はてなキーワード: デール・カーネギーとは
俺はこれまで自分の欲求のことしか頭になくて、すぐ人を嫌いになって、人間関係がめちゃくちゃだった。
ところがデール・カーネギーの「人を動かす」を読んだら、思考が切り替わった感覚があった。
本には「みんな自分のことが一番かわいいから、自分に重要感を持たせてくれる人に好感情を持つ。
また、自分がその人なら同じように行動したのだろうから、相手の立場に身を置いて考えよう。
そうすれば腹も立たないし、その方が面白い(要約)」と書いてあった。
たしかに、相手がどうしてその行動をとったのかを考えると、さっきまで腹の立っていた相手にとつぜん同情できて面白い。
そして俺にとっては俺が一番かわいいから、要求が通らないのはイライラするけど、周りの人にとっては毛ほども興味がない話なんだよな。
頭では分かっていたはずだけど、感情では認めたくなかったんだろうな。
それに気がついてから腹が立ちにくくなり、終わっていた人間関係が改善しはじめた。
今日は弟と10分くらい会話した。弟の新車について話したんだけど、弟とこんなに会話が弾んだのは久しぶりで嬉しかった。
普通に周りと良好な関係を作れる人にとっては必要ない本だろうけど、人と何を話したらいいか分からなくて詰んでる人は読んでみてほしい。
ニュースで孤独に悩む人が増えたと聞いて、思うところがあったのでここに書き残しておく。
一人遊びが好きな私にとっては孤独は楽なもんなのだが(だが人に会いたいとか面と向かって喋りたいと言う人見ると死ぬほど羨ましい)、たまにメンタルが萎えーな時に孤独を感じたりして、それに殺されない為に実践した方法を以下に並べる。長くは書かないが、それぞれ調べると出典や理由が出てくるはず。
・忙しくする
孤独だーと思う暇を作らないように予定だか趣味だがして忙しくする。これは1度に2つの事は考えられない、という原理を利用。
・先のことを考えず目の前(今)のことに集中する
ふと感じた孤独により不安が出たら、今目の前の事だけ考える。過去も未来も考えず、その瞬間を全力で頑張る。「嫌われる勇気」でも似たようなの言ってたし、デール・カーネギー先輩も言っていた。
・走る
不安が増大したり、イライラしたら走る。とりあえず有酸素運動がいいらしい。走った日の夜、セロトニンがドバドバなせいか幸せに寝れる。これに関しては科学的根拠もあるので、詳しくは「脳を鍛えるには運動しかない」という本で。
Amazon.co.jp: 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」: 草薙龍瞬: eBooks
【認知的節約】
人は、必要以上に認知資源を用いない傾向があることを示す。
【認知資源】
注意を向けて考える、記憶する、といった認知活動に要する能力。認知心理学では、「認知資源には一定の限界があり、そのために認知的節約が起こる」とする。— 社会心理学用語bot (@shakaiaku) 2015年2月5日
ストップ・ロス・オーダーをありとあらゆる悩みや不快事件に応用する――デール・カーネギー
一休 宗純
「なるようになる。心配するな。」
一休 宗純
「この処方箋どおりにしたら、二週間できっと全快しますよ。それは、
577 :/名無しさん[1-30].jpg:2014/04/18(金) 22:41:08.94 ID:9PPXdOJg0
何て書いてんのかな?
578 :/名無しさん[1-30].jpg:2014/04/18(金) 23:11:23.68 ID:CkmyjvR70
>>577
「When Life Gives You Lemons, Make Lemonade」
「レモン」は「不快なもの」の例えで、 言葉の意味は悪い状況に陥っても
考え方を変えて状況を良くする努力をしようという事。
579 :/名無しさん[1-30].jpg:2014/04/18(金) 23:25:07.52 ID:w8oQwckM0
急に博学でワロタ
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/ascii/1391564054/575-581
田舎のベンチャー(零細企業)に昨年の4月から新人の男の子が加わった。
1浪後、四年制大学を卒業してすぐの入社。23歳。いわゆる新卒だ。
事務周りの人手不足が予想され、次年度に向けて国の補助金を確保した。
さあ募集開始しよう、というタイミングで取引先から紹介されたのが彼。
田舎では(たぶん)よくある話だ。
田舎のベンチャーの有期雇用に新卒で飛び込むなんて相当な覚悟と度胸がいるものだが、
彼からはそういう類の人たちが持つ芯の強さを感じられなかった。
入社前に一度話をしたことがあるけれど、将来の夢をぼんやりと語ってくれただけで、
具体的なビジョンも持っていなかったようだし、正直なところ、あんまりピンとこなかった。
「田舎でインターネットってもっと可能性があると思うんすよね」
それ以上のことを彼は語ってくれなかったし、語る必要を感じていないようだった。
Officeも普通に使える。業務もそれなりに引き継いでくれている。
本人も仕事に関して特に希望がないので、フロントに出さず、事務作業をお願いすることにした。
とりあえず楽しんでやっているようではある。
文書中の不自然な敬語を指摘したり、来客時のお茶だしを徐々に仕込んだりしている。
当然「ほうれんそう」もできないが、まあこれは一般的な新卒ならしょうがないところか。
とにかく無難にこなすようにはなったが、まだひとり立ちさせるには不安がある。
