はてなキーワード: 資本力とは
そうかいそりゃ失礼した。
まあ、これもわかっていることかもしれないけど、
残りの「7割」の部分は、プロデューサーの能力/資本力(広告力)等で不確定要素を、3割、4割ぐらいまで減少させることはできるよ。
ただ、そういう優秀なプロデューサーや、元手があるプロジェクトに関われているかどうかは、そちらさんの事情なので知りませんが。
そういうプロジェクトの体になっていないのなら、
そういう人と組むか、
あるいは、最初におっしゃっていらっしゃったように(ある程度以上に質の高いものを)「数撃ちゃあたる」でやるかだねえ。
まあ、頑張って。
開発力がなくなった理由であって、ドリルのような開発力があって資本力があった所は伸びている。という事だとおもう。
SAMUSNGに関してはSAMUSNG以外がひどくていま大問題だろ。あれを国が真似したらSAMUSNG以外が貧困化するということで、国策ではないだろ。
つまり、部品業に関しては伸びてきたが、パッケージ業については伸びて来なかった。パッケージ業が伸びなかった理由が、『行き過ぎた』護送船団方式で
実際に、護送船団方式じゃなかった、部品業はある海外売上が程度伸びてるだろ。
SAMSUNGが正しいと仮定するなら、護送船団方式をやるとその企業は伸びるが、競争力がなくなって、他に貧困が広がってデフレ化する。という事が起きるわけで。
いま起きてるんじゃね?
だって、護送船団方式って 政治力が強い企業守られて、政治力が強い人が出世して、そら研究開発が低下するんじゃね? で、他の小さな企業の市場を資本力で奪って、市場を衰退させるんじゃね?
コンビ二チェーンの加盟店になって儲かっても
本部が直営店を近くに作り店を潰され、利益の出る商圏は乗っ取られるという話を良く聞きます。
加盟店は店が潰れると、仕事が無くなるだけでなくチェーン契約を止める違約金も取られるらしいです。
そこで、素人なりに加盟店が潰しにきた本部直営店に勝って逆に追い出せる可能性があるのかを考えてみた。
1.
本部直営店は大手チェーン本部が営業しているので赤字でも支える大資本がある。
一方、加盟店が赤字で耐えられる限度はそれより相当低いと考えられる。
(本部が1直営店の赤字にも耐えられないようだと、そもそも加盟店も状況としてまずい)
2.
加盟店の売上げの何割かは手数料としてチェーン本部に流れる。
これは近くに作った直営店を支える原資にすることが出来ると考えられる。
以上のことから資本力で負ける加盟店が本部の直営店を資金的に追い込める可能性はかなり低いと思われる。
さらに本部がなりふりかまわず使える情報を駆使すると加盟店が勝てる可能性はより低くくなりそうです。
3.
加盟店から直営店の売上げはわからない。(店の状況から多少判断できるかもしれないが)
本部は加盟店の売上げを把握している。
さらに加盟店加入の時に加盟店オーナーの資産もある程度把握していると思われるため
4.
本部は加盟店の仕入れデータも把握している。
加盟店の仕入れデータを参考にすれば
品揃えで直営店が出し抜かれることもない。
以上のことから、資本力・情報力で負ける加盟店が本部直営店にを追い出すのはかなり厳しそうです。
本部直営店に勝算があるとしたら人間力で勝負をすることしょう。
お客様に素敵な笑顔で接して近所に多くのファンを作ることができれば
本部直営店に客は流れず潰されずに売上げを保つことがきっとできるでしょう。
君の文を読んでる間は納得しかけたけど、例示に飛んだら意見が変わった。
そのツイートは、君が言ってる「自分の価値基準への自信」て話とちょっと違うよ。
有名人パワー&メディアパワーでの「アレが面白い!」という押し売りがウザい、という話でしょ?
