「鳥貴族」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 鳥貴族とは

2023-07-18

anond:20230718234558

行ってみたくなったけど近所に鳥貴族はないみたい

残念

anond:20230718234008

でも鳥貴族以上に、酒が出てきて余計な会話もなく程よくやって帰れる気楽な店がないんだわ

anond:20230718234008

つーか焼鳥屋で一人客はごく普通ではないかと思うんだけど鳥貴族はそうじゃないのかと近所に鳥貴族などない田舎民は思ったけど

やっぱカウンターあるんだな

anond:20230718232853

鳥貴族ってカウンター席もあるから、1人呑み入門店みたいなもんよ

anond:20230718232451

三十後半にもなると独身貴族どころか1人鳥貴族を楽しめるようになるよ

anond:20230717214922

鳥貴族にいって飯くってピンサロにいくんじゃなくて

泣いている妻を抱き締めてほしかった

2023-07-17

セックス辛すぎて笑う

高校時代、妻とはプール更衣室、体育倉庫、裏山、俺の部屋、彼女の部屋とありとあらゆる所で時間の許す限りセックスしまくってた。

大学時代半同棲しながら妻の身体ハチミツとか生クリーム塗って舐めてそのままセックスしたり、脱衣所で服脱ぎながらセックスしてお風呂入ってセックスしてお風呂から上がってまたセックスしたりしてた。

新婚時代は「愛してる」ってお互い何回も言いながら目会うたびにクスクスしながらセックスしてた。

今ではタイミング調整して排卵誘発薬服用してズボンパンツだけ脱いで待ってる妻になんとか勃たせた陰茎を入れて、楓ふうあとか橋本ありな想像しながら腰振ってなんとか射精。妻は無言のまま服を着て寝る。俺はYouTubeを観ながらリビングソファで寝る。

先週、帰宅するとまた妻が泣いていた。どうしたのと声を掛けると持っていたマグカップを床に叩きつけ割った。しばらく立ち尽くした妻は黙々と叩き割ったマグカップ掃除を始めた。

また生理が来たらしい。

俺は無言で玄関を出て鳥貴族で飯を食ってピンサロに行った。

セックス辛すぎて笑う。

anond:20230717173823

最近飲みにすら言ってないからあれだけど笑笑とか白木とか鳥貴族とか最底辺ランクで3000円だよね?

5000円って非チェーン店ボリュームゾーンじゃないの…?

アルコール無しならちょっといか

2023-07-07

ホットペッパーで空きありになってたから18時に予約した居酒屋から電話が来て20:30過ぎじゃないと空いてないとか言われた。

ホットペッパーのは問い合わせであって予約じゃないんで」だそうな。ホットペッパークソ使えないな。

いい店が今更予約空いてるはずないし、たまにしか合わない相手から鳥貴族かいくのも微妙だしどうしたもんか。

2023-06-22

洒落焼き鳥屋は半生を食わせるな

洒落焼き鳥屋というか、ちょっと高級な焼き鳥

ささみとか胸肉とか表面だけあぶって中は生みたいなのが多いんだけど、あれなんなん?本気で辞めてほしい。

よく焼きでとオーダーすると嫌な顔されるし。こちとらカンピロかかりたくないんじゃ。

挙句の果ては

「ここのは新鮮だからこれくらい生でもいけるんですよ」

はぁーーー?カンピロに新鮮も何もないんですが。むしろ新鮮な方が菌がいるんですが。その知識のなさが怖いわ。

薩摩鳥刺し衛生基準以上に気を使ってますくらいいえや。

焼き鳥好きなのに鳥貴族しか行けない。ガッツリ火を通してくれる鳥貴族、愛してるよ!!!!!!!!

