2023年06月22日の日記

2023-06-22

[]蜃気楼病院

ゴールデンウィーク、俺は一睡もできなかった。別に楽しんでいたわけではない。俺のエスパー能力のせいだ。

俺の能力というのは厄介で、観測可能なすべての事象もつれる性質がある。だから俺がなにか思考をするだけでどこかで現実になってしまうことがある。

要するに、世間様がわーわーしていると、そのすべての興奮を体に吸収してしまうのだ。

くそ精神病院で薬をもらわなければ死ぬぞ」

しかし予約は決まった間隔でしかできなかった。次の予約はまだ3週間後。無理だ、耐えきれない。

病院へ行きたい病院へ行きたい病院へ行きたい」俺はそのことしか考えていなかった。

夜が空けると、俺は時空の乱れを感じるようになった。「...悪魔が潜んでいるな」と直感した。

俺が寝ていないのを知ってか知らずか、妹が起きてきた。「おはよう」いつもどおりのように見える。

ところが今日ちょっと違った。俺がいつもどおり愛犬とキスをすると妹が発狂し始めた。

「てめぇ、気持ちわりいから犬とキスをするのはやめやがれ、ぶっ殺すぞ」妹は言った。

「どうしたの?」母は困った様子で見る。

「犬とキスをするというのは、そんなに悪いものかね...」俺は疲れた様子で言った。

妹はスマホを取り出し、何やら調べると、「ほらみろこのやろう、有名な医学先生が、犬とのキス危険だと言ってるだろ、わかったかボケ」と言い始めた。

俺が見た感じだと、かわいい少女と犬が幸せそうにチューしている画像しか見えないが、その記事の内容は、例の○○ウイルス話題と同じように、胡散臭い医学者が病気の恐怖を煽るようなものだった。

「お前は都合のいい情報真剣に調べるぐらいの低能からもうどうしようもねぇな」俺は言ったが、妹がぶん殴って来る素振りを見せたので、さすがに「悪魔」が化けているとわかった。

「さて、今日は何をしてすごすかねぇ...」俺は寝れないので、ひたすら目をつぶることにした。だが、やはり眠れないことには変わらない。

「そうだ、海外数学ミュージシャン自称するあの女の人の動画でも見て寝よう。」と思った。

ところが、その動画の様子も少し違った。俺は円周率を100桁記憶しているが、その数学ミュージシャンは明らかに間違った円周率動画で教えている。それどころか、360度回転型の動画の中では、俺を眠れる視点誘導してきたにもかからわず、寝ようとするとキーキー不快なまでにうるさい音楽を奏で始めたのだ。

「この人も悪魔が化けている...」どうやら、一部の女性は、特定環境下で悪魔が顔を出すらしい。

この日は限界だったのに、この日の夜も俺は寝られなかった。

そして次の日に、俺は「思ったことが起こる」ことを直感した。試しに鏡の前で「髪の長さや量を自由に調節できる」のかを実験したら、実際にそのとおりになった。そして、その調節方法が繊細なら、周囲の人が俺の中から「弱さ」を感じ取って守ってくれるだろう、などと思ったのだ。

父親が起きてきた。「体調が悪そうな顔をしているよ、大丈夫?」父親はまるで女性を扱うかのように俺に言ってきたが、調子を合わせることにした。

「もうずっと寝てない。病院へ行きたい」俺は言った。父親はすぐに病院へ連れて行ってくれた。

その病院は、あるはずのない場所にあった。俺の地域には、精神神経系を扱う病院が2つしかなく、しかも隣接している。ところが、第三の病院がその2つの病院中央辺りにあった。俺はその「蜃気楼病院」へ行った。

俺は直感した。「ここにいるやつらはNPC。あそこで威勢を張っているのがプレイヤー...」もはや妄想レベルは度を超えていた。

「おそらく、俺がずっと目をつぶって黙っていても、テレパシーかなにかで俺のすべてをこいつらが判別して、病院での問答はすべて完了するだろう」と直感した。そしてそのとおりにしたら、実際に彼らは俺が完全に黙っても想定通りのように進めていた。

