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2024-08-10

野球好きもあんま知らないトリビアちょっと披露させてくれ

野茂英雄大阪府成城工業(平凡な無名校)時代にはもうすでに高卒ドラフト候補にはCランクながら名前が挙がっていた


小笠原道大高校通算0本塁打ながら恩師のコネNTT関東野球部入社できたのは本当だけど、暁星国際高校時代にはすでに高卒ドラフト候補にはCランクながら名前が挙がっていた

ヤクルト青木宣親東京六大学通算0本塁打(ちなみに投手江本孟紀でも六大学通算7本塁打)

高卒入団即16勝で新人王を獲得した怪物松坂大輔は、実はオープン戦ではボロっカス本来なら開幕一軍先発ローテ入りなどありえないような成績だった(防御率6点台)

・大昔からあるトップ公立進学校が突然野球で旋風を起こすとき(例えば、数十年ぶりの甲子園出場とか、夏県予選決勝進出とか)は、事実上スポーツ推薦を活用した強豪私学並みの強化をほぼ間違いなく行っている

・「長嶋茂雄巨人入団まで、東京六大学野球こそが野球において花形プロ野球より格上だった」というのは大体合ってるが、

その遥か以前から野球レベル自体職業野球のほうが別次元に高く、また給料も当時の財閥大会社部長あたりより良かった


1970年代くらいまでは猛練習中に野球部員がグラウンドで倒れてそのまま死亡する事故がよくあった(問題にはならずむしろ美談になった)

90年代プロ野球MLBとで規模や年俸水準があまり変わらなかった(まもなく大きく差が開いて今や追いつけないほど彼方へ)


大阪桐蔭仙台育英東海大相模のような甲子園優勝校より東京六大学のほうが圧倒的に強い(東大野球部でもいい勝負かも)


筑波や鹿屋体育大に限らず、野球で入れる国公立大学は実はたくさんある

統計的ストレートは角度がついていないほうが空振りを取りやすい(一応強調しておくと"ついているほうが"ではない)

2023-08-24

何がどうなっても日本永遠に野球の国なんだなあ

2023年野球視聴率

WBC決勝48.7

WBC決勝再放送22.2

WBC壮行試合20.2

甲子園決勝 慶応-仙台育英20.0

WBC特番15.8

—————————-

サッカーワールドカップ高視聴率14.8




ネットなき時代電通の思う壷で実を結んだあのとてつもないJリーグ人気

ネットコンテンツしょぼき時代電通の思う壷で60%の視聴率を記録した日韓W杯


これら2つの大大大成功があったのにも関わらず、野球は相変わらずこの国で超長期的な人気コンテンツとして君臨していて、サッカーのほうはもはや見る影がない

Bリーグも現状、フジ女子バレー以下のコンテンツに留まりそう



マジでなんでここまで野球の国なんだ?

大正時代からずーっと野球人気らしいじゃないか

まず108年前に今の甲子園が初開催されて(厳密に言うと当時はまだ甲子園球場でも高等学校でもないのだが)たった2~3年後にはもう全国民熱狂するオバケコンテンツになっていたという

当然とっくに存在していた東京六大学野球の人気は言わずもがな


他のスポーツと決定的に違う要素が全く思い浮かばないんだが

ていうか野球以外のスポーツコンテンツ大人気のまま続いてるのなさすぎじゃね?

戦後に限ればメディア企業の思惑や努力通りに絶対的コンテンツとして定着し続けたのってプロ野球箱根駅伝の2つしかないやん


それまで

「なんか毎年正月三が日にテレビ東京でなんか録画のやつやってるね」

程度の認識しかなく、陸上やらない人にとっては超空気イベントしかなかった箱根駅伝があそこまで化けたのも謎

日テレ放送権手に入れて往路復路の生中継開始したのなんて昭和平成元号変わるかどうかくらいになってやっとだし(ちなみに、日テレの初回放送の貴重映像YouTubeにあるけど今みたいなシリアスさがマジで皆無。

大学生国道をずーっと走って最後箱根の山なんか登って走ってくんですよ~、おもしろいでしょ!?」くらいの見せ方してた)、

しかもあれは最初から現在まで関東地方大学以外は記念大会で呼ばれでもしない限りどれだけ凄いチームでも出場できないというローカルコンテンツしかない

2017-05-25

充実した学生時代を送った

学生時代東京六大学野球応援にかなりの頻度で行っていた。当時サークルなどには属しておらず、友達もあまりいなかったので、いわば野球場自分がひとりでやっているサークル活動みたいなものだった。野球応援目的としたサークル存在していたようで、そういうノリの人たちも野球場応援席いたが、引っ込み思案である僕は彼等に声をかけることはしなかった。それは必要ないことであった。試合が始まってしまえば、彼等も一緒に応援している同志なのだからだ。

