はてなキーワード: 北森とは
色々定義があるけど、ここでは孫ニュースサイトというのが正しいか。
今も生きているサイトさんを抜かせば、俺ニュースとか、カトゆー家断絶とか、そんなの。
1,2行でコメント
って感じでリンクを張っていて、一時期は1日数万のPVを叩き出す有名サイトも存在するなど、一時代を築いていた。
上記を見れば、多くの人が思う感想は、はてブでいいんじゃない?
と言われれば、その通り。
当時も個人ニュースについては色々言われており、オートアンカーの形式における参照元の多くが
大手個人ニュースサイトだったり、なれ合いといわれるサイト間だったりで
アクセスのかすめ取りだの、なんだの言われていた。
それを遠巻きで見る人は、ソーシャルブックマークでよくね?なんて思うのは当然で
ピークをやや過ぎたそのころに、加野瀬さんだとかが言っていたのは記憶している。
2018年も折り返しを過ぎた今に至っては、もうオワコンなのは事実。
過去に大手だった名残で生きているサイト、アクセスを気にせず黙々と更新しているサイトが居るだけ。
僕は後者がとても好き。たまに1か月まとめて更新ログをみたりしてニヤニヤすることもある。
確かに生産性の無い、情報の問屋みたいな存在だったから、その仕組みが効率化されれば淘汰されるのは当然の理なんだよね。
過去は美化されがちだけど、文才も行動力もない僕には情報の問屋としての動きでも
一時でもアクセスを集めて、たまにWeb拍手とかメールとかもらったり
それが自分の真の手柄ではないにしろ、なんか少しだけ人生の主人公とは言わずとも脇役になれていた気がしたんだ。
ただただ、それがうれしかった。
僕も大手とは言えないけど、一時期はそこそこ見てもらえる個人ニュースサイトを運営していた。
色々好きなサイトさんとか、更新していた頃とか思い出とか思い出すけど、あったことのある人はいない。
オートアンカーで参照しあうくらいしかお互いを認識していないから、
あのサイトさんのあの人と、過去を語ったりコンタクトを取ったりできないけど
あぁ、あの時代、あの頃を語りたいなぁ。。。
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2018/9/10 19:03
昨夜、訪れる月曜日の辛さに耐えきれず
思った以上に反応を頂けて、大変うれしいです。
うれしいので、どこにニーズが有るかわからないけど、全返信してみます。
増田に返信
>中堅サイトやってました。巡回先はほぼ全てのそれ系サイトを網羅してたのであなたの所も見てたはず。どこの人だろう。
おぉ、同士が居ましたね。
https://activica.exblog.jp/9702523/
この辺りで話題にしてもらう程度には認知はされていた、というのが正確です。
>確かに途中からネタ元がほとんどはてブになっていったりはしましたね。早さも量も個人サイトでは太刀打ちできなかった。うちはあんまりコメントを付けないスタイルだったので、自分のサイトの価値がなくなっていくような気はした。
取り上げたい鉄板ははてブのホッテントリ-に上がっていましたから、
僕もそれを見つつ、集合知に駆逐さるんだな、という思いを持っていました。
>ゴルゴ31をお気に入りに入れて毎日見てた。ついでにまとめられてたその月の単行本の発売日も有用だった
ゴルゴさんは漫画方面に特化しつつ、個人ニュース的なネタもしっかり抑えるというユーティリティプレーヤーぶりに、感心していました。
>俗に言う大手は記事のチョイスが最大公約数すぎて自分には全然刺さらなかった。特徴あるサイトが好きだった
僕も当初はそういう位置を目指していたのですが、
日々巡回するうちに「個人ニュースサイト脳」となっていたようで、特徴をなくしていっていたように思えます。
>やっぱり御三家。ブログやってた頃はずいぶんとアクセスを流してもらっていたので感謝している。
御三家さんは情報発信力もネタのチョイスもさすが、って感じでした。
アクセスを流すと言えば、「動ナビ砲」なんてのを思い出しました。
はてブに返信
>REV ニュースサイトもどきとか、2chまとめモドキとかやってたけど楽しかったよ。広告貼ってないので1円も収入がなく心穏やかに過ごせた。
今や2chまとめサイトとか、大手は会社的に運営していたりで、なんか殺伐としているように思えます。
趣味の世界を、特に才能がなくても牧歌的に楽しめて、なんか流れに参加できているような気がしたあの時代は
>p_shirokuma 有名どころを敢えて外すなら、ゴリラブーツを
2007年頃に台頭したサイトさんですね。エロ特価かぁ、興味がそそられますよね。
>unfallen_castle こういう質問を見た時はまなめはうすって言えってコーラ好きな人に厳しく調教された/ゴリラブーツさんいい味出してましたよね。
>maname 昔でいうならRuputerFanや幻狼院倶楽部とか好きでしたわ
流石です!一切わかりません!