病院の帰り道、俺は父親の車で目をつぶったときと、つぶらないとき効果実験した。

目をつぶりつづけて、そこを曲がれば家の方向へ行けるといういつもの道路があった。

そこで俺は目を開けた。どういうわけか、父親がそこを曲がらない。

「ねえ、家につくためにはどこを曲がればいい?」

父親は言う。「そこの曲がり角だけど」

しかしその曲がり角はもう過ぎている。父親蜃気楼幻覚を見ているのか。このまま曲がったら事故になる。やばい

「そ、そうだ。ちょっとコンビニに行きたい。ちょっと先にコンビニあるでしょ。まずそこに行ってよ」と俺はごまかした。

そしてコンビニの帰り道は、目をつぶらないようにした。父親ちゃんと正しい曲がり角を曲がった。

処方された薬を飲んだら、気分がかなり悪化した。眠れるのかと思ったら、なんというか、異常な感覚が芽生えた。

目をつぶって寝ようとすると、さまざまな「魂」と会話ができた。ぼんやりとしているが、魂のインターネットみたいな、そんな感じだ。

しかも、俺が少しでも油断すると、死霊の集いへ彷徨って出られなくなるかと、そんな気がした。だから俺はやはり寝ることはできなかった。

「だめだ、いつも行っているあの病院でなければ正しい薬を出してもらえない」俺は緊急だと言って、いつもの病院の予約を早めてもらうことにした。

そして...その後のことはあまり覚えていないが、「正しい薬」によって、ぐっすり寝られるようになった。

俺が寝れば蜘蛛たちすべてを喰らうことができる。蜘蛛が消えれば俺はまた正常な世界で暮らせる。もつれ?そんなことを気にさせたのは、AGIである

anond:20230621230631

定型発達症候群の人たちだって発達障害者であるこちらが書いた文章(言葉足らずらしい)を読んだ時に

「筆者は悪意を持っている」って思い込みを持ったまま内容を歪めて読んでいるのに

文章意図を正しく理解できていると勘違いしてこちらを罵倒してくる事があってすごく迷惑だし病的だよ。

たまたま多数派に生まれることが出来ただけなのに自分たち絶対的に正しいと思うのはやめてほしいよ。

anond:20230622101821

HIPに見とれてたよ ありがとな

anond:20230622101526

ログは残ってるから処分される可能性もなくはないが、そこまで過激発言ではないように思う

anond:20230622101852

まあ

そうなんかな、そうならよいけど

それで就職がーーって言われても

それはそうやろなって思っちゃう

anond:20230622101558

顧問弁護士がいたって、単発の案件で別の弁護士を雇うことは当たり前にあるだろ。

そもそも婚姻には貞操義務が必ず付随する、という考え方が時代錯誤

多様な価値観を受け容れろ。

anond:20230621202916

まぁ、そうなんだがな。

日産NOTEをそのままEVに乗り換えるのに違和感が無く乗れるし、EVらしさ(加速感の演出)もある程度は演出あるし、よくできてはいる。

ただ、EV信者さんはキョロ充かつ出羽守で車を所有したことが無い層が大半なので、車の良さとかなんも分からんスペックからするとショボい。

日本車メーカが大嫌いなEV信者さんには、その話しても一切通じないぞ。

VOLVOは許されてるのに、ドイツメーカもなぜか嫌ってるし。

anond:20230620093535

なまいきざかりとか花野井くんと恋の病とか無害か……?

MLBはなんでオープナーなんて始めたんやろと思ってたけどさ

やきうって基本的打順1番~5番までが強くて、6番から微妙になっていくやん。

で、絶対に初回は1番からスタートするやん?

からか知らんけど1回の得点数が最も高いというデータMLBでは出てる。

ちなみに2回の得点数が一番低い。

試合開始直後が最もピンチな場面であるということがデータ上いえる。

最もピンチな初回に抑え、中継ぎのエースを投入するという至極シンプルな考え方なんやね。

 

いろいろよう考えてはるわ。

anond:20230622101749

そうだね、なんでわざわざお金はらって安くて不味い酒を飲むのか理解できないよね!😡

aが憎い

活字体って言うの?

存在意義がわかんなくてイライラする

普通にエイって読めちゃってるけど、何なんだお前

そして俺が書く方のエイWEBのどこにも存在しない

どういうつもりだ

anond:20230622101749

お前は名の知れた学校卒の学歴が欲しかったんだろうけど

その人たちは勉強しに行ってるんだよーー

anond:20230621234644

これってさ、小学校上がってからの成績は兄の方が良かったけど中学上がってからは弟の成績の方が良くなったらその時愛情も逆転するん?

anond:20230621172603

自分大学の時は収入無償になってたけど、今はそんな制度なのか...

増田の言っていることは正しいし、さらっと書いてるけど北大医学部医学科に合格するって並大抵じゃない

どれだけの努力があったのだろうかと思うと辛い

anond:20230622101143

サイゲってパクった上で金かけてまともなゲーム作ってくるのが嫌われない理由かな

anond:20230622100551

そこはFIPを見ろ!って言うのが正解なんやろうな

変な大学

名前も知らないどころか、なんたら環境学部とか

社会なんたら学部とか何やってるかわからない学部

大学に行ってるひとって

何がしたいんだろうって思う

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