はてなキーワード: クーポンとは
最初クーポンサイトの話を聞いたときはいいアイデアだと思ったが、「儲かる」と聞いて変な気がした。
本当に大幅な割引クーポンはユーザーにとても魅力がある。しかしその魅力の源泉は店舗の持ち出しだ。
お得な情報が欲しいユーザーと割引で損をしてでも店のことを知ってほしい店舗。そしてそれに介在する広告業者。
もしIT屋ならこう考えるだろう「このニーズのギャップにはマッチングが必要だ、そしてそれをとんでもなく超低コストで実現するのがITだ」と
つまり10年前ならおそらく「閲覧は当然掲載も無料で格安クーポンを紹介するサイト」になったはず。
そして軌道に乗ったところで収益を考えて掲載にほんのちょびっと手数料を乗せるようになるだろう。何しろ効率の高さがITの身上なのだ。
某SNSの株式上場のとき某SNSは有望だから株を買いなさい、だれでも儲かりますよと吹聴してる連中がいた。
幹事証券に群がる連中や会計士、経済紙を名乗るちんどん屋まで提灯ふくらまして騒いでいた。
さて、結果どうだったのか。
目論見では確かな人脈と口コミで広告収入で業績ウハウハの超高値の株を買っても株主もウハウハだったはずだ。
今は無料と称するゲームで子供から小銭まきあげてるんじゃなかったっけ。
ごく単純に儲け話を他人なんかにタダで持ってくるほうがおかしい。
FacebookもGrouponのIPOもそんな連中のババ抜きの匂いがプンプンする。
いや、事業にはそれなりの意義があると思うよ、実際。mixiだってサービス自体は定着してるし。
でもニヤついた詐欺師が何割かまともなこと言ったって信じるに値しないよね。
朝三暮四をとっかえひっかえ要するに本気でやれば本来の利益構造なんかいくらでも外から見えなくできる。
いや、いいアイデアだ。
みんな何かお得なものを探してる。「お得」ってのは一時的な割引のことなんかじゃあない。
いつだって新しい、何かより良いものを探しているのだ。おいしくて感じのいいレストランを見つけていきつけにしたいよね。
ところが新しい商品やサービスはリスキーだ。高い商品を試して失敗だった時の落胆は誰にでも覚えがある。
でも自慢の商品を試してもらいたい会社は多少赤字が出たって試してもらって顧客になってもらいたいと思ったりする。
そこで安くしますから試してくださいよと言われたらどうだろう。
探索のリスクが軽減され、みんなまたいろいろ試してみようって気がしてくる。新陳代謝が起こり経済は活発になる。
で、○○ポンは新しいビジネスなんだからもっと上手く人の役に立つんだよね?
端的に言えば手数料をもっとずーっとゼロに近づけられるよね?それがITだよね?
そのビジネスが優良かどうか。
それはその商売人が信用できるかどうかなんだと思うよ。
変動費がえらく少なくても、高いのにはかわりなくね。
元増田計算も甘甘だと思うけど、ちょろっと電卓叩くだけでも100万以上店が損しそうに見えるが。
客が来なきゃガス代も減るだろうし、バイト増やしたら月+30じゃきかないだろうし。
クーポンがなかったら人が来なかったってのは、クーポンがあったから人が来ても来るたびに赤字ならこないほうがよくね。
手元に金が先に入るだけで、あとは来るたびにただでめし出すわけだから、意味ないだろ。
知らんが、少なくとも定価の水増しは普通にやってるという事実は踏まえる必要があるというだけ。1対1で店と折半というのが本当なのかも知らん。
その場合、4000円のメニューを8000円ということにして、2000円のうち1000円がグルーポン、1000円が店になるから、
元増田の計算だと、クーポン1300枚売れたなら、390万円の損失(広告費)じゃね。
おまえさんのいう50%クーポンだとしても、2000円グルーポンで、2000円が店だから、260万円の広告費か。
それじゃ高くね。
ぜんぜん店助かってなくね。その営業トークって完全に詐欺だろ。
「このメニュー、2倍の値段で出してください。それを50%割引のクーポンにして、50%があなたの取り分です」というグルーポンの営業マンの文句を知らんのか?