コーラがお好きなのですか?
>timetosay nniさんの写真を見るの、すきだったなー。
>ckom つい先日、その界隈の凄いレポート記事があってですね つ https://websitemap.sakura.ne.jp/monograph/monograph06.html
すごいですね!こういう緻密なまとめができるのって才能ですよね。
ばるぼらさんの教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書を思い出しました。
>htnmiki 世代的にはドンピシャなんだけどその頃はまだほとんどネットを見てなかったのが悔やまれる
過去を美化するのは余り好きではないですが、個人ニュースサイトの勃興から衰勢まで一時代にいることが出来たのは
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追記2
2018/9/15 12:58
おお、50ブクマも超えるとは…。
>razik 楽しかったよね(涙)超弱小だったけど毎日の更新作業がとても楽しかったよ 個人ニュースサイト
楽しかったですよね!ネタ探しの過程で取り上げないものも色々楽しめましたし、
これはってネタを取り上げた時のドヤ感が忘れられません。
>sakuraba_text あんな文を書きながら個人ニュースサイトやってなくて恐縮。あの文は厳しい事も書いたが自分が個人ニュースサイトをしてもかーず氏FromE氏UG-K氏には勝てないと思う。俺は3人には一目を置いている、サイト管理人として
むしろ当事者ではないからこそ、あそこまで緻密かつ客観的にかけたとも思います。
それにしてもすごい。
>nikutetu サイトやっててなんで匿名ダイアリーなんだよ。ふざけんなっての。 個人ニュースサイト 22 clicks
え、あ、なんかすいません。
サイトやっていた、なので、、、。
>kiwi0120 懐かしいwニュースサイト、テキストサイトとか個人サイトがうごめいていたあの時代は、インターネットの可能性と絶妙な距離感が心地よかった。
なんか独特の感覚がありましたよね。
>kkrsnsn 変人窟は今どうしてんのかなって見に行ったらなんかClassicになってた
>ogawaogawaogawapm PC周りのニュース専門だけど北森瓦板は今でもみてる
こういう特化型のサイトさんは今でも根強いニーズがありそうですね、ていうかあるのですね。
>RM233 懐かしいな…。運営したことあった。結局、内容が大手と同じようになって自分がやる意味を見出せなくてやめちゃった。でもこんなおもしろいサイトあったよ!って人に教えるワクワク感は今でもくすぶってる。
あるあるですねw中身がほぼ同じでも、それを自分が選んで紹介する、あすしゅ自己満足でしたが、楽しかったです。
>s_tsukiyama pixivが出てくる前は、CG定点観測が絵描きサイトの更新をまとめてくれていたのじゃよ…。
ちょっとちがいますが、朝目新聞さんのまとめはいつも楽しませていただいておりました。
>watatane 海外の変なニュースはザイーガのパルモとか土屋遊さんのとことが強かった。
>watari11 取り上げられる側のテキストサイト(漫画感想サイト)ぽいのを今でも運営してるけど、正直個人ニュースサイト復活して、何か記事に対してコメントしてほしい ニュース サイト 8 clicks
取り上げられることにニーズがある、ということを実感できるのはうれしいですね。
>croissant2003 まなめはうすとEverything is goneは見てた。あとは名前を思い出せない。パソコン壊れたときに当時のブックマークを失ってしまったのがつくづく惜しい
egoneさん!あの圧倒的見易さとセンスの光るセレクション、は今も健在のようですね。
>kazyee リンク先にコメントをつけてネットに公開する行為(というか主要なサービス)はニュースサイト→(ウェ)ブログ→ハテブ又はツイッターという時代の流れな印象 ネタ webサービス 歴史 IT
