はてなキーワード: Ftmとは
性同一性障害者(FTM)とラブホに行ったら入室を断られた話。
※FTM - Female to Maleの略。身体的には女性であるが性自認が男性。(wikipedia)
なんやかんやでラブホに行ったわけです。場所は駅周辺にラブホが5件くらいあるような都内のやや外れたところの駅。
行ったのはおっぱいのみ手術して無くなっているFTMと男性。FTMは外見的にも声を聞いても男にしか見えない、性器と戸籍以外はほぼ男。
ラブホテルに行く経験はお互い少ないけれど、まあ都内だし現代だから何も問題ないだろうと思って出かけた。この判断には以前一度新宿でFTMの人とラブホに問題なく入れた経験があったことも理由として挙げられる。
そしてラブホに行って、フロントで断られた。対面式の受付だった、部屋をお願いしたところ受付のおばちゃんが「えっ…あれ、お連れ様は…え、おふたりですか?男同士の方は…」みたいな対応。
ラブホでホモが断られることがあるとは言うけど、問題はホモかどうかではなくその人そのカップルがちゃんとしているかであり、現代においてそんなことはきっとないと何となく信じていた。なので断られてびっくりした。
しかし一緒にいたのはFTMであり女性と言えば女性であった(戸籍は女性のままだった)。男っぽい女性だって世の中いくらでもいる、男性同士ではないのだから気にする必要はないと考えた。「いちおう女です」と揃って主張した。すると受付はいぶかしがった「…え…何か証明するものとかあります……」。
そこで公的身分証を提示した、戸籍は女性であった。これで問題なく、ああ女性の方だったんですね失礼しましたとなると思った。しかし結果は「…え………いや、ちょっと…入室していただくわけには…」みたいな反応であった。びっくりした、ならなぜ身分証を求めたのか、好奇心で訊いたというのだろうか。ホモであるのがラブホで断られるのは汚れるからみたいな話を見た記憶もあって、女性であるなら何も問題はないと考えていた。そこまで求めて断るというなら、それは得体がしれないから断ったとでもいうのだろうか。
重ねて断られて粘ったり怒ったりはせず、結局は立ち去りました。しかし現代の世の中でしかも東京なんかもう差別意識は低く優しい人間社会だとなんとなく考えていた、それは過信だったなと思いました。
なおその後、別のラブホに行ったところ問題なく入れました。
このスレまとめ
http://michaelsan.livedoor.biz/archives/51687981.html
わたしも当事者で、状況的に似た人(性転換・戸籍変更済み、既婚)です。非常に率直に書かれていると思います。最近はこういうの見ると色々思い出してしんどくなるので見ないようにしていますが、よく書かれていて感心しました。
たまたまこのスレを見る前にどこかに書こうと思っていたことがあったので、ちょっと書いてみると、皮膚感覚みたいなのが変わりますね。
これは物理的な意味での皮膚感覚も変わるのですが、精神的な面も大きいように思います。
具体的には、内分泌が女性化することで、皮膚が薄くなるというか、バリアがなくなっていくように感じます。似たようなことを言うMtFは他にもいるし、著名なFtMが真逆のことを言っていた(男性ホルモンでバリアができていく感じがする)ので、多分ある程度一般化できることかと思います。
このバリアというのは、精神面にもあって、例えば鋭い言葉などが緩衝なしにズバッと心に突き刺さるようになりました。冷静に考えれば言葉は言葉であって、考えた上で論理的に返せば良いものが、そんな余裕もなく突き刺さってしまいパニクる、というようになりました。
この辺は慣れもあるので、今では昔ホルモンを始めたころに比べると大分ふにゃふにゃかわせるようになってきた、要するにオバハン化してきた訳ですが、当初は「バリアなし」状態に慣れていないせいか、些細なことでやたらダメージを受けてしまう、ということがありました。
この辺、普通の女性はどうなのか知りませんが、よくある男女の物の考え方の違い、みたいなのは、多少この辺と絡んでいるのかもしれません。
