私のところに某キャラクターアプリの公式でキャラクターに声あてをやっている女性の友人から泣きつくように連絡が来た。
それはまさしく「助けを求める」内容だった。
私は彼女の旧知の友人であり、彼女にそのアプリを紹介したのも私である。
本当は「中の人」「魂」など知られてはいけないのは承知なのだが、これは「界隈としてありえない事態」だと感じ記すことにする。
彼女はとあるキャラクター配信アプリで契約をし公式の声あてをしていた。今で言うVライバーというものだ。
面接を受け、受かったことをとても喜んでいた。そして最初は順調だったらしい。
その後、会社が方針をどんどん変えてきた。それはこの配信アプリを知る人なら周知の事実でありいろんな記事にも掲載されているとおりである。
その後辺りから彼女は酷くでっちあげられた誹謗中傷を書かれたり、その上彼女のリスナーに虚偽のダイレクトメールまで送る不届き者ライバーがいたとも。(私怨らしいが)
公式ライバーにはマネージャーがついているがどうやら解決できない(自分としては、人と人との揉め事は社会で一番面倒くさいことだから解決する気がないと見られる)らしく酷く病んでいた。
そもそも論、公式と一般と別れているアプリらしく一般と公式の聞き取り調査はしない方向という指針らしい。もっともことなかれ主義な方針だ。
彼女のやられていることは信用毀損及び業務妨害に値するがすべてのスクリーンショットなど証拠を集めて弁護士に個別に相談し訴訟を申し出たが、不十分で弁護士に弾かれたとも聞いた。
やれやれどうしたものか、「続けたいのか続けたくないのか」と聞いたら「続けたくてももう続けられないかな。」そんな言葉を漏らしていた。
しかしどこかで何があったのかいきなり彼女はこんなの人権もクソもないと言わんばかりの規約違反に等しいツイートをしてしまい案の定強制的にすべての貸与されたものをロックされ入れなくなったと聞いた。
そのときに何を会社からかりているのか聞いた、配信アカウント、キャラクターとしてのGメール、会社などとやり取りするためのキャラクターDiscordアカウント。
彼女のやったことは暴虐だ。確かに暴虐だがここまで達するのに何故マネージャーは気づかなかったのか、そもそも公式ライバーが酷く暴れたらとりあえずツイッターを使えなくするのは正当手段だと思う、だが何があったのか、何が不満だったのか話を聞かずだ。彼女はどうやら抗いパスワード変えられたが二段階認証の電話番号でパスワードを一度取り戻し、会社への恨みつらみが再度爆発してしまった。所詮ライバーも暴いてしまえばAIでもなんでもなく人間なんだ。人間の感情なんてそんなもんで会社はマニュアルで動くし本人はもうマニュアルや規約どころではない状態に陥っていたようだ。それは私もTwitterで確認した。
すべての魚拓はとってあるがここのサイトに晒すにも危険すぎるので差し控える。
彼女の怒り、不満、憤り、悲しみ、辛さ、すべてのネガティブな感情はバーチャルではなく本人のものだ。そこは誰にも否定できないし否定要素があるなら彼女と同じ目にあった人間やライバーが言えることだ。
ここまでが彼女が限界を振り切ってしまい全てを強制シャットダウンされたとうことにすぎない。
問題はツイッターとDiscordとGメールと配信アカウントを止められたのにも関わらずなんの連絡もなかったことだ。
強制解雇もあとから分かったことらしい、ソースもあるがそれも出さず彼女の話だけで事実を語っていくとする。
(途中、彼女目線で話が入ると思うが私は本人ではないことだけは信じるか信じないかは別として伝えておく)
某月某日、やっと彼女に一通のメールが届いた。「先月の某日にメールを送ったのに返事がなくて残念だ。二段階認証も開示しない。規約通りTwitterの権限を返さないなら100万円の損害賠償を要求する。」
彼女はその日のメールを探したが、どこにも契約していた会社からのメールはなかった。
そして彼女はTwitterにはパスワードを変えられて入れない
そんなメールは届いてない、自分はTwitterには入れないとスクリーンショットをつけて送った、パスワードが違うからGメールにパスワードリセット送らなければならないが、そのGメールも会社にパスワードをかえられているため変えることは不可能。(このときグーグルに問い合わせそのGメールが自分に権限がないことも確認している)二段階認証が電話番号であるとも教えた。
そこから全くの音信不通になった。彼女は数日間も待ったらしい。何日待ったかしらないが、IT企業の友人経由でたまたま上層部と知り合いがいたらしく「どうなっているんだ」ということで声をかけてもらい一日で返せるような文がその日にやっと帰ってきた。
先月某日送ったメールは入れないはずのTwitterのダイレクトメールで、内容は解雇通告とTwitterの権限返還。相手側は2段階認証を彼女がしているのを知り、彼女がまだTwitterに入れると確信をしていてそういった行動をとったとのことだ。
そしてメールはまだ続く、二段階認証を開示しろと。すでに前回のメールで二段階認証は携帯電話の番号だと回答している。
しかし一向に彼女のSMSには認証番号も届かず、相手は開示しろ開示しろの一点張り。開示しないと弊社もTwitterに入れないと。
