はてなキーワード: 二酸化炭素とは
(というか地球環境で見ると二酸化炭素の濃度がこれ以上高まっても別に問題はない)
ん? それはおかしくね。大気中の二酸化炭素の量ってん億年前とかになると今よりめっちゃ多かったはずだし。ある特定の植物は生涯スケールで見たら二酸化炭素を吐き出す量より吸う量の方が多いのは事実なんじゃね。
葉緑素がいわゆる二酸化炭素→酸素変換をする為のエンジンになるわけだが、これがあれば二酸化炭素はいくらでも処理できる訳で。
今プラスチックなんかを製造している工場が代わりに葉緑素シートみたいなのを製造するようにするだけで二酸化炭素問題は解決しそうなもんなんだけど、葉緑素に近い化学製品って作れないん?
種子が育って樹木になり、それが枯れて土に戻る。これを植物の一生だとすれば、植物が一生の間に放出する酸素の量と吸収する酸素の量は(あるいは吸収する二酸化炭素の量と放出する二酸化炭素の量は)、じつは同じになるのだ。
だってさ。
色々言いたいことがあるとは思うけれど、まずは前後の文脈も含めて読まなきゃダメよね。
だから前後込みで訳してみたわ(原語およびドイツ語版より)。機械翻訳に頼っているので変なところがあったら指摘してちょうだい。
日:なぜならば、彼女は[私たちに見えない/私たちが見て欲しくない]ものを見ることができたからです。
ス:För hon såg det som vi andra inte wille se.
独:Weil sie das sieht, was wir anderen nicht sehen wollen.
グレタは私たちの二酸化炭素を裸眼で見ることができる、数少ない一人でした。
Greta tillhöde det lilla fåtal som kunde se våra koldioxider med blotta ögat.
Greta gehört zu den wenigen, die unsere Kohlendioxide mit bloßem Auge erkennen können.
彼女は私たちの煙突から流れ出る温室効果ガスが空に立ち上り、風に乗り、大気を巨大な不可視のゴミ溜めへと作り替えていくのを見ることができました。
Hon såg hur väthusgaserna strömmade ut från våra skorstenar, svävade uppåt med vindarna och förvandlade atmosfären till en gigantisk osynlig soptipp.
Sie sieht, wie die Treibhausgase aus unseren Schornsteinen strömen, mit dem Wind in den Himmel steigen und die Atmosphäre in eine gigantische unsichtbare Müllhalde verwandeln.
Hon var barnet, vi var kejsaren.
Sie ist das Kind, wir sind der Kaiser.
そして私たちはみんな裸でした。
Och vi var alla nakna.
Und wir sind alle nackt.
この文章の元ネタはScener ur hjärtat (英題Scenes from the Heart,でも英訳版はまだない)という本よ。
ドイツにてFrankfurter Allgemeineという新聞社がドイツ語版の一部を抜粋して公開し、その中の一文だけを抜き出してグレタ氏の画像と共にツイートしたのが今回の件の発端。
これは主にドイツ語圏のツイッターなどで盛り上がっていたのだけれど、それがスイスのNau、ベルギーのHet Laatste NieuwsやVRTNWSといったニュースサイトに飛び火。それがWUWTのような温暖化否定論者のブログに取り上げられたことで、英語圏にも拡散していったのね。
そして先日、ShareNewsJapanのグレタさんの母「娘は空気中の二酸化炭素を裸眼で見ることができる」という記事で日本に到着。Frankfurter Allgemeineのツイートが4月29日なので、5か月ほどかかったみたいね。
ちなみに、この日本語記事の元は文中にもあるようにAfrinik.comの“My daughter can see CO2 with the naked eye”という記事よ。
Het Laatste NieuwsやVRTNWSなんかは「文脈無視した切り取りじゃないか」といった批判を受け、マレーナ氏と出版社に問い合わせたところ双方から「比喩やで」という返答をもらっており、翌日に記事を訂正しているわ。
これは日本語記事の元ネタたるAfrinik.comの記事にも反映されており、ShareNewsJapanがこれを無視しているのはちょっといただけないわね。
まあ機械翻訳って書いてあるし、実際に読んだわけじゃないのでしょうけれど。
ちなみにドイツベルギー(2019.09.27修正)のfactcheck.vlaanderenでも独自に問合せをしており、グレタの両親スヴァンテとマレーナ両氏から「比喩やで」と回答されているわ。
結局、フェイクニュース(って言っていいのかしら?)が言語でロンダリングされながら5か月かけて日本にたどり着いたってのが今回のお話。
残念ながら、一部の人たちは引っ掛かってしまったみたいだけれどね。
マレーナ・トゥーンベリ氏が「娘はCO2を目視できる」と本気で信じているとは、文章から断定することはできないでしょうし(私としては比喩と思う)、実際に本人が否定している以上、この話はそこで終わりよね。
どうしてもグレタ氏の母(ひいてはグレタ氏本人)を「バカな考えを持っているヤベー奴」認定したいというのなら止めはしないけれど、それならもっと別アプローチでやった方がまだしも分があると思うわよ。
それじゃあね!
factcheck.vlaanderenはオランダやで
Of course the ongoing hate campaigns never rests…
There is at least one new conspiracy theory a day.
The latest - and perhaps most entertaining - spin is that ”I can see CO2 with my own eyes”.
This is of course a metaphor from a book taken out of it's context, taken from a German newspaper.
No one has said that I can literally see CO2… that is beyond stupid.
This should of course not be necessary to mention but since some respected newspapers have written about this without realizing that this is a fake news campaign I thought it was best to point this out.
While I am at it I also want to point out that when I say that ”our civilisation is almost like a castle built in the sand” or that ”our house on fire” these are metaphors too:)
PS This book is written by my family and our earnings from this book will go to charity.
二酸化炭素 は 裏切らない
まだ二酸化炭素信じてるのか。
https://www.afrinik.com/my-daughter-can-see-co2-with-the-naked-eye/
The publisher of the book in Sweden said: “I was shocked by the commotion in Germany, Belgium and now also in Italy”. “I can assure you that it is a metaphor; if you read the entire passage, end it with the tale of “The New Emperor’s Clothes” by Christian Anderson. So it is certainly not literal.” In a text message, the mother also says that it is only about imagery.
スウェーデンのその本の出版社は「私はドイツ、ベルギー、そして今イタリアで起こっている騒動にショックを受けています」と言った。「私はそれが比喩であると断言できます。この一節全体を読むと、最後はクリスチャン・アンデルセンの『裸の王様』の物語で締めくくられています。それは文字通りの話でありません。」母親はテキストメッセージで、それはイメージに関することだけだとも言っている。
本人のFacebookも。
The latest - and perhaps most entertaining - spin is that ”I can see CO2 with my own eyes”.
This is of course a metaphor from a book taken out of it's context, taken from a German newspaper.
No one has said that I can literally see CO2… that is beyond stupid.
最も新しく、そしておそらく最も面白いフェイクニュースは「自分の目でCO2を見ることができる」ということです。