はてなキーワード: 尿酸とは
1年ちょっと前のある日、朝起きると背部にズンと重い痛みがあった。
背中と腰の筋肉が張っていて、振り向こうとしたり体を反らせようとするとさらに痛みが強くなった。
その日の前日は、まあまあ酒を飲んでいたので「酔っ払って変な体勢で寝て、盛大に寝違えたかなぁ」ぐらいに思っていた。
しかし、1日経っても、2日経っても一向に良くなる気配がない。
それどころか痛みが増している。
ちょっと後ろを向こうとしただけで痛い。肩甲骨周りを動かそうとしただけで痛い。痛くて仰向けで寝られない。
行く先々で「物凄く張ってますね」とか「鉄板背負ってるみたいですね」等と言われ、施術を受ける。
施術を受けた直後は一瞬良くなるのだが、次の日になると元通りの痛みに襲われた。
病院にも行った。
まず、整形外科に行ってみた。
レントゲンを撮ってもらったが、骨にも筋肉にも異常はなかった。
結局、湿布と痛み止め(ロキソニン的なやつ)をもらって帰った。痛み止めは飲んでる間は効いたが、効き目が切れるとまた背部が痛んだ。痛み止めは常飲すると内臓がやられるらしく、根本的な解決にはならなかった。
また、消化器系に問題があると背中の痛みが出るらしいので、内科にも行ってみた。
重大な疾患があったらどうしようと思っていたが、血液検査でもエコーでも胃カメラでも大きな問題はなく、尿酸値がやや高いことと軽い脂肪肝であるのが発覚しただけだった。
「この先の人生、ひどい腰痛とずっと付き合っていかなければいけないのか」、だんだんとそう思い始め、背中と腰の痛みから開放されることは半ば諦めていた。
そんな折、今度は右下奥の歯茎が痛くなった。
5月(先々月)の話だ。
踏んだり蹴ったりであるが、放置はできないので、今度は歯医者に出向いた。
レントゲンを撮ってもらうと、右下奥の親知らずが横向きの状態で埋没していた。
そいつが、別の歯と歯茎を圧迫して炎症を起こしているので痛いらしい。
しかも、その親知らずは右側の顎の骨と癒着しており、全身麻酔で切開手術するしかないとのことだった。
仕方がないので、1泊2日で手術を受けることにした。
そしていざ手術の日。
無事成功。
麻酔から目覚めた後、病室のベッドに移り、止血剤と鎮痛剤を点滴してもらった。
手術後数時間は安静にしなければならない。本当は寝れればいいのだろうが、右側口内の違和感が強すぎて、寝れもせずにボーッとしていた。
すると、あることに気づいた。
背中も腰も痛くない。
「あれ?」と思ったが、すぐに鎮痛剤を点滴されていることを思い出した。
整形外科でもらった飲み薬で聞いたんだから、点滴が効くのは当然だ。
結局その後も大して寝れず、次の日になった。
次の日は退院日だ。
退院の準備をする前に点滴を抜かれた。
家に着き、改めて「あれ?」と思った。
まだ背中と腰が痛くない。
点滴を抜かれてからだいぶ時間が経っているし、痛み止めも飲んでいない。
ただその時は、「点滴ってめちゃめちゃ効くんだな〜」としか思っていなかった。
それから数日、先生の腕が良かったのか、私の回復が早かったのか、親知らずを抜いた部分は殆ど痛まなかった。
なので、抗生物質とうがい薬は使い切ったが、痛み止めは1錠も飲まなかった。
いつ再発するんだろうとビクビクしていたが、抜歯から一ヶ月近くたった今も痛みはない。
これはもう、治ったと言っていいような気がする。
かくして、1年以上悩んだ私の背部痛は、親知らずの抜歯により幕を下ろした(っぽい)。
この件はまだ医者に詳しく聞いた訳ではないので、本当に因果関係があるかは不明だが、ネットで調べた限りは私と同じような症例はあるらしい。
タイトルの通りだが痛風になった。30代男性。今現在絶賛痛みと格闘中。
よく風が吹いただけで痛いから痛風というが、本当に痛い。歩けない。
一人暮らしなので非常に困っている。
以前から健康診断では尿酸値が高くハイリスクだということは分かっていて、尿酸値を下げる薬も飲んでいたんだが、ここ1ヶ月ほど私生活が忙しくストレスフルだった上に薬を飲むのを忘れていたりしたせいでついに発病になってしまったようだ。
発作の前日の夕飯をシュークリーム2つにしたのも良くなかったのかもしれない。
尿酸値が高くなる原因は飲酒、肥満、過度な運動、バランスの悪い食生活などいろいろあるが、酒は一切飲まないし、肥満体型どころか痩せ型、運動もほとんどしないので、これはもう食生活か体質的なものでしょうと医者には言われていて、半分諦め気味だったんだが、いざ本当に痛風になってみると諦めてる場合ではなかったと後悔するような痛みである。
同じような人がいたら諦めるな、なんとかして尿酸値を下げろ、痛風の痛みを甘くみるなとアドバイスを送りたい。
まあ痛風自体は仕方ないんで耐えるしかないんだが、ここからが本題。
自分も気づいてなかったんだが、どうやら痛風=高尿酸結晶の人はコロナの重症化リスクが明確に高いらしい。つまりハイリスク要因というわけだ。
なのに何故かワクチンの優先接種対象となる基礎疾患に高尿酸結晶が入っていない。これは一体どういうことなんだ厚生労働省よ。
予想よりもハイスピードでワクチンの普及が進んでいるとはいえ、まだまだ国民全員への普及には時間がかかり、自分のように若年層の高尿酸結晶患者は優先接種の対象でもないのでハイリスクにも関わらずいつ打てるかわからない状況である。
これはおかしいのではないか。なぜハイリスクと明確な研究結果が出ているにもかかわらず対象から外しているのか。
明確な回答が欲しい。
それにしても痛い。みんな気をつけろよな。