まずここで自分が感じたことはその会社に有識者はいないのかと問いたいレベルでTwitterの仕様をわかっていない。あまりにも滑稽で杜撰である。
パスワードを変えられたら二段階認証にたどり着けない。彼女は自分の知っているパスワードでは入れないと主張しているし、証拠もある。
ここで何が推測されるか。
「会社も二段階認証にたどりつけない」まさに彼女と同じ状況であるが、これは推測の域にしか私は達しないが明るみに出さないだけで確実なこと。
【会社側の公式ライバーのTwitterパスワードロスト】である。
わかりやすく言えばパスワードを入力し、二段階認証のSMSの認証番号を通せばログインができる。
私は彼女に電話番号は教えてあるのかと聞いたとき、会社との契約上、電話番号はもちろん教えているといっていたのと電話でのやり取りもしたことがあると言っていた。
二段階認証だけではいれることもなく、二段階認証だけではなにもできない、そもそも二段階認証にたどり着けないのではないかと私は推測し彼女に伝えた。
この推測に至ったとき、私は酷く呆れ他のIT企業関係者にも聞いてみた。IT企業でTwitterの仕様も知らない、ましてやパスワードロストなんてあり得ない。
管理側のパスワードロスト。それを彼女のTwitterの言葉「2段階認証はとってある」という言葉で隠し、それでもなお挙句の果てに100万円の巨額な損害賠償請求。
若手が立ち上げたどのメディアにも注目されたIT企業で、ましてや同業他社でも定着しつつあるキャラクターライブアプリを運営する企業に、有識者もいなければ、自分たちでなんとかすることもできないから相手を脅すことしかできない。
こんなことがあるものか。頭を抱えた。
彼女によると、メールをしてくる担当者の名前を書かず「法務関係の委託業者」と名乗るだけ、しかししっかり社名ははいっていてあべこべになっていた。
しかし彼女は自分が誹謗中傷を受けたときに「乗っ取られるかもしれない」とバックアップコードをとっていた、それを会社に譲渡し、そこからきたSMSでコードを渡し、事なきを得たらしい。
※バックアップコードとはパスワードも二段階認証も認証されなくなったときのための最後の手段であり、PCからでしか作業ができない
今回強制解除された彼女と契約していた会社の代表取締役たちは同い年だ。雇っている社員もだいたいそれぐらいの歳だろう。
IT企業でも何でもない彼女がTwitterの仕様に詳しくて、何故某社の人間は誰一人有識者がいないのか不思議でたまらない。
私の感想は「この企業の寿命はあと何年だ?」そう感じるしかなかった。
・社内公式ライバーに使わせているツールについての仕様をわかっていない、有識者のいない危険性
・結局会社でも責任のなすりつけ合いの可能性からの謎の担当者の名前を名乗らない委託業務を使う危険性(最も、社内の人間かもしれないが)
・最後に【自分たちのパスワードロストを相手になすりつけ100万の損害賠償請求をする】最大の謀略的行為(最終的にはなぜこんな構図をとったか不明だが、Twitterの仕様をわかってなくてやったのか、何なのかわからないが常識の範囲外であることは確かである)
公式に有識者のいない状態でそんなの使わせるなと思う。それならせめて全員にバックアップコードをとらせろと思う。
余談だが、彼女は強制解雇で引退したにもかかわらず謎の投稿がされている。それは彼女が作ったリスナーへの感謝の文章の投稿を頼んだことらしいが、彼女らしい罠がしっかり仕掛けられている。
「引退している」という単語に気づかずしっかりと記載されている。引退した人間はTwitterは入れない。
じゃあ誰が?という疑問を残すために、そしていつでも某社はライバーのアカウントを操ったり見たりすることができるという証拠を残した。
正直、私も彼女の狡猾さには身震いを覚えた。女は怖い生き物だ。
現在彼女は摂食障害にて療養中、この期間で酷くやつれてしまったようだ。
彼女の回復を祈るとともに、発展していく業界のこういった不祥事がないことを祈るばかりだ。
いくら契約形態が社員じゃなく登録者だとしてもVライバーやVtuberのメンタルケアをせず進んでいく会社は淘汰されると私は思う。
配信者はいつだって画面の向こうは人であるからそれを忘れて傷つけることがアンチであるだろうし、その配信者のキャパシティをしっかりと受け止めた上でマネジメントして発展させていくのがその界隈の姿だと感じる。
マネジメントするものが配信者をキャラクターとしてしか見ていないのは非常に失礼だと、彼女の話を聞いて感じた。
また有識者がいないのは問題であり、なすりつけも問題だ。「ベンチャーの寿命は3年生き延びてからが勝負」である。
聞いた話を書き出すときりがないから私はここで筆を置くことにする。
・精神の治療に専念し一刻も早い回復を事務所一同お祈りしているというメールの文章があったらしい。
・彼女へのファンレターやプレゼントは今月末までの受付らしい→会社及び事務所はそれを公にしていない。週を開けたらもう8月だ、何を言っているか本当にわからないが余裕があるリスナーは送ってあげると彼女は救われるだろう。