まとめて、というより細切れにってほうが発信するほうも受信するほうも都合がよいのかもですね。
>risecakeman ほんのちょっぴりだけコメント型ニュースサイトもどきをやってた。ただ、コメントで個性を出すにもボキャブラリも引き出しもないのですぐに限界が来た。あれからもう十年…… 「ニュースサイト」 25 clicks
やはり、辞める理由は皆さん同じなのですね。今振り返れば、自分含め個性のないサイトさんなんてなかったように思えるので、ただの思い込みだったのではとも思います。
ガラス窓の向こうの中庭では音楽系のサークルが一昔前の音楽を演奏していた。
僕は何とはなしにそちらに耳を傾けつつ、次の言葉を発した。
「別にマゾだとか被支配欲とか破滅願望って訳じゃないんだ」
「むしろ、誰かが僕を支配しなければならないという状態に縛られてる状態が欲しいんだ」
「こんなにどうしようもない僕なんかを、ね」
ここまで話して、日替わりラーメンの新作「麻婆ラーメン」に口を付けた。
麺を何口か啜り「これは罰ゲームに使えるな」と呟いた。
「谷倉に食わそうぜ。最近後半組の瑞希さんと仲良いしな」
対して、向かいの席に座った芦原は定食Aのステーキを切り分けながら相槌を打った。
「今度の必修のレポートが終わったらまたやろうか。北森も呼んでさ」
良いなそれ、と言いつつ芦原の視線は配膳に固定されている。
いつもの事だと流して、左で菓子パンを手にこっちを見ている凪川を見た。
「話を戻すとさ、支配されてるのに支配してるって言う矛盾みたいのが良いと思うんだ」
芦原がニヤニヤして横やりを入れた。
「このロリコンが。お前が捕まったらネットで晒し者にしてやる」
はいはい、と流して話を続けた。
「この矛盾はね、結局相手も隷属してるってのが素敵なんだよ」
「犬の散歩で言うなら、縄の付いてる部分こそ違えど、飼い主と犬は繋がってるって事でしょ」
「けど、飼い主は自分から縄を離せる」
凪川は眉根を詰めて言った。
「都合の良い対象として扱われたいのか?」
「いいや、違うよ」
「もし、飼い主も自分で縄を離せなかったらどうする?」
「僕は、その状態が欲しいんだ」
「形としては支配されてる、けどそれは惰性に過ぎない」
「いつ支配され返されるか分からない。それでも支配し続けなければならない、離れられない」
「奴隷となった相手の従順な姿に安心しつつも、時折絶望に浸って欲しいのさ」
凪川は渋い顔をしてこちらを見ている。
場違いだと思いつつ、こいつに倒錯的な性体験をさせたいと思ってしまった。
顔に出ないように取り直しつつ、言い返して反応を見ることにした。
「死にたいと四六時中言っているよりは良いだろ。性的エネルギーは活動の活動源だ」
「方向性が道徳的ではないのは良いのか」
「0°がまともだとして、720°でも傍目には分からなければ良いのさ」
「道徳的であるかどうかは過程じゃなくて結果にあると思うよ」
「その結果が支配関係なら180°だろ。それに、俺らに言ったら過程が分かってるから意味ないだろ」
「依存してるから良いのさ。愛を受け止めておくれ」
「フルメタルジャケットの方だ、良かったな」
「痛いのが好きなら、そうとはっきり言えば良いのに」
「どう解釈すればそうなる変態バイペドフィリア。地獄に落ちろ」
今日も厳しいな、少々古いがツンデレ的愛情表現かね……とにやりとした。
凪川の目にあるはっきりとした嫌悪については、今は深く考えたくない。
芦原は黒檀色の瞳を探る様に向けている。
「…………良いんだ、今さえ楽しければ。どうせ刹那的にしか生きられないし、受け止められないから」
「あっそ、好きにすれば」
「ごめん」
それから3限開始までは何事もなくいつもの日常が戻って、4限に解散した。
銀朱に染まる最寄りのバス停で降り、鍵束でドアを開放する。
その日 友人が一人死んだ。
午前6時、その報せが映ったディスプレイを見つめていた。
7月の初めに、人が死んだ。
読んで頂きありがとうございました。