(もしくはモテキ関連のわりと景気のいいメディア攻勢が不快、という話)
このツイート主は、水道橋博士が薦めるアレコレをつまんないと思ってる。
有名人パワー&メディアパワーによる押し売りを是正(?)する力が無い。
ある有名人が彼の人脈や影響力で、
もしくはもある会社が資本力と広告費で(こっちはモテキ云々のことね)、
メディアを使って世間に「これが面白い」というメッセージをばら撒いたら
ツイート主にはこれに対抗する手段が無い。
だから、影響力のある別の有名人が反対論陣を示してくれたことで
ああすっきりした、うれしいな、バランスが取れた(ツイート主的に)
ということでしょ。
言ってる話、わかるよね?
ツイート主はどう見ても「自分の価値基準に自信がない人」ではないから。
誰への批判もいいんだけど
元増田のその頓珍漢さを指摘できないまま賛成や反対のトラバをつける馬鹿ども、
このレベルの奴らが俺は嫌いだ。
テレビの中から、夢を見せたり、語ったり、そういうことやる人が居なくなったよね。
『大衆』の立場では、そういうものを信じられない世の中になったと思う。
だからなのか、今の20代より下の子たちは現実主義的で刹那主義的。その場が楽しければいい。
で、テレビの中の世界とか政治家とかの「スゴイ人たち」は、夢を見せるのが一番の仕事なのに、
不景気やら業界規模の縮小やらで、影響力を持ちにくい、理想主義者や若者はどんどん切り捨てられた。
利己的で扇動力のある人間、上手く立ち回れる人間、彼らに扱いやすい人間ばかりが生き残る。
この時代、「プロ」を志向したり、業界経験のある人は知っていると思うけど、
今から叩き上げで入ろうとしても、既にポジションを確立した一部の人間以外は搾取される宿命だ。
働けど楽にならざりき。
「餃子の王将」の新人研修にネットで反響、公式コメントにもまた賛否両論 (ITmedia ニュース) | エキサイトニュース
URL:http://www.excite.co.jp/News/it/20100428/Itmedia_news_20100428059.html
大声を出せない人多いから、絶叫とか良い訓練になりそう。販売員だけでなく役者のくせに張りのない声だとがっかりする。そういう恥ずかしがり屋さんは他の仕事すればいい。 次郎 [2010-04-30 18:24:32]
この程度でなんだよ、昔は大手でも、数年間組合員にしてもらえるまでは、犬猫扱だったw Disibasi
新入社員なんて会社側からみれば、仕事を覚えが良いのか分からない、直ぐに辞めるかも知れない、でも入れた以上は給料を払わなくちゃならない訳だし、それなら最初から厳しく篩いに掛けて残ったのを改めて育てるって言う方が効率良いわな。何かあれば辞めて次探せば良いと言うバイト感覚が抜けてないのも多いみたいだし sasa15337 [2010-04-28 23:33:47]
こうやって鍛えられて、賞味期限を無視したりとか素材の偽装も平気で出来る人間が作りあげられるんだろう。組織力って言うのはスゴイな。 無駄消失 [2010-04-28 22:40:39]
これTVで見てたけど確かに厳しいなとは思った。でも、こう云う会社もあって良いんじゃない? 新入社員も良い経験が出来たと思うよ。 ひあるろん [2010-04-28 22:00:34]
苦労しないで生きていける人間なんていない。でも、苦労する会社を選ぶことはできるんだからいいんじゃないの。 keroonn [2010-04-28 21:36:31]
株主じゃないし経営者じゃないからね・・・ hatimanntarou [2010-04-28 21:27:54]
王将の見解は正しいと思う。そして新人とベテランは感謝においても平等で、ライバル競争は「共存のため競争」ならば大いに結構!蹴落としても拾い上げる器のある王将ならいいんじゃない? SIKKEI [2010-04-28 21:23:44]
昔流行ったけど今じゃねえ・・・ daisaku1201 [2010-04-28 20:48:33]
