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はてなキーワード: ピアノ調律師とは

2024-05-01

anond:20240501214316

まれ変わってもマイクロソフト入社できるわけでも無いだろうけど、一生フェルミ推定やってろ

ピアノ調律師個人教室一般家庭よりもコンサートホールの数の多さが影響するんだけどな

まともにコンサート行ったこと無いのがばれたね

2022-06-27

グランドピアノの買い方

ちょっと前にグランドピアノを買ったので書く。最初に言っておくと、「子供ピアノを習わせたい」とか「大人になったけど始めてみたい」という人にはほぼ役に立たない。どちらかというと「音大出たけど全く別の職についていて今は趣味」とか「音大には行かなかったけど子供の頃からずっとやっている」人向けの話。プロは知らん。

まず、信用できるピアノ技師もしくはピアノ調律師の知り合いを探す。そしてその人に予算を伝えた上で、一緒に楽器店に行く。これが一番重要

よく「楽器店に行って実際弾いてみましょう。同じ型番でも楽器によって音が違ったりします」みたいなことが言われているけど、これは新品を買うのであれば正しい。ただし、中古を買うのであればこの限りではないので必ず調律師を連れて行ったほうがいい。楽器店は中古で買った楽器を必ず修理する。ここで金に糸目をつけなければかなりよく仕上げることもできる。弦だって変えれば良いしハンマーだって鍵盤だってオーバーホールすることができる。だけど、すべての楽器にそれをやったら、中古なのにどの楽器も新品に負けないくらい高額になってしまう。よって店側もすべてを完璧に修理しているわけではない。だから中古楽器を弾いてみると、「そこまでだなぁ」と感じる楽器が多いと思う。思ったより音が響かなかったり、鍵盤が重かったり、一部で変な音がしたり、ペダルが重すぎ、軽すぎたり……。そこにピアノ技師を連れて行くと「ここは直せる」「これは直せない」「〇〇円でこのくらいまではできる」というのを言ってくれる。もちろん楽器によってポテンシャル全然違うし、保管状況等によって状態も違う。中古楽器を買うのであれば、店頭に並んだ状態でいい音がするものより、このポテンシャルが高いものを買ってピアノ技師に直してもらうほうが、よほど良い楽器が手に入る。そしてこのポテンシャルは、ピアノを弾くだけの人には絶対からない、と言われた。

で、実際見に行ってどうだったか

まず新品を見るために、山野楽器ヤマハスタインウェイベヒシュタインショールーム行った。ダントツスタインウェイ、これは間違いない。いくつかの楽器店でベーゼンドルファーも弾いてみたが、そこまで良いベーゼンドルファーに巡り会えず、こちらはそれ以降追わなくなった。

ヤマハCXシリーズは何度もいろんなところで弾いたことがあったけど、やはり話にならない。SXシリーズで、「まぁ買っても良いかなぁ」くらいで、これで660万円。S6Xを弾いたけど、まぁまぁ……くらいなんだけど音がうるさい。ヤマハピアノは響かせるために音を大きめにしている傾向があるんだけど、これがうるさくて上品さにかける。できればCFシリーズが良かったけど、これを買うなら結局1000万円超えるので、それならスタインウェイ買えるし、そっちのほうが良い。

カワイ全然見てないのでわからない。

ベヒシュタイン、かなり良い。コンサートシリーズは他の輸入ピアノと同じ金額帯だけど、アカデミーシリーズは500万円程度からラインナップされていて、ヤマハのSXシリーズ買うくらいならベヒシュタイン買おうという気になる。ただできれば、やはりコンサートシリーズのほうが全然良い音がする。

スタインウェイ、段違い。そうとしか表現できない。

次に中古ピアノを見るためにいくつか店を回った。新品は、ヤマハの大きめの楽器店に行けばヤマハ楽器は全部触れるけど、中古は各店舗によって楽器があったりなかったりするので、いろいろ回る必要がある。そしていくつかスタインウェイを置いている楽器店を見つけ、最終的にA-188かB-211かというところまで絞った。ここで知り合いのピアノ技師に一緒に来てもらい、各楽器吟味してもらう。「〇〇と〇〇は交換したほうがいい。〇〇は調整できる」みたいな話をしてもらいながら、最終的にはB-211を選ぶことになった。楽器本体とその後の修理費を含めてだいたい1000万弱というところ。

最後金額感。ヤマハカワイアカデミー向けのピアノだと、サイズによるがだいたい200万~500万くらいで新品が買える。スタインウェイベヒシュタインベーゼンドルファーコンサートグレードだと大体1200万~2200万くらいする。この間の、500万~1000万くらいの価格帯の製品はあまりなくて、ベヒシュタインアカデミーシリーズや、ヤマハのSXシリーズカワイのSKシリーズしかない。