なにより、コミュニケーションに難がある。
端的に言って、人の話を聞かない。他人のアドバイスを次に反映できないケースがある。
どうやら、優先順位を調整することができないらしい。
要は「ずれている」ということ。
先月のMTGで他の社員から指摘があり、先輩社員数名で彼のOJTを再考することになった。
そう結論づけるに至った。
「こんな人間を雇ってどうするんだ」と不満を言わない社員は立派だと思う。
みんな、彼を一人前にするために知恵を絞ろうとしている。
ビジネス書を読ませよう!と誰かが言った。
彼は歴史オタクだった。司馬遼太郎を愛し、ビジネス書を手に取ることはまずない。
そういえば学生時代に勝間和代は読んだみたいだが、これまた「ずれている」。
活字に慣れている彼なら、もしかしたらビジネス書も面白く読んでくれるかもしれない。
ところが、彼は明確な目標も持っていない(ように見える)。
そんな人間が「こういうスキルを身につけたい」と考えているとは思えない。
(実際、半年たっても彼は業務に関する希望をほとんど言わない)
勤務態度はまじめで、人当たりも悪くない。
事務周りの人手不足はひとまず解消している。
事務作業を延々してもらう分には問題ないが、
3年の雇用期間後に、彼を戦力として迎え入れるほどの成長は見込めないのが現状である。
まじめだが向上心のない彼にどう接するべきだろうか。
"びじねすまいんど"を叩き込めば、自ら仕事をつくれるようになるのだろうか。
仕事振りからして成長を望んでない彼を一人前に育てようという発想が、そもそも正しいのだろうか。
勝間和代が会社の近くのムギ畑で本を書いていると云う評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評をやっていた。
ムギ畑はniftyのレディースフォーラムを発祥とするコミュニティで、いまだに運営者がシスオペと名乗っているところが何となく古風である。パソコン通信時代とも思われる。
ところが見ているものは、みんな自分と同じく、21世紀の人間である。その中でも自己啓発ヲタが一番多い。仕事もせず一攫千金の夢ばかり見て退屈だから立っているに相違ない。
「よく書くもんだなあ」と云っている。
「コンサルや投資銀行よりもよっぽど骨が折れるだろう」とも云っている。
そうかと思うと、「へえ脳力アップだね。今でもクイズ本を出すのかね。へえそうかね。私ゃまた脳トレはもう古いのばかりかと思ってた」と云った男がある。
「どうも強そうですね。なんだってえますぜ。昔から誰が強いって、勝間和代ほど強い人あ無いって云いますぜ。何でもデール・カーネギーよりも強いんだってえからね」と話しかけた男もある。この男はロードバイクに乗って、人生戦略手帳を持っていた。よほどカツマーな男と見える。
勝間和代は見物人の評判には委細頓着なくキーボードを叩いている。いっこう振り向きもしない。高い所に乗って、執筆の手を一時休めて私的なことがらを記録している。
勝間和代は瞼に人工の睫毛をつけて、ブラウスの襟をジャケットの外に出している。その様子がいかにも古くさい。わいわい云ってる見物人とはまるで釣り合が取れないようである。自分はどうして今時分まで勝間和代が売れているのかなと思った。どうも不思議な事があるものだと考えながら、やはり立って見ていた。
しかし勝間和代の方では不思議とも奇体ともとんと感じ得ない様子で一生懸命に書いている。仰向いてこの態度を眺めていた一人の若い男が、自分の方を振り向いて、
「さすがは勝間和代だな。眼中に我々なしだ。天下の英雄はただマルコム・グラッドウェルと我れとあるのみと云う態度だ。天晴れだ」と云って賞め出した。
自分はこの言葉を面白いと思った。それでちょっと若い男の方を見ると、若い男は、すかさず、
「あの言葉の使い方を見たまえ。ウィンウィンの妙境に達している」と云った。
勝間和代は今鋭利な眉を一寸たりとも動かさず、モニターの上で手首を返すや否や上から指を打ち下した。キーボードを一息に打ち込んで、Ctrl+Sキーが押されたと思ったら、自分の顔をでかでかと表紙に載せた「断る力」がたちまち出来上がって来た。その話の展開がいかにも無遠慮であった。そうして少しも疑念を挾んでおらんように見えた。
「よくああ無造作に本を書いて、思うような売り上げが上がるものだな」と自分はあんまり感心したから独言のように言った。するとさっきの若い男が、
「なに、あれは一から内容を考えるんじゃない。あの通りのメソッドが世の中に流行っているのを、まねる力で焼き直して写真をつけて売り出すまでだ。起きていることはすべて正しいのだからけっして間違うはずはない」と云った。
自分はこの時始めて勝間本とはそんなものかと思い出した。はたしてそうなら誰にでもできる事だと思い出した。それで急に自分も本が書いてみたくなったから見物をやめてさっそく家へ帰った。
鞄からノートパソコンを取り出して、部屋へ入って見ると、せんだってビジネス書フェアで買ったままついに読まなかった自己啓発書を、ブックオフに売るつもりで、宅本便の集荷待ちになっていた手頃な奴が、たくさん積んであった。
自分は一番売れたのを選んで、勢いよくまね始めて見たが、不幸にして、出版引き受け先は見当らなかった。その次のにも運悪く探し当てる事ができなかった。三番目のにも引き受け先はなかった。自分は積んである本を片っ端からまねて見たが、どれもこれも成功を呼ぶものはなかった。ついに凡人にはとうてい年収を10倍アップする力はないものだと悟った。それで勝間和代が今日まで売れている理由もほぼ解った。