はてなキーワード: 一族郎党とは
「我ら五人衆、この通りお館様にご忠誠をお誓い申し奉りまする」
武勇で名高い五人衆は、揃って喜多川右府に対し、地面に這いつくばるように平伏した。
しかし、その言葉に反して、五人衆の筆頭である中居弾正は、怒りと絶望に覆われていた。
中居は、まるでその怒りを抑えこむように、いつしか自分の手をつねっていた。
彼ら五人衆を見出し、股肱の臣として、ここまで育て上げた飯島摂津守が、突如、その主君、喜多川右府に反旗を翻したのだ。
原因は、主君による飯島摂津守への嫌がらせである。家中の諸将たちが見守る中、何を思ったか喜多川右府は、刀に刺した餅を飯島摂津守に突き出すと、「食え!」と屈辱的な命令を発したのだった。
もし、これを断れば謀反者として一族郎党滅せられる・・・飯島摂津守は、武功を立てお家を支えてきたという自らのプライドをぐっと飲み込むと、目をつむりながら餅を頬張ったのだった。
しかし、飯島摂津守は、自らの居城へ帰り着くと、主な家臣を集めて「もう我慢ならぬ」と、声を絞り出すようにぶち上げた。
「俺は謀反を起こす・・・ただ、皆を巻き込みたくはない。去りたい者は、今すぐここを去るがよい」
家老となっていた五人衆の筆頭、中居弾正は、すぐさま前に進み出ると、「我らには摂津守殿に多大なる恩義がありまする。たとえ地獄であろうと地の果てであろうと、我ら五人衆は一心同体。殿にどこまでもついてゆくとお誓い申し奉りまする!」と申し出た。以下、木村内匠、稲垣五郎右衛門、香取金吾、草薙武蔵も、声を揃え「おう!」と答えたのだった。
そして、五人衆は血判状を書き上げると、それを木村内匠に託して城を下がった。
木村には妻子があった。
その夜、帰宅した夫を見て、奥方のお静はすぐにその異変に気づいた。
「お城で何かありましたか?」
お静の疑問を黙殺すると、「今日はもう疲れた。すぐに寝る」と言って、そのまま寝てしまった。
翌朝、木村は妻に問いつめられていた。
夜のうちに、持ち帰った血判状が妻の手に渡っていたのだった・・・
「もしご謀反がお館様の耳に入りましたら、幼い若君もろとも滅せられまする!どうか、お考えをお改め下さいませ!」
「既にお館様のところへ」
「なんということを・・・」
「もちろん、“その場の流れで血判状を書きましたが叛意は無い”と付け加えて・・・」
「それでは・・・それでは、わしは同輩を裏切ることになるぞ」
「これも、お家を守るためにございます」
もう何もかも終わった・・・木村は観念すると、事の経緯を他の五人衆に打ち明けた。
「なに、この俺が話をつけてやる」
そして、城は一戦も交えること無く落城した。
家老五人衆の翻意を知った城主、飯島摂津守が観念し、「家臣には罪はない」と言って、城から逃走してしまったからだ。
余談だが、城に残された飯島一族百名余りは尽く捕らえられ、市中引き回しの上、六条河原で次々に斬首され、鴨川が真っ赤に染まったという。しかし、果たせるかな、飯島は喜多川右府の死後も生き続け、後に、茶人として復活している。
これまた余談だが、いち早く謀反を主君に注進した事になった木村内匠は、喜多川右府の寵愛を受けて取り立てられ、飯島に代わり摂津一国を任せられて大出世を遂げるが、家臣に裏切られて自害している。また、五人衆の筆頭・中居弾正を含む4名も、この事件の後は歴史の表舞台から姿を消してしまうのであった。
http://b.hatena.ne.jp/entry/archive.today/cx9Mk
自国に税金を納めて自国民を雇用してる自国企業の商品・サービスと、
外国に税金を納めて外国人を雇用してる外国企業の商品・サービスを、
単純に価格・品質だけで比較して外国企業のものを買ってる時点で、
最終的にこういうことになるのは目に見えてるわけで。
国民が自国企業を贔屓しないのに、自国企業が国民を贔屓する義理はない。
国境の壁が低くなって完全な資本主義市場に近づいた結果こうなったのなら、
国家を超える租税・再分配の仕組みを作らなきゃいけないんだろうけど、
EUですら租税や再分配は主権国家の権利とされてるから、たぶん政治的に無理だろう。