どこの企業だって似たり寄ったり。学生が一度は通る道だ。まあ、程度の差はあるけどね。 気弱ないやみおやぢ [2010-04-28 20:38:33]
いいんじゃないの。番組観てたけど、結局は全員が合格すようにしてるんだから。もし不合格にしても、会社を辞めさせるわけにはいかないし・・・・・会社も新入社員も困っちゃうもんね。結局は、SMごっこみたいなもんだよ。 pizza21 [2010-04-28 20:36:13]
はやく辞めるきっかけになるからいいんじゃない? 0100010110 [2010-04-28 20:19:28]
職業選択の自由はあるんだから、嫌なら他を選べって事でしょう。たとえ高学歴で一流といわれる企業に就職できても苦労はいっぱいあるよ、社会に出ることは厳しいよ。 pekopeko [2010-04-28 20:07:08]
まぁ、最後の最後は執念だからね。自己啓発だから、といってしまっては何の研究も発明も生まれないよ。大体外食産業なんて参入障壁が非常に低いので圧倒的資本力で寡占か、他人がまねできないくらいの執念しかないだろ。 m16a1 [2010-04-28 19:56:26]
社外の人間がどうこう言う問題じゃないと思うが。 yattalan07 [2010-04-28 19:47:16]
別に何らやましいことはないさ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E8%B2%BF%E6%98%93
加工貿易は、中継貿易と異なり加工のプロセスが追加されている分だけ付加価値が高まるため、有利な貿易である。
また、最終製品の行き先をあらかじめ輸出に頼る構造であるため、国内経済の変動に左右されにくく、大きな資本力と技術力を有しながら経済基盤の脆弱な国においては基幹産業となる。また、こうした条件を十分満たしていなくても労働賃金が安く生産性が比較的高い国であれば成立しうる余地がある。さらに、原料調達を外国に依存しているため、コストに応じて調達先を変更できる。国内からの原料調達に依存した場合、コストを理由に取引を切ることが政治的にも困難になるからである。
お前は物事を悪い方向に考えすぎる。
もちろん世界には悪いこともあるが、それがすべてじゃないよ。
全員が悪意を持ってたら世界はとっくに崩壊している。
多くの人々の悪意に耐えられるほど世の中のシステムは強靭じゃない。
http://anond.hatelabo.jp/20090912004927
じゃあデフレってとこまでは当たったんだけど生活が悪くなるってとこまでは当たんなかったんだ。
元々賃金ってのは、平均して皆が下がっていくというより、貰える人と貰えない人(=失業者)に、二極化する性質を持っているんだよね。
日本の場合、非正規雇用を増やしたことによって、それなりに貰える人(=正規雇用者)、あまり貰えない人(=非正規雇用者)、全然貰えない人(=失業者)に分かれたわけだけど、あまり貰えない人が増えたといっても当面の生活が成り立たないほどではないから、仕事があるうちはごまかされてた。
グロスで見た時、生活は間違いなく悪くなってるんだけど、それなりに貰える人:あまり貰えない人:全然貰えない人の間で認識の断絶が起きているから、「生活が悪くなる」という実感として現れて来なかったんだ。
例えば、正社員のお父さん、パートのお母さん、派遣社員で事務の娘、バイトの息子なんて家族を考えた時、娘と息子が実家暮らしなら生活に困るってことは無いわけだよね。住むところはあるし小遣い金程度は稼いで来るから。
更に言うと、日本は高度に発達した自由経済社会で、安い物が求められるなら探せる限り安い物を調達してくるだけの資本力があるわけだ。
でも、じゃあ880円で販売可能な商品を見つけられるならもっと安いのも見つけられるよねとは行かない。
高頻度取り引きシステムと訳すべきを、高周波取り引きシステムと翻訳して、あさっての方向に説明が行っているのが、活字媒体に出ているらしい。
