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はてなキーワード: 写真家とは

2011-08-17

はてな

http://togetter.com/li/173305

から、そのコミュニティの異様な特性からはてな村」なんて呼ばれているが、2chが板ごとに全然違う文化があるように、サービスごとにユーザーの特性が違う。だからはてな村」というよりも「はてな郡」とよぶほうが実態に正しい。決してはてな州やはてな国でないのは、そこまでユーザーが多くないからだ。

#適宜追記修正しま

#リクエストを受けて色々追記。

はてなダイアリー

一応はてな郡の中心地。アメーバアメブロ市やライブドアライブドアブログ市やFC2FC2市に比べて人口も少なく、セレブ芸能人有名人)も少ないが、ブログ創世記から有る古都のため、技術ギーク系・ネット文化系社会科学系などで独特な文化を形成する。はてな郡の他の都市に比べやや教育レベルは高め。id:aurelianoid:Chikirinid:finalventなど一般人アルファブロガー化しやすい一方で、森見登美彦平野啓一郎博多華丸・大吉笑福亭鶴光の公式ブログがあることは意外と知られていない。著名人でここの市民っぽくらしく振舞っているのはid:FUKAMACHIとかid:kawangoドワンゴ州知事)ぐらい。ライブドア市やFC2市と違いスラム街2chまとめブログ)や風俗街(エログ)は殆ど無いため治安は良い。ただしまれに放火魔炎上マーケティング)がいる。

はてなキーワード

はてダ市の行政区。開設当初は喧嘩暴動炎上)や落書きが頻発しはてダ市の治安悪化の原因だったが現在は割と平和Google合衆国からはてダ市への訪問者を増やしている。Wikipedia国と競合するが、教育レベルは遠く及ばない。一時期はネット用語流行最先端であったが、近年は衰退している。近年ドワンゴニコニコ大百科町とも競合する。

はてなブックマーク市。

はてな郡最大の都市で玄関口ライブドアクリップ市やヤフーブックマーク市よりも人口が多く、delicious市やGoogleブックマーク市に迫る。かつてははてダ市と同じような人口形成と文化だったが、人口の急激な流入により治安が悪化しており、教育レベルも低め。風俗街(エロホッテントリ)、スラム街2chまとめブログ)や、ゲバルト政治関連)や暴動炎上)も有り、Twitter国と同じような問題を抱えている。

はてなブックマークニュース

はてブ市の行政区はてブ市内の流行が集まりGoogleニュース市やライブドアニュース市へ繋がる。基本的に住人ははてな郡の役人はてなスタッフ)。

人力検索

はてな郡最古の都市だが、近年Yahoo知恵袋市やOKWave市への人口流出が目立ち衰退している。最近税金が安くなった(無料化)の影響かうごメモから人口流入が目立つ。

増田町

はてな郡の中ではやや特殊な位置付け。はてダ市・はてブ市のベッドタウンであるが住民が偽名・匿名で生活している。そのため人口も不明。強いて言えば2ch国に近いが、人口も少なく地区割りも曖昧で住民の傾向もバラバラ。住民は匿名が前提のはずだが、閲覧者を集める目的で敢えて実名で生活するものもいる。

ハイク

はてな郡の中ではのどかで田園風景が広がる。ここもはてダ市・はてブ市のベッドタウン絵描きイラストキーワード)や芸人ネタキーワード)やカフェ(実況)も多く、人口の割には賑やか。近年うごメモからの若い居住者もいる。女性も多い。Twitter国と似ていると言われるが別物である

うごメモ

任天堂王国との連携京都連合)により人口が増えている村。ハイク村・人力検索町以外のはてな郡の都市への人口移動は少ない。この村だけ突出して住民の平均年齢が低い。

フォトライフ

はてダ市・ハイク村のベッドタウン写真家が多く住んでいたが、最近はもっぱらアトリエという名の倉庫街となっている。

はてなグループ

インフラが整ったオフィス街だが過疎化がすすみ空きオフィスが目立つ。オフィス街なのに村。Google Apps市と比べるまでもない。

はてなアンテナ

人力検索町と並ぶ古都で、かつてははてな郡の中心都市の一つであったが近年過疎化がすすむ。

はてなココ

ハイクから独立したハイク2村から更に分離独立した村。モバイラー向けの今風なコミュニティの割にいまいち地味な存在

モノリス商店街

住民が買ったものを並べて売る商店街モバイラー向けの今風なコミュニティの割にいまいち地味な存在

はてなアイデア自治区

はてな郡の自治体運営に唯一提言が出来る機関として設置されるが、基本的に不具合修正以外の要望はあまり通らない。

はてなポイント

はてな郡内の通貨。1P=1円だが基本的にポイントから円の両替はできない。はてな郡内での買い物や住民同士の送金に使われる。

はてなスター

はてな郡内の贈答品。基本的に黄色だが他の色のものは珍しく送ると喜ばれるが、貰ってもなにか有るわけではない。地区によって価値が違う。

はてなラボ特区

はてな郡の役人により設置された実験区。増田町も本来ここなのだが、近年人口増加により特区的位置づけが薄れてきている。増田町以外の地域過疎化がすすむ。

大字はてなボトル

はてな郡にしては珍しくカラフルで派手な地域

大字はてなコピィ

現代芸術家コピーライターが居住。

大字はてなニュース

フリージャーナリストが居住。

廃村

はてなランド

本格的な「こどもの国」として設立されたが、治安悪化しかリアルでも)が懸念され設立からわずか2週間で廃村。はてな郡の黒歴史の一つである

RSS

アンテナ町に変わり新興住宅地として開発されたが、人口減少により廃町。

はてなワールド

セカンドライフ国に対抗すべくハイテクヴァーチャル都市として開発されたが、人口が思うように伸びずラボ特区の一時自治区格下げ。その後廃村。セカンドライフ国も規模的には市レベル(町レベル?)であるアメーバ州のアメーバピグ村は人口が増えつつある。

Rimo

Youtube国への玄関口であったが、行政機能の停止により廃村。

おまけ

2010-11-01

となりのホメオパシー

自分の妻はホメオパシー信者ではないが、

最近「妻のママ友の中に実はホメオパシー信者がいた」ということが判った。

自分も会ったことがある人)

「えっ、ホメオパシー信者って、案外身近なネットワークの中に存在するんだ・・・」と

愕然としてしまった。

宮崎学という動物写真家が、

定説に反して、ツキノワグマは増加しており、

 かつての常識で考えられないような市街地(身近)に出没している」

という内容の「となりのツキノワグマ」という写真集を出しているらしいが、

「(自分も含めた)「はてなー」の思い込み(というか願望)に反して、

ホメオパシー愛好者は結構ママ友内に存在しちゃっている」

という状態なのだろうか。

いわば「となりのホメオパシー」状態。

2010-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20100804134035

カメラマン人権はないからね・・・。

パクトレ擁護する奴らは写真権利問題をはっきりさせると「誰も得しない」から「グレーなままにするべき」と本気で思ってる。

グレーなままだと写真家だけがひたすら損しているという点にまず気付いてない。

写真をちょっと模写したりトレスして商売してもいいじゃんとか本気で考えてる。

だったらマジコンも許してやれよ。中学生無線LANかしてやれよ。

ちょっとくらいならいいんだろ?

