はてなキーワード: 鯉のぼりとは
5月の工作で作った鯉のぼりがとっても上手に出来て、不器用な私がこんなに上手に鯉のぼりが作れたんだよって、早くそれをお母さんに見せたくて、幼稚園のバスから駆け足で家の前に降りたった。
ところが家には鍵がかかってて、いるはずのお母さんはいなかった。永遠にも思えるような長い時間、玄関の前で待ってたけどお母さんは帰ってこなかった。
強まる雨足。雨雲が空を塗りつぶして辺りは夜みたいに暗くなった。
これ以上ここで一人で待ってはいられない。恐怖感が強まった私は、小学校にいる年子のお姉ちゃんを頼りに小学校への道を歩み始める。
お母さんが言ってた。
「何かあればお姉ちゃんのいる学校まで行きなさい。ゆみちゃんの足でも歩ける距離だからね」
ポクパクポクパク。
「えみちゃんいますかって言うんだよ」
靴に水が溜まって歩きにくい。
ズルズルズルズル。
涙と雨で前が見えない。周りは夜みたいに暗くて、私はもう誰からも守ってもらえない。
何処かで雷が鳴った。
中編なんてありませんでしたわ。いいですわね?
解説を読む読むと晩年の広重は風景画にはめずらしい紙を縦に使った大胆な構図に
挑戦しているそうですわ。
浮世絵を見慣れていないので、その辺りはわかりませんけど、
「名所江戸百景」の至近距離に「月のまつ」や鯉のぼりを配置して、
絶対的な自信が生まれたからこそ、あんな作品が発表できたのだと思います。
人物画の浮世絵師とコラボレーションした経験も役に立っていそうです。
我ながら御満悦でしたわ。しかも別の絵が用意されていましたわ。
角を丁寧にあわせることが肝要です。
いえ、わたくしはサバサバした女。鰭先の細かい作業もお任せですわ。
何故か二階にいたペッパーはレスポンスが悪いので無視していたら、
肩を落としてため息をついていましたわ。
紙を縦に使うのが大胆なら、正方形の紙を使えばもっと大胆かしら?と
少し考えましたけれど、浮世絵でそれをやると印刷事故が多発することが、
前回ですわ
それだけの理由で、東京タワーに1600円出して登ってきたのだが、
低い方の展望台に、ライブイベントのための小さいスペースがあって
毎週日曜に生ライブをやっているらしいのだが(調べた)、
一度行ったきりの地下アイドルで見たような原色蛍光カラーのフリフリドレス、
当然肩は剥き出しで、下の丈も短かった。
俺の乏しい知識で言えば、百合漫画で元アイドルのアシスタントが主人公のオクターヴや、
今敏監督の作品を遡って観て、アイドルがVシネ、おっぱい、更にと墜ちていく姿に
初見はショックで立ち直れなかったパーフェクトブルーみたいな、
そんなレトロでフェミの方がカンカンに怒りそうな男性の消費コンテンツとして
絶滅危惧種感すらあった。
最初の曲がラムちゃんのテーマ曲だったのも加速感の原因だろう。
自分の歳を二倍にする前にやっていたアニメの曲を歌う女の子たちは、それでも客先のステージに立てて、ユーストで全世界に生ライブして嬉しかったのだろうか。
このおっさんの気持ちを知れば、吐きたくなるだろうに…分かってるのだろうか。
幸いだったのがライブの上手で、ずっと振り付けを真似していた幼稚園ぐらいの女の子。
ステージでくるりと回れば、その娘もくるりと回って、その時だけ周りも和らいだ。
その娘を除けば、偶然立ち会わせた俺のようなおっさんか、駆けつけたおっさん。
当然だ、ここは何処だ?
居た堪れなくなって途中で失礼した。
近所の公園でお茶を飲んで、やっと早まっていた鼓動が収まった。
ふと見上げれば鯉のぼりだ。。。死にたくなった。
お前は「正月」という言葉を使うな。「餅入れた汁の日」と呼べ。
お前は「節分」という言葉を使うな。「太巻きと豆の日」と呼べ。
お前は「雛祭り」を祝うな。とりあえず「人形飾って白酒呑む日」と呼べ。
お前は「入学式」とか考えるな。「ハゲの話を聞いて紅白饅頭貰う日」と覚えてろ。
お前は「子どもの日」とか考えるな。「親の見栄で鯉のぼりの日」と言え。粽を食うのは許可してやる。
お前は「梅雨」とか言うな。「雨が多いね」と言え。
お前は「海の日」とか言うな。「夏休み初日」と言え。いや「夏休み」も言うな。
お前は「十五夜」とか言うな。「だんごの日」でも充分過ぎる。
お前は「体育の日」なんて考える必要もない。「運動場で弁当食う日」だ。
お前は「勤労感謝の日」なんて知りもしないだろう。「ニニニのニートにゃ祝日もなんにもない♪」とか歌え。
とにかくお前には文化とかそういうものは贅沢過ぎる。ただ飯食って寝て働いて、一生頭とか使うな。
(追記)
・トラ受けて一部修正