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2013-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20130208144450

経済小説ってレビューだったかドラゴン出したけどジュブナイルなんか

そのわくわくは『十五少年漂流記』とはまた違うの?

おっ龍超えってマジ?ならやっぱり読もうかしらん、とか思ったけど10巻とか書いてあって力が抜けた

ラノベ10冊きっついわー時間的にも精神的にも…

つらつらと

http://anond.hatelabo.jp/20130207121644

どうかな。むしろ一時期に比べると良くなってる気がするが、それは自分がまた読み出したからかもしれない。

時間封鎖シリーズピアピア動画おもしろかった。

思うに、SFというのは世界観だと思うのです。

世界観は背景であり、他分野と融合させやすい。

から取り込み取り込まれ、そしてSFって何だ?と論争が起こる。

てな感じでですよね。

http://anond.hatelabo.jp/20130207134633

SFの一般化で歴史物、推理物、ジュブナイル物とかとか沢山出てきました。

ゴールデンフリースとか面白かったです。

星を継ぐもの推理物っぽくて面白かったです。

パラサイトイブとかループホラーだけどSFだと思うのです。

背景たるSF要素を組み合わせ、綿密にシミュレーションすれば、また新たなSFが生まれると思います

宇宙とかロボットとか人工知能とか、物理科学技術幻想世界というのは難しくなっているかも知れませんが、

科学と人との関わりとか、インターネットと同じで、普及すればよりソーシャルな面に目が向かい

人格とかアイデンティティ生命哲学なんかはフロンティアです。(でした?)

http://anond.hatelabo.jp/20130207131847

でもロバート・J・ソウヤーはいまいちついていけなかった。

一方、舞台背景として宇宙とかロボットとか人工知能とかネットワークが一般化してるのも面白いと思います

漫画ですが、ぼくらのよあけは面白かったです。ジュブナイルですが。

ジュブナイルと言えばライトノベルです。読んでませんが。

でも、ピアピア動画とふわふわの泉をよんで、これがライトノベルか、と思ったのです。楽観的明るさが。

あれ?違いました?

http://anond.hatelabo.jp/20130207235440

ドラゴンランスは暗かったです。キティアラはちょっとエロかったっけ?

http://anond.hatelabo.jp/20130207165456

そういえばガンヘッドちょっとだけエロかったです。

そんなお年頃です。

http://anond.hatelabo.jp/20130207165456

SFお約束って多いと思うんですよね〜。

あ、だからラノベ親和性あるのか。

まあお約束が受け入れられないとこんなことになるようですが。

http://anond.hatelabo.jp/20130207135507

それで、ニューロマンサーの話だっけ。エンダーのゲームでなく。

サイバーパンクは好み?

最近パンク流行らないからねぇ。

それが原因じゃないかな?

http://anond.hatelabo.jp/20130207121644

2012-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20120906221223

面白い考え方だなぁ。

私はジュブナイル文学って文字の大きさや量の幅がある程度制限されてた文学から

小学校2年くらいまでの間にショートショートに好みが移行したから、

文字数と面白さが比例するっていう考えたことがなかった。

むしろ、どれだけミニマムな構成に、想像が広がるような世界が織り込まれてるのかって、

文字の多さと面白さの反比例理想モデルだな。

2012-02-07

今更になって『あの花』をクリティークしてみる

 俺はあんまりあの花』好きじゃない

 ラストシーンが期待通りのものじゃなかったっていうのが大きいね。期待外れと言うか、それまでの文脈にそぐわないラストというか


 しかしそれでも俺は『あの花』に対してある種の好意を抱いてもいる

 というのも、『あの花』という作品がある特定の人々を傷つけるようなシロモノであるからだ。

「傷つける」ということは一体どういうことなのか? ということはこの場では一旦後述に回すとして、まず、『ある特定の人々』が一体何を指すのか、について言及することにする。


『ある特定の人々』。それは誰か?

