はてなキーワード: 神社庁とは
近所に公園併設の神社がある。公園部分は自治体の条例に記載があったので、公の施設の立ち位置だ。神社は基本無人であり月例祭や大祭、年末年始に神職が派遣されるくらいで大体は地元住民の管理である。
住宅地にある都合上、犬の散歩の定番ルートにもなっていたが、最近になって急に犬を排除する動きをし始めた。
まず、公園と神社は行き来できていたのだが、その境目にロープや鋼管バリケードが設置されて行き来ができなくなった。バリケードには犬の描かれた立入禁止マーク(🚫)付きである。
公園のフェンスにも立入禁止マークが取り付けられ、神社の鳥居の前の車止め的な石には同じく犬立入禁止の看板が置かれた。
それからしばらくして、今度は神社の方には立入禁止マークの隣に「神社の掟」と称して犬の立入禁止の旨が書かれた高札が掲げられた。問い合わせ先として神社の名前が書かれているが、その電話番号は神社本庁である。都道府県神社庁ではない。
公園の入口にも、同様に「神社の掟」として、公園が神社の敷地であることを理由に犬の立入禁止の旨が、そしてやはり問い合わせ先として神社の名前と神社本庁の電話番号が書かれていた。
神道において人以外の動物が穢れとみなされ、立入りを禁じられることがあるのは承知しているが、長年犬の散歩、ないしその飼い主のコミュニケーションと場としてある種地域に開かれていた神社が急に教条的な動きに走ったのには戸惑いを隠せない。マナーの悪い飼い主でもいたのだろうか。
立入禁止にしろ、過剰ともいえる立入禁止マークや高札の設置による圧は、犬を飼っていない私にとってもあまり心地よいものではない。
また、公園の方は神社の敷地といえど自治体の施設である。神社の名前、しかも問い合わせ先は神社本庁で犬の立入禁止を示すのは公の施設としてどうなのだろうか。
趣味つながりの友人?で、元上級公務員の昭和ヒトケタ生まれの男性がいる。
先日趣味の集まりの後でちょっと飲んでたのだが、昨今の一部の公務員や自民の政治家の極右化はバランス感覚がなさすぎて恐いという話になった。
インターネットでささやかれているような極右のバックグラウンドになってる宗教法人の話なども。
オジサマ曰く、ぼくらのような戦前生まれは、たまに「紘」の字が付く名前の人がいるが、自分たちが学び仕事につく時期は戦後民主主義化であったこともあって、
某「紘一」さんなどは、「八紘一宇」から取られた紘一という自分の名を「いやお恥ずかしい名前で」と自己紹介するようなこともあったらしい。
それを昭和ヒトケタの友人は、「まだ客観性やバランス力が残っていた頃」と言っていた。
それが、なぜいつの間にこんなにガツガツと極右化しているのか。
保守層というのは、身も蓋もないいい方をすれば戦前から既に豊かだった人が大半だろうと思うが、
揺らがない豊かさを背景に、鷹揚に、時代の変化を気にせずにいられたのだろう、と。その前提が崩れつつあるのかも、という話が面白かった。
彼らの多くはもうずっと都会者のような顔をして東京で暮らしては居ても地盤は地方であることが多い。
彼らの現在の金と地位の源泉は地方にある。「地元の名士」「郷土の誇り」「名家の末裔」だったりするからだ。
地方が衰退することで、この源泉が揺らぐ。
例えば、彼らの子供や孫が、自分たちの家業(政治や行政、地元企業等)に興味を持ってくれない、という形で「時代の変化」が突然具現化したりする。
もう一つ、目に見えて彼らの危機感を煽るものは、祭りの寄付金らしい。
地元の神社の祭りの寄付金を集めるのが大変だ、大口の寄付を出してくれていた名士や名家が居なくなる、法人化してつながりが薄れる。
当たり前のように、神社(場所によっては寺)などを求心力の中心として行われてきた地元の祭りが、「町おこしのイベント」のようになる。
この流れには問題が隠れていて、要するに地元の神社の後継者や維持管理の問題があるらしい。
ここで出てくるのが神社本庁である。宗教法人神社本庁については、興味があるならググっていただければ何となく雰囲気がわかるかもしれないが、ちょっと怪しい宗教法人という側面がある。
インチキな壺を何百万で善良な呆け老人に売りつけて、という危うさでは全然ないのだが、例えば天理教は胡散臭いと思う人がいるなら、歴史の長さはその辺の明治新宗教と実質大して変わらない。
まぁそれはともかく、明治時代に神社庁という公の役割を持ったという経緯もあって、地方の後継者難の神社は、宗教法人神社本庁にお願いして後継者を探してもらったりすることもあるらしい。
その土地に根を張って仕事をしている人たちにとっては、「神社がすたれる」というのは、割と心に重くのしかかる事実らしく、
その辺りから、バランスを失って極の方に取り込まれていくのでは、というのが、私と趣味友のオジサマが、酒飲み話で適当に出した結論だった。
別の話っぽい、地方衰退と政治・行政組織の右傾化が繋がったのが、酔っ払いどものたわごととはいえちょっと面白かったので、メモ代わりに増田に。
こいつの情報なんざ持ってる奴なんてどこにもいねえよ、ていうかどうせ訊きたいのはこういうのが出てきた理由や背景の事だろ
簡単に書く
死んだ先代の義務は男の跡継ぎを残す事だった、が果たせなかった
そうなりゃ娘の義務は免許持ちの旦那でも婿養子に貰って跡継ぎ面せず妻に徹する事だった、が果たせなかった
娘ってのは役員総代味方に付けときゃ戦えると思ったんだろ、宗教法人法規定上はそれでまあ正しいさ
総代役員会決議で宮司就任を打診するのはいい、それが容れられなきゃ本庁離脱って判断もわかる
だが当の相手が県神社庁長だったから、そもそも提出されたものなんざどれも受理されなかったってわけだ
庁長に宮司として乗り込まれたりかと思えば関係ない暴力沙汰でケガしてみたり挙句の果てに身分剥奪だろ
一定以上の規模の裕福な神社の宮司しかなれないとはいえ、任期で持ち回りにすぎない庁長がここまでできた背景はといえば