応援部の人に倣って校歌や何種類もある応援歌を覚えた。応援の仕方も覚えた。大きな声を出していると気持ちがよかった。点が入ると、周りの人と肩を組んで応援歌を歌い、盛り上った。

そして、試合が終るとひとり帰路につく。これだけでも充実した学生生活だった。

2015-03-16

電通かい会社が何の仕事をやってるのか調べてみた

2020年東京オリンピック専任代理店として決定している電通、よく名前は聞くけど結局何やってる会社なのかわからなかったので調べてみた。

1 JR東海そうだ 京都、行こう。」

2 サントリー「角ハイボールがお好きでしょ。」

3 講談社進撃の巨人展」

4 ボクシング村田諒太プロジェクト

5 虎ノ門ヒルズ開業キャンペーン「ぼくトラのもん

6 東京新聞東京こども新聞

7 MLBワールド・ベースボール・クラシック

8 クリープハイプ「30オトコに、テーマソングを。」

9 サークル向けアプリサークルアップ」

10 雑誌東北食べる通信」創刊

11 ポッカサッポロふるさとナゴヤとともに。」

12 au「カケホとデジラ

13 かんぽ生命人生は、夢だらけ!」

14 北日本新聞富山もようプロジェクト

15 新スーツブランドNEXT BLUE

16 nepia「鼻セレブ

17 ユニフルーティージャパンバナナート」

18 JR東日本「行くぜ、東北。」

19 ミスドポン・デ・ライオン

20 FIFAクラブワールドカップbyTOYOTA」

21 富士山会議いつまでも富士山世界遺産にするプロジェクト

22 ギフトショップ「HOTEL JAPAN

23 ラクスル「仕組みを変えれば、世界もっとよくなる。」

24 ギャツビー「ヘアジャム」

25 ラクティ六本木六本木ハロウィン

26 葵鐘会「MOTHER BOOK

27 大塚製薬「POCARI MUSIC PLAYER」

28 トヨタ自動車「MIRAI」

29 六大学野球東京六大学野球応援プロジェクト

30 日本生命MAKE HAPPYNING」

31 総合格闘技UFC JAPAN

32 森永製菓おかし自由研究

33 将棋電王戦電王手くん

34 au loves ジブリ風立ちぬ

35 フリー素材アイドルMIKA☆RIKA」

36 きのこ新生活菌活ムーブメント

37 JR東日本Suica

38 JAXAはやぶさ2応援キャンペーン

http://www.dentsu.co.jp/recruit/2016/works/

WBCクラブワールドカップ電通運営に関わっていたとは恐れいるなぁ

2014-05-05

今更、「屈辱する」という言葉について。

いつだったか、「屈辱する」という言葉が奇妙だという話がどこかしこで話題となったが、「陵辱する」というあたりは割と一部で市民権を得ているあたりを鑑みると、いずれ屈辱するという言葉も普及するのではないかな、と思っている。

はいえ、陵辱するという言葉自体日常的に使われている言葉ではないから、そういう言葉を使う層と屈辱するという言葉を使う層がかぶっているという可能性もあるのかな、と。

なんでそんな何ヶ月も前の話題を今持ちだしたかって言うと、

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1055158

早大勝ち点東大は72連敗―東京六大学野球時事通信社 配信)

この記事で、

3日にワースト記録を更新した東大は72連敗。明大法大に5―3で雪辱し、3回戦に持ち込んだ。

このように書いてあったから。

2009-09-19

投手力」を上げるしかなかったチームについて

http://anond.hatelabo.jp/20090918220903

自分ブログに書こうかと思ったんだけど、あまりにも球団内面に触れることで、恥ずかしいのでこちらに書きます。全体的に「投手力必要ないじゃん」とか「投手力はファンを集めるためのものorセリーグ同士のランク付け」という論調が多くて「投手力の高いチーム」、いわゆる投手王国(笑)的なものの存在が軽視されてる気がしたので。

うちは敬遠もするし、炎上もするし、夏の甲子園東京六大学野球や「週刊ベースボール」のチェックもそれなりにします。番長もいるし、常勝ではないけれど、おそらく外見上はそれほど弱小球団に見えないでしょう。

だけど、内面は立派に投手力の低いチームで、十分Bクラスです。

どうして投手を補強することを決めたかというと、自チームの戦力にものすごいコンプレックスがあったから。とくに、開幕当初は巨人を見るのも嫌だった。周りのチームは強くてたくましくて人気なのに、うちは開幕6連敗したから、よくシーレックスに間違えられた。「勝てない」ということは、あたりまえだけど「監督が悪い」とか「暗黒時代」と同レベルの単純なルサンチマンを生みます。そして、単純だからこそ根深い。わたしは勝てないチームが嫌いでしかたなかった。四国・九州アイランドリーグならAクラス入りもできるし、「勝てなくてもいさせてもらえる」ことを知ることもあるかもしれない。だけど、セリーグという狭い世界のなかでは、勝てないチームをどうしたって認めてもらうことができなかった。