 スタッフ


 特に、中心的なスタッフであればあるほど、あの作品によって多かれ少なかれダメージを受けているに違いないと私は思っている

 何故なら、あの作品がいわゆる商業ジュブナイル作品であるのが一つ。そして、もう一つはあの作品が失敗作だから

 あの作品は商品であると同時に、ある種の内的な息遣いというか、核となる生命力のようなものを欠いた作品だから


 あの作品において核となる生命力が欠如していることは、そもそもの作品のコンセプトを省みれば一目瞭然である

 というのも、あの作品のコンセプトが如何なるものかと言えば、

“何か特別な力を持っていない虚しい人間でも(まあ霊視のことはさておき)、人生を肯定するに足る思い出なり価値なりを享受できる”

ということに尽きるのである

 つまり、『あの花』はその基底となるコンセプトから言っても、中心的な何かを欠いた、ある種の虚しさを湛えた作品であるといって差障り無いのだ。

 ただ、ドラマツルギーとは往々にしてそういうものだ。それ単体ではさしたる価値を持たない物事の羅列が、ある種の偶然によって価値を持つようになるのは、ドラマツルギーの特徴だ。

 私は別に、そのようなドラマツルギー全般のことを空虚なシロモノだと言って否定しているわけではない。


 しかし、あのスタッフたちは、特にその中核的なスタッフたちは、あの作品によって生み出されたドラマに、どれほどの価値を感じているだろうか?

 恐らく大した価値を感じてはいるまい。私はそう思う。

あの花』とは、その程度の作品だ。


 しかし、私はそれ故に、その不甲斐ない出来の故に、『あの花』にある種の魅力が芽生えるのを感じるのだ。

 それは、あの作品が製作者たちのジュブナイルを、多少なりに切り売りした形で生み出された作品だからである

 そして、そのように思い出を切り売りしてまで作った作品に、あの程度のドラマしか付与できなかったということが、恐らくは中核的なスタッフの心をえぐり、ダメージを与えているかである

 ジュブナイル――つまりは彼らの思い出そのもの――というものを、はした金の為に切り売りして、そして結局あの程度のドラマしか作れなかったという事実は、恐らくスタッフの中の数人の、ナイーブで温かく息づいていた部分を傷つけたことだろう。


 そしてそのような失敗作としてのダイナミズムを持っているからこそ、私は『あの花』に対して好意を抱いているのである

 スタッフの方々、貴方達の後悔はすぐに貴方達本人によってさえ忘れられてしまうだろうが、しかしそのひとときの味わいが甘美であることには、間違いあるまい。

2011-09-03

ライトノベル起源SFにあるんだよ

http://anond.hatelabo.jp/20110903204912

ライトノベル黎明期を知っているか

小説には元々「ジュブナイル」という少年少女向けの分野がある。冒険物語を通して、社会常識を身につけさせるのが目的から、内容はかたかった。「努力をすれば報われる」「大人になるのは良いことだ」といったテーマで、ある程度名前の売れた小説家が書いていた。

そのころ、マンガ世界で読者の年齢層に近い作者たちが現れた。感性が近いか共感を得られる。あっと言う間に人気者になっていった。SF小説世界にも10代の作家が現れた。軽妙な語り口で、高校生を主人公に小説を書いてみせた。同年代から圧倒的な支持を得た。

その頃から少年少女向けの小説は、主人公の年齢に近い感性を持った小説家が書くようになったんだ。

それと、日本文学史は、ずっと「書き言葉から話し言葉に近づこう」としているんだよ。言葉は流動的なもので、どんどん変わっていく。でも書き言葉は文字で残るものから、変わる前の言葉で残っていく。で、ある程度の差が出来ると「もっと話し言葉に近づけよう」という運動が起こって、普段しゃべっているのと同じ口調になっていくんだ。さすがに地の文で「ちょべりば」とか書いてある本は読んだことないけど。

ライトノベル文学史の流れに沿って、生まれるべくして生まれたものだ。だから、形が変わることがあっても、廃れていくことはないよ。いつの時代も若者存在する。だから若者向けの小説もまた存在し続けるんだ。

20110904追記

kori3110さん、失礼。もっと前の話なんだ。1980年ごろ。ライトノベルという名称がつく前に少年少女向けの小説を書いていた人たちのこと。ライトノベルから一般小説へと守備範囲を広げていったのではなくて、一般小説を書いていた人たちが、少年少女向けの小説も書いていたということ。「ジュニア小説」って名称もあったけど無くなっちゃった

2010-10-27

http://mikemaneki.blog.shinobi.jp/Entry/277/

しかし、それにしても昔「苺ましまろ」がアニメ化する際に伸ねえが女子高生から女子大生になった経緯を鑑みると、

なんというか緩くなったなぁとは思いますね。

今でも「タバコを吸う女子高生」が登場する原作アニメ化される機会があれば何らかの処置は取られると思うよ。

やがて、「スレイヤーズ」「スクラップド・プリンセス」等により、ハイファンタジーは読みやすく世界観ちゃらんぽらんファンタジーになりました。

ライトノベルという言葉が出てきたのもこの頃でしょうか。

スレイヤーズは90年、スクラップド・プリンセスは99年。この人の言うような流れがあったとして、後者の頃には既に拡散しきってました。

そこにはゴクドーくんやフォーチュンを代入すればいいと思う。

ライトノベルがまだジュブナイルだったころ、つまり80年代前半に流行していたのは氷室冴子久美沙織などの青春小説に近いものでしたし。

それまで少年向けレーベルの作品の話してたのになんで急に氷室冴子久美沙織が出てくる

2010-08-09

ドラエモンロボット漫画アニメ)か?

んー、なんかこの話色々論じられてそうだけど

面白そうなんで絡んでみる。

まず、ロボットアニメではない派の言い分はこういうことだ。

ドラエモンは「愉快な人外」であるということ。これはオバQやハットリ君といった

同じ構造を持つ作品、「ケロロ軍曹」に留まらず「ラブやん」なんかも系譜に入ってくると思う。

つか、この系譜はあり過ぎて最早収集がつかない。人間以外のなにかがポンと現れて

現実と非現実との橋渡しになる作品は山ほどある。つか、これの始祖はドラえもんじゃないよね。

俺がふと考えた限りでは代表作はおそらく「ファウスト」だ。

要するに「愉快な人外」というのは、メフィストフェレス的なものなんだろう。

これが重要なのは、「通常の世界に住む主人公」を「非現実世界」へ橋渡すこと。

この物語構造上の形式は「ロボットである」という事実よりずっと重みがあるだろうなぁ。

ドラエモンは「愉快な人外」であれば話が成立するけれど、「ロボット」である必然性には乏しい。

鉄腕アトム」は最初から「未来」の話であり、「アトム」が現実未来を橋渡しているわけじゃない。

物語構造的には、ほとんど類似点は無いと言える。

ロボットである、というのはキャラクターにつけられた属性であり、「オバケである」とか「忍者である」と一緒で

物語の形式上の大きな意味を持ってはいない。だから、あくまで形式の話をすると

ドラえもんは「ロボットまんがではない」って結論になるんじゃなかろーか。

もちろん「ロボットである」ことに力点を置いて論議することも可能だろうし

ドラエモンロボットであることから始まる系譜、あるいはそこにいたる系譜ってのも

頑張れば作って作れないこともないけれど。

あともう一つ。ドラエモンが「ジュブナイル」であるとか「ビルディングス・ロマン」であるって議論も可能だけど

残念ながら、ドラエモンサザエさん時空で終始した物語である以上、これは構造的には確定出来ない。

大長編一つに区切れば、あれはビルディングスロマンだと思うけど。

2010-07-24

宇宙ーショーへようこそとAngel Beats!批評記事整形メモ


批評家宇野評】

★★★☆☆☆☆☆☆☆

空回り感が否めないファンタジィ

気合が空回りしているのかとにかく冗長。この程度の内容で2時間超えはないだろう。

そのへんからして「子どものための」「良心的な」作品という皮をかぶった大人の慰みものの匂いもしなくはない。

テンプレ通りの「田舎夏休み」「ピュア子どもたち」もアレだが、特に脚本には問題が多く、中盤のダレはもちろん、

終盤の安っぽい説教も完全に足を引っ張っている。背伸びして児童文学気取る前に、アニメで非日常を構築することの意味を考え直すべき。

美術家黒瀬評】

★★★☆☆☆☆☆☆☆

いろいろ不合格......

同じ舛成監督倉田英之脚本による『かみちゅ!』では、神道想像力とジュブナイルスマートにミックスされていたのに対し、

最高の人材と手間暇と予算が投入された今回は、いまひとつ何を目指したのかがわからない。

主題として非常に似通っている『サマーウォーズ』が(成功しているかどうかはともかく)

SFとして、近未来テクノロジー人間の在り方を正面から扱っていたことに比較すれば、特筆すべき試みはひとつもなかった。

ライター中川評】

★★☆☆☆☆☆☆☆☆

これで「宇宙」はちょっとムリ

小惑星探査機「はやぶさ」の帰還などで盛り上がった天文ブームと軌を一にして、異界としての宇宙の魅力を奔放なイメージ再生......し損ねた凡作。

少女への性欲ダダ漏れキャラデザには目をつぶるにしても、擬似ディズニーランド級に宇宙を貶めた映像演出、

快楽を欠いた活劇、クソ寒い説教と、正しい"子供騙し"のお手本。これでは宇宙にロマンの復権を求めるメンタリティの退行性を疑わせるばかりでは?

Angel Beats!

批評家宇野評】

★★★★★☆☆☆☆☆

ほほえましい独り相撲の記録

とにかく不用意な作品で、脚本も作画もぐだぐだ。いつもの陳腐なトラウマ

描写と、結局「男の子の生きがいのため、かわいそうな女の子が都合よく必

要です」的な弱めの肉食系ナルシシズム構築に回収しちゃう絶望的な底の浅

さは擁護しようがない(笑)。ウェルメイドな空気系の時代に、手持ちの古い武器セカイ系センス)で戦いたかったのだろうが、

結果は独り相撲の挙げ句惨敗、むしろ敵の強大さを証明した作品だが、その稚拙突撃はある意味ほほえましい。

美術家黒瀬評】

★★★★★★★☆☆☆

麻枝&Keyの「ガチ」、セカイ系未来

あからさまに近年のヒットアニメを彷彿とさせる設定をふんだんに導入して

いるせいで、麻枝シナリオの要である家族愛トラウマすら、ただのガジェッ

トのように見えてくる。が、それでも物語全体に漂う「ガチ」な空気は、さすがKey麻枝准というべきか。

さらに、Key原作だというだけで制作P.A.ワークスの演出が「京アニ化」している現象は非常に興味深い。真似られる

ものは真似る。かくして、アニメ進化してゆくのだ。

ライター中川評】

★★★★☆☆☆☆☆☆

美少女ゲームモチーフの空回り

説明台詞偏重のアンバランスな演出や超展開を、美少女ノベルゲーム的な文

脈へのリテラシーで深読みできるか否かで見方は変わるが、連続アニメとし

てはやはり破綻。それを割り引いても、終わりなき学園的日常への執着と生

の一回性との葛藤を描くゲーム発のコアなオタク文芸特有の主題に、何か新しい展開を示せたとも言い難い

(例えばゆりの抵抗にはもっと別の掘り下げができそうだが......)。美少女ゲーム想像力の枠組み自体が、もはや限界か。

http://www.premiumcyzo.com/#16102

2010-01-05

ゲーム動画評論家によるFF13

やあ!おいら、オッサンレゲーマー。

ゲーム動画評論家だよ!

あんまり読みたいFF13論がないなあ、と思ったので、自分で書くよ!

(というか、最近オタク論壇自体が元気ないよね)

FF13」はゲームシステムとか遊んだことがないので分からないので、設定のみに注目するよ!

まず、主人公が女性

おいらはこれが全てを象徴していると思う。

いわゆる「邪気眼」というのは、「自分が特別だ」という根拠の超現実自分ねつ造することだよ。そして、女性って、みんな「自分が特別だ」と思いたい(これに対し、私は違うと反論もある訳だけど、女性としてひとくくりにされたくない、女性の中の例外になりたいという意味では、やはり、「特別な存在になりたい」んだよね)。

だから、「邪気眼」と女性は相性がいいよ。

霊とか持ち出す人が多いのも似ている、と書くと怒られちゃうかな。

だから、少年漫画雑誌(以下、少年誌)と女性も割と相性がいいんだよね。

必殺技とか超現実的だし、友情とかも別の意味で楽しむ女性が多いんじゃないかな。

実際、女性少年誌の愛読者は多いらしいし。

もっとも、それに対する後ろめたさ?みたいな物は非難する気にはなれないけどね。エロゲエロ漫画は別に意味えげつない物があるしさ。

じゃあ、結局、何が言いたいかというと、「FF13」というのは、逆ベクトルからJRPGにおける「テニスの王子様」に近いんじゃないか?ということ。

JRPGの基礎を作ったドラクエの作者、堀井雄二は「ゲーム界のジャンプ漫画雑誌のね)」を目指して、ドラクエを作ったらしい(という記事を見た記憶があるけど、定かではないよ。誰かエロい人の補足を待つよ。その後、実際「ファミコンジャンプ」というゲームが出たというオチがあったと思ったけど)。

要するに、JRPGというのは「漫画世界の体験装置」を目指していた訳だよ。

それに対して、WRPG(Western RPG(洋物RPG))は、目指しているのは、システムによる異世界表現、つまり、TRPGが当初目指していた物を未だに目指しているようにも見える。