そもそも、高頻度取り引きが可能な状況というのは、高速で注文が執行されるという状況である。これは、arbitrage(アーブ、裁定取引)をやる時に、絶対に必要な条件となる。アーブは、同一の銘柄が複数の市場に上場している時に、価格にズレが発生した瞬間を捉えて売買を行い、利益を上げる。ここに、HFTが必要な理由がある。ほんのわずかでも乖離した瞬間に、乖離したことに気がつかない間抜けの注文を、他の誰よりも早く売買を成立させて取り込み、ノンリスクで利益を捻り出すには、HFTが実現可能な程の取り引き環境を物理的に準備するというリスクが必要となる。そして、HFTを実現させる為のリスクを背負ってしまったら、アーブをやり、利益を上げなければならない。
同一銘柄という定義には、ETFやダウのような合成銘柄と、その構成銘柄のセットでの売買という手も存在する。こういった機械的アーブが通用するのはHFTが実現可能なマーケットに上場しているモノに限られる為に、あまり適用範囲は広くないが、それでも、回転売買で量を増やせるので、ある意味では、ドル箱に出来るとも言える。そして、注文成立の優位が維持できる限り、アーブの利益を独占し、ぼろ儲けを続けられる。
こういった手法は株屋の裏稼業であり、投資銀行がやる事ではないという建前があったのだが、一度投資を始めてしまったら、そして、それで利益を上げてしまったら、投資を回収するまで止められないし、利益を確保できる以上、続けざるを得ないとなる。
目立たないようにやっているうちは問題にならなかったのであろうが、世界中が大不況で決算が赤字になっているときに、のうのうとアーブで黒字にしましたとやったら、それは、目立ちすぎるとなる。
さらに、注文成立の優位を確保・維持する為に、取引所に対してアンフェアな工作をしていたという話も出ているとなれば、"ちょっと頭を冷やそうか?"という話になるのも当然となる。
複数の市場において別々に、同一銘柄が取り引きされているのであれば、値段にズレが発生するのは当然で、そのズレをアーブを行う者が均してくれているとも言えるのだが、本来の出来高とは言い難い点に問題がある。アーブを行った場合、買った物、売った物は、かならず反対売買される事になり、その時の受け手が必要になる。出し手と受け手の間にアーブを行う者が入る事で、結果的に、本来払う必要の無いお金を取られてしまう事になる。
流動性の確保というのであれば、恒常的にHFTを続ける必要は無いわけで、欲張りが過ぎると叩かれるという結果にするしか無いのだが、本当に叩いてしまうと、出来高をデコレーションしていたシステム売買が急速にしぼみ、株価も低迷する事になるので、それを避けたいという意思が働く可能性は否定できない。
落し所としては、取引所毎に注文成立の優位を設定する相手を別の資本系列にする事という内規をつけてごまかすか、あるいは、ダウ30種のように、アーブで食い散らかしても良い銘柄だけを集めたゴミ溜めを作って隔離するといった手法も、ありえる。
ダウ30種は、株屋がアーブをやっていた為に、株屋の資本力では動かせない程の大企業の株を集めてやれるものならやってみろと作ったゴミ溜めであったのだが、今の投資銀行の資本力では、ダウ30種ですら動かせてしまう事から、もっと大きなゴミ溜めを作るか、資本力を分割して小規模な存在に切り分けるかといった事が必要になる。
…アメリカは、金融に力を入れすぎて、金融に実業が振り回されるようになってしまっている。金融そのものでは人を幸せに出来ないのだが、金融が社会の主軸であるかのように振舞っている為に、発生している問題とも言える。
他の企業にイノベーションを掠め取られて死んでいってしまう例も数多いよね……。
多大なリスクをおかしてイノベーションのネタを発掘したとしても、それが特許やその他の手段によって完全に保護しきれる類のものでない限り、二匹目のどじょうを掬うのが上手な大企業に掠め取られてしまう。結局は生産力と流通、宣伝、企業イメージの勝負になってしまう。そんなことも多いよね。
アーリーアダプタを引きつけさあこれからというときに、某電器会社の巧みな宣伝によってシェアを一気に奪われてしまったり。新しいスタイルを提案し、世に受け入れられ始めたさあこれからというときに、某電器会社の絶大な生産力によってシェアを一気に奪われてしまったり。