とはいえ、個人差も相当大きいでしょうし、多分環境因子の方が重要なので、内分泌だの何だのに還元するのは危険な発想だと思いますが、それを分かった上で知っておけば、相互理解のヒントくらいにはなるかもしれません。
全然違う話ですが、あのスレの1さんのGID観もよく分かります。ただ、GIDというのは単に症候を記録しただけで、極端な話GIDの現象的条件をクリアしていればGID、というだけの話です。
例えば熱がある時、それがインフルエンザなのか風邪なのか別の病気なのかは別問題ですが、熱があるという事実だけは確かです。GIDというのは単に「熱」と言っているだけです。
わたしはGIDの診断を受けていて、多分あのスレの1さんもそうでしょうが、そういう風に医者が言ったなら、それはGIDです。それ以上のことを語る概念ではありません。
別に方便で良いと思います。わたしたちも生きなければいけません(1さんの言う通り、わたしも保険適応は必要ないと思う。そこまで面倒見てくれなくてもいい、あとは自分で何とかする)。
「男性として育てられているのに完全に女の考えになるわけがない」というのも全く同意。なんせわたしなんて男子校だしねwww ちなみに、以前に女子高出身のFtM(見た目完全オッサン)と話して、二人で大笑いしたことがありました。
かといって「普通の男」の発想でないのも確かなのですが。普通の男はちんこ取ったりとかしたくないだろうし。
まぁこの辺も個人差あるから、男脳女脳みたいな発想はくだらないと思いますよ。
わたし個人で言えば、マンガは男性向けの方が好きだけれど、女性キャラとかはキモくて辛い。格闘技好き(経験者)。でも料理も掃除も家事全般大好き。機械は見た目とかは好きだけど弄ったりするのは旦那に頼る。ちなみに、旦那は普通の男だけど少女マンガ好きでスポーツも苦手。わたしはガンダム好きで彼は理解してくれない。もう、この辺からして男女で考えるのは限界アリアリだと思う。
自分がビアンかバイ、もしくはヘテロどうかは男との性行為が気持ち悪いかそうでないかで判断できると思うよ。
私はたまに自分も求められたいと思う。
これが、女の部分出ているようで、凄く嫌だ。
男だって自分を求められたくなるよ。求められたい気持ちは男女関係ない。
これは同性愛の気がある感じだね。ふつうは同性との性行為に興味はあっても実際にやってみたいと思うところまではなかなかいかない。
今の私にはわからない。
男には恋愛感情とセックスしたいという気持ちにほとんど区別はない(好き=セックスしたい)から、男はこうゆうことではほとんど悩まない。
自分のすなおな気持ちが「好き=セックスしたい」であればFtMの可能性もあるし、「好き≠セックスしたい」であれば女として女が好きなんでしょう。
人見知りな自分が久々に仲良くなった人がいた。
ゼミで激論を交わしたのがきっかけ。まぁ、Fラン大のしょうもないゼミのしょうもない議題だけど。
お互い、はじめて「議論を交わせる相手」に大学で出会ったのだ。同じ言語を話す人間、というか。
それが楽しくて、大学の帰り、休みの日、暇があれば色んなことを話した。
本当に自分の言語が伝わるのか、同じ言葉を同じ意味で話しているのか、確かめるように話しまくった。
本の趣味、ネットで見るサイト、聴く音楽、どれも全然違ったがどういうわけか言葉は通じた。
そういう友達は、恥ずかしながら今まで生きてきて二人くらいしか僕には居なかった。
久々にできた友達が嬉しくて、もう相手に夢中になってた。
ある日、自分がいつも考えている漠としたものについて話した。
でたらめな中でも揺るがないような、確固としたもの。本質的なもの。なんて呼んだらいいか分からない。
そうすると、相手は「素敵なものと呼びなさい」と言った。
そして、それに続けて
「そういう素敵なものはね、男と女の間にあるんだよ」といって、笑った。
ものすごいショックだった。たしかに僕とその人は男と女だけど。
じゃあ、そういう「素敵なもの」は男と男、女と女の間には無いっていうのか?
友達は素敵なものじゃないのか?
