はてなキーワード: 中途覚醒とは
最近、眠りが浅くて困っている。
具体的な状況として、ここ2ヶ月ほど、ほぼ2時間ごとに目が覚めている。
どうも睡眠時無呼吸を抱えているらしいことは知っている。
また、1年半ほど前からほぼ毎晩晩酌をしているので、酒の影響もあるんだと思う。
それにしても、こんなに頻繁に中途覚醒するのは今までなかった。
夜中に目が覚めるだけなら放っておくんだが、眠りが浅い影響か朝起きられなくなってきて、目覚ましでも目が覚めなくなってきた。
今のところ仕事に遅れるようなことはないが、そうなるのも時間の問題かも知れない。
酒を控えればいいだろう、痩せればいいだろうという話は最もだが、痩せるのはまだしも酒は何故か控えた翌日に限ってトラブルが起きるという変なジンクスがあって(6回連続で起きれば流石に必然を疑いたくなる)、控えるのが嫌になってしまった。
どうしたらいいんだろう。
これは睡眠に関してだけでなく、現代のほぼ全ての科学技術に対して言えること。
「マッド・サイエンティストや天才科学者が、自作の研究室に籠もって、誰にも知られずにいつのまにかすごい発見を生み出している」なんてことはファンタジーの世界でしかない。
アインシュタインの発見だって既存の複数の物理学の研究成果をふまえている。ジョブズのiphoneやmacだって既存の技術の組み合わせだ。googleはたしかに素晴らしいが、その大部分も既知のアルゴリズムとサービスの組み合わせだ。
「巨人の肩に乗る」
何の土台もないところに突如として城郭は築けない。
だから、何か新しい新技術を見聞きして、その妥当性を調べたい時は、その分野に関する論文をオンライン検索すればいい。
検索結果がたくさん出てくればそれは「門外漢には目新しいけれど、専門家にとってはある程度予期できる」ということを意味する。
まったく出てこなければ、検索方法が悪いか、ただの妄想か、詐欺か、いずれかだ。念を入れたいなら近くにいる専門家に聞いてみればいい。
というか、その「発明者」がまともな科学者なら、その発見を論文にするし、どのような知見が裏支えになってその技術を成立させているか、普通、どこかに書く。
睡眠時間は7.5時間前後が最も死亡率が低く、これを大幅に上回っても下回っても死亡率が上がる。
特に5時間以下の睡眠は心身を激しく毀損する(精神疾患罹患率を跳ね上げたり、耐糖能異常や高血圧のハイリスクをもたらす)ことが知られている。
これに対して睡眠時間を削減したまま、そのリスクを逃れる方法の研究は、今まで一度もなされていない。少なくとも成功例の報告はない。
分割睡眠に関しても、睡眠は1まとまりで多様なフェイズを持っていることから(初期の1~2時間の間に集中的に深睡眠が起き、成長ホルモンなどさまざまな内分泌を行うと同時に、後半にはREM睡眠を多く出し、自律神経を整えたり記憶に何らかの働きかけを行ったりする)、今まで分断睡眠(中途覚醒)は望ましくない、と考えられてきた。
最近になって、2分割くらいなら大丈夫なんじゃないか、と提唱する人が出てきて、おそらくそれに関する何らかの研究が出るだろう。
今はまだその段階。睡眠時間を数時間にするとか、一日の中で細切れにするとか、それで大丈夫とか、そういうことを平然と言ってのける人は何の学問的バックグラウンドのないおバカさんか、オカルトだ。
今回これを書いたのは、これ http://gigazine.net/news/20131204-neuroon/ についての問い合わせツイートをもらったのが理由。
さて文中リンクから原文 http://www.kickstarter.com/projects/intelclinic/neuroon-worlds-first-sleep-mask-for-polyphasic-sle を見てみよう。
なんか何の裏付けもなければ脚注も参照論文もない"Polyphasic sleep"というトンデモワードが出現する。
そして"Trust the masters"とか書いてナポレオンが出てくる。彼は夜間は3時間くらいしか寝なかった(眠れなかった)ために、しばしば落馬しそうなくらい昼寝をしてしまったのは有名な話だ。少なくともうまくいっている例ではない。
"Science that helps you sleep. (Details)"って書いてあるけど、その中にあるのはどうモニターするか、という説明でしかない。介入する方法は、スマホを鳴らすらしい。