2023-05-19

5人組で大体収入も一緒、学歴も同じグループでたまに飲んでいるのだけど

そのうちの1人の「格」というか「階層」が違過ぎて困っている


もともと大学になって仲良くなったグループ。親は教授大企業会社役員だったり、金持ちが多い。

ただそのうちの1人が、地方ワンマン社長出身で、金はあるのだけどなんか品がない。


特にそれが出てくるのが、お店選び。

20代も後半になれば、お店はある程度名の知れたところだったり、安くて美味しい、雰囲気も良い所選ぶだろ?

お金が溜まれランクが上のお店になっていく。

学生時代鳥貴族20代中盤は外人が行くようなちょっと面白い串焼き屋、30代近付けば、ある程度名の知れた落ち着いた串焼き屋、みたいに。


でもそいつは違う。

学生時代鳥貴族で1000円以内、20代中盤は鳥貴族で3000円くらい、30代になれば鳥貴族で5000円頼むみたいに

ランク」じゃなくて「量」でしか物事を測れない。


別に金額はどうこうじゃない、1人5000円ならもっと美味しい串焼き屋で食べれるだろう。


でもこれって結局、「教養」とか「階層」に伴うもの

多分「美味しい・良いものを食べる」という感覚が、田舎金持ちだと理解できないのだと思う。

自分の目の前にあるもので全てが完結しているので、「自分の知らないものを楽しむ」ということができない。

お金をこれから持っていても、お金の使い方が分からない。


そろそろ友達の間でも、その友人は抜きで食べようと話している。

それなりに優秀な友達ではあるから、これからお金は稼ぐし地位も上がるだろう。

たぶんその稼いだ金で、鳥貴を1万円分食べて、汚くて広い一軒家を買って、冷蔵庫冷凍食材で一杯にするんだろうなと。

マルフォイじゃないけど、友達血筋とか教養階層で選ぶべきなんだろうな。

そして多分、俺たちの「上」の人たちは俺が友達に対して向けている目線を同じように俺に向けている。

2023-05-03

バカ「では肩甲骨をはがしていきますね〜」

ワイ「ハ!?!? やめろや!! 鳥貴族か!!」

バカ???

ワイ「人の心とかないんか!」

バカ??? …ではやっていきますね〜」

バリバリバリーーー

ワイ「コケーーーッ!!」

こうして私は食卓にのぼったのでした

2023-03-16

anond:20230316104919

残念ながら鳥貴族でも顔を覚えられるぞ。

2ヶ月に1回くらい一人飲みしてたら覚えられた。

anond:20230316103132

顔を覚えられないのは無理だという前提で、お前の要求を満たすのは普通にチェーン店だと思うが。

鳥貴族にでも行っとけよ。別にサイゼでもいいし。

2023-02-17

今は年収平均以上のしょうもないサラリーマンやってるが学生の頃バイト落とされた鳥貴族と快活クラブには恨みを持ってるから、今後もレビューマイナスつけてゴミのように扱うんでよろしくな。死ね

2023-01-19

三大徒歩1分で家の近所にあったら嬉しいもの

餃子の王将

マクドナルド

鳥貴族

あと一つは?

2023-01-06

一人でバクバク焼肉食べたいけど、焼肉に行ったことがない

牛角とか安楽亭みたいな若者とか家族が行くような店と、叙々苑とかトラジみたいなデートとかでいくような高い店の中間くらいの店がわからない

女一人で行っても周りの客に気にされないような客層か席配置の、高すぎない店に行きたい

焼肉定食とかじゃなくて、好きなお肉いろんな種類選んで食べたい

五千円から一万円くらいあれば肉お腹いっぱいとアルコールで済むんだろうか

一人鳥貴族は平気で行けるし一人ファミレスも一人遊園地全然余裕だけど、焼肉はお作法のようなものも分からないし、何の肉が美味いのかも分からないし、完全に気後れしてしまったままもう直ぐ35になる

そろそろ胃が重くなると聞く年齢に差し掛かるからなんとか今年の目標として焼肉屋に行きたい

2022-11-28

おじさんはこんなものを食べるぞ

おじさんはみかんを食べるぞ

おじさんは松屋親子丼食べるぞ

おじさんはロイホで黒黒ハンバーグチョコファッジサンデー食べるぞ

おじさんはローソンのやっすい飲むヨーグルト1リットル買うぞ

おじさんはスタバチャイを飲むぞ

おじさんは立ち食いうどんかき揚げうどんおにぎり食べるぞ

おじさんは無印グリーンカレー買うぞ

おじさんはポムの樹オムライスドリア頼むぞ

おじさんは天下一品こっさり味のラーメン頼むぞ

おじさんはミスドポケモンドーナツ買うぞ

おじさんはマックごはんカルビセットを頼むぞ

おじさんはコメダ珈琲でめちゃうプリンシロノワール頼むぞ

おじさんはケンタッキースヌーピーマグカップ付きバーガーセット頼むぞ

おじさんは鳥貴族でとり釜飯頼むぞ(時間かかるから早めに頼むべし)

おじさんは串カツ田中に一人で食べにいくぞ

おじさんはやよい軒ごはんおかわりして食べまくるぞ

おじさんは大戸屋も時々行くぞ

おじさんはかつやで一番安いかつ丼頼むぞ

おじさんは餃子の王将でぎょうてい(餃子定食)頼むぞ

おじさんはとんかつ和幸キャベツおかわりしまくるぞ

おじさんはまいどおおきに食堂でふわとろ卵焼きを必ず頼むぞ

おじさんは日高屋バクダン炒め食べるぞ

おじさんはくら寿司でびっくらポン当てるぞ

おじさんはスシローで高い皿も食べるぞ

おじさんはフードコートペッパーランチも食べるぞ

おじさんはそのついでにサーティワンアイスも食べるぞ

おじさんはもうお腹いっぱいなので寝るぞ

2022-11-11

昔のことだが、○したいお客さんがいた


ちょっと聞いてくれ。

数年前のことだ。うちは日中~夜まで飲食店をやってるんだが、とあるお客さんがいた。今でも記憶にこびり付いている。話させてほしい。気持ちの整理をつけるためにも。お客さんの立場である増田民あなたも感じることがあるかもしれない。

当時、とある田舎一級河川沿いのエリア食事メインのお店をやっていた。おでんに、蕎麦に、刺身に、唐揚げとかポテトサラダとか、野菜のお浸しとか、居酒屋に近い。コの字型のカウンターと、座敷がふたつだけある。

いつもは俺と、アルバイト(男2、女2)のうち最低1人が一緒に働いている。平日は暇なんだが、週末になると忙しい。北にある政令指定都市の方から会社学校帰りの人が流れてくる。

それで、店内が八割方埋まって、スーツ姿のリーマンとか、会社名入りの作業服を着てる人とか、数人連れの大学生とか専門学生でわいわいとした雰囲気になる。

うちの料金は安い。はっきりいって安い。鳥貴族に毛が生えた程度だ。元実家土地でやってるからな。

そんな中で、ひときわ目立つお客さんがいた。最初に会ったのは平日の夜だった。その時間帯は、アルバイト女子大生接客を任せて追加分のおでんを仕込んでいた。

格子枠の扉をガラガラと開けて、その人が入ってきた。外身は白っぽい作業服だったかな。時期は初秋で、作業服の下にはシャツネクタイが覗いていた。銀色ネクタイピンも。

「ん!?」と思って顔を見ると、アァと納得がいった。あなた人生で何度か見たことがあるのではないか。圧倒的なオーラの持ち主を。その人の目を見ただけでわかった。

ぎらぎらとしているようで、どこかあどけない感じもして、しかし落ち着いている。只者じゃない。修羅の目だ。多くの物事と戦ってきたに違いない。人生の重みは表情に出る。

見た目は30過ぎかなと思ったが、こういうのに年齢は関係ない。繰り返すが、苦難の日々は顔に刻まれる。

アルバイト女子大生(Nさん)が彼のところに向かっていた。見たことのない笑顔で「いらっしゃいませ」と言っている。屈託のない様子で「初めてですか?」とも。

当時、コロナ流行っていない。その人(S氏)は「どこに座ったらいいですか」と言ってたっけ。Nさんに「お好きな席にどうぞ」と言われて、俺がおでんの仕込みをしているカウンターの前に座った。ほかの客はほぼいなかったと記憶している。

唐突に会話が始まった。

「涼しくなってきましたね」からスタートして、好きなお酒から、好きなアテに、この周辺でおススメの居酒屋に、S氏の仕事の話など。盛り上がった記憶がある。暇な日だったのでNさんも会話に入っていた。ルンルン(死語)な気分でS氏と話をしていた。

やがて、S氏は自分とNさんにそれぞれ1杯おごって、約一時間ほどいて帰って行った。その時はいい人だなぁと思っていたけど、Nさんがいつまでも嬉しがっている様子を眺めていて、ちょっと思うところがあった。

その日の営業が終わって現金を数えている時も、Nさんは心なしか嬉しそうだった。気のせいかとも思ったけど、やはりそんな気がした。

「なあ、今日はうちに寄っていくか」とNさんに聞いたら、「朝から講義がある。ごめん」とだけ返ってきた。

Nさんとは付き合ってまだ半年で、気持ちが通いきっていないのもあった。何かに負けたような気がして悔しい思いがした。



それからSさんは、月に何度かお店に来るようになった。

実際、いいお客さんだった。小一時間もしないうちに帰るのだが、その間に最低でも三~四千円は落としてくれる。自分の酒肴以外にも、店員がいたらみんなにジュースお酒をおごってくれる。

短い時間ではあったが、いろいろ話をして盛り上がったのを覚えている。店の十周年記念の時はシャンパンを空けてくれたっけな。

金持ってるだけじゃなくて、人柄もよかった。今でも思い出す。懐かしい記憶だ。

ある時だった。S氏が初めて来店して三ヶ月くらいか。夜九時頃の店内で、残業帰りのS氏と俺とNさんで話が盛り上がって、S氏のグラスが空いたところだった。「じゃあもう帰ります」ということで、クレジットカードを受け取った。それで、コの字のカウンター卓の奥でクレカ機械に読み込ませていた。

ふと声がして、お客さんの注文かなと思ってホールを見ると、S氏がNさんと携帯電話の番号を交換しているところだった。

「今度、ご飯行こうな」「はい!」という声が調理スペースの方まで響いてきた。そのタイミングで俺は、決済処理を終わらせてふたりのところに向かった。何事もなかったようにしてS氏は、Nさんからコートを着せてもらって入り口に向かった。

普段スタッフに見送らせているのだが、俺も一緒に入り口へと向かった。S氏を見送ると、彼は歩いて自宅の方に向かった。姿が消えたのを確認した。

電話番号、交換したんか」とNさんに聞くと、「うん。何度もしつこくって」という返答があった。ご飯、行くのか」と聞くと、「多分いかない」と返ってきた。

訝しい感じがして、でも問い詰めることもできずに、そのまま調理スペースに入ろうとしたところで、ほかのお客さんから注文の呼び出しがあった。



ここまで言ったらわかるだろ。ある程度は。

核心的なところを言うと、それから二ヶ月後だった。S氏とNさんが、お店からおよそ10km離れた政令市にある百貨店の休憩所で一緒にメシを食っているのを見た。ちょうど食べ終わるところだった。

ハンバーガーか、クレープか、たこ焼きか。よく見えなかったが、百貨店内のどこかでテイクアウトしたものだろう。Nさんは綺麗な恰好をしていた。華美ではないけど、暖かそうな秋冬用のワンピース風……あれはなんというのだろうか、女のファッションはわからない。

清潔感のある装いだった。茶色の小さい鞄を肩から下げている。どちらも、俺とのデートで付けているのを観たことはない。いや、鞄の方は多分ある。

それで、ふたりが立ち上がって、時計宝石を売ってるエリアへと階段を降りて行ったところで、俺はそのまま地下街に向かった。当初の予定どおり、常連さんにサービスする用の特別食材を買って帰った。

俺がNさんとデートする頻度は、2~3週間に一度だった。あの子看護大学に通っていたから忙しかったのもあるし、俺自身お金を貯めている最中金欠だったのもある。

セックスはしたりしなかったりだ。割合までは覚えていないが。あの光景を見てから、次にNさんと会ったのは二日後だった。あのワンピースみたいなのは着てなかった。簡素恰好だ。部屋着というわけではないが。

あの百貨店の近くの河原町通りやアーケードを一緒に歩いて、食事をして、猫カフェに行って、映画を見て、近くにあるホテルに入った。

あの時の俺は必至だったと思う。いや、必死だった。「愛してる」とベッドの中で何度も言った。伝えた。本当は、叫んでいたかもしれない。Nさんもベッドの上でいろんな動きをしたり、いろんなことを言っていた。

でも、Nさんは行為最中特別な何かをするでもなく、普通調子だった。普通セックスだった。30分で終わった。いや、なんかもうわかっていた。そんな気がしていた。



「別れよう」と言われてはいなかったが、Nさんと会う頻度が落ちていった。次にデートするまでに一ヵ月以上かかることもあった。

S氏がお店に来る頻度も落ちていった。さすがに計測はしてないが。S氏は素直に凄い奴だと思っていた。いい大学を出てるし、いい会社で働いてるし、偉ぶったところもないし、自己中に感じることは稀にあったが、よくいえば決してブレない。

俺は高校を出てない。子どもの頃から勉強が嫌で嫌でしょうがなくて、それで進学から逃げて、17才の頃までは完全なるプー太郎で、親に叱咤激励されて伏見の小料理屋でアルバイトを始めて、滅茶苦茶に厳しい毎日で、それでも料理作るのが楽しくなっていって、中年差し掛かった頃に両親が死んで、相続した土地家屋改装して今の店にした。長かった。

でも、やっぱり真の人格ってものがあるよな。S氏は、スタッフ飲み物をおごってくれなかった日は一度としてない。店員が男だろうが女だろうが、必ず一杯は出してくれた。俺はほかの店に飲みに行っても、可愛げのある女の子店員しかお酒は出さない。

S氏は、はっきりいって『上』の人だと思う。Nさんの件さえなければ。これで俺より五つ以上も年下なんだから笑えてくる。

そんなこんなで、半年も経つ頃には諦めがついた。ある日、お店でS氏と話していた。それで、ふいに聞かされてしまった。

「先日、Nさんのお父さんに会ったんですよ」

だってさ。キツイ。当時の俺にはキツかった。Nさんへのデートの打診を3回続けて断られていた。そういうことだったんだな。

俺の中で何かが切れた音がした。少年時代に読んでいた漫画ジョジョだったと思う)で、「切れた。僕の中の大事ものが……」といった台詞があった。当時は、そんなわけねーだろと苦笑していたが、ジョナサン気持ちがわかったかもしれなかった。本当に、心や体の『糸』が切れると、抵抗する気すら起きなくなる。ただ、沈んでいくだけ。

Nさんのことは諦めた。

それから二ヵ月くらいか。鬱々とした気持ちで過ごした。どうしようか。悔しい。畜生。どうすることもできない。でも、やっぱり悔しい。畜生だな、本当に。いや、くっそ。悔しいんだよ。でも、感じない。心がマヒしているみたいだ。本当は悔しいって思いたい。

俺の大事な女を取りやがって。くそくそくそ!! あいつさえ、あいつさえいなければ。畜生!! ○してやりたい。



暗い気分にさせてごめんよ。もうちょっとで終わる。あれは四年と少し前のことだ。初夏の頃だった。大きい台風が迫っていて、すごい雨だったな。うちの店はそれでも営業していた。開店当初から決まっているのだ。どんな雨風が来ても絶対に店を開けてやると。

そういう時にうちに来るのは、決まって大雨対応で疲れ切った近所の人か、ほかの店が閉まっているために流れてきた飲み客だったりする。

土曜日の深夜だった。S氏が疲れ切った様子で店に来た。スタッフはみんな上がらせていて、俺しか店に残っていない。彼は「いや、疲れましたよ。何時間か寝たら、また職場まで出発です~」といったことを告げて、メニューを手に取ろうとしていた。

増田さん。外の雨、すごいですよ」

「ええ、すごいですね」

「殴りつけてきますね。人生で最強の雨かもしれません」

「二十年前もこんなんがあったんですよ」

「本当に? 自分、このへんの生まれじゃないんで詳しくなくて」

「大雨の対応って。樋門(※排水ゲートのようなもの)の面倒でもされてはるの?」

「そんなものです。そうだ、せっかくですから一緒に外に出てみませんか。ある意味記念です」

「ほな行ってみましょ」

そんな具合で、店から歩いて一分ほどのところにある鴨川(のさらに南の支流)のほとりまで来た。家屋家屋の間に雑草だらけの小道が通っていて、そこから川の方を向いた崖地に辿り着いた。

真下を見ると、葦やら雑木やら上流からの堆積土やら、いろんなものが流れ着いている。見た目の悪い場所だった。今は河川の底を拡げる工事が進んで、もっと綺麗になっている。

俺は傘を差していて、S氏は簡易なヤッケを装備している。真っ暗な世界の中で、唯一の明かりが頭上の頼りない水銀ランプひとつだけだった。今は、2人で濁流を真上から見ている。ここから飛び降りたとしたら、数秒もかからないうちにドボンだろう。それほど水嵩が増している。水の色は見えない。

下流はとんでもないですね」

Sさん対応してるのは市内やろ。そこもこんな感じ?」

「ここよりはマシですね。護岸が整備されてるんで」

「こないな時期に大雨の対応はしたくないでしょ」

「はははは。まあそうですね。でもね、しっかりしないといけないんでね。結婚もするんで」

俺は何も言わずに、彼の方に寄った。

「危ないよSさん。下がって」

その時、殴りつけるような雨が降ってきた。風も強い。S氏は、身を屈めるようにして風雨から身を守っていた。すると、ふいに彼が鴨川の方を向いたっけ。しみじみとした寂しい背中だった。

Sさん」と声をかけると、いまだに彼は増水した河川を見下ろしていた。風がまた吹いてきた。強い風だった。

……数分が経って、俺は雑草だらけの小道の途中にいた。後ろをサッと振り返った。誰もいなかった。雨の音がうるさい。

そのまま、雑草だらけの小道をザクザクと踏み分けて行って、店の方まで戻った。お客さんが来ていないことを確認して、ラジオで大雨情報を聞いて、誰も来ないだろうという個人的確信が強まっていった。

そそくさとお店を閉めると、自分の家まで原付に乗って帰った。



特にオチがなくて申し訳ない。誰かが悲しい思いをしてるとか、嬉しい思いをしてるとか、そういうことでもない。

お店は今も普通営業している。あれからすぐにNさんは店をやめてしまったが、そこは腐っても京都府内だ。別のアルバイトに「いい子いない?」と聞いたら、新しい子が面接に来た。幸いにも、Nさんと同じくらい朗らかで明るい雰囲気の子だった。今でもお店で働いていて、辞められたら困る人材に成長している。

ずっと思っていた。苦しかった時期のことを話したいと。あの日を境に肩の荷が下りて、心と体が軽くなって、ゆっくり眠れるようになった。すっきりした気分だった。今ではのびのびと働くことができている。

これを書いていて辛いと思う時もあったが、筆をしたためてよかった。増田のみんなが幸せでありますように。

2022-09-28

鳥貴族九州上陸なんだけど

全品350円均一!

一品に何本とは書いていない・・・

まり!1本350円でも可能・・・ククク

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん