ほんとクソだよな!
これらのエントリに影響されて書きました。
東京藝術大学の学生生活は本当に病むから気をつけた方がいい | 画家・棚村彩加
ただのつまらない自分語りです。このエントリの内容を要約すると、周りの人間と比べても良いことはなにもないのでやめましょう、ということになります。
タイトルの通り、京大の理系学部に10年ほど前に入学しました。
京大も日本でトップクラスの学力を要している学生が集まります。
一学年3000人ほどの学生数で、変人が多いと言われる大学です。実際入学してみてもその通りでした。
私自身は、小さいころから特に勉強には不自由せず、全国有数の中高一貫校から京大に入学しました。
そういった自負もあり、「京大に入学しても簡単に授業についていけるだろう」、「秀才と言っても大したことないだろう」、と思っていましたが、京大の秀才のレベルは違いました。
私が1聞いて5を理解するレベルだとすれば、彼らは1聞いて100くらいを理解するレベルです。
同じ問題を解いていても、どこからそんな発想が出てくるの、というレベルの天才がたくさんいたんですね。
大学受験では限られた範囲内の解法や方針を駆使すれば大体の問題は解けるようになっていますが、大学の数学・物理は解法や方針に際限がありません。
彼らのような天才と私みたいな凡人の差はどんどん開いていく一方です。
というわけで、せっかく大学受験という厳しい門をくぐり抜けたのにも関わらず、一回生の後半から大学にほとんど行かなくなりました。
授業を受けても劣等感を強く感じるようになり、勉強の面白さが全くわからなくなってしまったのです。
学校に行かなくなってからは、毎日10時間から12時間寝て、バイトに行き、家で読書をしたりネットゲームをし、たまに友だちとお酒を飲む、ということの繰り返しが始まりました。
1年間ほとんど勉強してないわけですから、立派な馬鹿が出来上がっています。
必修である統計の授業に出て、友だちに「expって何の記号?」と聞いて呆れられたのを覚えています。
そんな折、3回生からコース配属が行われることを知り、コース配属の基準が専門・教養の平均点であるということを知りました。
もちろんこんなことは1回生の最初から何度も言われていることでしたので、それすら知らないということはよっぽど何も聞いていなかったということです。
元々「ある分野を勉強したい」という動機があってその学部に入学したのですが、成績が悪いとそのコースに配属されないということもそこで知りました。
自宅に帰って急いで自分の成績を見直し、「このままじゃやべぇ」ということをようやく理解しました。
秀才たちには全くかなわないものの、元々勉強自体は得意だった私は過去問を読み込み、授業にもちゃんと出席して傾向と対策を練りに練ってなんとか志望コースに配属されました。
そのコースでは同じ学部から洗練された更に秀才たちが集まっていたのですが、1回生のときの経験から彼らと一緒にいると苦痛を感じると思っていた私は自宅や図書館で1人で勉強をするようになりました。
ようやく学校にもちゃんと行くようになり、なんとか研究室にも配属され、卒業することができました。
その後、色々な縁があり、今では欧米の大学で研究をしています。
今になって思うのは、昨日の自分と比べて今日の自分が成長していれば良いじゃないか、ということです。周りと比べる必要はありません。
というわけで、周りの人間と比べても上には上がいるので、劣等感を感じるだけです。良いことはなにもないのでやめましょう、というエントリでした。
気づいて少しショックをうけたものの、直したら自分が壊れそうな気もする。
歩道橋があるため、歩道は1人しかあるけるスペースがなくなってしまう。その間30mほど。
誰かが一人しかあるけない場所をあるいていたら進んで譲るんだけど、会釈したり急いでくれないとイラッとくる。
今日は女子高生が会釈もせず、早足なら3秒であるける距離をのんびり15秒かけて歩いた。
彼女の目の前には待っている私が居たというのに。ほんとうにのんびり。前世が亀ってくらいのんびり。
最後の最後、近づいたときに急いでくれるか、会釈するかと思ったけど何もないから
「待ってんの見えんだから急げよ、ほんとクソだな」と呟いてしまった。もしかしたら聞かれた。
これじゃぁ彼とスーパーに買い物にいった時に勝手に上からカゴの中身を見られ
「食いもんばっかだな」って呟かれたのと同じになっちゃう。レジに並んでた訳では無いのになんだったんだろうね?
(ちなみに、SEIYU。食い物以外に買えない場所だぞ)
もともとは「クソ」とか言ったこと無かったのに……
その方がまだ人生やり直しが効くのかもしれない
その「ネタ」とやらを信じる奴が0.1%でもいればヘイトクライムが起きる。おまえの「ネタにまじレスかっこわるい」というくだらないチャチャが殺人の遠因になりうる。
きっこのブログ、私が中学生の頃からヲチ対象だったけど今でも有り難がってる人がいるようでため息。とは言え最近になって初めて認知したという人もいるのだろうし定期的に思い出していく必要はあるのかもしれない。
2005年の時点でこれですよ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2005/11/post_a92c.html
もう定年したのかな。
カルボナーラまだかな。