それで飯食ってる奴の利益を削り取る事くらい些細な事なんだろ?

2010-08-03

生活のための仕事を辞めて、夢の仕事を実現するための7つのアドバイス

生活のための仕事を辞めて、夢の仕事を実現するための7つのアドバイス

http://www.lifehacker.jp/2010/08/100729_dayjob.html

「いつかこの仕事だけで食べていきたい!」そんな夢の仕事がありますか? それとも、すでに現在進行形で夢を叶えている途中でしょうか。

作家写真家、役者、ミュージシャン弁護士料理人占い師...どんな仕事でもいいですが、主にフリーランスで働くような仕事場合は、その仕事だけで生活できるようになるまでに、アルバイトや他の仕事との、二足のわらじ生活を送ることも多いでしょう。

ですが、いつまでも生活をするための仕事に頼っていては、夢の実現は遠いままです。先月、ライターとしてフルタイムで働くために、アルバイトスッパリと辞めたSierra Blackさんから、夢の仕事を実現させるために、かなり役立ちそうな7つのアドバイスがありました。

1. 少しずつトライしてみる

着実に収入を得られる仕事を辞めて、いきなり夢の仕事だけをスタートさせるのは、それなりのリスクがあります。可能であれば、週末や、仕事が終わった後などの空いた時間を使って、少しずつ夢の仕事トライしてみましょう。作家写真家ミュージシャンなど、クリエイティブ仕事に向いているやり方です。

弁護士のような仕事場合は、そういった時間を使って、学校に通ったり、裁判を傍聴したりするといいと思います。料理人占い師のような仕事であれば、まずは、自分の友だちや家族料理をふるまったり占いをしてみたりして、実践的なトライアルをしてみるといいでしょう。

2. 本当にやりたい事だけをする

例えば「フリーライターになった」と、友だちや昔の同僚に言ったら、何かしら書く仕事を紹介してくれるかもしれません。ですが、その仕事が本当に自分のやりたい内容ではなかったり、方向性が多少ズレていたとしたら、その仕事はやらない方がいいでしょう。

経験にもなるし、お金にもなるし、付き合いもあるという気持ちも分かります。そこをグッと我慢して、本意ではない仕事時間や労力を使わず、本当にやりたい事だけにフォーカスし続けると、次第に、本当にやりたい仕事のチャンスが来るようになります。

3. 名乗ることが大事

ミュージシャンになりたいのであれば「ミュージシャンになりたいと思ってます」と言ってはいけません。「僕はミュージシャンです」と言いましょう。最初は「まだ一人前でもないし、ましてや仕事もないのに...」と、恥ずかしくて躊躇してしまうと思いますが、名乗っていると徐々に慣れてきて、本当に自分がその職業なんだと信じられるようになってきますし、プロ意識も育ちます。

Webサイトブログなどを活用して、自分プロフィールや作品を紹介するのもいいでしょう。最も大事なのは、一人前になるまで思い込み続けることです。それがプロになるということです。もちろん口だけではなく、お金にならない仕事でも、本当にやりたい仕事や活動を、きちんと続けているというのが大前提ですよ。

4. 高い目標をはっきりと掲げる

なんとなく「映画監督になりたいなぁ」と思っているだけでは、夢のままで終わってしまいます。目標をはっきりと決めると、そこに向かって、日々努力するようになります。どんなに高くて夢のような目標でも躊躇してはいけません。アカデミー賞が取りたい思ったのなら、最終的なゴールは、そこに設定しましょう。そして、少しでも映画に関する仕事が実現したら、これがアカデミー賞への道の一歩だと思うのです。そうすると、少しずつ、その高くて大きな目標に近付いていきます。

5. 仕事用の口座を分ける

夢の仕事で生活できるのに、十分なお金を稼げないうちは、自分貯金や生活のための仕事給与と一緒の口座に、わずかながらの夢の仕事報酬も、そのまま入れているかもしれません。

一つの口座にお金をまとめてしまうと、どの仕事でいくら稼いだという感覚が薄れて、分からなくなっていきます。夢の仕事用の口座は、他の口座とは別にして、いつでもその仕事でいくら稼いだのか、分かるようにしておきましょう。その口座の残高を見ると、最初ハングリーにもなるでしょうし、軌道に乗ってくれば、励みにもなります。

6. 仕事だということを忘れない

夢の仕事とはいえ、仕事仕事です。趣味でやっているのではありません。最初は、夢が実現しているうれしさで、どんな事でも情熱をもって取り組めたとしても、毎日毎日仕事としてやっているうちに、嫌なことも出てくるでしょう。再度繰り返しますが、仕事仕事です。今までやってきた生活のための仕事と同じように、面倒くさくても、退屈でも、煩わしくても、同じようにこなさなければならない事もあります。

7. 生活のための仕事を辞めるタイミング

これはかなり難しい問題です。生活のための仕事と夢の仕事の、それぞれに掛かる時間収入バランスを考えなければなりません。生活のための仕事の辞め時を見極めるために、以下のポイントを参考にしてみてください。

◦生活のための仕事を辞めても、しばらく食べていけるだけの貯金収入がある。

◦生活のための仕事に掛かる時間が、夢の仕事に掛けたい時間や、プライベート時間を圧迫している。

◦夢の仕事で、クライアントや取引先と継続した関係があり、今後もそこからの収入が見込める。

◦夢の仕事でも、生活費をまかなえるだけの収入報酬)が、十分に期待できる。

◦しばらくトライアルで夢の仕事をやってきたけど、やっぱりこの仕事が好きだ。

夢だと思っていた仕事で、プロとしてお金を稼いで生活できるというのは、本当に幸せなことです。仕事なんてお金のためにやるものだと思っていた日々から、自分が好きなことをしているだけなのに、お金がもらえるという日々に変わるのです。