中古だとこの価格帯でベーゼンドルファースタインウェイが買えるので、そっちのほうが良い場合もある。

ちなみに重さは350kg。これを運び入れるだけでも10万円以上かかった。

2021-06-25

anond:20210624222824

この話はピアニストになれないかピアノ調律師になった、とか、

100mで勝てないから長距離ランナーになった、とかと同じように聞こえる。

立場と才能の違いだし、どちらが偉いということもできない。

人気漫画家だって出産育児に身を置いて体験談BLを回していくのができるとは限らない。

2019-01-15

anond:20190115114954

マジレスすると都内でもピアノ教室みたいなのはクッソ沢山あるしアップライトピアノを持ってる家庭なんてシカゴピアノ調律師の数よりおおいやろ。

そこまでハイソ趣味でもねえよ

2018-08-08

anond:20180808075938

https://anond.hatelabo.jp/20180808075938

この文章の続きである。じゃあ具体的にどうしてほしいか書く

ヴィオラチューバオーボエを追加しろ

要は、器楽部に演奏実態ができる様に適切に演奏者を追加してくれということである。現状器楽部は殆ど何も合奏できないし存在意義が謎だ。

この3つは最低限の合奏をやるために少なくとも必要楽器である

同じ楽器の奏者を追加することに躊躇いを持つな

最低限の合奏をやるためには同じ楽器演奏する複数の奏者の存在が不可欠だ

そして彼らは特別な絆で結ばれる。いわゆる「パート」というやつだ。この尊い関係に感じるものはないのか?

楽器の違いでキャラ個性をもたせようしているなら今すぐやめてくれ

そんなにそうしたいならカズーでも吹かせておけばいいだろう。楽器とはびっくりどっきりメカではないのだ

マイナー楽器奏者に正しい実態を与えて生きる意味を与えてやってくれ

人類初のワグナーチューバ専に関係する話である。要は彼女ホルン奏者にすればいいのだ

ホルン奏者だが、ふと聞いたワグナーチューバ音色に取り憑かれ…そういう形でマイナー楽器を愛するようになった奏者は沢山いるだろう

普段はメイン楽器吹いて食っているが、チャンスさえあれば本当に自分が愛する楽器を皆に聴いて欲しい…

文句を散々付けたが、単にこうすれば済むだけの問題だったのだ

チューナーくんの身元を明らかにしろ

ピアノ調律師、実に素晴らしい夢ではないか。そしてピアノは万能の楽器である

なぜここを明らかにしてプッシュしていかないのか真剣に謎である

楽曲チョイス

実はここにはさして文句はない。それは創作者の選択問題であり、それは創作者の自由である

ただ、一つ言うことがあるとすれば「絶対音楽」という言葉を知ってほしいぐらいか

まあコレ自体クラシックの気難しさを象徴するような語だがこれは「歌詞を持たない音楽の中で

物語その他文学的な何ものか(標題)を音楽表現しようとする音楽でなく、音楽のもの表現しようとするような音楽」のことである

要は「音楽音楽による音楽のための音楽である。多くのクラシック曲がこれに分類される

まり相当数のクラシック曲には「メッセージ性」というものがないのだ

無論「メッセージ性」を微かに読み取ることができないわけじゃなかったりする

だが、特に絶対音楽」を扱う時は、「メッセージ性」の読み取りに慎重であって欲しいと願うのである

クラシックオタがららマジに問いたいこと

ららマジというコンテンツがある。「キミと奏でる、音と魔法の学園RPG。」だそうだ。こんなこと言ってる時点でもう丸わかりだが、完全なる未プレイのままこれを書いている

そして自己紹介をすると、クラシックオタであるオタクと言ってもどれくらいかという話だが、バッハからギリギリウェーベルンまでと言った感じである

ルネサンスの完全ポリフォニー音楽は正直よくわからんし、ウェーベルンで十二音音楽ギリギリって程度で、ベルクとか分からんし、セリエ音楽とか完全にダメである

まあ要はクラシックオタとしては及第点ぐらいなのではないかという感じだ。自分で思っているだけだが、流石に新ウィーン楽派必修はキツすぎるしこんなもんだろう

そして、ららマジの存在は知っているのだが、それ故に全く手を付ける気になれない

要はミリヲタ艦これ文句つけてるアレである。知ってるとどうしたってアラが見えてしまうのだ

というわけで以降アラをあげつらう。ただ、最初に書いておくが、クラシックを題材に据えてくれたことそれ自体には感謝したい。大概な過疎界隈なので…

ワグナーチューバ

まず最初に引っかかったのがこれである。ワグナーチューバ専がいたのだ。おそらく人類初のワグナーチューバ専の演奏者ではないか

どういうことか説明する。ワグナーチューバとかその名の通りリヒャルト・ワグナーが導入した楽器である

問題はその役割である。ワグナーチューバというのは、端的に言うとホルン奏者が持ち替えで吹くチューバ、要は補助楽器なのである

まず楽曲に登場する際もその様な管弦合奏の中での役割しか無い。無論ワグナーチューバ独奏曲なるものも地上には殆ど存在していないと思われる

ワグナーチューバ専の彼女が何の為に生きているか深刻に謎なのだもっと彼女存在意義を明らかにして欲しい

単にワグナーチューバちょっと奇を衒ったチョイスだと思ってこんなことをしたのなら…正直それは最もオタクが憎むところである

まず器楽部ってなんだよ

さっきの発想を拡大していけば自然とこういう結論が導き出されるのだ

まず編成が滅茶苦茶である。ワグナーチューバは勿論だが、なぜか胡弓がいる。譚盾でもやるのか?