だったらナショナリズムを復活させて国境の壁を再び高くするしかない。
国産品が例え高くて品質が悪くても、自国の雇用・福祉・財政を守るためなら国産品を買うべき。
国産品があるのに外国製品を買う奴は非国民・売国奴と罵るべき。
工場を外国に移転したり、租税回避のために本社機能を外国に移す企業も罵るべき。
戦時中みたく同調圧力を高めて、iPhone使ってる奴が憲兵にぶん殴られるような国にすべき。
日本がそうなったら外国でも日本産品が排除されるから、国内企業の業績は落ち込むだろうけど、
このまま資本家だけが肥え太るグローバリゼーションが続くくらいなら、
http://anond.hatelabo.jp/20111212011721
http://anond.hatelabo.jp/20111227010115
2年ぶりにして、久々にやらかしました。
街中での盛大な野グソです。
それは昨日のことでした。
横浜近辺の某所に義姉夫婦とうちの奥さんとそれぞれの子供の6人でお買い物にいき、その後駐車場にクルマを止めて家族でも入れる居酒屋的なところに入りました。
その居酒屋はアミューズメントな感じで、子供も楽しく楽しめるところです。綱島の駒岡といえば分かる人に分かるのではないでしょうか。
話は変わって最近年度末で忙しい私は、胃腸の調子も良くなく、ここのところエビオス錠を愛飲しています。
おかげですこぶる快調、アチラの方はご無沙汰ですのでよく分かりませんが徹夜も何とか乗り切れるようになっています。
そして居酒屋で釣りたての魚をおなかいっぱいに食べ(クルマなので酒は飲まず)、店を出ました。
その居酒屋の前にはイオンのスーパーがあり、うちの妻と義姉夫婦が明日の買い物をするため、先に歩いてイオンに行きました。
私は居酒屋横の立体駐車場にクルマを止めていたので、店頭で一人たばこを吸ってイオンの方に移動すべく駐車場へ。
ふむ。
既に夜は21時。敏感な私でもこんな時間に便意を催すことは少ないです。
エレベータが上がる、しかし私の腸内が猛烈にさがる。なんと言うことが。気圧の変化にともない腸内が膨張しているのが理解る!
キュルルル。ブオォォォン!
と同時に俺の体内のエキゾーストもギュルルルルル!!
ダメだ!
もうダメだ!
間に合わない!
クルマの中ではもらせない!
というかもう出る!
うあああ!
たまらずクルマを飛び出した私は、駐車しているクルマの後ろに回り、ズボンとパンツを下ろし、壁に向かってお尻を突き出す。
その瞬間!
ブリョバツッッ!!
ブビョッ!
ものすごい勢いで半下痢状の物が噴出されく。エビオス錠の効果だろうか。
・・・やってしまった・・・・ごめん、駐車場管理のおっちゃんおばちゃん。
会ったこともないおじさんおばさんの顔が思い浮かんできます。
振り返ると、壁には一面、カレーが入った水風船を壁にぶつけて割ったかのような前衛的なアートが。
いや、大丈夫じゃない、人が来る前にまず俺自身を何とかしなければ!
しかし紙がない!しかも駐車場の裏で、車のライトはオートライトのせいで煌々とともっており、リアコンビランプの赤い光に照らされるウンコ噴出直後の下半身裸の見ようによっては変態にしか見えないオッサン。
しかしケツに下痢便がこびりついている状態でライトを消しに行くことは出来ない。
早く!人が来る前に!!
あの階数表示のランプが4を示したとき、俺に本当の4(死)が訪れる。
早くしないとまだ垂れてズボンが汚れるかもしれない。
大人の量でも大丈夫だろうか?と頭をよぎるが、背に腹は代えられない、それでふく!
案の定、無理な体勢での放出のため凄い量がつく。
おそらく30枚は使っただろう。痕跡を一切残さぬよう念入りにふき、ゴミ袋へ。
しかし出してしまった物はもうどうしようもない。水で流しても処理しきれない。
本当に申し訳ないことをした。
これで一族郎党未来に渡ってうんこたれぞう、とか野グソ下痢便野郎とののしられることもないだろう。
妻よすまん、おまえと結婚してから3年で3回もウンコを漏らしている。
おそらく死ぬまで50年、50回は漏らすだろう。
許してくれ。