これがどんなに幸せなことなのかは、実現させた人にしか分かりません。その道のりは簡単ではないですが、やってみる価値は十分ありますよ。

2010-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20100801053914

正直貴方は余計な事を言っただけだと思う。

絵描きたちは暗黙の了解写真を共有素材扱いしている。写真家権利なんて興味が無い」

こういう主張を公に向けてしてしまっただけ。

絵描き同士だけのルールを持ち出しても逆効果でしかないのに。

2010-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20100731081414

はてブに書いてしまったけど少し怖くなってきたので直接トラバしてみる。

自分以外の人が書いた作品を写すのは絵描きとしてNG自分以外の人が撮った写真ならグレーというのは

絵描きだけのローカルルール?(かどうか正直怪しいが)であってその写真を撮った人にとってはとんでもない話。

なぜ勝手絵描きたちが写真ならグレーだと言って暗黙の了解にしてしまうのだろう。

イラスト作成時における写真素材の流用が白か黒かグレーかという話をするときに写真家の声はなぜ無視されるのだろうか。

当事者のはずなのに「絵描き同士の話だからそれはおいといて」扱いがすぎる気がする。

たけくまメモではきちんと写真家存在もふまえた解決案を提示していたのに。

http://anond.hatelabo.jp/20100731081414

最近トレース著作権関係の話題でもありましたっけ・・・・

イラストが上手くなるにはこうすればいい、と

イラストを書く上での著作権に関する注意点

2つのテーマが混同しているように思えて少し読み辛かったです。

イラストの背景トレースに関する話は聞いたことがなかったですね。

そういう常識というか暗黙のルールみたいなのがあるんですね。

写真家が、他人の雪山の風景写真を利用して、

他の写真をそれに合成して作品としたことが裁判になった事件しか

自分は知りませんでした。

2010-04-07

因果応報をかんじること。

とても好きな彼ができた。

出会ったのはとあるお酒の席。ていうかスナック

母のいきつけでたまたま母に連れられて行った時にたまたま隣にいたことから。。。でした。

とても家柄の良い彼。

ご両親に愛され育ってきたことを、

しぐさや身なり口調などなどからひしひしと感じられる。

お付き合いすることになったのが今週のこと

私が彼にとってはじめての彼女でした。

おととい彼から別れを告げられた。

彼の育った立派なお家の家系から、現在の彼の置かれている状況まで

とても丁寧に詳しく教えて頂いた後のこと

私のことを大好きで、幸せにしたいけれど

いまのままでは幸せにすることはできないから・・・

という理由でした。

なんで?どうして?そんな事は関係なく私は好きなのに!

わがままを言いまくったけれど

結局は彼が泣きながらお願いだから終わりにしてと・・・

私も泣く泣く了承。

納得いかない頭の中でこんなことを思い出しました。

19歳大学生のときに初めて彼氏ができました。

彼は新港の魚卸市場で働いている24歳でした。

写真を撮ることが趣味で、個展なんかも精力的にひらいている様な男性でした。

彼と付き合うことになった夜

うれしくて母と、親友メールをしました。

こんなやりとりだったと思います。

私「はじめての彼氏ができたよ!」

友「どこで知り合ったの?」

私「インターネットだよ。同じ趣味だったから」

彼とは、とあるサイトで知り合いました、

映画や好きな漫画家写真家音楽趣味が一緒で

あっという間に意気投合、オフ会など経て付き合うことになったのです。

当時、インターネットなどで知り合った男女の問題が大きくマスコミなどで取り上げられている時期で

親友は私を心配するあまり母に通報をしてしまったのです。

もちろん危険な方では決してなかったのですが。

我が家では大問題となり

学業に専念する立場なのに、彼を作るなんてありえない」

インターネットで知り合った男と付き合ったら危ない。」

「そんな男とつきあうのはやめろ。」

「これ以上付き合うなら大学はやめろ」

それはそれはひどく怒られたものです。

私は彼の事を大好きでしたが、彼と付き合うことを続けて家族から見放される事のほうがもっとこわい。

彼の気持ちよりも当時の自分を守るために、私は泣く泣く「お別れをする」決断をしました。

その決断は、父が彼を家に呼び家族のいる前で彼に伝える事となりました。

たくさん泣きました。

彼をたくさん傷つけてしまいました。

自分の気持ちにフタをして気持ちに嘘をついて忘れようと努力をしました。

このことは今になってもなかなか忘れられない事だったのでした。

彼は大きなバイクに乗っていました。黄色いダウンジャケットを着ていました。

冬に黄色いダウンジャケットを着た男性を見かけると彼なのではないかと未だに目で追ってしまいます。

かといってもうだいぶ昔のこと、今の彼には奥さんも子供もいることでしょうけど。

とあるスナックで知り合った

低学歴契約社員OL

そんな得体の知れないやつと手塩にかけて育てた大事な息子が付き合っている。

そんな事を親御さんが知ったら

昔私の両親が取った様な行動を親御さんも起こすことでしょう。

彼は学生。ご両親の支えがないと彼の生活や彼のやりたいことの存続はきっと難しくなってしまう。

そんなことを考えたら昔私がした様な決断を彼も下すことでしょう。

なんという因果応報

たとえば私が、名門大学出身の大企業に勤める身であったのなら

すこしは状況が違っていたのかとか考えちゃいますが。

こんなことってあるものなのだなと。

人生とか、運命なんかの「あや」を感じてしまってしょうがない。

その時その時自分の気持ちに責任の持てる判断をしてかなきゃならないとおもった。

たとえば我をわすれてしまう恋愛なんかにおいても。

こんな経験をしてしまっては「我を忘れる恋愛」なんて一生できないでしょうけれど。

2010-02-04

ふたつ恋した

http://anond.hatelabo.jp/20100123005026

つづき

 無謀な旅に出たのはそれを書きたかったからで、半月日本中を車で旅して、それでもまだそうかと聞かれれば、僕はうんとうなずく。それでもうんはいまは少し控えめで、バックシートの同乗者との旅が楽しくなり始めている。後部座席の右側の窓は全開で、海風に髪をなびかせて真っ青な海に向けて、彼女は表情をあかるくしてシャッターを切る。バックミラー越しの横顔には昨夜の凍えきっていたおもかげはなく、蒸し暑いとさえ思う風にはしゃぎきっていた。