今よく知られている契約を振り返っておこう。
・割引クーポンを、客は買取る。(使ったときに払う、ではない)
・クーポンの売上をGrouponと店で折半する。(50%, 50%)
・クーポンは、50%引きあたりが限界値。(75%~90%もざら)
さて「体の良い広告だから儲けが出なくて当然」というのは「広告費としてはまあまあフツー」な時にしか主張できない。
実例を見ると50%はそこそこ、70%だと結構な数購入される。
すると、店としては「どうせ損失だし、注目度の高い70%にするか」となってしまうかもしれない。
だがちょっとまって欲しい。
今まさに実例として『75%OFF、1980円のフランス料理のクーポン』が出ている。
元値7920円の、5940円割引だ。
あと2日の時点で、1177枚購入されている。利用は3ヶ月に限定されているが枚数の限定はない。
最終的に1300枚売れた、としよう。
・お客が払ったお金→1980円x1300人=257万4千円
・Grouponの取り分→257万4千円の50%=128万7千円
・店の取り分→257万4千円の50%=128万7千円
・店の損失→5940円x1300人=772万2千円
結果として『店は643万5千円で広告を出した』という事になる。
そんなに広告費を出しているという自覚はあるだろうか。
しかし、良く考えて欲しい。
クーポンを出さなければ7920円のディナーだったのだ。
643万5千円の広告で客を呼ぶ理由があったのだろうか。
例えば7920円のディナーというのが、普段ほとんど注文のない、カモ向けメニューだった場合だ。
これで通常想定している客単価が2000円だとすると、そう悪くない。
・通常は2000円の4割原価で800円(光熱費込)
→差分の1200円が店の取り分
→クーポンとの差分が1188円、さらに半値の594円が店の取り分
・総損失(広告費)は、(1200-594)x1300人=78万7800円
これなら、80万円の広告費で店にお客をワンサカ呼べる事になる。
ほぼ間違い無く客が来る広告としては、妥当なところだろう。
起きてみたら意外と伸びていたので(自分では予防線を張り巡らせていたつもりだった)、多少補足をしておきたいと思います。
身元がバレると嫌なので書かなかったのですが、自分の行った歓楽街は全国的にも風俗店の相場が安くて有名だそうです。
思い立ったが吉日、の勢いで退社してそのまま突撃したので、参考にしたのはコンビニ売りの風俗情報紙だけです。
これによると、この街での相場は、「高級店は2万6千円~、上級店は1万8千円~、(以下略)」とのことです。
自分の行った店の場合は、システムがちょっと複雑なので(「入浴料+指名料+α」という形らしい)、具体的な金額はわかりませんが、どうやら通常だと2万数千円はするところを、時間限定のクーポンで1万6千円、という扱いだったようです。
実際、サービスの感触としては、入店から退店までの待遇を総括するに、少なくとも並以上ではあったのかな、とは思います。出迎えやら内装やら服を脱がせてくれる行程やらを踏まえるには。もっともこれも、それぞれの歓楽街によって基準がまちまちのようではあるので断言はできませんけども。嬢についても、容姿は好みでこそありませんでしたがそこそこの美貌ではありましたし、テクニックも拙さを感じさせるものではありませんでした(これこそ初心者に何が分かる、という話ではあるのかもしれませんが)。一応、本番までやらせてくれたのですが、これは先に童貞だと伝えていたためにサービスで練習させてくれたのかもしれません。
それから、必死になってるみたいなので何なのですが、この情報紙には「XX(地名)ソープの中でもハイレベルと名高い同店のサービス」とも書かれています。もちろんこれがどこまで信用できるものか、風俗初心者の自分には判断がつきませんけども、どうせならそれなりの店に行ったのだと認識しておきたい、とこれは矛盾しているようではありますが、自分の素直な思いではあります。
忘れていました。エイズ含め、性病のリスクには注意していきたいと思います。
コンドームつけてたし大丈夫だろう、と思いたいところですが性器ヘルペスのように口から感染する病気もあったんですよね。
ご指摘ごもっともだと思います。この文章は童貞をこじらせた自分が、自分を守るために書いている節がありますから。