大切なのは革新を見出す力じゃない、他人のイノベーションを迅速に吸収し、適切な時期に横取りする力だ。金ばかりかかる開拓は発見者に任せて、耕された土壌を奪い取り、実りを享受する力だ。そのための資本力とブランド力、タイミングを見逃さない眼力だ。
インターネットカルチャーのメインストリームから見れば鬼子であったが、底辺を広げるという意味では有効という事で放置されて来たWeb2.0であるが、いよいよ、命脈が尽きたようである。
この日記でも取り上げたDoblogだけでなく、blogシステムを使ったwebblogサービスやSNSのような無料サービスが、ばたばたと倒れている。
広告収入を主たる柱にしていた為に、不景気と需要の冷え込みにより、宣伝効果が無くなれば出広が止まるわけで、資金がショートしたという展開である。
場所を作りさえすれば、只でコンテンツが増え、閲覧者が来て、広告を見てくれて、その商品を買ってくれるという、他人任せのメディアが、お金を稼げるわけが無いのだが、Web2.0だからという理由で舞い上がった人々には、それが正しい事であるように思えていたのであろう。
世界を変えるという目的でビジネスをやるのではなく、流行で売り上げが見込めそうだからという理由だけで飛びついた所は、次々と撤退していく事になる。不況の時こそ、そのビジネスへの執着や本気度、その会社が抱えている人材の能力がわかるのである。無能の集合体でも、資本力がでかくて、不況を死んだ振りをして乗り越えられる所があるというのが、実は、最大の問題なのかもしれない。
無論、インターネットカルチャーとは無縁な存在であるケイタイネットの世界では、未だに、パソコン通信時代と同様のアングラな掲示板で泊め男や援助を探すメッセージが飛び交っている。パケット課金とクローズドで通信の秘密を保持するという建前があるために、不特定多数に晒されているインターネットと違って、売買春や薬物密売、あるいは、ケータイ小説・同性愛小説やケータイ漫画・猥褻図画といった、著作権的にグレーな商品・商材で、商売を続けられる環境となっている。
昔、悪書追放運動というのがあった。ケイタイ追放運動に展開しないように、アクセスコントロールで自主規制を取り込んだが、好ましくないコンテンツへのアクセスを遮断していたのでは、パケット課金の売り上げが伸びないわけで、いずれ、アクセスコントロールも骨抜きにされるであろう。そうなる前に、独占体質を改め、コンテンツの囲い込みを改める必要があるのだが、携帯市場が閉鎖的である限り、この環境は維持されるというのが、控えめに見ても予想されてしまう。対応しないのでは、時間を稼いだ意味が無いのであった。
最初に三行でまとめとく。
「ただ働き」は【ダンピング】であり、これを推奨するのは狂気の沙汰。
なんでそうなるのか興味を持った人は、以下を読んで欲しい。
=====================================================
という釣りエントリに対して、id:dankogaiが
…とギャグ含みで返したまでは面白かったが、なんだか
みたいな「あれ?マジレスなの?マジで?」みたいなエントリを返す人が現れ始めたのでヒトコト言っとく。
資本力のある会社が、通常あり得ない安値で商品を売る、それが【ダンピング】。
【ダンピング】の目的は、それによって競合他社からシェアを奪うことだ。
【ダンピング】合戦のせいで市場から売り手が減り、自社のシェアが増えれば、その後ゆっくりと利益を回収にかかる……これは「資本力」という競争体力のある者にとって一番確実な競争勝利への道だ。だがそれは市場の利益には反する。だから一般に【ダンピング】は競争の妨害であり市場原理に反する行為だと認められている。日本でも「独占禁止法」に基づく、公正取引委員会の「一般指定6項」の定める不当廉売の禁止に【ダンピング】が定義されている。
