2010-08-03

生活のための仕事を辞めて、夢の仕事を実現するための7つのアドバイス

生活のための仕事を辞めて、夢の仕事を実現するための7つのアドバイス

http://www.lifehacker.jp/2010/08/100729_dayjob.html

「いつかこの仕事だけで食べていきたい!」そんな夢の仕事がありますか? それとも、すでに現在進行形で夢を叶えている途中でしょうか。

作家写真家、役者、ミュージシャン弁護士料理人占い師...どんな仕事でもいいですが、主にフリーランスで働くような仕事場合は、その仕事だけで生活できるようになるまでに、アルバイトや他の仕事との、二足のわらじ生活を送ることも多いでしょう。

ですが、いつまでも生活をするための仕事に頼っていては、夢の実現は遠いままです。先月、ライターとしてフルタイムで働くために、アルバイトスッパリと辞めたSierra Blackさんから、夢の仕事を実現させるために、かなり役立ちそうな7つのアドバイスがありました。

1. 少しずつトライしてみる

着実に収入を得られる仕事を辞めて、いきなり夢の仕事だけをスタートさせるのは、それなりのリスクがあります。可能であれば、週末や、仕事が終わった後などの空いた時間を使って、少しずつ夢の仕事トライしてみましょう。作家写真家ミュージシャンなど、クリエイティブ仕事に向いているやり方です。

弁護士のような仕事場合は、そういった時間を使って、学校に通ったり、裁判を傍聴したりするといいと思います。料理人占い師のような仕事であれば、まずは、自分の友だちや家族料理をふるまったり占いをしてみたりして、実践的なトライアルをしてみるといいでしょう。

2. 本当にやりたい事だけをする

例えば「フリーライターになった」と、友だちや昔の同僚に言ったら、何かしら書く仕事を紹介してくれるかもしれません。ですが、その仕事が本当に自分のやりたい内容ではなかったり、方向性が多少ズレていたとしたら、その仕事はやらない方がいいでしょう。

経験にもなるし、お金にもなるし、付き合いもあるという気持ちも分かります。そこをグッと我慢して、本意ではない仕事時間や労力を使わず、本当にやりたい事だけにフォーカスし続けると、次第に、本当にやりたい仕事のチャンスが来るようになります。

3. 名乗ることが大事

ミュージシャンになりたいのであれば「ミュージシャンになりたいと思ってます」と言ってはいけません。「僕はミュージシャンです」と言いましょう。最初は「まだ一人前でもないし、ましてや仕事もないのに...」と、恥ずかしくて躊躇してしまうと思いますが、名乗っていると徐々に慣れてきて、本当に自分がその職業なんだと信じられるようになってきますし、プロ意識も育ちます。

Webサイトブログなどを活用して、自分プロフィールや作品を紹介するのもいいでしょう。最も大事なのは、一人前になるまで思い込み続けることです。それがプロになるということです。もちろん口だけではなく、お金にならない仕事でも、本当にやりたい仕事や活動を、きちんと続けているというのが大前提ですよ。

4. 高い目標をはっきりと掲げる

なんとなく「映画監督になりたいなぁ」と思っているだけでは、夢のままで終わってしまいます。目標をはっきりと決めると、そこに向かって、日々努力するようになります。どんなに高くて夢のような目標でも躊躇してはいけません。アカデミー賞が取りたい思ったのなら、最終的なゴールは、そこに設定しましょう。そして、少しでも映画に関する仕事が実現したら、これがアカデミー賞への道の一歩だと思うのです。そうすると、少しずつ、その高くて大きな目標に近付いていきます。

5. 仕事用の口座を分ける

夢の仕事で生活できるのに、十分なお金を稼げないうちは、自分貯金や生活のための仕事給与と一緒の口座に、わずかながらの夢の仕事報酬も、そのまま入れているかもしれません。

一つの口座にお金をまとめてしまうと、どの仕事でいくら稼いだという感覚が薄れて、分からなくなっていきます。夢の仕事用の口座は、他の口座とは別にして、いつでもその仕事でいくら稼いだのか、分かるようにしておきましょう。その口座の残高を見ると、最初ハングリーにもなるでしょうし、軌道に乗ってくれば、励みにもなります。

6. 仕事だということを忘れない

夢の仕事とはいえ、仕事仕事です。趣味でやっているのではありません。最初は、夢が実現しているうれしさで、どんな事でも情熱をもって取り組めたとしても、毎日毎日仕事としてやっているうちに、嫌なことも出てくるでしょう。再度繰り返しますが、仕事仕事です。今までやってきた生活のための仕事と同じように、面倒くさくても、退屈でも、煩わしくても、同じようにこなさなければならない事もあります。

7. 生活のための仕事を辞めるタイミング

これはかなり難しい問題です。生活のための仕事と夢の仕事の、それぞれに掛かる時間収入バランスを考えなければなりません。生活のための仕事の辞め時を見極めるために、以下のポイントを参考にしてみてください。

◦生活のための仕事を辞めても、しばらく食べていけるだけの貯金収入がある。

◦生活のための仕事に掛かる時間が、夢の仕事に掛けたい時間や、プライベート時間を圧迫している。

◦夢の仕事で、クライアントや取引先と継続した関係があり、今後もそこからの収入が見込める。

◦夢の仕事でも、生活費をまかなえるだけの収入報酬)が、十分に期待できる。

◦しばらくトライアルで夢の仕事をやってきたけど、やっぱりこの仕事が好きだ。

夢だと思っていた仕事で、プロとしてお金を稼いで生活できるというのは、本当に幸せなことです。仕事なんてお金のためにやるものだと思っていた日々から、自分が好きなことをしているだけなのに、お金がもらえるという日々に変わるのです。

これがどんなに幸せなことなのかは、実現させた人にしか分かりません。その道のりは簡単ではないですが、やってみる価値は十分ありますよ。

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