だから、「勝てるように」なろうとした。単純な理屈です。

FA外国人トレードで、どんなチームもそれなりに戦えるようになるのはご存知の通り。たしかに「やっと3連勝した」と言われたこともあったし、パリーグのチームにやさしくされたりもした。

だけど、どんなに取り繕ったところで、もとから「勝てる」チームには勝てるはずもないんです。だって、彼らはもう育成がうまい。強くなるという事象を当たり前のようにして育ってきているから、それを疑うことも、悩むこともない。投手力はファンに認められるため? 相手チームに認められるため? なんて議論が無駄に思えるくらい、手足のようにピッチングスタッフを扱える、そこに不自然を感じないチームはあるのです。つまり、うちはどこまでいっても「強く」なれなかった。

そして、「順調な左肩上がり」と言われるようになった代わりに、ファンの人から逆の意味呪詛を吐かれることもありました。

「ハマのファンヒーター」とか「レフトが神隠しにあった」「ベイス★ボール」ということが全部ネット受けを狙ってる、とか、ネタだと受け取る人。もしかしたら番長の運が悪かったのかもしれないけど。でも、そういうファンの人が少なからずいました(それなりに高レベルの試合だったからかも)。どうせ琢朗を放出するんでしょ、みたいな。要するに若返り(笑)なんでしょ、とか、改革なんでしょ、みたいな。

もちろん、ある程度仲良くなってチーム事情を知ってもらえれば、そういうことを言う人はいなくなる。だけど、今季初対戦でそう決めつけられることは、やっぱり苦痛でした。村田が好き(村田修一とか)って言っても、え、村田真一?みたいな。そういう些細なことでも、何度か積み重なると嫌気がさすものです。わたしは普通に、対等に、試合がしたかった。でも、そういうタイプのチームの人が対戦相手と認めるのは「隙のないチーム」で、うちではない。たとえそこからオバQ采配によって修正されても、第一印象で不利になることは変わらない。

じゃあ、どうすればよかったんだろう、って思います。投手力をつけることなんて目指さなきゃよかったのか? スタメンだけでサードジョンソン(笑)って馬鹿にされるくらいなら、と。

わたしは、投手力が低い=試合を壊さないことだとは思いません。もちろんそういうチームもあるんだろうけど、うちのようなチームから見れば、壊さないチームはそれだけクオリティスタートに自信がある、強いチームにみえてしまう(こういう常勝軍団の心理が本当にわからないので、よければAクラスの人教えてください)。うちは弱いから休養させてるだけなのに、監督を代えただけで「投手力の高い、強いチーム」だと思われる。どういうことなんだろう、って。

今はもう、そんなふうにリーグ戦勝敗だけでチーム状況を判断するフロントは相手にしないことに決めたのでいいんですが、しこりとしては心に残っています。

でも、やっぱりフロントには言いたい。

「成績だけで監督を判断しないでください」

あなたたちが「名将に限る」とかいう言葉で、暗に育成目的選手を使うやる大矢を批判するように、わたしもそういうフロントを批判します。そして、成績で監督を判断しているのはいわゆるナベツネだとか、TBSだけじゃない。万年Bクラス草野男子を自認・自称する人も、逆の意味でたくさんベイスを傷つけているんだということを、わかってほしい。「補強に成功しているチームを支持する」ことを、「補強に失敗しているチームを批判する」ことに結びつけないでほしいと、思います。スターティングメンバーが派手でも、内面はあなたたちと同じように繊細で内向的なチームって、思ってるよりたくさんいると思うんだ。

そして「左投手を補強しないフロントのお偉方」たち。「そんな投手なんて恥ずかしくて出せない」、「スカウトはめんどうだからしない」なんて言葉で、あなたたちも人を傷つけていることがあるんです。だって、世の中には本気で、先発しないと打力を発揮できない(吉見的な意味で)人がいるのだから。補強をしなくても、トレードしなくてもそのままでいられるのなら、それだけで恵まれていることもあるんだよ、とわたしは思います。

「先発投手を間違えた時の気持ちも考えろ」って言ってるわけじゃありません。でも、こういうチームもある、しかもそう少ない数ではないということを、せめて知ってほしかった。このホームランがどれだけの人に届くかわからないけど、なるべくたくさんの人に捕球してもらえたら、とてもうれしいです。

 
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