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2013-05-12

ウサギィについて、いくつか

2015年4月2日追記

何とは言わないが、ひとつ区切りが付いたタイミングなので、追記する事にした。

元々このエントリー2013年5月2日に書いたものです。

ウサギィが社外のエンジニアを安く買いたたいた件が、じわじわ話題になっていた当時、僕の経験を元にウサギィ社長と会った話を記した。

 

それから2年が経過しました。

今、ウサギィという会社は変わっているかもしれないし、昔のまんまかもしれない。

ただ、僕の観測範囲で記すと。

会社引越をした。ウェブサイトリニューアルした。

ウサギィ社員Rubyイベントで見かけるようになった。そして社員執筆したRuby書籍も、良く出来ている。

HTML5 Japan Cup 2014では、ECサイト賞と花王賞を獲得した。プロダクトも素晴らしいと思います

HTML5+画像認識(HTML5とか勉強会LT) - SSSSLIDE

2015年5月19日さらに追記

画像解析の機能を分離したサービスリリースされた。大変よく出来ている。

最先端の画像認識技術が簡単に試せる『画像解析できるマン』をリリース致しました。(2015/5/19)

 

Googleウサギィぐぐると、公式サイトの次にこのエントリーが表示される。

申し訳ない。という気はさらさらない。当時書いたこエントリーを覆す気はないし、当時僕が感じた社長ニヒリズムと態度は、すこぶる不快だった。

が、あのとき社長が言い放った「何も話す実績はないし、聞かれても話す事はない」という状態ではなくなったと思います

(別に守秘義務を破れと言っているのではない。来客に対して、品定めするような目でありながら、己の手の内を明かさず、悪辣な態度に腹が立ったのであるいくら守秘といえど、ものには言い方がある。)

今のウサギィには、いくつかの公開された実績があるし、コミュニティでの活躍もある。

これからも頑張って欲しい。ウサギィの今後を、応援してます!!

 

追記はここで筆を置き、以下は2013年5月当時のままとする。

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http://anond.hatelabo.jp/20130510163712

 

で、ぶっちゃけ。1ヶ月10万円でエンジニアを買い叩き働かせたって話はどうなのよ?

id:ssig33さんが「山岸和利の話」というエントリーを公開しているから、

彼についての技術力とか、金額妥当かどうかは、そっちを参照。

ssig33.com - 山岸和利の話

 

もしドラ作者なら怒りでブログが爆発するレベル(あ、ドリンクは出ました)

それはともかく、僕も昔、ウサギィ見学に行ったけれども、良い印象を持たなかった。

とにもかくにも、社長の態度が悪いです。見くびっていたのでしょうね。

こちらの技術力とか、経験とか、雰囲気を見て、下に見る感じでした。

僕は別に黙ってただけなんだけどね、開発経験

非常に失礼な応対だったので、同行者がいなければ、さっさと帰ろうと思ったほどです。

イラツキ半分、どうしようもないなぁ半分という微妙きもちで、彼らの会話を見ていました。

それでいて「ウサギィでは何を作っていらっしゃるんですか?」と問うと「守秘義務から」って、何も言わぬし。

そんな会社に、なぜ自分の実績や経験を話さなければならないんだ。って気分になりました。

いや、守秘義務守秘義務だけどさ。君らの手札を見せないで、なんでこっちの手札を見せる必要があるんだろうね。

それとも「コイツには手札をチラ見させる必要もない」って判断をされただけかもしれませんが。

 

そもそもこちらは、ウサギィ守秘義務案件を聞いて、どうこうしたい訳ではない。

お話のとっかかりというか、コミュニケーションとして「どんなお仕事しているのですか?」と尋ねるのは、「今日はいい天気ですね」と同等レベルだと思う。

要するに気を遣っているだけなのだ。それに対して「守秘義務なんで」の一言シャットアウトは、さすがにコミュ力低すぎてびびる。

守秘義務職業倫理が結びついている、医者弁護士だってもっとましな返答をする。

どうせ僕以外にも多くの人が同じ質問をしているだろうから、トークスクリプトを考えた方が良い。

何故あんな会話応対をして平気だと思えるのか、謎である

 

ウサギィって、何やってんのよ?

小規模ベンチャーありがちな技術至上主義的な考え方を持っていらっしゃるようでした。

でもさ。はっきり言って、飛び抜けて技術力持ってる。って訳じゃないよね、ウサギィ中の人

もちろん、得意不得意分野はあるだろうけれど。

何か専門分野の特許を持っている訳でも、それに相当するような研究開発をしているわけでも、

特定の業種に特化してソフトウェア開発しているわけでも、不特定多数の人に使われるソフトを公開しているわけでも、

オープンソース世界バリバリ活動しているわけでもなく(WikiRails機能紹介があるくらい)

何やっているかと言えば、いろいろな会社の社内ツールとか作ってるんだよね?ウサギィって。

どんな会社が何で食ってても良いとおもいますよ。

でもさ、ウサギィ規模の会社が、外部非公開&守秘義務縛りの社内ツールしか作っていないって、結構つらいんじゃないかな?