ピッコロフルート奏者と、ファゴットコントラファゴット奏者とそれぞれ別々ににいるし、オーボエもいないのになぜかイングリッシュホルンがいる

というか弦楽合奏縁の下の力持ちヴィオラがいない。クラシックやる気ねえだろお前

まず、各楽器一人づつしかいないのが致命的におかしい。これで合奏なんかできるわけないじゃないか

室内楽やるとしても室内楽の友であるピアノが居ないのである

一応確認してみたが、弦楽合奏ヴィオラが居ないのでまずどの編成も無理だし、金管五重奏をやるにはチューバがいないし

オーボエも居ないので木管五重奏も出来ない(イングリッシュホルンの奴を強制的オーボエに持ち替えさせればイケなくはないが)

率直に言ってこの部活、端から演奏活動をする気があるとは思えないのである演奏活動をしない音楽部ってなんだ?

まだ楽器弾けないクラシックオタが放課後に集まって一緒にクラシック聞く方がよほど真面目に部活動してると言えそうである

チューナーとはなんぞや

器楽部の存在自体が謎なら主人公たるチューナーくんも謎である

まず何のチューナーなのかが全く聞こえてこない。そこ、いちばん重要情報である

…が、状況を見れば十中八九ピアノ調律師であろう。そうすると次の問題が出てきて、器楽部なんかで遊ばずにピアノ調律師の専門学校へ行けということだ

ピアノの「チューニング自体は、実は器具さえあればクソ簡単である。あれは打弦楽器であり、本質的ギターチューニングと同じなんだから当然だ

ピアノ調律」のミソはピアノ全体の調整、とりわけハンマーの調整である。逆にここは素人が立ち入れるところでは全く無い

というかピアノ調律師は国家資格なのである。苟もこんな場所で遊んでいる暇などないはずなのだ

(ただ、ピアノ調律師なのではないかという推測は、チューナーくんがあれほどモテモテ事実への一つの根拠となる気がしている

ピアノ調律師はピアノ全体の調整をやらなきゃいけない都合上、一定程度のピアノ演奏の腕を持っていると考えていい

…そうピアノ奏者である室内楽をやりたい器楽部に致命的に欠けていたピアノ奏者がここにいるのだ

ピアノとの二重奏による室内楽ソナタというのは各楽器に果てしなくあり、というかほぼその楽器独奏曲レパートリーと言っていい

ピアノ演奏ができる、そして部員としてそれぐらいしかすることのないチューナーくんは引っ張りだこになること請け合いなのである

曲のチョイスが見るからにアレ

ここまではららマジの方に100%非があることだと思っているが、これはららマジの方の非が50%、この増田の方の非が50%ぐらいだと思う

要は多分に好みの問題であり、オタクがクッソ面倒な所以である

その前置きをした上で言うが、ららマジの曲チョイスはクラシックへの愛が欠片も感じられず、はっきり言って嫌悪感がするのである

とりあえず幕と元ネタ対応だが

Act 1「いばら姫」:バレエ音楽眠れる森の美女」(チャイコフスキー

Act 2「アマデウス」:モーツァルト

Act 3「どうにもとまらない」:「どうにもとまらない」(山本リンダ

Act 4「マイフェアレディ」:ミュージカルマイ・フェア・レディ」(フレデリックロウ

Act 5「ある晴れた日に」:歌劇蝶々夫人」(プッチーニ

Act 6「学園天国」:「学園天国」(フィンガー5

Act 7「マランドリーノ」:喜歌劇「怪盗団/山賊仕業」(スッペ)

Act 8「出囃子」:出囃子

Act 9「美しく蒼きドナウ」:「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世

Act 10「雨だれ」:「24の前奏曲」(ショパン

Act 11ハッピーアンバースデイソング」:映画ふしぎの国のアリス」(オリバー・ウォレス

Act 12「カノホナピリカイ」:フラソング「カノホナピリカイ」(ケアリィ・レイシェル編曲

まず、クラシック全然ない。POPソングを選ばんでくれ

クラシック好きと言うのはガチ選民思想的なところがあり、こういう事をされると相当カチンと来るのである

そんなPOPなチョイスしたいなら吉松隆でも選べばいいじゃないか

数少ないクラシックのチョイスにしても、スッペの怪盗団を選んだ所以外全く評価できるところがない

24の前奏曲から第15番を選び、更にそれに「雨だれ」の題名を冠するのとか最悪である

今どきベト5を「運命が扉を叩く音」と言い出すぐらい古臭い最低なセンスである

音楽を、ただ音楽それ自体を聴いてくれ。エピソードはそれをやったもののみが語るべき要素である

終わりに

じゃあ具体的にどうしてほしいかはまた記事を下につなげて書くことにする

 
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