 それだけで満足してしまう。

 写真の評価をしっかり伝えたのが良かったのか、安心して撮って良いのだと思ってくれたのか。

 雑誌旅行記みたいなサイトを作りたい。そう旅の目的をはなすと彼女は僕の書いた文章を読みたいといった。彼女はしばらく読みすすめ、これは私には無理と情けない声でいった。僕は慌ててブレーキを踏み、路肩に車を止めた。振り返って言った。

「ちょ、ちょっと待って下さい。僕はもうあなたに写真を撮って貰うって決めているんです。あなたの写真がいいんです。すてきじゃないですか、なにが無理なんですか」

「でもこの旅行記、格調高いし、大人っぽいし、私こんなに知識ないし」

 うつむく女の子をみて、僕はあっと思い当たる。

 意気込んでひとり旅にでた僕は、だれからもそしられない旅行記にしようと、堅固な文体で書いてしまっているのだ。本人からすれば少し堅いかなぐらいであるのだが、慣れない人からみればそれはきっと要塞でも見上げているような心地になるのだ。

「あ、いえ。でもこの文章堅すぎて、こんなの読んだら息詰まってしまいます。そんなところにぱっと明るい写真がほしいんです。あなたの写真は色彩豊かで、大胆な構図で、ダイナミックで、この動きのない旅行記をきっと生き生きとさせてくれる」

 僕は、思いつく限りの美点を話す。これでもプロの撮った写真を見続け、それを文章の隣にレイアウトし続けていたのだ。もしそんなプロ達に混じっていても僕はきっと彼女写真を選ぶと思う。

「それにWebサイトなのです。雑誌ではないのですから解像度も必要ないですし、僕はフィルムスキャンもやってましたから、若干色味が狂っても直せますし」

 すこしだけ顎が上がり、僕は安堵して息をつく。

「ちょっと安心しました」

「撮れないって言われたらどうしようかと思いました」

 彼女はふふと笑う。

「そんに気に入ってくれたんですね、私の写真

 それで僕は、旅行記に載せる写真彼女に撮って貰う事に執着心が生まれ始めている事に気づく。なぜだろうと思い、色味だろか、構図だろうか、被写体の選択だろうかといろいろに理由探しをするが、きっとセンスみたいな所かもしれないと無難に着地する。美感の好きと思うところが似ているのだ。そこの波長が合うのだ、きっと。

 バックミラーの中の、撮った写真ノートPCで確認する姿を見ながら思う。

(出来れば、ずっと一緒に撮ってくれないかな、三ヶ月に一回でもいいから)

 彼女写真に恋をし始めていた。

 まだまだ若いのだし、これから音をたててめきめきと上手い写真を撮るようになる。そうなればちょっとした写真家になるかもしれない、プロというまではいかなくても。そうなってしまってからではもう届かない。今のうちに出会えたのは幸運で、コンビを組んでいれば、有名になっても昔のよしみでほんの少しだけならつき合ってくれるかもしれない。

 そんな打算さえ生まれてくる。

 それぐらい僕は参っていた。

 彼女の撮る写真はそれぐらい魅力的だった。

 二つめのトンネルを抜けてちいさな港を右手に(カシャリ)、まばらな民家の間を抜けて海岸沿いの道を行くと、海一面に養殖場が広がる(カシャリ)。のんびりと車を走らせ地図を片手にちらちら見ると、牡蠣養殖場との記載がある。

「すごーい」

牡蠣だって。そういえば松島近いですし、松島といえば牡蠣ですし」

(カシャリ)

「こんなにたくさんあると迫力ありますね。あ、船が出てる」

(カシャリ、カシャリ)

 はしゃいでシャッターを切る彼女の横顔はまだ無邪気で、疲弊する職場修羅場の数々ですさんだ心にほっと暖かい場所が出来るのを感じ始める。夏の海風を全開に受けながら、真っ青なひかりを浴びているとなにかがほどけてくる。ああ、そうか僕はひとりじゃないのだ。そう思うとほっとし、なにかこれまでずっとひとりで戦ってきたような気がし、その戦いには様々な理由があったのではあるが、それさえもどうでもよいことのように、それよりもこの彼女との旅が楽しくなってきている事に気づく。

 海風の中を、岬を目指して、おんぼろのスズキを走らせるのは楽しい

 バックミラーの中のちいさなカメラマンが嬉々としてシャッターを切るのを見ているのは楽しい

 どんな写真が上がってくるのだろうと心待ちにするのは楽しい

 こんなにも楽しいものかと、内心動揺している自分がいることに気づく。

 不意に彼女がこちらを振り返り、胸に片手を当て深呼吸をする。

「ふう、夢中になりすぎちゃう」

 何度か息をし、そのきれいな眼がこちらを射貫く。

楽しいね、岬めぐり

 僕は、ええだか、ああだか、そんな曖昧なことをいい、その笑顔からあわてて視線をフロントガラスに向ける。胸がどぎまぎしていた。あまりのかわいらしさに動揺しているのに気づく。何重にも防壁を築いていたはずが、いつの間にか彼女はその内側に立っていた。

(この子、どうやって入ってきたんだろう)

 いや違う、目下の問題はそこではない。彼女はちいさなカメラマン旅行記に載せる写真を撮ってくれる。その写真はすてきで彼女との旅は楽しい。でも、そこで彼女が僕の気持ちに気づいたら? いま、落とされてしまった事に気づき、僕がくらくらになっている事を悟られたら。

 彼女は車を降りるかもしれない。

 極力、感づかれないようにしなければならないのか。

 背筋を冷や汗が伝うのがわかる。

 道は小さな港を駆け抜けてすぐに山間へそれを抜けるとまた小さな港、牡鹿半島ドライブはその繰り返しで、めまぐるしく景色が変わる。彼女はそんな移り変わりの速さに夢中で、シャッター音がいきいきと響く。手元の地図を見ると、目当ての岬である黒崎はもう目と鼻の先で、そこから大きな港を抜けてすぐだった。

「間に合いましたね。暗くなる前にたどり着けましたよ」

 バックミラーを見ると夢中でシャッターを切る姿、鼻歌をうたい、表情を輝かせてカシャ、カシャと目の前の光景を切り取っていく。まるで声さえ聞こえていないようで、海風に溶け込むように髪をなびかせる、それを見るだけでも思わず頬が緩んでしまう。

 軽自動車ささやか港町を駆け抜け、半島の最南端へと向かう。

 海は青く右手には、対岸に大きな島が見える。

 牡鹿半島はその東西を大きな島に挟まれている。その緑が海の色に鮮やかに映える。周囲の樹々のにおいが風に混じる。八月を過ぎた平日の夕方近くの半島はひとけも車通りもなく、この光景をひとり、いやふたりじめしている心地になる。ぽんこつのエンジン音だけがこの景色の中に孤独で、秘境へいくでもなしに世界にたったふたりになった心地になる。

(しかし、いったいなんでこんなことになっているんだろう?)

