幸せになれるお薬はどんどん解禁してほしい
一瞬、目を疑いました。私は春菊、とちゃんと音声入力したのに出力された検索ワードは「イク瞬間」。普通そうは聞こえないでしょう。Googleってこんなシモネタをふってくる企業だったんだ…。正直見損ないました。春菊はバターで炒めました。
僕がその完全を穢している。
研がれて冴えた刃を刃こぼれさせるように、水面に小石を投げ入れて波紋を作るように。
軋む体に熱は常に籠り、経る痛みは僕を平等に罰する。
痛みだけが罰だ。
そうして規定されている限りは。
状況だけで適当に言うと
それでもなんの罪もない純然被害者たる奥さん(育児中)が年単位で放置状態になります、
つきましてはフォーカスフライデー(死語)文春の総力をあげて何事もないように牽制しあいながら見守っておいて。。。ってことかな?
まあどうしようも取り返しはつかないわな
a 全く通常通りで問題なし
b 30分に1回換気すればok
d 手で顔を触らなければok
f できるなら行くのやめよう
1ヶ月前ならfかgだったけど、今はどう?
かかったらやばいのはワクチンも治療薬もない現状変わらんから同じだと思うんだが、周りの空気が明らかにビフォーコロナ状態に戻っちゃってるからわからん。
アトピー性皮膚炎の方のマスク着用に関する話がタイムラインに流れてきて、自分の肌の汚さを思い出した。
私はアトピーではないが、高校生のときに慢性的なニキビに悩まされた。それまでは色白を絵に描いたような顔立ちで、告白されたことも一度や二度ではなかった。
最初は市販薬を買っていたが改善の効果が無く、皮膚科に通い始める頃には5個以上の炎症ニキビが常在していた。
皮膚科の薬を何醜類か使ったが効果が無く、むしろ増え始めた。皮膚科を変えたが一切効果は無かった。レストランでバイトをしていたが、客の目線や立ち去り際の「あの人ニキビヤバくない?」という声は聞かないことにした。
「ちゃんと顔洗ってる?」「油分とりすぎなんじゃない?」「刺激物はダメらしいよ」「運動とかしてる?」「夜更かしは肌に悪いよ」
こうした周囲の声がつらかった。
周囲の浅いアドバイスなど、とっくに試していたし、続けていた。
菓子類は一切口にせず、20時以降は食事を取らず野菜中心に。毎日5km以上のランニングと2L以上の水分補給、枕カバーは毎日洗い、夜10時から朝6時までの睡眠を五年間欠かさなかった。
そうして努力を続けたが、5年経つ頃には全てを諦めていた。
目の周り以外で赤くない箇所は一切なくなっていた。顔中にクレーターができ、クレーターは色素沈着し、その上にまた新しいニキビが常にできていた。
全ての努力を放棄し、22歳になる頃に温熱アレルギーを発症。風呂に入るだけで顔だけでなく全身が真っ赤な蕁麻疹に覆われた。鏡で自分の体を見て「白人、黒人と続いて自分は赤人だな」と馬鹿なことを考えた。
病院に行くと、激務によるストレスが原因だろうと社畜御用達の(夕方~朝,土日終日開業している病院の)医者に言われた。体を労るのをやめた弊害か。
この病院は「簡単に強い薬を出す」と他の病院からの評判は悪かったらしいが、知らずに受診しストロンゲストのステロイド塗り薬(ステロイド塗り薬の中で最も強力なもの)を処方された。
何の気無しにニキビに塗りたくって寝ると,翌朝に顔のニキビの半分が消えていた。
ステロイドを用法用量を無視して顔中に使い続けた。1年経つ頃、私の顔からニキビは全て消えていた。
ニキビは無くなったが、クレーターと強い色素沈着は残っている。
周囲も大人になり、私の顔のことで何か言う人はいなくなった。目線は感じるが、直接は指摘されなくなった。
26になり、もう今更肌の治療を再開しても無駄だなと思うようになった。
自分は悪くないのに、レーザー治療という名で更に数十万、下手すれば数百万もの金と長い時間を費やすなんて馬鹿げている。
退職の手続きは退職自体が決まってからは思いのほかスムーズに進み、あとは国民年金の減免の審査待ちと失業給付の認定くらいになる。
昨今のコロナウイルスの騒動も落ち着きはじめそろそろ動かないとなと思いながら毎日遊びに来る甥っ子のお世話と気持ちばかりの運動だけで漫然と毎日が過ぎ去ってゆく。
仕事を辞めるまでは次はもっと自分が楽しめる少なくとも退屈しない仕事に付きたいと思い、勉強も少ししていたが今となっては実家暮らし様々でただのニートになってしまった。
退職前に応募していたプログラミングスクールの試験の開催が決まるのが怖くてたまらずもう少しだけ休ませてくれと願い続けている。今の自分には以前あったチャレンジングな気持ちは全くなくどうやって楽に人生を消費するかばかりに気持ちがいって、自分という人間の本質を二十代後半にして改めて認識させられる。
貯金が尽きるまでだらだら遊び続けてその後どうなるのか。