最近は本番ありのソープよりも、手軽に利用できるヘルスやマッサージやおっぱいパブと(まだまだ色々あるらしい)、簡易的な方向に業態がどんどん分化していっていると聞いていて、実際風俗情報紙にもソープ以外の店の方が多く紙面を割かれていた。利用してみて納得したのは、実際ここまで手順踏んで一通りのサービスを受けるのは面倒なので、ピンポイントに自分の「ツボ」を突いてくれるサービスの店に行って抜く方が、日常生活の一環としての風俗利用としてはラクなのだろう、ということである。正直、アナルだけ責めててくれれば(以下略)。そしてこのことは、個々の利用者が自分の「ツボ」をある程度認識していることを前提として当然要求するのであるから、AVをはじめとするバリエーション豊かなポルノメディア市場の発展、および以前はレンタルビデオ屋、近年ではインターネットを通したその低コストな普及あってこその現状ではあるのだろう。嬢も「ビデオとかばっかり見すぎて間違った知識を身につけちゃった人が結構来る」と言っていた(これも噂に聞いていた通りだが)。
それから、視力の悪い人はあらかじめコンタクトレンズを装着していくべきだと思った。眼鏡を外したら至近に寄らねば女体も何も碌に見えず、ちょっと損した気分である。
「インターネットをやるとバカになる」って知らないの?昔はテレビを見るとバカになると言われたもんですが、現代ではネットをやるとバカになるんです。ペニオクだのネットクーポンだのといったものは、そういうバカ向けなんだから、それでいいんだよ。
近頃、ネット上で、詐欺だと名指しされているサービスがあちこちにあるようだけど、ちょっと待って欲しい。
きっとそれらは、詐欺ではない。何故なら、詐欺とは重罪であり、未遂ですら捕まってしまう犯罪だからだ。それらのサービスが複数の会社で運営されていると言う事は法律的には問題は無いということだ。警察が動かなくても告発されたら即アウトな訳だから、それらは詐欺では無い。
100歩譲って詐欺まがいだ。という事であっても、犯罪ではない。グレーであっても黒ではない。
そういうものは、存在していいのだ。稼ぎたい奴はそれで稼げばいいのだ。行政や警察が対応する必要なんて無い。税金の無駄遣いだ。
私のところには、毎日、様々なメールが来る。こっそり紹介しよう。長いのでタイトルだけ紹介。
・バイアグラ80%割引
・奥さんにナイショでどうでしょう
・たった数分の作業で億万長者
・今夜、遊びに言ってもいい?
どうです?私のところにはこのようなメールがたくさんやってきます。毎日です。知らない人からのメールなので対応していませんが、これらすべてに対応できれば、なんだか男としてウハウハな毎日がやってきそうな気がします。大金と女性が転がり込んできて、欲しいものは格安で買えます。
でも、これらはきっとウソです。私を騙そうとしています。なぜそう思うかというと私のカンです。学校や親に教えてもらった訳ではありませんが、きっとこれらはウソです。
世の中はウソばかりです。見分ける目を持つ必要があります。その為にも、もっと世の中は混沌としていて良い。信用できるものの方が少ないです。ああいうものを排除してばかりではいけません。
詐欺紛いで利益を追求するという表現活動をしている人達を規制してはなりません。表現の自由は守ってあげましょう。
そしてそれらは宗教でもあります。なんせ「最大限の慈悲や利益をなんの見返りもなく、あなたに与えましょう」と言っているのです。まさに神。それを信じるも信じないも人の勝手です。
民度が低い国には適切なサービスです。それなりの国民にはそれなりのサービスしかありません。そういうものです。
http://anond.hatelabo.jp/20110114050801
クーポンはお店が損をしても新規客獲得のための宣伝費用だからとかいう。
どこかで転嫁しなきゃいけないわけだから、既存客か、お店いずれかが不利益を被ることになる。
一見さんは一時的には利益を得るかもしれないけど、勝ち続けることはできない。
享受できるサービス対費用を平均でならせば正価でものを買い続けたときより中間業者のテラ銭分下落する。
安物買いの銭失いは古くからあることわざだ。
日本人は同じ商品が売られるのに慣れすぎて、品質が同じものだという前提で価格だけで比較しようとするが安物は安物だ。
安いけど良い品と、お得感を演出できる高そうに見えるけど安い品はまったく違う。
フランスやイタリアのブランドショップでは日本人がくると日本人向けの商品を案内するという。
日本の国内小売もセール期間は普段の品揃えを棚から下ろしてセール品を並べるという。
セール時期とそうではない時期の商品が同じだとでもおもっているのかい?
クーポンをだして特をするのは誰だろうか?