 わからない。

 最善と思える選択肢を選んでいるうちになぜかこんなことになっている。

 かわいい子が写真を撮ってくれて旅もしてくれるんだ、それでいいじゃないか。

 そう、それでいいはずだった。

 半島の南端で折り返して少し高いところにある駐車場のある展望台にスズキをとめる。

 彼女には新しいメモリーカードバッテリーを渡し、僕は早速彼女写真をチェックし始める。鮮やかで躍動感のあるスナップに、僕は夢中になり、そして幸福感に包まれる。

「いいじゃん」

 何枚か、おそらくサービス精神なのだろうが、旅行誌にありがちな紋切り型の構図を見つける。

(こんなことしなくていいのに)

 僕はノートパソコンの電源を落とし、頭の中に渦巻くうれしさとそれをあらわした言葉が浮かび上がってくるのをあれこれと選び始める。エンジンを切り、車を降りると海の香りが風となって包み込む。ふっと息を吸い込んで、こんなにわくわくしたのは初めてじゃないかとふと思う。

(どこいっちゃったんだろう?)

 僕は彼女を探した。

 ■シリーズリスト

 ・女の子ひろった

 http://anond.hatelabo.jp/20100116012129

 ・これこそ逃避

 http://anond.hatelabo.jp/20100119221742

 ・すごい彼女

 http://anond.hatelabo.jp/20100123005026

2009-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20090927034821

梅佳代という女性写真家が、「じいちゃんさま」という写真集を出している。

彼女の祖父を撮影したものなのだけど、それに関するインタビューを思い出した。

「あたし、小学生の頃からじいちゃんとばあちゃんと寝とって、ふたりが死ぬときのことをいろんなパターン勝手に空想しとったら、本気で怖くなって哀しくなって勝手に泣いたりしとって。だから、遺影っぽい写真になるのは絶対嫌やなって。でも、じいちゃんたちのほうは自分の死を完全に普通に受け入れてて、それがすごすぎですよ」

http://www.cyzo.com/2008/07/post_721.html

老いて死が近づいてると恐れは無くなってくるのかなと思う。自分はまだ老いること自体が怖いけれど。

2009-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20090917194550

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009091700430

わいせつ図画頒布容疑で、写真家力武靖容疑者(48)=東京都渋谷区幡ケ谷=と、映像ソフト制作会社社長河野憲一容疑者(35)=山口県下関市一の宮町=を逮捕した。

力武容疑者は「性器は映っていない」と容疑を否認し、

つーわけで、モデル女性ロリだから、ではなくて性器が映ってたのでわいせつ図画として摘発されただけー。

報道の仕方に首を傾げざるを得ないけど、これで「擬似児童ポルノ規制される!」て騒ぐやつもどうかと思う

2009-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20090902173021

自分写真撮って取材してりゃ、逆に現物に似てれば似てるほど評価されたりするんだけどな。

らきすたとかけいおんも「現地とそっくり」ってのが褒め言葉になってたし。

個人的には、写真を絵でトレースされたからって写真家がなにを損するのかさっぱりわかんねーわ。

2009-08-13

褒めるか叱るか

一瞬を切り取る写真家現場で褒めまくり、長い長い時間を切り取る映画監督現場で気難しく当たる。

プロがこれなのだから、対象との付き合いが短期的なのか長期的なのかで、どちらが良いかは決まるんじゃないかと、ふと思いついた。

短い付き合いしかないだろう、という人は褒めればよく、長期的な付き合いになりそうなら叱る。

2009-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20090303184207

多分だけど、マジコンが氾濫する方が

画像著作権侵害よりも経済的損失が大きい」ように感じる人が多いからだと思う。

「五十歩百歩」って言われたらそれまでだけど。

例えばはてなユーザーとかねらーの中で

市販の画集や(写真家の撮った)写真集を購入する、

言い替えればそれらに金を払う人の数は、

(あくまで経験則だけど)