なんでだ。なんで性別なんかに捉われて関係が決められなきゃなんないんだ。
その場は適当に誤魔化して、それから努めてあまり会わないようにした。
そうしてしばらく経った頃、「いま、付き合ってる人がいるよ」というメールが来た。
意味が分からない。それをなんで僕にわざわざ報告するのか。
恋愛対象として見てないから大丈夫だよ、っていうメッセージなのか?
なんかもう、相手が何考えてるのかも分からないし自分がどうしたいのかもよく分からないし
何より、「性別なんか」のことで相手を見る目が一変してしまった自分が嫌だ。結局僕も「性別なんか」に捉われている。
別のエントリで一度追記したのですが(http://anond.hatelabo.jp/20091212190210)、改めて。
ブコメを見て、はっきり言うと「馬鹿馬鹿しいな」と思ったので追記には書かなかったのですが、
ややこしくしてしまっているようなので明記すると、僕の性別は男で、相手は女性です。
僕が同性愛者の女性(FtM志向の人?)で、相手が異性愛者の女性というのはちょっと面白いなと思ったけど。
僕が一番違和感を感じたのは、
仮に僕と相手が同性同士だったら、相手はそんなことを言い出しただろうか、ということと(本当に「コレさえついてなきゃ」です)、
(彼女の発言に限らず)友達の発展型というか更に特別な上位関係みたいに恋人関係が言われていることです。
僕と彼女が仲良くなりはじめた頃も、同じゼミの連中にも度々「付き合ってるの?」みたいに聞かれたけど、
二人とも「そんなんじゃない」と即答していたし、相手とジェンダーみたいな話もしたことがあったので、
なんでそういう「異性同士で仲良くなったら恋人になる」みたいな認識が当たり前のように通ってるんだろうかということです。
余談:「元増田です」のエントリを書いた直後に相手から「ちょっと話がしたい」とメールが来ました。
はてな界隈や2ちゃんは行かないと聞いていたので増田に書いたんですけど、
まさか、とは思いつつもあまりにタイムリーなのでぎょえーと若干怖くなりました。まさかね。
ともかく、相手の好意に対して即ギレして逃げまくった僕の行動はどう考えても馬鹿だったと反省したので、フラットな気持ちで会おうと思います
色々とコメントを下さった皆さん、ありがとうございました。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090624_kill_girlfriend_used_to_be_man/
2年間付き合っていた彼女が元男性だったことを知って殺害 - GIGAZINE
ちょっと前に性暴力がどうちゃらというちょっと乱暴なエントリ(http://anond.hatelabo.jp/20090620141215)を書いた埋没MtFです。件のエントリはあまりにも雑な書き方をしてしまい、ホッテントリにあるのを見て冷や汗をかきました。不快に思われた方、ごめんなさい(その後補足のトラバをつけさせて頂いています)。
それはともかく、今回の事件。
いやもう、他人事じゃないですよ。シャレにならないですよ。
ただ、普通の人はご存知ないでしょうけれど、海の向こうでは結構こういうことあるんですよね。FtMが強姦されて殺される、とかの事例もあります。
さんざんネタにされてheでもsheでもなくitで呼ばれたり。
わたしは移行期に短期間職業NHとして働いたことがあるのですが、あれもなかなかすごい扱いですよ。同じように元NHで今普通に埋没、という子と「人間扱いじゃないよね」って話してたことある。まぁお客さんは楽しみたくて来るんだから仕方ないとしても、裏は普通にスジの方々だし。「辞める」って言ったら熱湯かけられてボコボコにされた、とか全然あるし。
日本なら流石に殺されることはそうないでしょうけれど、殺されなければいいってもんでもないし。
わたしは今でも道を歩いていて怖くなることがある。パニック発作とか起こすこともあるので、そういう薬も貰ってる。まぁこれはわたしが根が怖がりなせいだけでしょうけれど。
うちのダーリンは、わたしの過去を全部知った上でつきあってくれていて、ほんと恵まれてると思う。普通の仕事して、普通につきあって、とか、ほんまどんだけ有難いことかわからんわ。