一番特をするひとが一番売り込みに熱心になるもんだ。
だから、宣伝をされているときにいったり、売り込まれたものから選択したりしたら、そこには商品やサービスの価値とは違う費用が乗っかっているってもんですぜ。
いまだと家電屋は、「通常価格○円のものをキャンペーン価格△円で」とかやるよね。
んで、一応「通常価格」で売る期間を設ける。
食も同じギリギリ手法を使うとすると、期間をずらしながらキャンペーンを打つとかになるよね。
「通常価格1万のディナーAが今だけ5千円」(冬期間)
「通常価格6千円のディナーBが今だけ4千円」(春期間)
みたいな感じ。
家電のディスカウントなんかも昔からあった商習慣の拡大版だったけれども、
結局問題視されて法整備された結果、オープン価格なんてものが出来上がったよね。
食のクーポンについても、そういう時期にきているって事だと思うよ。
クーポン利用をどの様に考えるかというのは、店舗の想定する顧客層がどこにあるのかと言う話になる。
良く言われているが、クーポンを利用するような客層を想定していない場合、そもそもクーポン戦略に意味が無い。
宣伝を狙ってやるにしても、「開店記念」や「1周年記念」など、特殊なイベントの体を装うだろう。
クーポン自体では損をするが、きちんと割引前の値段相当のサービスを提供する。
そのうちの何人かが、正当な対価を払う価値のあるサービスだと思ってくれれば良いのだから。
(否定増田は、将来そんな人間は居なくなるとか言っていたっけかな)
「原則、リピートを期待しないマーケティング」というのは、クーポンで利益を出すやり方。
その場合、店が顧客に提供するものは、クーポン金額以下の(手数料分を引いた)サービスと言うことになる。
(否定増田は、こうしたもので満足する人が増えて文化が死ぬといっていた)
顧客満足度は、予約が取れるかどうか?安いかどうかだけが要素じゃない
リピーターだけでも商売できないし 新規だけでも商売できない。
ただし、昔は ネットが無かったので、多くの新規のお店を回るよりも 行きつけのお店に行くほうがよかったが
そのために、行きつけのお店に毎回良く客よりも、ネットで有名なキャンペーンのお店に行く人の比重が増えるのではないか?
というテーゼを、事実としていっている人がいるが それを事実として確認するデータはないものの、無碍に却下できる意見でもないと思う。
とくにクーポン客は、基本 遠方よりの客である可能性が高いという事を考えるとリピート率は高くない。もう1度クーポンを発行しないとリピートする率は低い
ということもできるかもしれない。
であるならば、クーポンを使って新規顧客開拓をする場合、原則、リピートを期待しないマーケティングが重要という提案も 間違っているとは言い切れない。
ただし、クーポンが購入されるかどうかは?既存の評価が重要になってくるだろうから、一期一会でなくてもよいという意味でもない。
「深い繋がりを大事にするかどうか」なんて話じゃないんだよ。
新規の客だけで店が成り立つのかよ?って話だ。
ずっとクーポンが呼んでくる客だけで商売するのか?
無理に決まってんだろ。
「美味しかったからまた行こう」とか「雰囲気いい店だったね」とかそういう風に来てくれる普通の客がなきゃ続かないよ。
開店当初は安売りで人が来てもな。
って考えがひとつのスタイルで、 ミス >>謝らないが割引クーポン渡す など という考え方もスタイルとして確立している
とりあえず、ガンガン売りさばいて ダメなら返金 というスタイルになっちゃうし そして、日本よりも返品が意外と簡単にできる。
ダメなら返品が客のスタイル ダメなら返金が店のスタイル ってのがアメリカ流って聞いたことがある。
というわけで、少なくともしばらくは難しいと思うよ。ベンチャーなんて外資系の考え方が主流だろうし
スタートアップで会社を大きくしなければいけないときに、信頼と実績って考えているようじゃ今のご時世、大きくなれないし。
こういう言い方は変かもしれないけど、おせちとちがって
割引クーポンではあるけど、エクスプレスクーポンでも、優先席クーポンでもないんだから
予約が取りづらい ってのは、有名店ならよくある話で 2-3ヶ月待ちってのもクーポンの期間内に使えれば別に問題ないっちゃァ問題ない。
即座に使える、直ぐに予約が取れるってのは、それはそれで1つの権利であって、優先販売でしょ?