ゲームを購入する人よりもずっと少ない。

だから罪悪感すらも抱けないんじゃないかなー。

もともと画集とかに金を払う習慣がない人は結構いると考えていいと思う。

それに対して海賊版マジコン

共有ソフトは(画集写真集転載よりも)批判の槍玉に挙がりやすい(これも経験則だが)。

それらで侵害してるのは私たちが普段(画集写真集よりも)、

コンテンツに対して金を払ってる/払う可能性が高いからだと思う。

たとえDSを持っていなくても、

マジコンのせいでゲーム会社の儲けが減っちゃう!」

って想像しやすい。

絵とかよりも「購入が一般的」だからね。

対価を払う習慣がない絵とかは、

ネットにたくさん溢れててもそれが悪いことだと思いにくいよ。

だけど市販の漫画まるまる一冊アップされてるの見ると

オイオイ」って感じる人は結構いるんじゃないの。

憶測ばかりでごめんよー。

http://anond.hatelabo.jp/20090303184207

そりゃソフトウェアで飯食ってる奴にとっては、ソフトウェアコピーの方が切実だもの。飯のタネをコピーされてちゃ黙ってられない。

はてな絵描き写真家の集まりだったとしたら、もっと違う反応が来るだろう。

2009-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20090120142802

現実にはあり得ないような写真を撮ってた写真家もいるし、だまし絵的写真も数多くあるわけで

写真だとチャチだとは言い切れないと思うけれど

想像したものを描くっていう点では記憶ダンプする行為と同じじゃないかなぁ。記憶意味が広くなっちゃうけど。

絵画が全て廃れたとかいう話をしたいわけじゃなくて、写実的な絵画って意味がないよなぁ、という話です。

2008-10-27

http://anond.hatelabo.jp/20081027160514

いや解るけどサァ、世の中そんなもんですよ。

冴えないヤツがコネで良いところに入ってすげえ給料もらってるなんて事例はいくらでもあるし、

実際趣味が長じて専門職に就けるやつっつーのは趣味を続けるその過程で手に入れたコネを使ってその業界に入るもんですよ。

人間社会的生物で有り続けるかぎりコネクションが重要である事実にはなんら代わりはねーです。

おいらは写真が好きで写真家になりたいと思ってたことがあったけど、

あの世界も実力っていうのは所詮付随する変数でしかなくって、一番重要なのはコネ、というよりもそれを担保するための営業力なんだよね。

コミュニケーションだよコミュニケーション。要するに。

貴方ワナビーならワナビーなりに本気でやりたいのなら出版社に通い詰めるなり、文芸部なりに所属して出版関係に行くヤツと話をする必要があった。

そこから友達関係を広げていって影響力を持っている人を籠絡するのが常道なんすよ。それだけの話さね。

つーかまだ遅くないから本気で食いたいと思ってるのならそうするべきだ。

2008-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20081017152400

ブログで」書いてあるだろー。「ダイアリで」でもおk

現場撮影程度だと高性能PCが必要になる理由はないんじゃない?

写真屋でもなきゃ、容量十分なメモリカードで足りるよね?

写真屋なら、使い慣れた重量ノートPC持って行けばいい。そもそも撮影機材いっぱいだろうから、気にする人はいないだろうけど。

(そもそも、写真家増田さんなんてほとんど居ないと思うけれども。)

IT系でも現地で開発するならともかく、"普通意味の"出張レポートまとめる程度なら、MSOfficeが動けば十分だよね。

少し開発するにしても、時間が限られた中でトライエラー繰り返すなんて元々出来ないし、

どーせ大した規模の開発なんてできないでしょ?

なら、そんなに贅沢な環境は必要ないんじゃない?っていうのが個人的な感想

これ海外出張じゃなく、国内出張でも、ご近所客先デモでも一緒だよね。

逆の理由で、IT系でノートPCメイン会社さん、ありゃないと思うよねー。

2008-06-18

anond:20080618053247に関して

Ust見たし、Ust賛成派の増田から一言。

葬式とか通夜で故人の死に顔の写メ取る人」がいたら、

もし自分が被害を受けたり、被害を受けた人の恋人だったり友達だったり親だったり子だったりしたら、そんな好奇の(あえて好奇って書くけど間違ってないだろ)レンズに晒されたら、耐えられない。犯人憎しは当たり前だけど、下手するとのうのうとしてる撮影してる連中の方に、より強い害意を向けるかもしれない

っていう人がいるから、気をつけたほうがいいよ、とか、やめたほうがいいよ、とは言うかもしれない。あるいは、事件被害者やその関係者に無神経に取材するマスコミを見ると、やりすぎだなあと思うし、なるべくならそういった人たちの感情を逆なでしないように取材するべきだと思う。けれども、「取材するな!」とは思わないし、どれほどマナー良く、あるいはお上品に取材したところで、マスコミとそれを享受している俺は所詮下種な野次馬だろうとも思う。

でもいい。

そこで何があったか知りたいから。それもなるべく余すことなく。知るべきことと知るべきでないことが区別できるなんて思わないから。

もちろん、事件被害者やその関係者の人が「不快だから止めてほしい」と言い出す気持ち自体は理解するし、それは一定程度汲んだほうがいいだろう((あと、故人の意志とかも汲むべきだね))。不幸の総量はなるべく減らしたほうがいいから。でも本質的には見たい。ああ、別にグロ画像見たいってんじゃなくてね。そんなに寄らなくていいです。

逆に「不謹慎だろ!」って思う人に聞きたいのだけれど、ひとが死ぬような状況を記録するのは、賞を取るような報道写真や、歴史的絵画でもやはり不謹慎なのだろうか?例えば長尾靖の撮った浅沼稲次郎社会党委員長刺殺事件の写真は?あるいは処刑されたルイ16世を描いた絵画は?歴史的人物なら尊厳は冒されてもいいの?公人に尊厳はないの?それっておかしくね?それともこれらの写真/絵画はなるべくなら見られないほうがいいし、本当は記録されるべきではなかったの?

結局、報道主体がマスメディアであれ、個人であれ、プライバシー権としての肖像権のあり方あたりがその方法の折り合いの付け所になるんじゃないかと思う。日本写真家協会はこんな感じにまとめている。

表現行為が社会の正当な関心事であること、その表現内容、表現方法が不当でないこと、の二つの要件が整うときは、無断で撮影したり、写真を利用しても肖像権の侵害にはならないというのである。

http://www.jps.gr.jp/pub/report/127/127_30-31.pdf

なにが「正当な関心事」かは大いにもめそうだけれど、苦しむ被害者の大写しなどが「表現方法として不当」というのはコンセンサスを得られるだろうと思うし、そこで最低限の人の尊厳を守ることは可能なんじゃないだろうか。

まあ、取り繕ってもお前は下劣な野次馬野郎だ、といわれれば、その通りですとしか言いようがないんだけどね。

2008-05-30

日本の文化の本当の正義

みなさんの日本人正義感とは何ですか??

本日終電の中で見知らぬおばさんにこう言われました。

おばさん:「あんた!!電車の中で電話するなんで最低の人間ね!マナーも知らないの?」

そう激怒しながら私の左隣に座りました。私は思わず、

私:「すみません。」

と話していた電話を切りました。

しかし、家で待っている相方への心配をかけてはいけないと電話はしておきたかった

事だったので、東京生活が短い(2年くらい)私は思わず…

私:「電車外でやれば良かったのでしょうか?」

と素朴な質問をしてしまいました。

おばさん:「当たり前じゃないの!!社内アナウンスでの何回も言ってるでしょ!!

      常識の知らない馬鹿が!!」

そんな風に言われてしまいました。

私:「すみません・・・」

それから、向かいに座ってる外人さんに目を向けたおばさんは、

おばさん:「そこのアンタ!!電話きりなさい!」

物凄いけんまくで向かいの外人さんを怒り始めました。

おばさん:「あんた!友達なら注意しなさい!」

なんと、隣に座っていただけの見ず知らずのサラリーマンにも怒り始め・・・

優しいサラリーマン英語

サラリーマン彼女が社内での電話ダメって言ってるよ。」

そう親切に外人さんに通訳してくれました。

しかし、外人さんにも都合があったのでしょう。中々通話を辞めてはくれませんでした。

私には、その外人さんの通話の声はまったくと言って良いほど他の人の耳には

聞こえず迷惑になんてなりませんでした。

おばさん:「早く!!電話をきりなさい!」

立ち上がったおばさんは向かいに座っている外人さん目掛けて向かっていきました。

外人さん:カシャ!!カシャッ!!