まず、明らかにカネ目当てだというところ。だいたい著名人のインタビュー(しかも微妙な人)を宣伝等にする科学研究にまともなものがあった試しがない。
そして個人的に許せないのが、"Oh, and jet lag. Who needs it?"というセグメントだ。
時差ボケがなくなるって? そしたら世界で数億人いる概日リズム睡眠障害の患者が泣いて喜ぶね。
自分は十代のころから"Jet lag"が体内で起きてしまうCRSD(概日リズム睡眠障害)を患っていて、それを何とかするために研究医になって日々苦闘している。こんな馬鹿げた詐欺商品に引っかかってしまう同じ疾患の患者が騙される可能性がある。ふざけるな!!!!! という感じだ。
せっかく書いたので、ここに吐き捨てておくことにする。
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今の悩みは以下が一番近い、むしろそのままの自分を言い表している。
# 回答がまったく助けになっていないのが酷い。
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怠け癖が再発してしまったのでしょうか? | 教えて!goo プラス - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/plus/q/114966
"去年は問題なく日々を過ごせていたのですが、
今年5月あたりから仕事トラブルで一時的に仕事ができなくなり、6月には仕事も回復したのですが思うように仕事がはかどらなく、現在はいつもの4割程度しか仕事がこなせていません。
デスクワークが大半を占める仕事をしているのですが、気が付けばインターネットに集中し、時間が過ぎて仕事を思うようにこなせない後悔の日々が続いています。
自己管理がしっかりできないようであれば自営業を辞め、収入は少なくなりますが再就職を検討したこともありました。
現在は危機感を感じることが非常に弱く、以前のように仕事を数日間で切りつめてやる日々ができなくなり仕事に集中できない人間になっています。
生活は悩んでいないように振舞っていますが、いざ机の前に座ると仕事を考えたくない自分がいます。"
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うつか怠けか。それが問題。
これまでの自分の症状は明らかに「うつだ」と自分でも認識できていたから、
なんとなくこれまでの対症方法で対処できていたような気がするし、それで納得できていた。
納得できていないのは自分の問題だとしても、分かっていてそれを変える(制御する)ことが「できない」。
しかもなぜ「できない」のか、理由を説明することができない。
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第4回 これってうつ病?それともなまけ? | Think IT
http://thinkit.co.jp/article/108/4
"従来、うつ病になりやすい人は、仕事熱心、秩序を愛し配慮的できちょうめんな人と考えられていました。従来型のうつ病は、まじめで会社に忠実な中高年が発症し、罪悪感が強いのが特徴的です。"
"しかし、最近増加している若い世代のうつ病は、自己愛的で、社会のルールをストレスと感じ、仕事熱心ではない傾向を持つタイプで、現代型うつ病やディスチミア親和型うつ病などといわれています。もともとやる気に乏しく、熱心に何かに取り組んで認められた経験のない人が多いのも特徴です。友人とはうまくいくが、仕事のノルマや上司との関係など厳しい社会生活で簡単に壁にぶつかり、うつ状態に陥ってしまいます。 "
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ここまで言われると腹が立つ。そんな気軽にうつになったりしない。
これまでは"憂鬱""焦り""不安""希死年慮"とそれに伴う"睡眠障害""動悸"などだったが、
最近はそういった症状が鳴りをひそめ、代わりに"怠け"が台頭してきた。
急速に"怠け"が増え始めたのは2011年6月から。7月が現在のピークだが、9月はそのピークを超える見込み。
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岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist: うつ病再考 (2) 怠け病は本当にないのか?