ここで改めて『一般に労働者というのは自己の労働力を販売する商人である』というシンプルな原理を持ち出すのも恥ずかしいが、労働者の得る対価(すなわち給与)もまた、労働力市場の中で【ダンピング】を行う人間がいれば当然ながら影響を受ける。ありていに言えば不当に安くなる。上の論者たち二人が言っているのは(ネタで言っているdankogaiは除く)「若いときの苦労は買ってでもしろ」という古くさい格言であり、古いとはいえなるほどそれは真実であり美徳であるとは思うが、ただしそれが労働力市場に与える影響というのは決して無視できない。この点に関しては単純に「自由競争うめぇ。自己責任、自己責任。」で放置するワケにはいかない。つまりIT関係で奴隷のように働かされてる皆さんは、一体なぜ自分たちが奴隷のように働かなければならないか少し考えた方が良いということだ。
悪気があったにせよなかったにせよ、この手の【ダンピング】を行ってきた人々のせいで、労働力市場は不当に廉(やす)く抑えられ、労働環境は改善されないまま、そして今日の状況を迎えているのではないだろうか。彼らによる【ダンピング】圧力に負けて競争から降りざるを得なかった人たちの中には、身体を壊して田舎に帰った優秀なプログラマ、世界に通じる才能やアイデアを持っているのに生活が立ち行かなくなって消えていったエンジニアたちがいたのではないか。そうして、有り余るマッチョな体力を武器にそういった人々を駆逐して労働力市場のシェアを独占した彼らのために、現在の労働力市場とそれに関わる売り手(すなわち労働者のみなさん)それから消費者である我々は、ものすごい不利益をこうむっている可能性があるのではないだろうか?上のエントリを書いた人々にその自覚はあるのだろうか(少なくともdankogaiは分かってやってると思う)。
そして、今日もサービス残業を繰り返す皆さん(というか、自分自身がそうなので自戒を込めて言う)が知っておくべきなのは、自分たちの行為もまた【ダンピング】なのだということであり、そういった不公正な競争のせいで、給与は上がらず、誰かの健康は損なわれ、市場の調整機能は不全を起こし、そして世界は少し不幸になっているということだ。上に上げた【ダンピング】の定義の中にもこう書かれている。
不当に安い対価(給与)で役務を供給する(働く)ことは【ダンピング】なのだ。
だから本当の所、彼らが書くべきエントリは、反省の意を込めて「自分たちは生きるのに必死だったから【ダンピング】した。でもそれは間違っている。」でなければならないし、それをしない時点で、彼らは二重に罪深い。ほんとうにヒドい。(繰り返すが、この話を「タダ働きは金持ちの趣味だぜヒャッッホーイ」的なギャグに落とし込んだdankogaiは、その意味で多分自分の罪深さを十分『分かって』いる。)
そして一昨日も昨日も仕事をしていた自分もまた、その罪深さをどこかで償う必要があるだろう。
若い労働者よ、そして現在の正社員たちよ、「日本経済がこんな時代だから」「自社の経営がこんなんだから」云々の言葉で、責任感に満ちて休出・サビ残に甘んじる皆さんの努力は、残念ながら日本を救うことにはならないし、自分を含めた労働者の未来を暗黒に閉ざす行為だと気づいて欲しい。
http://blog.livedoor.jp/habuakihiro/archives/65115500.html 「元請けにこだわる理由」に
とあったので、すでにスーパースター級の人が答えてるけど、凡庸な人も答えてみる。こっちの方が圧倒的に数は多いので、意味なくはないかと。
自社のバックオフィスの方が、外注先に対してどんな立ち居振る舞いをしているのかご存じですか? 自社と外注先との間の契約がどのようになっているのかご存じですか? それを目の当たりにしても同じことを言い続けられる自信はありますか? そういうことはスーツの仕事とレッテルを貼って見て見ぬ振りをしてませんか? それでいて業界を変えたいなどといいますか?まず自社の外注先との関係をもっとしっかりと構築する気概を見せて頂きたい。