写真家のような彼は向かってくるおばさんにひたすらカメラを向けました。

・・・おばさんは当たり前に激怒します・・・

おばさん:「あんた!!写真なんか撮ってるんじゃないよ!!」

・・・

しばらくして、外人さんは写真を撮るのを辞め、おばさんの席につきました。

すると、外人さんがこう言いました。

外人さん:「あなた、文句があるなら私自身に言ったらどうなの?」

おぉ!日本語ぺらぺらだったのですね。。

おばさん:「なんなのあんた!!」

私:「彼も反省して、もう電話もしていない事ですし。社会人としてここは冷静に・・・」

おばさん:「うるさい!!マナーも知らないアンタに言われたくないわよ!!」

・・・確かに、私はマナーの出来てない小娘ですよ・・・。

私:「すみません。しかし、ここは・・・」

おばさん:「うるさい!黙れ!あんた!友達なら注意しなさい!」

サラリーマン:「・・・」

・・・私はおばさんの言うとおり黙りました。

するとしばらく社内は静けさを取り戻しました。

少したって、外人さんとサラリーマンの前にBボーイがつり革に捕まりながら立ちました。

私:おぉ!Bボーイなのにこの嫌な雰囲気を読んで、おばさんと外人の壁になったのか!

と関心していました。

・・・しかし・・・、現実そんなに甘くはありませんでした。

突然、Bボーイと外人さんが喧嘩を始めてしまったのです。

Bボーイ:「外にでろや!!」

外人:「Why?!」

次の駅で入り口が開いたとたんに物凄い勢いでBボーイが外人を外に引きづりだそうとします。

Bボーイが外に出ました。

Bボーイ:「早く外にでろや!!」

外人は、おばさんに言われた事ですでにご機嫌斜めがさらに斜めになったのでしょう。。

入り口の上に手をかけ、鉄棒に捕まるかのように飛び蹴りをBボーイに食らわしました。

おばさんが急に立ち上がったので私は思わず

私:「お母さんが行ったらダメですって!!」

と腕を取って引き止めてしまいました。

おばさん:「うるさい!私のせいで喧嘩になったんだから」

とずかずか外に出て行きました。

外人に向かって・・・

おばさん:「あんた!今この人蹴ったでしょ!駅員さん!この外人さん降ろしてください!」

そう叫んだんです。

外人さんは知らないふりをして席に戻りました。

すると・・・

A子さん:「あなたが電話を切らなかったから・・・」

またまた知らない女性外人さんを静かな声で攻め立てたのです!!

駅員:「あなたが降りないと電車すすまないんで。」

外人さん:「これ最終なのに私どうやって帰るの??」

駅員:「知らないですよ。タクシーとかじゃないんですか。」

外に出た外人さんは英語で物凄い剣幕で怒っていました。

おばさんのいない私の左隣にA子さんが座りました。

私:「大丈夫ですか?」

A子さん:「いや・・・彼が注意されても電話を切らなかったのが悪いから・・・」

私は地方から出てきた田舎者です。

しかし、完全に外人さんが悪いとは私にはとうてい思えないのです。

社内で電話をしていけないとのアナウンスは、車内で電話をすると

うるさくて他人の迷惑になるからでしょう。

優先席近くで、携帯の電源を切ってくださいとのアナウンス

ペースメーカをつけてる方が近くに居ると、そのペースメーカーが狂ってしまう

可能性を考慮してのアナウンスだと思って居ます。

今回のおばさんの注意は正しい事だと思います。

この他人に注意できない日本の中で、マナーを守れというおばさんの姿勢は

大変尊敬できる事だと思います。

しかし、周囲の人に不愉快な気持ちにさせてまでそのマナーを守らなければならない

ものだったのでしょうか。

確かに社内で通話した事を私は悪かったと反省しています。

しかし、日本の文化を良く知らないと思われる外国人(私は通話声をうるさく思わなかった。むしろ話声すら聞こえなかった)

にまで強制的に守らせねばならない事だったのでしょうか。

私は年齢的にも22歳で社会人としても未熟ですし、上京してから2年と年数も少なく

社会の事がよく理解できていません。

私の意見としては、私や外人さんが電話を切った状態であれば

それ以上は、ぐちぐち言わないのが大人のマナーだと思っています。

また、私が注意する立場であれば

「ごめんさい。電車内での通話は控えてくださいますか?マナーですので。。」

と一言いって終わります。

みなさんは、おばさんの行動を正しいと思いますか??

是非ぜひ!!意見を聞かせてほしいです!!

2007-08-12

そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言うよな。子どもだもん。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1016819.html

 

ぼくが小学生中学生だった頃(10??15年前。90年代だ)にこのテのケータイ小説が出回ったとして、

ぼくらはきっと読んだと思うし、それなりに流行ったと思うし、それの感想

感動した」「リアルだ」「読みやすい」になったと思う。

 

子どもはまず「リアル」という言葉意味を知らない。「リアル」の元になる現実的な経験をしてない。

ぼくは風景画や理科の図を描くのが結構上手かったんだけど、友達が最大の賛辞として使った言葉

いずれも「リアル」「細かい」だった。彼らが言う「リアル」とは、せいぜいその程度のものだ。

ぼくらの七日間戦争」「いちご同盟」よりも

GTO」「池袋ウエストゲートパーク」の方が「リアル」だ。

その対義語は「古臭い」「親父臭い」である。成人のそれと意味合いが異なる。

 

そして「感動」という言葉意味を知らない。現実に「感動」などしたことがない。

ぼくの友達(今は写真家として仕事をしている)が中学の授業で絵本を作ったのだが、

それは10ページくらいの絵本であり、台詞しかなく、主人公は鬼で、ぼくはなんで

鬼なんだろうと泣いているところに、蝶がやってきてあなたは昔わたしを蜘蛛の巣からとってくれたのよ、

と励ましたら、鬼は笑顔になったという筋だった。だれもが「感動した」とコメントした。

彼らはこういう「いい話」を読んだ、という気分に「感動」と名づけているに過ぎない。

その対義語は「いい話ではない」である。成人のそれと意味合いが異なる。

 