7年(だっけ?)も会社やってるのに、訪問してきた人に、1つも話す実績がないって、なにやってきた会社なんだよ。どういう契約なんだよそれ。

そりゃ、お邪魔しても海鮮丼食べておしゃべりして帰るしかないよ……。

別にコンサルタントみたいなこと言うつもりもないが、会社として軸足持った商品開発した方が良いんじゃないでしょうかね。たぶん。

ウェブページ業務内容書いてるけど、多すぎでしょう。

その全部がプロフェッショナルとして価値提供できているんだろうか。あの人数で?

もしそうなら、すごい逸材ですね。かずー氏も町裕太社長も。

それから。会話でも採用情報でも、「デザインデザイン」ってやたら言ってるけれども、

ウサギィウェブサイトは何年前のデザインセンスだよ!!!!リニューアルしてこれかよ!!!!

いくらペーパプロトタイプで裏側設計デザインしても、表向きの表現力がないなら、ただの残念ウェブサイトです。がんばりましょう。Adobeも月額5000円で使えるんだし。

えーっと。技術力がある人って、ウサギィみたいなことやっている会社に魅力を感じるんでしょうか?どこに?

2013年9月27日追記

ウェブサイトリニューアルしてました。この増田を読んでくれたのかなぁ。おーい、かずー氏、みてるー?

今風になって、なかなかシャレオツだと思います。さすが、ソースコードも綺麗です。

まぁ、この記事を書いた当時は糞ダサかったって事で。

2013年9月27日分追記ココマ

 

悪いコトばかり書きすぎるのもアレだ。かわいそうだ、うん、ごめん。さて業務について良さげな点を記そう。

開発環境の構築&業務フロー最適化については、しっかりしていると思いました。

こういうの、小さい会社ほど小回りがきく分野ではありますが、誰かが旗を振って導入しないと難しい。Gitとかペーパプロトタイプ導入とか。

別に珍しい手法を取り入れている訳ではなさそうだけれども、ちゃんと業務が流れているんだなと一目で分かった。

大きな会社であっても、ダメな所はてんでダメ。その点、ウサギィ業務フローはしっかりしてるように見えた。

そのあたり、かずー氏の得意分野なのでしょうか。

これが出来ている会社だと、従業員が増えた時の進化が早くなります

渋谷あたりでソシャゲ作ってる弱小ベンチャーとかでよくある話ですが、

アプリがヒットしてエンジニアを大量採用したものの、情報管理連携が取れなくて死屍累々って例は無数にあります

しかし、もしかしたら。ウサギィにはそういう問題とは無縁かもしれません。

いつかウサギィに主軸事業ができ、会社が大きくなる時、比較スムーズに開発業務を拡大できるのではと感じました。

 

ウサギィTwitterで有名だけどさ。

Twitter宣伝道具。広告費がないからTwitterで人を呼んで、優秀な人材を集める」

と言っていましたし、まぁそれもひとつ戦略なんだろうな。と思うものの、

人を安値で買い叩いてるっていうなら、もちろん感心はしない。

まぁ、そこはあまり僕の知っている範囲じゃないから、控えるけど。

 

「私、ウサギィで働きたいんです!!」

ウサギィインターンやらで行く学生が、僕の周りにいたら、止めるねえ。

今回の噂もあるが、それ以上に、ウサギィ体制が整っていない会社だ。

ウサギィ社長が言っていた「女性こそ、プログラミング能力を身につけるべき」という考えや

独立志向思想(Independentな考え方)は、大変結構なことと思う。

しかし、それをサポートする体制は、到底あるとは思えない。

せいぜい、ベンチャー企業の中身をちょこっと覗かせて、場所提供して、終わり。ってレベルでしょう。

この業界女性エンジニアというだけで、大した技術力や経験がなくても、引く手あまた。

教育してくれるところも、資金があるところも、いろいろあるからね。

ウェブサイトで「ウサギィ女子力!!」とか書いちゃってるけれど、女性エンジニアタマゴは別にこんな会社に行く理由はない。

結局のところ、ウサギィは何をやっているかからない、すこしTwitterで人気な、零細企業なのである

まぁ、それを魅力に感じて働きたいという人は、行けば良いと考えますが。職業選択の自由です。

 

 

 

蛇足で、個人的意見しかないが。

ウサギィウェブサイト見た時も、直接話した時も思ったけど、

ウサギィ人達がよく使う「おもしろいことを、仕事にしたい」って、なんなんだろうね。

僕には、君たちの考える面白さが、分からなかった。伝わらなかった。

直接話したかずー氏も町社長も、リアリスティックニヒリズムに満ちた発言ばかりだった。

Twitterでは、クール知的キャラクターうつるしかリアルで会うと、ただの尖った思想コミュ症ではないか。

君たちに実際に会って「ウサギィ面白いクールだ」って感じる人、どれくらいいるんだろうか。

起業家がみんなキラキラ夢を語る必要もないけれど、

経営者役割って、一緒に働く人に、なにかしらの夢やら目標やら、見せるものじゃないかな。

そういう点で、ウサギィってどうなんだろうね。

ステッカーを大量に配りまくるのも、Twitterで知名度得るのもいいけど、

本気でブランディングしたいなら、もう少し考えた方が良いんじゃなかろうか。

君たちの目指す"おもしろさ"って、なんだい?

 

まとめ

あ、海鮮丼、美味しかったです。ありがとうございました。

ウサギィの今後を、応援してます!!

 
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