ほとんど知りません。たまに購買部署から納品・検収日をずらせとか指示が来るので、結構えげつない事もしてるかもとは思います。その問題は重大です。重大ですがしかし、それが重大だからと言って、技術が重要である事には変わりありませんし、外注さんにとっても技術を磨く事が有益である事も変わりはないので、言い続けない理由がないです。購買部署もコスト削減のために数人で数百の発注を滝のようにこなしつつ、常に上からの指示される目標数字に実態に合わすための仕事に忙殺されていて、1開発部門の1開発者が理想論をぶっても聞く耳を持つ余裕はないようです。
みんなで技術力を向上しようなどとアジテーションを繰り返しても、その成果を挫くような契約形態を取ってる会社に属して禄を食んでいるのが事実なのではないですか? 会社名の入った名刺を持つ時点で、会社の看板を担う一人なのです。住宅ローンを組むときに所属企業の信用があるから組めるというのは、それは「会社と自分は関係ない」などとは言えないということなのです。自分の信用は自分だけの力ではないのです。
すみません。ごめんなさい。生きててすみません。ただ、たしかにローンもカードも作れますが、給料については大学の同期で金融とかメディア系とか他業種に行った連中の話を聞くと、うーんって感じではあります。それでも、計算機が好きなので、後悔はしてませんが。
エンドユーザのところに謝罪に行く際に外注先を連座させて「開発したのはこの会社です」などとやるなら、だったら元請けなどやらなければいい。何のためにマージンを抜いているのか? お金を頂くに値する仕事をすべきです。
そんな事は自分や自分の周りではあり得ません。たとえ外注さんがこっちの言う事を無視して隠れて手抜きをしたのが原因であっても、謝りに行くのは我々です。厳しいお客さんは、原因の顛末の詳細を文書で要求しますが、当然元請けであるうちらの不手際という内容の文章を作って提出します。
作業が忙しいのと仕事が忙しいのは別の話です。俺たちだって忙しいんだ、などと下請けに対しては死んでも口にするものじゃないのです。言うべきは「お仕事を引き受けてくれてありがとうございます」です。その程度の節も通せないから、デスマるのです。プロジェクトマネジメントの筋も曲がってしまい機能しなくなるのです。筋を通すために体を張れずして何がマネジメントぞ。
これは意味が分りません。もちろんパートナーなので下に見るのはいけませんしそう心掛けていますが、上に見なくてはいけない理由が分りません。こちらの仕切りの迷惑を掛ける事もありそう言うときは平身低頭でお願いしていますが、逆に隠れた手抜きとかショボイ出来やスキルが追っつかなくてそもそも全く出来ないとかそういうを、外注さんがほとんど帰宅して家でのんびりだか彼女とよろしくやってる頃に、事務所で必死に尻ぬぐいしてるのも事実です。パートナーはパートナーです。
弊社などとは比較にならないほどの資本力と人材を持っていながら、一向に生産性が改善されないのは何故ですか? 相変わらず外注頼りなのは何故ですか? 自社で完結出来ない案件を受注するのを恥ずかしいとは感じないのですか? 何故10年前と取引価格が変わらないのですか? ブログなどで社外の人に向けてに叫ぶより先に、自社の中で行動して自社を変えてください。身の回り一つ変えられなくて、何が業界ですか? 何が社会ですか? 何が世界ですか? やりたいこと・出来ることをやってるだけで、世の中が変わるほどそんな都合のいいことはないのです。社内で上り詰めて改革をするくらいの気概を見せてください。
外注さんのメンバーは身の回りですが、購買部門も自社システム部門も開発部門からはまったく身の回りでないどころか別世界です。あと、重要な事を言いますと人月ベースで生産性が上がっていないというのは、本業としてお客さんには申し訳ないですが、外注さんにとっては生命線と言って良いほど必要なものです。もっとアジャイルでどんどん回せるような人だけでやれば生産性は上がりますが、通常の外注さんでそのレベルの人はリーダクラスとか一部だけです。多く見積もっても3??4人に一人がいいところ。羽生さんの所のような高スキル集団は極端な例外。そんなやり方をしたら、外注さんの売り上げはよくて半減、そして外注さんの7割は飯を食えなくなります。自由競争の社会ですから仕方ないと言えばそうかも知れませんが、自分は一緒にやっている外注さんのメンバがそうなるのは忍びないと感じるのは正直なところです。
