はてなキーワード: 特許とは
コナミが要求しているのは(そして要求できるのも)、あくまで「この特許を使ったゲームを配信するのを止めてくださいね」ということ。
どっちも権利範囲内の請求しかできんでしょ。著作権持ってる側は一部の二次創作を拒否できるけど、コナミ側はその特許範囲で他社ゲームのコンテンツ潰しが許されるわけちゃうぞ
それは確かにそうやね。でも「特許における新規性」の概念を理解せず新規性がないと言っていたり(単に似たシステムがあったらアウトだと思ってたり)して、この人はちゃんと理解してキレてるのか怪しい例を昨日からいっぱい見てるので、「そのキレ方は体力の無駄やで」とこちらが言うのも大事。
パワプロのパクリとして訴訟されたならそうだねで終わっただろうよ
でも、パワプロの特許は既に切れていて、別のサポカシステムが問題になっているから、
こんなもんに新規性ないじゃんふざけんなってなってるのよ
法外な利用料とやらを揶揄しただけ
→法外っていうなら代替手段を用意できない自分の無能を恨めよ。できないならそれ正当な権利の主張じゃないんか?
って言いたいだけなんだけど
「○○ゲームの○○部分のフォロアーってあんなに面白いのになんで出てこないんだろ作ったるわ」でメインギミックでフリゲで作ったら特許範囲だった(回避しようとすると面白味がなくなる)みたいなのは時々ある
ゲーム業界ではないけど、とあるメーカーの知財部で出願・権利化業務を担当している。
ちょうど1年前のゆっくり商標の時と同じように、昨日からずっと増田やTwitterの流れを見てきていろいろと面白い気づきもあったけど、
「特許を取って自社の有利になるように権利行使する」という、知財機能があるメーカーだったら通常どこでもやってるようなこと(むしろ知財対応としては褒めるべき内容)なのに、
コナミがやってるからってだけで過剰に叩かれてるのがモヤモヤする。
もちろん自分もオタクなので、自分が好きなコンテンツがサ終になるかもしれないとなったら冷静でいられなくなるのは分かるけどさ。
一回冷静になって自分の主張を見つめ直してみるといいと思う。
逆に、自分の会社が自社製品で考えたウリにできるような特徴を特許出願して、真似してきた他社に止めてもらおうとしたら、
「権利行使は悪!」「使わせてあげるぐらいいいやろ!」とかSNSやネットで炎上する状況を考えたら、めちゃくちゃ不条理な事を言ってるって分かるやん?
(会社がメーカーじゃなかったりモノづくりするような機能がないところの場合は、自社サービスで想像してもらったらいいと思う)
仮に控訴審も入れると決着まで数年かかる話になるだろうし、両社で協議して落としどころを見つけて和解に至るケースも多いからウマ娘が遊べなくなる事はないだろうし、
(コナミも相当企業イメージが悪くなるのを分かってると思うから、その方向には行かないはず)
仮に踏んでたとしても突っ張るか、お金を払って解決するか、回避するような設計にするかはある意味でサイゲにボールがある状態なので、一回落ち着こうぜ。
あと、特許訴訟の風評リスクって、一般的には訴えられた側が気にするべきものだけど(「訴えられたということは悪いことをしたんだろう」という印象を持たれがち)、
今回みたいに訴えた側が風評リスクを食らうケースがあるというのは個人的に発見だった。
P.S. 水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」も特許や商標を取り扱う知財部が舞台になったドラマだから、みんな見てな。
P.S. あと「業界の発展を」といって他社侵害をスルーする任天堂の対応と比較するコメントよく見るけど、
あれは任天堂ぐらい企業体力やブランド力(=他で戦える力)がないと無理だから、任天堂じゃない会社にそれを求めるのは酷やで
批判派は「コナミは大した独自性のない技術を特許関係の法を悪用して独占しようとしている」という前提で叩いているので、法的に正当な権利行使かどうかより、この前提の方に反論しないと響かないと思う。
確かにな。
前提として、新しいか/大したことあるかないか(=新規性・進歩性があるか)が2013年の出願時に判断されるものだということと、
その時点で認められていれば、出願から20年までは権利が保護される制度になってるんだ、ということを認識せず叩いてる人がいるのが気になるね
(だから2023年の視点から、2013年に出願された技術を「大したことない」と評価できるんだな。本当に新規性ないっていう人は2013年での実例を持ってきてほしい)
制度を知った上で「コナミ気に入らない」で叩くんだったら本当に嫌いなんだろうから俺は知らん。
知財関係の知識があるオタクなのに、コナミがそっち方面でオタクに蛇蝎の如く嫌われてる現状が目に入ってなかったの? どんなアンテナの張り方してたらそんな認知になるん?
制度をよく知らずイメージで怒ってるとか、頭に血が上って冷静な判断ができてないとかだったら、と思って書いた文章だったけど、
上記の通り、特許制度の意義を知った上で「コナミ嫌い・気に入らない」で叩くんだったら俺は知らんという話。
特許出願された多くの技術は20年で陳腐化していくし、維持する年金もだんだん上がっていくので
ある程度で捨てるのが一般的だけど、20年丸々維持されるものもそれなりにあったりする。
今となっては技術自体のすごさ、先進性が大したことなくても「それを押さえ続ける事で困る相手がいる」のであれば、お金を払ってでも維持されるのが特許。
困る人には無効審判などの手続で争えばつぶせる道もちゃんと用意されてはいる(難しいけどな)
「訴えた側が風評リスクを食らうケースがあるというのは個人的に発見だった」 本当に知財屋さんなら、ユニシスがGIF(LZW)特許のサブマリン的なライセンス要求で大いに嫌われたりとか知らないはずはなさそうだが
そっち方面の分野の特許はあまり詳しくないので(実務は化学系なので)勉強になったわ。
でもユニシスの進め方に問題があった話だから、今回の話(進め方は問題ないが直接関係ない部分で嫌われていた)とは少し違わない?
別に特許の仕組みが完全完ぺきで人類の発展にすべての面で貢献してるというつもりはないからまあそういう側面もあるだろう
でも正直そんなのめをつむっても余りあるメリットの方が多いと思うが
ガチの特許ゴロがでてくるほうが面倒だからとりあえず抑えるけど言ってもらえれば別に使っていいよってスタンス多い
ぶっちゃけゲーム関連は無断利用せずに一般的な金銭契約結べばわりと安価だったり
知ってる中だと年間1円ってのもあった