。

純黒の悪夢

当の赤井純黒の悪夢では素顔で組織に近づき、あまつさえ感熱レーダではあるが捕捉されています。どう見ても赤井のシルエットでしたが、まあ何故かバレないでしょう。

赤井生存が明るみに出れば、キールは殺されますキールの命をなんだと思っているのか。

そもそもあのストーリー自体赤井が何故か首都高キュラソーでなく安室の車にぶつかってきたり、勝手ライフルを発砲したりしなければ起きなかった悲劇がいくつもあります。完全にスパイ殺しの赤井です。

赤井が壊した首都高の件も公安が処理していますし。キールバーボン、そして他国NOCの身を危険晒し最終的にはスナイパーなのに一つしかない暗視スコープ故障させ、コナン安室にお膳立てしてもらって一発撃ったものオスプレイを落とせなかったがそれもまた別の話。

まとめ?

結局青山先生赤井というか池田さんの声贔屓なので、池田さんに言わせたい台詞先行で描いているか赤井が出ると物語が破たんするのでは、という見解もありますが…

今のところ、名探偵コナンFBI捜査官・赤井秀一という漫画にすり替わっているのかと見まがうほどです。

赤井イギリス出身アメリカ人FBI捜査官だからFBI大正義日本蹂躙してもそれは「いいこと」になってしま気持ち悪さ。日本人としては公安安室応援したくなりますが、日本警察には赤井がいないから、理不尽に虐げられてしまます

舞台日本でなく、それこそGHQ占領時代であれば納得できますが、どう見ても現代日本です。ここが日本であることを思い出してほしいですし、今までの伏線キャラの信念、生い立ち、因縁等がこれ以上赤井の為に破壊されていくのを見るのはつらいところです。

この記事には主観も混じっていますが、きちんとした記事はまた後で書くかもしれません。

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん