はてなキーワード: 新型インフルとは
https://anond.hatelabo.jp/20200417210511
うち粉塵が発生するような小さい工場。親父と私と社員5人ほど。
たぶんあなた方の病院から考えると信じられないほどの数量の防塵マスクを持ってる。
10名足らずの従業員に対して数千枚の在庫がある。性能はDS2だから病院で使ってるN95と同等。
今週もみんな1日1枚か2枚使って作業してる。
なんであなた方が持ってないかというと、結局SARSや新型インフルで騒ぎになる度に困った経験がないからだと思う。
SARSや新型インフルで騒ぎが起きるたびに手に入らなくなることを知っていて実際に困った経験があったから、私たちは1年分の在庫を持つことにしていた。
数か月前まで医療関係者はみんな本気でマスクは空から勝手に降ってくると信じてたんでしょ。大した信心だよね。
医者ってのは6年も大学行って何の勉強してんだろうな。みんな愚か者だから自分の経験にしか学べなかったが、私たちは偶然にもバカ当たり。
「みんなでメルカリかヤフオクに出品するか、本業より儲かりそうだぞ」なんて笑いながら言ってるよ。
もちろん捕まっちゃいそうだからやんないけど、まともに仕事するのがばかばかしくなっちゃうよね。
ここからが本題なんだけど。
安全作業に必要な物品の在庫が切れたら作業をとめる。労働安衛法での決まり事だから当然だね。
しかしね、マスクなしで作業してる人たちはいっぱいいる。マスク不足という口実があったり、そんなこと関係なしに普段からそうだって人たちもたくさんいる。
うちで働いている20代前半の子は「前の職場ではマスクなんてしませんでしたよ」と言う。話を聞くとどう考えたって粉塵職場だ。
鼻の中が黒い粉まみれになって、鼻水が真っ黒になるような現場で、まともな装備を何一つ持たずに作業している人たちが今も昔もいる。
こうやって騒いでもらえるだけありがたい話だよな。
知らないうちに自分が法律に反して危険な作業をさせられて、10年そこそこでじん肺になって、ちょっとした動作一つで息切れして動けなくなって。
自分がじん肺だってことも理解できずに死んでいく人は今だって相当な数に上ってるはずだ。
統計上は激減してることになってるけど、病院すら行けない、健診すら受けられない。
でも、誰もが知ったことじゃないと思っているでしょう?
感染しないからなのか、みんなの視界に入らないどうでもいい命だからなのか、どっちかな?
どっちもか。
自分が知ってるだけ、誰かに知られてるだけ、誰もが知りたいと思ってもらえるだけ、それだけであなたは大変な幸せ者だと私は思う。
自分すら知らないし、誰にも知られてないし、誰もが知ったことではないと思っている、そんな私たちは自分で自分を守ること以外に何もできないのだから。
確かに統計の上では、インフルエンザの20倍の脅威というのは知ってるんだけど
新型インフルの時も初めは死亡率14%だったろ。結果的に1%に落ち着き、まず日本も海外も、母数が正確に把握できてない。
そして感染者も主に院内感染等、「弱い人」に集中してる。若い人の0.2%も、過大評価に過ぎない。
ダイヤモンドプリンセスでは「高齢者が異常に多く・船内は密接しており、医療体制も悪い」という最悪の状況だったわけで
毒性が強くならない限り「死亡率1.4%、重症率2.9%」の数値を超える事は、医療崩壊が起きない限り無い。医療崩壊の場合は死亡率が上がるだけ。
ダイヤモンドプリンセスを日本の年齢ピラミッドに置き換えれば、おそらくその数値はインフルエンザと同程度か少し上に落ち着く。
ちなみに2009年の新型インフルは、収束時点で死亡率1.28%。5-9歳児の呼吸器使用率は2.5%程だった。
インフルエンザと違うことが在るとすれば、「新型インフルエンザは子供に感染するが、コロナは大人・老人に感染する」だけ。
子供への感染は驚くべき低さを保っている。そして肺炎に関して、若い人間は回復しやすいが、老人は回復しにくい。
つまるところ、インフルエンザと似たような脅威だが、高齢化によって「高齢化社会には怖い病」となり、
SNSの発達によって批判が集まることを恐れ、各国の首脳は過度に反応し、SNSでも脅威論が伸びやすい為、みなこぞって投稿するようになり、「凄く怖い病」として宣伝されるようになった。