2011-06-27

グルーポン馬鹿高い広告費が必要な、単なる広告である件について

前提

今よく知られている契約を振り返っておこう。

・割引クーポンを、客は買取る。(使ったときに払う、ではない)

クーポンの売上をGrouponと店で折半する。(50%, 50%)

クーポンは、50%引きあたりが限界値。(75%~90%もざら)

さて「体の良い広告からけが出なくて当然」というのは「広告費としてはまあまあフツー」な時にしか主張できない。

実例を見ると50%はそこそこ、70%だと結構な数購入される。

すると、店としては「どうせ損失だし、注目度の高い70%にするか」となってしまうかもしれない。

だがちょっとまって欲しい。

実例

今まさに実例として『75%OFF、1980円のフランス料理クーポン』が出ている。

元値7920円の、5940円割引だ。

あと2日の時点で、1177枚購入されている。利用は3ヶ月に限定されているが枚数の限定はない。

最終的に1300枚売れた、としよう。

・お客が払ったお金→1980円x1300人=257万4千円

Grouponの取り分→257万4千円の50%=128万7千円

・店の取り分→257万4千円の50%=128万7千円

・店の損失→5940円x1300人=772万2千円

結果として『店は643万5千円で広告を出した』という事になる。

そんなに広告費を出しているという自覚はあるだろうか。

まとめ

広告クーポンは違うと言うかも知れない。

しかし、良く考えて欲しい。

クーポンを出さなければ7920円のディナーだったのだ。

643万5千円の広告で客を呼ぶ理由があったのだろうか。

ブランド価値を落とす前に、良く考えて欲しい。

蛇足

まあなんというか経営者馬鹿ではないだろう。

クーポンを妥当な金額の広告として使う手法も無くはない。

例えば7920円のディナーというのが、普段ほとんど注文のない、カモ向けメニューだった場合だ。

これで通常想定している客単価が2000円だとすると、そう悪くない。

まり、具体的な数字だと以下のような感じだ。

・通常は2000円の4割原価で800円(光熱費込)

 →差分の1200円が店の取り分

・7920円の1割原価で792円(クーポン価格1980円)

 →クーポンとの差分が1188円、さらに半値の594円が店の取り分

・総損失(広告費)は、(1200-594)x1300人=78万7800円

これなら、80万円の広告費で店にお客をワンサカ呼べる事になる。

ほぼ間違い無く客が来る広告としては、妥当なところだろう。

  • 「このメニュー、2倍の値段で出してください。それを50%割引のクーポンにして、50%があなたの取り分です」というグルーポンの営業マンの文句を知らんのか?

    • その場合、4000円のメニューを8000円ということにして、2000円がグルーポン、2000円が店になるから、 元増田の計算だと、クーポン1300枚売れたなら、260万円の損失(広告費)じゃね。 それ...

      • 知らんが、少なくとも定価の水増しは普通にやってるという事実は踏まえる必要があるというだけ。1対1で店と折半というのが本当なのかも知らん。 元増田の計算だと、クーポン1300枚...

        • 変動費がえらく少なくても、高いのにはかわりなくね。 元増田計算も甘甘だと思うけど、ちょろっと電卓叩くだけでも100万以上店が損しそうに見えるが。 客が来なきゃガス代も減るだろ...

          • 単位期間あたり、グルーポンを使わない場合の客数をn、使った場合の客数をmとする。 客単価はそれぞれp,qとし、変動費率はα、(単位期間の)固定費はCとする。 このとき、グルーポンを...

            • 2倍には余裕でなるだろうね。 つーかすぐ「頭いい俺は気付いているけど、店側は無知だから騙されて損しているんだ!」と言う思考になる奴が謎。 こういうのはちゃんと損しないよ...

        • 詐欺だと思ってる方がピュアじゃね? そういう商法ってどこでもやってるじゃん。何を今更。

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