はてなキーワード: 「楽」とは
喜び=幸福、と考えると混乱する。
悲しみ=不幸、でもないと思う。
欲望が満たされる=喜び、ではある。でも欲望が満たされる喜び=幸福ではない。
幸福とは、人生の充実感や満足度が高い事ではないか、と思っている。
人は幸福を目指すべきで、「喜びの感情をより多く感じる状態」を目指すのは、手段ではあるかもしれないけど、目的ではない。(でもそれを望む事は人生のモチベーションにはなる)
人生の充実感や満足度が高くなるには、「喜怒哀楽」のバランスが取れる事が必要だと思う。ただし、バランスは人それぞれ。成長過程で変わる可能性もありそう。
精神が未成熟であるうちは「喜怒哀楽」の質は低くても問題なく、「欲望を満たす喜び」を「喜」として受け入れやすい。「友人と喧嘩した」が「怒、哀」、友達と遊んで「楽」。
子供の頃は「幸福」と感じるための「喜怒哀楽」の量が、日常の中でも簡単に受け取れるが、成長するにつれそれが難しくなり、難易度が増していくのではないか。
「欲望を満たす喜び」が「喜」の必要量を上げる効果をなくしていき、もう少し質の高い「喜」が必要になってくる。そうなると「人の役に立つ」「できる事が増える」事などで「喜」を満たすことが必要になり、難易度も上がっていくが、バランスよく喜怒哀楽が揃えば質の高い「幸福」が得られる。
つまり、欲望を満たすだけで得られる「喜」は、スライムの経験値程度だと考えれば、いつまでもそれでレベル上げができるわけでもないし、戦闘の質も上がらない、という説明ができる。
[いい]の子たちは「楽」な研究室に所属していたか、要領よく研究室生活を送っていた。
「楽」を自ら選ぶのは良いことではないかもしれない。しかし世の中には「楽」の選択権すらない人も沢山。
仕事自体は出来なくても同僚や上司と良好な関係を築き仕事もスムーズに進む。
締め切りを意識して頑張れる子。
多少要領や計画性がないかもしれないが、まぁなんだかんだ自分自身の能力でどうにかしてきた部類。
仕事の計画が立てられない。計画を立てても計画通りに進まず、調整もしない。
プライドが高く人に頼れず、進捗を聞いても「大丈夫です!」と平気な顔をして言う。
締め切り直前になって「絶対今日中に終わらせます!」と言って平気で残業する。
しかも終わらない。
最終的に「今週毎日24時まで仕事っすよ、プライベートが笑」とか言う。
如何にして「短時間」で「低コスト」で仕事をこなせるかが重要ということを認識できない。
・お金がかかる
お互い社会人で同い年だが、食事に行けば支払い、ドライブになれば車を出し、テーマパークや博物館の入園料等も支払う。
ほぼ毎週お出掛けして、かつウィークデーも仕事が終わった後時々食事に行くことがあるので、それなりの出費になる。
それに食事と言ったってファーストフードや牛丼屋に行くわけじゃない。週末毎に2~3万ぐらいは使ってる感じ。
あとで彼女がお金を渡してくれることもあるのだが、負担割合はおそらく7:3ぐらいかな。正確に計算したわけじゃないけど。
休みの日は大体一緒に外出するので自分の趣味にかけられる時間が当然減る。
あと、一人暮らしなので週末まとめてやってた家事の時間なんかも。
・精神をすり減らす
喪男なので別れてしまった場合、次のチャンスがあるのかどうかなんてわからない。っていうかおそらくその望みは薄い。
となれば相手の機嫌を少しでも損ねない様それはもう必死。
相手に常に気を使い、自分の行きたいところ、見たいところ、食べたいものを我慢して相手の希望に合わせる。
とまぁこんな感じか。
なんかネガティブなことばかり羅列してしまったが、楽しいことも同じぐらいあった。
彼女のおかげで自分がこれまで全く興味無くて行かなかったようなところにも行ったし、おしゃれなレストランなんかも初めて入ったりしたし。