1年前と・3年前と比較して、何をどれくらい変えることが出来ましたか? その実績をこそ叫んでください。これからの話よりも前に、これまでの苦闘とその結果を語ってください。であればこそ、その奮闘の先にある未来を信じることも出来るでしょう。プロは結果でのみ評価されます。
購買部門も自社システム部門も手が届かないので、身の回りは低レベルながら変えています。無駄なモノは作らなくて良いようにしたり、意思疎通を改善したり、外注さんのスキルアップをしやすいシステムにしたり、などなど。もちろん、羽生さんや比嘉さんみたいなデッカい事は出来ていませんが、コツコツとやっています。
購買部門も自社システム部門も、経営レベルで「これでは立ちゆかない」という危機意識を持たない限り変わらないと思います。一開発部門の一開発者が叫んでも、煙たがられて消されるだけです。自分も消されはしてませんが、圧力は何度も受けています。彼らに危機意識を持たせるには、羽生さんのような所が頑張って追い込んで貰うが非常に重要だと思っていて、影ながら応援しています。これからも頑張ってください。
ショッピングカートではなくて、自分でネットのショッピングモール運営をした方が良さげにみえたから、ショッピングモールのCGIを探したんだよね。
しかし、
導入するのに費用が200万円かかるという。
高い?安い?
会社とか法人で購入するならまだしも、俺にはとてもじゃないが買えない。
もし買ったとしても、普通にショッピングモールやるなら、もう既に大手のショッピングモールサイトがひしめき合って入り込む余地がみあたらない。個人で運営やっても対応に追われて中途半端な経営で赤字出してアウトだろうよ。
そして赤字経営を補う為にアダルトジャンルに走りそうなのが目に見えている。
でもなにか、全く新しい趣向を凝らしたショッピングモールならばまだマニアックな客層をしっかりつかんで脈ありそうだけどさ。
マニアックな客層を掴むのも先にやったもん勝ちだよね。
しかしいつも後手後手になるから成功しない。
所詮は、技術を持っているか資本力を持っているかのどちらかでないと、成功のチャンスを掴めずにただ傍観してしまうだけだよね。
TVで話題になった作品が強いのは、要は「みんなが観てるから」って面もある。まあ、作品としての質がそもそも違うって話もあるが。ニコニコ上では、話題になる作品は数本に収束していく傾向が強い。「歌ってみた」の人気が数人の歌い手に収束していったのは記憶に新しいと思う。初期値がある程度無いとニコニコ上で人気を得るのは困難で、だから自演が流行る。
「みんなが観てるから」という理由で特定のテレビ番組の視聴率が上がる、というのはよくある現象だけど、ニコニコではそれが急カーブで起きる。それだけ、ネットワーク効果(クチコミ)に依存したコミュニティだとも言える。
結論を言えば、TVに依存しているのは、いまだにTVが国内最大のメディアだから、というだけに過ぎない。この強みは歴史と、資本力と、許認可事業という既得権益でもたらされたものなわけで、ビジネス的な手法が優れているとかメディアとして面白いとかそういう話じゃない。だから、個人的には「TV凄い!」とは感じない。
TVのような中央集権的な手法は、みんなが同じものを見るから、ネットワーク効果が強く働く、という特性はあって、ここはYouTubeとの大きな差異。YouTubeに「みんなが観ている動画」は無くて、だからユーザ間で盛り上がろうという雰囲気に欠ける。ニコニコはランキングがあるから一ヶ所に人が集中して盛り上がる。(YouTubeはニコニコと違って、インフラであってコミュニティじゃないから少し違うけどね)
また、扱い方も収束していく。『魔理沙は大変なものを??』はMAD化されるが、『きしめん』や『陰陽師』『粉雪』『真っ赤な誓い』は同じくらい人気と知名度があってもMAD化されない。作りづらいとかつまらないとかではなく、やってる人がいないから。これは人間のアイデアが、既存のものの改変方向に強くて、完全な新規発案に弱いって辺りに要因があると思うんだけど。