半年ほど前、店のキャパを越えてクーポンを売りさばいたあげく、
クーポンサイトとクーポン提供店が購入客や店の以前からの常連客を巻き込んで
騒動になっているのを見たことがある。
まあ、そのクーポンを買ったんだけど。
クーポン買ってお店に行ったら、店の人がクーポンサイトに対する不満をぶちまけてきた。
「営業マンから『これくらい値引きしないと売れませんよ』って言われたから大幅値引きしたけど、売れすぎて困ってる。
クーポンを買った客からも常連客からも予約が取れないとクレームが出ているし、どうしたらいいかわからない」って。
その店の人の態度を不快に思った客からクーポンサイトにチクりというかクレームがあったらしく、
実家がフレンチレストランを経営しているが、グルーポン系の会社からの営業電話が、このところ頻繁にかかってきている。
ご存じのようにグルーポン系のサービスは各社雨後の筍状態で増えている。そのほとんどが食べログかぐるなびに掲載している飲食店に電話営業の絨毯爆撃を行っている状況なのだろう。
内容もみんな似たり寄ったりで、とにかく半額クーポンを出せと言う。
その度に、電話に出た父か母が「そんなんじゃ原価割れになりますので無理」と返し、「余っている在庫をうまく売ってくれればいいんです」と、これまた判に押したような答えが返ってくると言う。
さて、バードカフェの件で様々な人がすでに語っているように、飲食店の原価率は3割程度だ。どこもここはそう変わらないと思うが、例えば3500円のプリフィックスコースの原価は大体1000円強。1980円のハウスワインのボトルは650円が仕入れ値だ。
これだけ見れば、たとえばプリフィックスのコース二人分にハウスワインのボトルをつけて4000円以下のクーポン作れると思うのも無理はないかもしれない。
結果、粗利は500円程しか出ないわけよ。
例えば一日40組の客が来たとしても、粗利は2万。
元の値段で4組来てくれた方が、利益は出る。
普通にいらっしゃったお客さんを満足させられる対応なんか出来ない。
こう反論をすると、グルーポン系企業はこれまた判で押したようにこう言う。
「その40組のお客さんがリピータになると考えればペイしますよ」
客単価2000円の客が、4000円出しても来るとでも思うのだろうか?
もし40組中1組がリピータになったとしても、荒れた状況に嫌気がさした常連さんが1組は逃げるだろう。
というわけで、まともな飲食店であればグルーポンなんか手を出さない。
1.にわざわざ行く必要はない。バカはまともな料理を出せないので、2.に行く必要もない。
おせちはこの両方が当てはまるケースだろう。500食作ることの意味が分からなかったバカだからこそ、グルーポンなんてサービス使えたわけです。
つらつら書いてきたが、飲食店以外のグルーポン系クーポンを否定する気はない。
例えば美容室やエステみたいに、原価がほとんど無いサービスならアリだと思う。
また、アマゾンギフト券のようにマーケティング的にばらまくのがアリというケースもあるだろう。
しかし、飲食店のようにキャパが限られ仕入が必要な業種では成立し得ないサービスだ。
61%OFF【3,980円】芸能人がお忍びで通う名店、六本木OAKが≪特選黒毛和牛MISOSUKI鍋コース+飲み放題2h≫を特別提供
http://www.groupon.jp/cid/3419/dtype/main
で、
割引率 61%OFF
と謳っている。(既に販売は終了。)
一方、店の公式ページにあるメニューを見ると、特選コースとして3000円と4000円のものがあり、飲み放題1900円を入れると4900円〜。クーポンで買える品は3000円のコース(+飲み放題)とほぼ同じ。だけど微妙に違う品が入っているから、クーポンの内容を単品で全部揃えようとしたら「通常価格」である10300円かかるのだろう。そんな注文をする客がいるとは思えないが。
客のほとんどはコースを注文するだろうから、クーポンの品は5000円で売れれば十分利益の出るように設計しているはず。
不自然に安くしているわけでもないし、きっと本物の「通常価格」よりは下げているんだろう。景品表示的にも黒ではないんだろうけど、なんだか嫌な煽り方だ。素直に「5000円のコースの2割引クーポン」として売った方が客との信頼を築けるだろうに。
創作乙w
実話だとしたらもっと乙w
横からだけど2点ほど
与信という物がこの世には存在するわけで、過去の履歴からどの程度の事ができるか?売買の内容を本当に履行できるか?というのは調べることが可能。
例えて言えば、100室しか無いホテルが同じ日に200室分のクーポンを販売したらグルーポンでも差し止めすべき。
同様に、お弁当というものは製造工場の規模から最大受注量というものは把握できる。
上記のような、契約内容の履行の可能性について、絶対ではないがある程度の与信をすることは可能。たとえば、
おせち1万人分だったら、あからさまに履行不能というのは誰にでも理解可能。
ようするに、グルーポン・ジャパンには、オーバーブッキングに対するガードが全く無く、販売元としての責任を十分果たしたかどうかは疑問が残る点ではある。
オーバーブッキングに対する海外と日本の対応は微妙に国の差が出ているので、こういう所はグルーポンの弱いところかもしれない。
誰に直接的に払うかは重要じゃないはず
完全に横だけど、暴力団や特定組織に支払うなどは、重要な要素として否定的。
この辺は代理であるグルーポンが、マネーロンダリングにならないように対処しなければ責任を求められる。
そういう例もあるので、必ずしも直接的に払うかは重要じゃないはず
とは言い切れない。