でもこういうことあると、埋没が良いんだか、過去をオープンにして暮らすのが良いんだか、よくわからなくなるね。どっちにもそれぞれの困難と危険があるわけだけれど。
ただ、この記事のブクマに「どうすれば理解を得られるのか」みたいなのがあったけれど、理解されれば良いってものでもない、というのも重要なポイントだと思う。過去を隠して生きている人(場合により隠さざるを得ない)にとっては、変にGIDなんてものが世間で認知されちゃうと「あいつソレちゃうか」みたいな話になって、余計危ない。
実際、前にFtMをネタにした漫画があって、その漫画が乳房切除手術の傷跡とか割とリアルに描いていたみたいで、FtM界で「あんな情報流さないでくれ、嘘が通用しなくなる」って叩かれてた。その怒り、というより恐怖心は、とてもわかる。
一定の認知が得られたから戸籍変更とかの道も開けたわけで、そういう活動をされてきた先人たちにはいくら感謝しても感謝したりないけれど、一方で知られすぎるのも困る。
個人的に「トランスジェンダー」という言葉が嫌いなのだけれど、そういう立場(埋没じゃなくて過去をオープンにするとか、敢えて「どちらでもない」と公言するとか)で生きている人が目立ちすぎるのも、正直困る。その主張とか見た目がトンデモだったりすると特に絶望する。
かといって、そういう立場で生きること自体を否定するわけじゃないし、それはそれで一つのオプションだし、むしろ安全だったり心安らぐ場合もあるかもしれない(イヤな言い方だけれど、素養によってはそれ以外の選択肢がない場合もある)。わたし自身、一番身近な人らには過去を明かしていたり、そもそも過去から付き合いがあったりして、結局そういう人間関係が一番安らぐ。だから個人を否定するつもりはまったくないのだけれど、複雑な気分にはなる。
またとりとめもない書き方をしてしまってごめんなさい。
今回の件については、加害者の男性も自殺しようとしたみたいだし、彼もある意味被害者だったんだ、世間のなんだかよくわからない仕組みの奴隷だったんだ、と思いたいです。そうでも思わないとやり切れないし、怖くてたまらない。忘れたい。
http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20090619/1245413020
地を這う難破船:懲罰としての去勢
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51225683.html
とりあえず今は普通の女ということで世の中に埋没して生きてますけど、昔タマタマとチンコありました。隠喩的意味で「去勢」ってあるとつい見ちゃう(笑)。
北原さんはね、ほんと男性ホルモンの力をナメすぎてると思う。というか、普通の女はみんなそう。実感できないのは仕方ないから、その代わり世の中的な決めごととか「慎み」とか、そういうので「お前よくわからんやろけど自粛しとけ。その方が身のためや」って仕組みになってる。だから、ダンコガイさんは結構正しい。マッチョでウザいかもしれないけど、それが現実。
念のためだけど、「襲っていい」って意味じゃないよ。実際に起きちゃったら、100%加害者が悪い。でも、「悪い」と言ってもやっぱり悪いことは起こるし、どうしようもない。その起こる仕組みを、普通の女はリアルに経験したことがない。あんたたちがいかに想像力フル活用してもわからん。だからオッサンの言うことは神の法律だと思って聞いておいた方がいいし、実際、それなりの数の女がそうしている。
もちろん、逆の仕組みで男のわかってないことも沢山ある。わたしはweb上にあるエロ表現とかがすごく辛い。これは人にもよるし、全然平気な女もむしろ好きな女もいるだろうけれど、ああいうのがいかに暴力的に突き刺さるか、ほとんどの男は知らないんだなー、って思う。「イヤなら見るな」ってのはその通りで、だから見ないけれど、普通に生きてたら視界に入ることもあって、憂鬱になる。でもまぁ、それを規制することによる問題の方が大きいと思うし、頑張っている。
レイプゲームが話題になったときも、それで初めてそういうゲームの存在を知って「知らなきゃよかった」と思った。そういうの、法律で縛るのはわたしは反対だ。そういうゲームやったからって、本当にレイプしたりする奴はまずいないと思う。やってなくてもレイプするやつはいる。だけど、そういうゲームが世の中にある、ってことだけで、それなりにしんどい気持ちになる。でも仕方ないし、目につかないようにして生きていくしかないと思う。法律で縛るのは反対だけれど、そういうの好きな人は、知るだけでしんどくなる人も世界にはいるんだ、ってことをちょっとだけ覚えておいて欲しい。それで、みんなの目につくところでは、おおっぴらにお話しないで欲しい。こっそりやるのは全然良いと思う。
有名なFtM(女から男に性転換した人)が著書の中で「男性ホルモンを打ちはじめて体が変わっていった時、皮膚が厚くなっていくようだった。バリアができて、外界から守られる感じだった」というようなことを書いていたけれど、わたしはちょうど逆の体験をした。もうずいぶん昔のことで、前のことがあんまり思い出せないのだけれど、皮膚が薄くなってバリアがなくなる感じだった。物理的にも薄くなるんだろうけれど、バリアというのは、むしろ心のバリアみたいなの。
なんてのかな、たとえば「死ね」って言われたって、そのまま死んじゃう人ってあんまりいないでしょ。気持ち悪い絵とかがあっても、絵は絵なんだから、とか、お話はお話なんだから、って、共感しつつもスルーしたりはじいたりする力があるでしょ。言葉は言葉、本当との間には皮一枚ありますよ、という。
そのバリアが、男と女で違うと思う。バリアが薄いと「真に受ける」というか、表現がそのまま突き刺さる感じ。もちろん「言葉はことば」って頭ではわかってるんだけれど、ものすごく精神的にしんどくなる。逆に、嬉しいことも、ズバ!と心に直で入ってくる感じ。人の喜びがそのまま流入してハッピーな感じ(もちろんそういう共感は男女を問わずあるだろうけど、程度の問題)。
バリアが厚いというのは、良く言えば強くて、割り切ることができるってことで、悪く言えば鈍感。
バリアが薄いというのは、良く言えば感受性が強くて、悪く言えば弱っちい。あほの子っぽい。
バリアが薄い人と厚い人がいるのは仕方ない。だってもういるんだし。個人差もかなりあると思う。
だから、せいぜい厚い人と薄い人がいるんだな、それが現実でどうしようもないんだな、ってことで、生きていくしかない。
話ずれたけど、「地を這う難破船:懲罰としての去勢」はかなりイイと思う。
普通の女は、男の子が生きていく上でいかに社会的に「去勢」されているかわかっていない。わたし、(病気の問題は除いても)今の方が全然生きてくの楽よ。女付き合いとかは面倒だけど、特に仕事とか楽。治外法権っぽい。その分、出世とかできないし給料安いけど。人生全体がバイトっぽい(笑)。(追記:それが子供持つと変わるのかな、とは思う。産める人はそこでオッサン級に縛られて、ちゃんとオバハンになるのかな、と思う。ただ、これは逆に、普通の女じゃないわたしにはわからない。産めなくてすいません。ほんとすいません。あと、小学校・中学校時代の女子社会の陰湿さとかも経験してないから想像でしか語れない。ごめんなさい)
男の去勢は目に見えない法とか上下関係とかルールとかでできていて、そういうのはほんと大変。
女にも暗黙ルールは沢山あるけれど、対男用の伝統的ルールが大分ボロボロになってきている気がする。北原さんの例みたいに。それはあかんよ。通らないよ。
別にそんなめちゃくちゃ厳しいルールにしようとか、リアル法律作れって言うんじゃないし、作っちゃだめだと思うけど、慎み大事だよ。
男も女も、去勢されないとだめ。
オイラはリアル去勢して、これで済んだと思ったら、世の中的にもう一回女の去勢があって、もう去勢されまくりやわ(笑)。
結論:
それができないならタマ取れ。
以上。
http://anond.hatelabo.jp/20081221032005でネット小説サイトの紹介がありましたが
もっと二次創作SS(サイドストーリー)の話を取り上げて欲しい、と思ったので書いてみました。
記憶違い、観測範囲の限界があるのでトラバやブコメで突っ込みを入れて下さい。
好きな作品のサイドストーリーを書くということは同人誌・パソコン通信といった媒体上で昔から活発でありました。
私が二次創作SSを読み始めたのはパソコン通信からネットへの過渡期だったと思います。
そのころはセーラームーンのFF(SSと呼ばずにFF、ファンフィクションと呼んでいたことが多かった)が流行しており、
書かれるジャンルとしては、まさしくファンフィクションとして好きなキャラを活躍させたり、ギャグストーリーが中心となっていました。
ネット時代の始まりはエヴァから始まった、と言ってもいいでしょう。
今から考えれば単なる投げっ放しですが、アニメ・劇場版と謎が謎を呼び、考察系サイトでは真剣に議論が交わされていました。
当然SSの題材としても大人気でしたが、主人公のシンジ君の性格がいろんな作者を引き付けてしまったようで新しいジャンルのSSが広まりました。
主人公がとにかく最強になっています。エヴァSSでは使途を素手で倒したりと強けりゃいいという。
中二病患者が好んで読みあさり、さらには作者になる患者まで。いい年して最強SS書いても楽しいからいいよね!という雰囲気でした。
この最強主人公はこれから幅広い作品・ジャンルに組み合わされて普及していきます。
ミサトヘイト・ゲンドウヘイト・アスカヘイトなど各作者の嫌な思い出を投影しているようなジャンルでした。
エヴァ以降はそこまで憎むようなキャラが現れなかったようで、あまり広まらず。
世界が終わったり、死んだキャラが記憶等を引き継いでストーリーをもう一回なぞるジャンルです。
何故か神の力を引き継いでいる主人公が好き放題する最強系も入ったSSなどあり、今も人気です。
アニメと劇場版の差に驚いたファンも多かったですが、劇場版ストーリー(ヒロインと結ばれた主人公が妻を誘拐され復讐の鬼と化す)は
中二病な人にとってれ琴線に触れるものがあったようです。
時間移動できる技術設定が作中に存在したのもあって、逆行最強SSが人気でした。
Actionで掲載された、逆行ハーレム最強主人公系SS「時の流れに」が大人気となり
その設定を使って様々な三次創作SSが生まれました。今でもActionなどのサイトで日々更新されるなど人気の息が長いのが特徴です。
いわゆる性転換物です。性転換なのでMtF・FtM両方あるのが普通ですが、美少女を活躍させたいのか
男主人公が女性になって活躍するSSが大部分を占めます。性差による葛藤なんてスルーです。
同じくActionで掲載された「ROSE BLOOD」が代表作でしょうか。
大人気となった美少女ゲームですが、何故か二次SS界ではバトル物SSの土台とされてしまうことが多々ありました。
主人公 相沢祐一は元々強いわけではないのですが、SSでは作者によって異様に強化されて神のような存在にされていることもしばしば。
あんまりに強化された祐一はもう祐一ではなく「U-1」だ、と表記を変えて説明されている場合もあります。
他の作品と組み合わせて書かれるクロスオーバーSSですが、これ自体は以前から書かれていました。
しかしKanonではあまりに強化され作者と同一化した主人公が、その強さを示すため組み合わせた先のキャラを踏み台としていく作品が多く書かれました。
主人公が他作品のヒロインに微笑んだだけで相手が惚れるというシーンの多さから「ニコポ」なんて呼ばれた場合もありました。
同人ソフトから人気が出たTYPE-MOON、設定などが作者に人気でバトル物という元のジャンルもあってSSも大流行しました。
最強主人公・クロスオーバーといったジャンルが特に人気でした。
Fateは主人公がサーヴァントと呼ばれる過去の英雄を召喚して戦っていくストーリーなのですが、
この仕組みを借りて自分の好きな他作品のキャラを呼び出していくSSが広く書かれました。
クロスオーバーの一種ではあるのですが、話の整合性を保つのが面倒な通常のクロスオーバーに比べ
元作品のシナリオで行っていることをなぞればいい召喚物は書きやすいというメリットがあります。
ラブひなとハリーポッターを合わせたような本作ですが、「ネギまのベル」や「風牙亭」といった大手投稿サイトにSSが多く投稿されました。
また登場するヒロインの数が非常に多かったため、作者が好きなヒロインを主人公(時には特殊能力をプラス)したスピンオフ的なSSも多かったです。
投稿サイトは揉め事(盗作・コメント欄での批評・中傷)が多いため閉鎖の割合が高いという印象があります。
異世界に現代人の主人公が召喚されて使い魔となるストーリーなのですが
SS元としては現在、自分の好きなキャラクターを中世ファンタジー風魔法世界で活躍させるためのフレームワークと化しています。
あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - トップページでは
仮面ライダーからプロアクションリプレイまで、様々なキャラや物が召喚されています。
また、今までの人手での更新ではまとめることが不可能だった量のSSをWikiの本格的な活用により、手間をかけずまとめているのが特徴です。
召喚物以外のSSももちろんあるのですが、少々影が薄くなっています。
同人ゲームから人気が出て、ニコニコ動画で人気が加速した東方ですが、二次創作界隈では他の作品とは違った空気が流れています。
公式設定、または長い時間をかけて東方サークル間で共通認識となった二次設定以外の設定を持ち出すことを二次創作界隈の人々は非常に嫌います。
空気を読まずクロスオーバーSSを投稿してコメント欄でボコボコに叩かれるケースが多々ありました。
この界隈の雰囲気を読んだ人はブログを開いてそこでクロスオーバーSSなどを連載しているケースが多いようです。
一周してネット以前のファンフィクションのような雰囲気を感じます。
ちょっとそれますが、興味深いジャンルなので。
女性向け二次創作SSで特徴的なドリーム小説(主人公の名前を変更できる小説)サイトは
物凄く排他的で
など非常に探しにくいので、まとめるのが大変難しいです。
があると思いますが、何が流行しているか正直分かりません。
ハリーポッターといった児童文学が何故か強いのが面白いところです。
またドリーム小説の特徴として、登録制の検索サイトが繋がりのメインという所があります。
投稿サイトに投稿するよりは、自サイトを作りそこにドリーム小説を連載していく傾向があります。
登録制の検索サイトの興味深い点としては、検索条件を非常に細かく指定できる場合が多いことです。
例としてDreaming REBORN! > サイト検索では多くの条件がチェックボックス式で指定でき、
また各条件がそれぞれカテゴリとなっています。
今は下火となっているディレクトリ型検索エンジンが、登録制検索サイトでは主流となっています。
手動登録のメリットを生かしている、注目すべき例です。真似できる場合は少ないでしょうけど。
長々と書いてみましたが、「この作品は流れを紹介する上で入れるべき」という作品もあると思われますが、
ちょっと読んでいないので、補足していただけるとありがたいです。(GS美神・FFサモンナイト等のPSゲーム等)
Leafも多かったですね。正統派から葉鍵ロワイヤルというお祭りまでありました。
上手いことこの移り変わりの中に入れられませんでした、ごめんなさい。
これはもっともだと思ったので、タイトル変更しました。
ブコメでも指摘があった(今は消えている)のですが、ドリーム小説入れておいてその他の女性向けを入れないのは良くなかったですね
コーエーの女性向けゲームというジャンルもあるようです。知らなかった。
観測範囲って難しい。私では無理。
性同一性障害のばあいを例に出すと、FTMで男が好きだと、FTMゲイっていっていたなー。いまも変わってないのかな。
まぁ、「ゲイ(gay)」って広義の意味だと「同性愛者」だと思うけど・・・。心でも身体でもどちらかが同性愛とみなされば、使われていそう。バイセクシャルは除く。つまり、ほんとにザックリいっちゃうと
女が好きで心は男
男が好きで心も男
男が好きで心は女
女が好きで心も女
これを全部ゲイというのでは。
狭義の意味では「身体的性別が男性、性的指向が男性、(性自認が男性←これは微妙な気がする)という場合を「ゲイ」と呼ぶんだろうけど。
両方いけて心は男
両方いけて心は女
これはぜんぶバイセクシャル?