受験生君、社会に出て活躍するにあたって、意外と教養って大事だぞ。
古典や漢文を仕事に直接使うという事はほぼあり得ないんだけれども、
なんだろうね、日々の学習の積み重ねから形成される
その人の人柄や思考の含蓄みたいなものって、
すごく成果に直結する気がします。
特に企画とか分析とかをする上で
すごく差が出る(これは自分の部下や取引先ののいろいろな人を見ていて思う)し、
営業をする上でも“良いお客さん”をつかまえて、
一緒に仕事をする能力にも直結する気がする。
また、君の主張は受験科目に出すんだったらもっと意味のあるものがあるだろうという事だと思うけれど、
おそらく受験と言うのは知識を試すと言うよりも、
学習能力と目の前の課題をやり抜く力の査定とふるい落としをするものなのではないだろうか。
したがって、おそらく問題なんて、極論スワヒリ語でも何でも良いっちゃ良いのです。
ただ目の前に行きたい大学がある。課題として古典・漢文を学ぶことをそこが求めている。
その科目が受験科目である必然性は確かに存在しないのかもしれない。そんなことは誰もが思っている
けれど、そこで逃げずに努力でき、成果を出せるやつとそうでないやつがいる。
受験というのは、そこをふるいにかける作業ではないだろうか。
あと、君が一生一兵卒で終わりたいなら良いけれど、
マネジメントをするうえでは漢籍の教養は結構役に立つ。
『論語』とかのありがたみが、人を統率したり、
組織の不条理と戦うにつれてすごく実感出来るようになる。
君が見ているのは目の前の受験なのだろうけど、受験なんてほんの一瞬。
しかも、今の君には想像もできないだろうけれど、
長い人生にたいして影響のある出来事でもありません。
だけど、君が日々積み重ねている学問、
特に古典や漢文のような人文科学的な教養は一生の財産です。
目の前の受験だけにとらわれず、地道に日々取り組んでほしい。
それは、お前がたまたま進振りで成功したからなのでは…?単なる成功者バイアスでは。
確かに、お前の言うように進振りで成功して「よかった」と言っている奴も多いし、自分自身も進振りがなければ、出身学科にお世話になることもなかった。結果的には出身学科の方を選んで大成功だった、自分の場合はね。
が、うまくハマった人がいるということと、総合的に見て良い制度かというのは別の話。
進振りで全然興味のない学科に進学してしまい卒論とかイヤイヤやってた奴とかも見てるし、突然底点が上がったり、制度が変わったりして混乱するケースも見てるから、一概に進振りが良いといえるかどうかは疑問がある。
エディー・マーフィーがアジア人になる映画『マッド・ファット・ワイフ』
http://b.hatena.ne.jp/entry/hakaiya.hateblo.jp/entry/2018/01/06/221125
「君の名は。」の終盤のシーン。
大人になった瀧と三葉が別々の電車に乗り、たまたまその電車が並行して走り、瀧と三葉の目が合うシーン。
瀧「ずっと何かを…」
三葉「ずっと何かを...」
三葉「探していた!!!」
いやいやいやいや。小学校の卒業式の門出の言葉じゃないんだから。
「頭にずっと引っかかっているが出てこない何か」が見つかった時に、
「ずっと何かを…」「ずっと何かを…」「探していた!!!」って叫びますか?
あまりにも不自然に感じてしまい、テレビで見ている時に吹き出してしまった。
よく「アニメにリアルを求めるな!」というが、僕はリアルを求めているわけじゃない。
わざわざ銃の挙動に突っ込むワケでもない。戦車がどうこうなんて話も、動物の本来の習性がどうなんて話もしない。
フィクションなんだから、出演するオブジェクトは全てその世界観に沿うような動きを取りさえすればいいのだから。
たとえ世界がディストピアになろうが、平安になろうが、中世になろうが、魔法世界になろうが、
人間そのものは不変だろう(細かいコミュニケーションの文化はもちろん異なるんでしょうが)。
どの世界だろうが、人間は、わざわざ用意したような回りくどい言い回しをせず、
その場その場で、今その時の人間の気持ちをぱっとそのまま口にするだろう。
まあ要するに、頭の中で考えて推敲したポエムみたいなセリフより、
そのまま出てきたみたいなセリフの方が多少ダサくてもしっくりきませんか?という話でした。
違法サイトが消えたところで、金払う気のないやつが正規ルートで購入するようにはならない。
金払うやつは違法サイトがあろうがなかろうが正規ルートで買う。
むしろ、金払ってでも読みたい!という客を増やすのが重要で、違法サイトはそういった客を増やすのにかなり役立っている。
読まれなきゃ、知ってもらわなきゃ、客を増やさなきゃ、始まんないんだよなあ。
まあ違法なんだが。
某所で野菜の価格が高いという話題になって「ほんとレタスやきゅうりが高い」とレスしてる馬鹿がいたけど、冬の季節に夏場が旬の野菜が高いの当たり前だろうが。
最近、野菜の値段の高さを実感している出来事は、今年度は一度もスーパーで大根の98円セールを見ていないということ。大根が安くても一本198円くらいしてる。それも長く太った見事な大根ではなく、短く痩せてる小さな大根でこの価格。あまりに小さいせいか、普段スーパーでは切り落とされてる大根の葉っぱの部分もかなり長めに残してあった。この値段の高さのおかげで今シーズン、おでんは1回しか作ってない。1年前か2年前には大きな大根が1本50円くらいで投げ売りされているほど豊作だったはずなのに。2017年はどんだけ天候悪かったんだ、と今になって消費者として身に染みる。
同じように冬が旬の白菜とほうれん草も高いが葉物野菜の価格変動は割りと頻繁にあるのであまり気にならない。4分の1カットとか冷凍野菜で事足りるし。