それから「読みやすい」というところだ。細かい風景描写などそもそも書いてあっても読まない。

話の続きが気になるのだ。行間から複雑な心境を読み解こうなどと思わない。そもそも複雑な心境を知らない。

曖昧に書くくらいなら「複雑な気持ちだった」と書いてくれればそれでいい。

朝昼夜と、都会か田舎か外か中かがわかればいい。台詞だって難しく書かなくていい。それこそ行間から想像できるところだ。

 

 

大体、子どもは昔々の物語なんかどうでもいいのだ。もっと世間や社会のことが知りたいのだ。

小学生中学校のことが知りたいし、中学生高校のことが知りたいのだ。東京の同年代の生活が知りたいのだ。

だのに国語教科書も推薦図書も、こんなガキいねーよっていう、子どもの目から見ても

オッサンの時代の子どもの話(しかも幻想妄想)だろ、といったズレたものしかない。

で、あるよ、君にぴったりなものが、といって実際に本を手渡してくれる大人がいないのだ。

大概の大人は「大人が読ませたい本」しか与えない。実際に与える大人ならまだいい方だが、大体は知らないし、与えない。

 

良識ある大人は何も子どもが欲しいと思っているものを与えてくれない。子どもを使って商売をしようと思ってる大人だけが、

欲しいものを与えてくれるのだ。代わりのものも与えられないくせに、罵倒して放っておいて大人面されれば、

そりゃー大人ウゼエって話になるわな。

 

 

追記2

それと、ケータイ小説作家は女子中高生である。要するに、大人がくれない甘いものを自分で作ってしまったのだ。

というよりも、中高生にとって至上のご馳走である「おしゃべり」がケータイ文化と商売に乗っかっただけで、

彼女たちがやっていることは昔と大差ない。ケータイ小説は、読書よりも会話・おしゃべりに近い。

誰と喋っているか。「(想像上の)リアル東京の同年代の中高生」である。(だから、変な文法も気にならない。)

追記(というかブクマコメコメント

>>id:yuuboku 

 多分もっと言うとmixi2ちゃんねるはもっとリアルだって感じると思う。

 体験談が(真偽はどうあれ)とても具体的だから。あ、「具体的」ってキーワードかも。

>>id:stand_up1973

 学校生活がリアルだっていうこととは意味が違うと思う。

 それとは別に、学校についての欺瞞は感じていると思う。東京に行きたい田舎学生なら余計に。

2007-07-28

jkondo経営者脳にひいた

jkondoの日記 - 自分はもうこれ以上は仕事できない、というところから5回くらいは壁を越えられる気がする

いや、そりゃー社員が限界突破して働いてくれりゃあ社長は嬉しいでしょう。すぐ休む人よりずっとね。ただ、社長ってのはけっきょく自分=会社仕事なわけで、仕事(=自分)の限界突破に挑んでも得るものがあるわけです。会社の価値が上がった!みたいな。でも普通人間はそんなことにいちいち自分を賭けられない。自分=仕事じゃないし、ましてや自分=会社じゃない。仕事人間になりたくない、他にもやりたいことがある、というのが現代サラリーマンなわけ。24時間戦ってもいいことない、ってのは90年代に学んだことじゃないの?もうみんな忘れたか?だいたいjkondoの言う通りのことをして過労死したらどうする?誰が助けてくれるの?そもそも、仕事限界突破したら年収限界突破してくれるの?

別に「夜中に眠いのに無理して起き続けて仕事をする」みたいな非健康的な話をしているのではなくて

じゃあ具体的にはどんな話なんだろ?サラリーマンに何を求めてるの?疲れても休むなってこと?つらい仕事が続いても辞めるなってこと?健康的な話を聞かせて欲しい。

野球選手だって、歌手だって、写真家だってなんだってそうだと思うんですけど、プロとして通用するには何年も何年もかけてその集中の度合いを増していかないといけない。それは僕たちの仕事でも全く同じです。

野球選手だって疲れたら辞めるわけです。まあ、ボロボロになるまで働いた野球選手もいるよ、古くは権藤とか、僕の世代では与田とかさ。それでどうなった?誰が助けてくれた?歌手だって、写真家だって同じ。あるいは、仕事が面白ければ限界突破したくなるかもしれない。でも、とりあえず限界突破しろなんて言うのは精神論好きの経営者くらいです。ブログなんてやめてプレジデントにでも寄稿したら?

2007-05-06

はてなブックマーカーとは

はてなブックマーカーとは、写真家のようなものなんだろう。ネットで出会ったこの瞬間を記録に収めなきゃ気が済まない種族。

2007-05-01

ふと疑問に

ワーナーミュージック・ジャパン-重要なお知らせ

http://wmg.jp/artist/neworder/important_notice070501.html

ニュー・オーダー ベスト&ストーリー に関するお知らせ

弊社より2005年10月5日に発売されました標記のDVD商品(品番:WPBR-90495/90496、以下「本商品」)に関しまして、以下の通りお知らせいたします。

弊社は、本商品のパッケージデザインにつきまして、写真家宮本隆司氏より写真集「CARDBOARD HOUSES」に収録された同氏の写真作品に酷似しているというご指摘(下記比較写真参照)を受け、国内外の関係者と事実関係の調査を行っておりました。その結果次の事実を確認いたしました。

1. 当該パッケージデザインは、本商品に収録された映像作品「Ceremony/セレモニー」から抜粋された画像を基にしたものであること。

2. 当該映像作品は、外注を受けた映像監督宮本氏の作品に触発され、剽窃・盗用の意図はなかったものの、これをモチーフ制作したものであったこと。

上記の結果を受け、弊社といたしましては、宮本氏の作品と本商品のパッケージデザインの表現が酷似しており、両作品が混同されるおそれがあるとの同氏の指摘を真摯に受け止め、弊社による本商品の国内出荷および海外関連会社による出荷を停止いたしました。つきましては、このことをお知らせいたしますとともに、宮本氏並びに芸術愛好家および音楽ファンの皆様にご迷惑をおかけしましたことをここにお詫びいたします。

2007年5月

株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

代表取締役社長 吉田

(以下比較写真略)

こういう、お詫びの文章を画像形式にしてるのをたまに見るんだけど、なんで?

見る側の事を考えたらテキスト形式の方がいいと思うんだけど。

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