はてなキーワード: 夫婦別姓とは
これは詭弁やストローマンではないと思う(男女平等の観点から多夫多妻と読み替えて)。なぜなら「選択肢が増えるだけ」と主張して、夫婦別姓に反対する人を「なんで選択肢が増えるだけなのに反対しているの?」とバカにしている人は実際にいるから。
そして私は、1対1の結婚制度を支持し強化すべきという観点の下で、夫婦別姓は(選択肢が広がるだけだから、ではなく)結婚制度というものは名字という表面的なもので支持されているのではなく根本的に愛し合っている信頼関係のもとで成り立つという考えから相手の人生を尊重する形として容認できるし、多夫多妻は1対1ではないので支持しないし認めない。
夫婦のそれぞれは先祖が異なるから氏(名字)もまた異なると子供に説明すればいいじゃん。何の問題があるの?
選択的夫婦別姓の国では家族の名字が統一されていないことの理由を子供に答えることができず、社会的な問題になっているとでもいうのか? もしそうだというならソース(情報源)を提示してくれ。ソースを提示できないというのなら、あなたの意見は何の根拠もなく選択的夫婦別姓に問題があると言っているも同然だ。そうであるならあなたが述べた"客観的に慎重な議論"を形成するのに害悪であると考えられるので、発言の撤回もしくは削除をしていただきたい。
選択的夫婦別姓の国で起きていることを紹介しよう。山田さんと鈴木さんが結婚するとする。それぞれが山田、鈴木をキープすることも、どちらか一方に統一することもできる。まぜこぜにできるところもある。山木にすることも鈴田にすることも山鈴木、鈴山田、山田鈴木、鈴木山田、鈴山、なんでもござれだ。
問題は子供の名字だ。山田-鈴木にするのか山田にするのか鈴木にするのか。新たな名字にするのか。子供が複数いたらどうする?一人目は山田、二人目は鈴木、三人目は山田-鈴木、四人目は鈴木-山田にもできる。
五人子供がいてみんな鈴木だけど四人目だけ山田みたいなこともできる。
子供にどう説明するのか?なんで僕だけ山田なの、みんな鈴木なのに、と聞かれたらどう答えるのか。氏の選択肢が増えると別の問題も発生する。ただ選択肢が増えるだけだからとか家族の絆がみたいな大人の感情論だけで話を進めるのは危険だ。どちらサイドももう少し客観的に慎重な議論を進めてもらいたい。
ただしそれは親のエゴだし、15歳になったら変えられるので本人的には問題でもない
子どもを親のおもちゃと考えてるやつが騒いどるわ〜くらいのもん
家族の絆が云々言ってるやつはただのアホ
選択的夫婦別姓は選択肢を増やす「だけ」 同姓にしたい人は同姓にすればい..
の増田は
ただ、今実際に選びたいものが選べない人たちがいるのは良くない。
将来的に遅れたもの扱いされる夫婦同姓選択者のことも心配だけど、今別姓を選べない人のことを考えなくてはならない。
どうしたらいいんだろうなー。
と言っているのだから選択的夫婦別姓制度の導入に基本的には賛成しているし、
夫婦別姓が導入されたら、漫画のキャラが同姓だと炎上するんだろうかと考えると、うんざりしてしまった。
帰宅した妻が丼を洗うだけで「炎上」するんだからなぁ……。— 弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) (@kyoshimine) November 20, 2020
の弁護士は、
しかし難しいね。
専業主婦が当たり前で女性が社会で自立する選択肢は基本的になかった時代に、女性の社会進出ということで、選択肢を増やす話だった訳ですよね。
いつのまにか、専業主婦という選択肢は否定されるべきとなり、メディアで肯定的に描写することを禁忌視する風潮まで出てきてしまった。— 弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) (@kyoshimine) September 13, 2020
という過去ツイートとつなげていることからも分かるように、選択肢を増やす話だったはずなのに、禁忌視する風潮が出かねないことに
と言っているだけにすぎず、選択的夫婦別姓制度へ明確な反対を表明しているわけでもない。
ところが。
[B! 増田] 選択的夫婦別姓は選択肢を増やす「だけ」 同姓にしたい人は同姓にすればい..
一部に誤読したり、的外れの攻撃をしたりするブクマカがいて、すでにうんざりなんだけど。
「選択的」夫婦別姓なのに「野比」しずかに疑問 - Togetter
[B! togetter] 「選択的」夫婦別姓なのに「野比」しずかに疑問 - Togetter
ここに至っては、「自分が嫌いな属性の人間は、自分(選択的夫婦別姓制度に賛成か、反対か)と逆の立場であるに違いない」とレッテル貼りし、嫌いな属性をもって攻撃を始める奴まで現れ、
本当にうんざりだ。
取りあえず、分かったこと。
「選択的」なのに、「別姓を選択しないこと」に対して不寛容な奴。
こいつらは、誰にとっても敵でしかないのだ。
仮に相手が姓を変えたくないから別姓でと言ってきても、同じがいいから自分が変えるわって言うのまで止めないだろうし、同姓がいい人は楽勝で同姓になれるじゃん、問題なしじゃん。
私個人としては大好きな彼氏と同じ姓にしたいので同姓にしたいんだけど(すいません…)別姓を選ぶ人がいても困らないし、今まで選択肢がなかった人がいる以上、選択肢が増えることはいいことだと思う。
いいことというか…そうあってほしいだけかも。
自分が選びたいものを選べない側だった時のことを考えたら反対はできなかった。
https://anond.hatelabo.jp/20201118101837
↑みたいな意見もキモくて、ブコメで叩いてる意見もその通りだと思ってた。
議論がある中で同姓にするのってこんなふうに言われるんだと怖くなった。
怖いだけで、私は同姓にするけどね!!!!!ごめんね!!!!!
男性に従属してるとか抑圧されているとか言われてもうるせえ!!!!!!!!!!!!で終わらせるけどね!!!!!
こういうイキリアンチフェミ的なやつの頭の悪さにはいつも驚かされるが・・・
夫婦別姓の意義はいつも性がひとつになることで行政手続き上の手間が夫婦間どちらかに必要になること、その手間が非常に負担が大きいことの解消が目的で、特に女性が変更をせざるをえないことが多いのは日本的な課題だがメリット・デメリットで語ったときにメリットがあるからやってほしい、ということ。同性婚についても同様。異性婚しか婚姻の行政的メリットを得られないので異議申し立てとして求められていること。
それを差し置いて一夫多妻ならどうなのみたいな話にすり替えるのは頭が悪いし、一夫多妻のメリットってなんだよ、男女不平等な視点になっていることに気づけ無いのか、ナチュラルに差別主義的なのか、理解に苦しむ。仮に多夫多妻だったとして、そのメリットを享受するのはどういった場面か、というと夫婦別姓ほど喫緊の課題とは思えない。
金のある人間が養えばいいという考えに対していえば、本当に困っている人が必要な制度は婚姻制度ではなく再分配だし、再分配の仕組みとして男性が稼いでという視点にこだわるような制度設計をする必要性を感じない。