ただ、あくまで「同じぐらい」であって同等ぐらいに色々消耗してるのでトータルでみればプラマイゼロっていう気がする。
ともかく所詮喪男であるところの私が、彼女との関係を維持しようと思えばこれぐらいの「努力」やって当然なレベルなのだろう。
イケメンや金持ちならば、望まなくとも勝手に向こうから寄ってくるのだから。
ただ、今までのことは全くもって後悔はしていない。
たとえ今後別れたとしてもいい経験ができたと思うので。
やっぱり知識として知っている事と、実際に経験して感じることでは差があると思う。
とりあえずこんな具合です。
俺のどうでもいい回顧録なので、特に読んで役に立つ文章でもないし、
何も得るものはない。予めご了承ください。
笑い飛ばすのがいいかと。
ポテトだとか唐揚げだとかカレーだとかそういう感じのものを運ぶものだ。
当時、俺は大好きな野球で、しかも小学生の時大ファンだった球団の本拠地の球場で、
更に、男子校出身で自分が最も期待していたのは……「女性」であった。ちなみに自分は童貞だった。(当時)
バイト先で出会った同い年ぐらいの女性と、付き合う…そういうことを期待していた。
いざ、バイト初日。社員のおばさんに連れられて持ち場に行くと……。
あれ、男しかいない。あれ?女の子は?俺の青春バイトライフは?
タイムカードを確認すると、全員男だった。
ここで自分は少しやる気が落ちた。
だが、ここでバイトを続けていればそのうち女性も来るだろう。その時に、自分が教える立場になっていれば……。
男だらけでむさ苦しい持ち場と対称的に、ビールの売り子の女の子の背中のビールサーバを充填したり、
汗を拭いてあげたりしてキャッキャウフフしている人たちに理不尽な憎悪を向けながらそれを誓った。
ただ、当時の俺はコミュ障そのものであり、高校時代はかなり酷いいじめを受けてきて殆ど誰とも会話してこなかったため、
他人と接する方法……自分がそれを参考にしたのが「ARIA」だった。
ARIAとはなにか、知らない人に大雑把に説明すると、ヴェネツィアを模した未来の火星で、ゴンドリエーレになるために頑張る女の子の話である。
このARIAは口にだすのも恥ずかしいぐらいのファンタジーで、
主人公の女の子はもう誰かれ構わず話しかけてお友達になろうとするぐらいお花畑な人間であった。
でもとてもいいアニメだった。ARIAに影響されて大学卒業前に当時の彼女とイタリア旅行したぐらいである。
高校時代俺はそれにはまっていて、はまっていくうちに俺の頭のなかもお花畑になっていた。
これらが合わさって起こることは悪夢以外に何があろうか。
「こんにちは!お疲れ様です!元気ですか?」と挨拶するようになった。
正直言うと気持ち悪い。
「別にそんな頻繁に挨拶しないでいいよw」と言っていたが、ARIA脳の俺は
「いやーでも、いろんな人に挨拶したほうがいろんな人と仲良くなれるし、
そうしたら少しだけこの地球(ほし)の人たちがだんだん幸せになるじゃないですか」
この時、先輩の顔がひきつっていたが、当時俺はそんなことを知るよしもなかった。あらあら。
そういうことを繰り返してきたバイト3日目。
その先輩が裏で俺にこう言った。
「え」
「正直そういう馴れ馴れしい態度やめたほうがいいよ」
「……はい」
初めてのバイトは3日で終わった。
母親には
「バイト先にものすごい意地の悪い人がいたからやめることにした」と言った。
親切に案内してくれていた社員のおばさんには
「僕が『トイレとか聞かれたら適当に案内するよりこうしたほうがいいんじゃないですか』とか色々考えを話したら、
●●さんが、ものすごい酷いことを僕に言ってきた。耐えられない」と言って辞めた。
今思うと俺はものすごく頭おかしいと思う。なるほど、こういう奴が2chで晒されるのか。
その次のバイト。
しかしここでも俺はかなり色々やらかすことになる。