http://kenokano.blogspot.com/2011/02/2.html
"まず「欝ではなく怠けだ」という人たちはある典型的なプロフィールを持つことが多い。それは「仕事に関しては意欲がわかず、職場に行こうとしても様々な精神的、身体的症状のためにそれが出来ないが、趣味やそのほかの自分が興味の持てることに関しては積極的である」というものである。これでは確かに「うつ病」という診断を下すことには違和感が生じるのも無理はない。しかしこのプロフィールはすでに「健常人」と異なるところがある。それは「症状」の存在だ。普通私たちは意欲のわかないことは、ただそれをしないだけである。特に「症状」など起きない。たとえば確定申告のための書類を書くのが面倒くさい時、私たちは単純にそれを先送りするだけだ。その書類を書こうといざ机に向かうたびに、頭痛や吐き気やゆううつな気分になるということは普通起きない。しかしそのままにしておくと経済的、社会的な制裁があることを知っている。すると確定申告を我慢して行うか、あるいは制裁を甘んじて受けるかの二者択一となる。(中略)そこでもしA君を「こら、遊んでばかりいずに、働け!」と怒鳴りつけたとする。ここで二つの可能性がある。ひとつは重い腰を上げてハローワークにいくか、仕事を探そうとすると「症状」に襲われてしまい、それが出来ないか、である。後者の場合はA君は病院にいき、その症状に応じて診断を受けることになる。このA君の特徴をひとことで言い表すならば「なすべきことを強いられると、症状が出てしまう人」ということになる。でも、である。これって立派に病気なのだ。少なくともこれまでの精神医としての経験からすれば、そうなるのである。症状はあたかも意図的に作り出されているようだが、「気を取り直せ」とか「しっかりしろ」とか「たるんでる」とか「気のせいだ」とか「怠けだ」といっても、それはどこかに消えてなくなるわけではない。症状がそこにあって、ある程度は目に見えて、以上のような声賭けや恫喝をもってしても決して消えることがないとき、私たちはそれを病気、と呼ぶのである。"
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これを病気とされて薬が増えたり休養を勧められたりしてたら、
いつまで経ってもこれから先に進めやしない。
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岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist: うつ病再考 その(7) かくしてうつは誤解される
http://kenokano.blogspot.com/2011/02/7.html
"原因のきっかけへの取り違えは、実は患者の家族にも、そしてここが重要なのだが、患者自身にも起きる。心のうつの原則を一番信じているのは、実は患者自身である。"
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半分合ってる。
"これはうつだと断定してくれる"ことを期待する自分と"うつじゃない"と抵抗する自分がいる。
ここでも矛盾とそれに伴う葛藤が生じている。
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岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist: うつ病再考 その(11)結論
http://kenokano.blogspot.com/2011/02/11.html
"私は「結構昔もこんな人が社会のどこかに隠れていたんだろう。」という議論が好きだ。とにかく昔はいろいろなことがイーカゲンだった。"
"私は「最近の社会人は未熟だ」から「怠け方、甘え型のうつが広がった」と考えるよりは少しすっきりする。というのも「近頃の若い者は・・・」という議論は昔からいつの時代もあったのだ。それほど若い者が難題にもわたって未熟になっていたら、おそらく現代人は江戸時代や奈良時代、縄文時代の人間よりよほど未熟でだらしなく、甘ったれと言うことになるだろう。"
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まったく結論になっていないけれど、この結論が一番救われる気がする。
たぶん昔から私みたいなのはいて、今はただそれがうつとして扱われるようになったということ。
ひきこもってないだけまだマシ。
問題だと思って悩んでいるだけまだマシ。
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【0406】休職して遊びまわっている部下は擬態うつ病でしょうか
http://kokoro.squares.net/psyqa0406.html
"この方はうつ病ではないと思います。ご指摘の通り、擬態うつ病でしょう。そう考える理由が、遊びに関しては十分以上のエネルギーを注いでいるということにあるのも、ご指摘の通りです。"
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そういう意味では、自分は今の生活の全てを仕事に振り向けようとしている。
平日帰宅後はできる限り早めの就寝をして中途覚醒分の睡眠時間を取り戻すようにしている。
土曜日は各病院を回り、日曜日は一日のんびりするようにしている。
と書くと、擬態うつをごまかそうとしている心のあらわれなんだろうか。
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http://kokoro.squares.net/psyqa0200.html
"具体的な対応の仕方は微妙な点も多く、個々のケースによって変わってくるのはもちろんですが、原則としては、その職場での許容範囲を設定し、それを本人に明確に伝え、許容範囲を超えた場合には厳しい態度で接するべきであると私は考えています。
"
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これを自分からお願いする、というのはおかしいか。どれだけマゾなんだ、自分。
でも、叱ってくれる上司を求めているのかもしれない。
父性を求めているのか。立派なメンヘラだなぁ。
たぶん結局答えはない。
日曜の夕方あたりから風邪気味だ。
季節の変わり目を俺は少しなめていた。
ちょっと肌寒いなと思った時点ですぐ寝具には毛布引っ張り出してくるべきだったのだ。
「まあこのくらいの寒さは大丈夫だろ」と言う甘さがあった。おまけに夜中寒さで中途覚醒したにもかかわらず、日曜日の夜再び薄いタオルケットにくるまって寝てしまった。
おそらく毎年繰り返しているであろうこの過ち。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、四季の移り変わりとともに3,4ヶ月すると忘れてしまっているんだ。
先手先手で手を打っていかないと。
転ばぬ先の杖だよ、まったく。
かっこつけてないで、面倒くさがっていないで、準備しなくちゃ。