はてなキーワード: 氷河期とは
ワイは30代やけど上の世代が文字どおり「死ぬ」ほど苦労してるのを見てきたで。
氷河期世代ってのはつまり団塊ジュニアなんで数だけは多いんや。
それやのにバブル崩壊が直撃して有効求人倍率は0.5やってんで。
240万人が120万件の求人を奪い合ってたんや。
大卒ですら求人倍率が1を切っとったって言うんやからエグすぎるわ。
ガチのマジで「新卒全員を無理やり全ての求人に振り分けても就職できない奴がいる」時代やったんや。
しかも、当たり前やけど団塊ジュニアの親は、あの「団塊世代」なんや。
誰でも就職できるのが当たり前。誰でも結婚できるのが当たり前。
無理して働けばそのぶん成果が返ってくるっちゅうことを体験してきた人たちや。
でも氷河期世代は違う。
話が噛み合うわけないやろ。地獄やで。
あの時代に生きてた人らは非正規KKOと自己責任おじさんに二極化してもうた。
無理してブラック企業に入って心を壊して非正規で細々と暮らすオッサンと、
生存競争を勝ち残って「弱者は死ね」と言い放つようになったオッサンや。
前者が結婚なんかできるわけないわな。
ほんまに氷河期世代はかわいそうやと思う。
ニートの俺もネルソン・マンデラの映画とやなせたかしのドキュメンタリー観て泣いて、よっしゃ人生ここからだって立ち上がったけどYouTubeで医学部再受験の難しさ、司法試験予備試験の難しさで心折れかけて、そのあと国家公務員の氷河期枠の勉強調べようと思ったけど倍率の高さや実際には救済する必要のないバリバリ社会人ばっか採用されてるって知って心折れて、そのあと漫画の描き方の勉強法とか原稿料や印税のこと調べてたら気がついたらYouTubeと増田だった
別に選んで派遣をやっているのではなく、正社員で働くことを求められてこなかっただけだよ。
今の40代、就職氷河期真っ只中の、さらに男女雇用機会均等法が努力義務からようやくまともに機能し始めた世代だ。総合職と一般職なんて区分はそろそろ無くさないとなあ、という流れはありつつも、企業もまだ戸惑っていた。上の世代では初めての女性総合職、なんて言われてた。
そこに女子の総合職枠は少なく、当たり前のように男子に内定を出した後から、補助的に採用していた企業も少なくなかった。
さらに総合職は面接で、子供産むつもり?育休なんて取らないよね?って念押しされる。
なかなか男子でも就職が決まらない中で、ようやく会社を見つければ、女子だけお茶汲み雑用。そして女子の方が給料が安いし出世もしない。
就職できなかった同級生も男女ともに多い。そんな人たちはずっと派遣社員やアルバイト。
ずっと氷河期だから後輩も少なく、雑用ばかりやらされて、30歳になるかどうかでリーマンショックだ。あちこちでリストラだ。ここで派遣にシフトした友達も少なくない。
もうそうなると、正社員というルートは無理だ。満身創痍の当時の日本企業に、30代女子を取る体力などなかった。それがずーっと続いている感じがする。
30代後半になると、急に仕事と家庭の両立、育休取るべき!みたいな空気になってきた。
それ自体は良かったね、と思ってる。
今40代後半で、正社員をしている友達はごく僅か。結婚して仕事と家庭と両立、なんて人は、身の回りの同世代女子にはいない。
それでもどうにか、やりくりしながら一人で生きていこうと派遣でも頑張っている人もたくさんいるよ。
「ツイッター凍結(センシティブ)されたことが売りの女子高生グラビアアイドル」ってその時点で児童ポルノと同義語にしか思えないのだが。
「forced to work」は「forced labour」とは違うみたいな池沼基準があらゆるところで堂々とまかり通るヘルジャップ。
増田の言い分は分からんでもないが、人類はずっとそういう危機と向き合ってきた。
一番の危機は10万年前だかのヤベェ氷河期らしいけど、それでも滅びなかったんだよね。
しぶといというか、ゴキブリ並みにうじゃうじゃ居るんだよ、世界に。
だから10億くらい死ぬとか、10万しか生き残らないとか、そういうレベルの破局が起きてもたぶん大丈夫。
楽天的すぎるのもアレだけど、悲観的すぎるのもアレ。どうせ死ぬ。
群れになると大いなる驚異でも、一匹一匹は大したことのないゴミ、という自覚は持てばいいのに。