つまり、JRPGとWRPGは、全く違う方法論で現実世界との間に緩衝材を入れてファンタジー世界としての適温を作り出しているのではないかな。

例えるなら、

JRPGは、(万能的な)漫画世界観緩衝材にして現実フィルタリングし、異世界体験を生みだそうとしている。

WRPGは、ある一つの(万能的な)システム(例えば、FPSシステムとか)を緩衝材にして現実フィルタリングし、異世界体験を生みだそうとしている。……ように見える(ごめん。逃げました!)。

で、なんで「テニスの王子様」が出てきたかというと、FFの場合、主人公が「女体化」した時点で、ある一線を越えてしまったような気がするんだよね。

例えば、「テニスの王子様」と「FF13」の楽しみ方って、買わないで、ネタ的、というかお笑い感覚で楽しんでいる人も多い。それって、両性的感性がおいらたちを変な気分にさせるからなんじゃないかな。誤解を招く言い方かも知れないけれど、「ドラゴンボール」には落ちるけど、「ワンピース」が少年漫画王道とすると、少年漫画変態進化形が「テニスの王子様」だと思う。これに対して、FC時代の「ドラゴンクエスト」には落ちるけど、「ドラゴンクエスト9」がJRPG王道とすると、JRPG変態進化形が「FF13」なのではないかな。

「逆ベクトルから」というのは、「FF13」は、作者の男性が「(自分のなりたい)女性の主人公を中心とする人間関係」により近づこうとすることに対し、「テニスの王子様」は、作者の女性が「(自分の見たい)少年の主人公達の人間関係」により近づこうとするように見えるからだよ。

だから、関係ないかも知れないけど、個人的には、ジュブナイル小説ブームの終わりくらいに、末期症状的に「織田信長アンドロギュヌスだった!」みたいな小説が出たように、JRPGもそろそろ終わりに近づいているんじゃないかと思う(少年漫画もそう)。

じゃあ、ポストJRPGって何だろう?

結局、JRPGは、ジャンプ世代が作ったゲーム群のようにも見える。

とすると、その後コロコロ世代がオモチャっぽいゲームを作った後、いろんな勢力の入り乱れるカオスになる可能性も高いとか?

どうだろう。個人的には、ネットが人を大人にしてしまうような気もするなあ。もう、おいらは村一番の神童、という時代ではないし。ネットを見れば、自分よりも頭の良いやつが幾らでもいるのが分かるしねえ。

そう言う意味では、「ハンターハンター」の上には上がいる、という洋ゲー的な、自分は特別ではないという世界観がそれなりにリアリティがあると思うね。上は上で訳の分からない戦いをしている、みたいな。

結局、おいらはおいらの手持ちの武器を磨いていくしかないや。

あとは、知恵と勇気がおいらの全てよ!

インターネット時代のリアリティはこんな感じじゃないかな。

(とは言え、MMOも問題が沢山あるしなあ)

ちょっと余談を入れると、JRPGにおける物語自由度ジレンマというのは有名だけど、なぜ、JRPGでは物語重要視されるか、という点で、最近は「開発工数を削減するため」という視点もあるんじゃないかな。

例えば、面白い漫画アニメ化や、面白い小説アニメ化というのは、面白い漫画ゲーム化や面白い小説ゲーム化よりも楽だと思うよ。なぜかというと、アニメの場合、ストーリーという骨格が使い回せるから、脚本の出来が良くなる可能性が高いけど、ゲームの場合、純粋ゲーム駆け引きの面白さというのは、ストーリーとまた別の物だしね。

で、そこで出てきたのがJRPGで、ゲームストーリーを付加することにより、大体のゲームは、純ゲーム的な駆け引きは緩めのバランス調整にし、ゲームの展開(=ストーリー)で(?)楽しめるようにしたわけ、多分。

ただ、最近は、開発工数削減のためにプレイヤー自由度を与えないようにするストーリー展開、という気もするなあ。

と、グダグダと書いてきたけど、建設的提案はあえてしなかったよ。

……うそです。出来なかったよ!

でも、誰もゲーム動画評論家言葉を真に受けるとは思えないけどね!

2009-10-03

作豚と電脳コイル “作画を語るスレ1589”より

261 名前: ゆりゆり最高[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 22:59:21.48 0

作豚がコイル信者を敵視すんのはジェラシーなんだよね

「俺(達)だけの磯だったのに」って言ってしまえばそれだけなんだけど

その背景に、情報解禁から"始まるまでの約1年半"があることはまず間違いない

あの1枚絵が出た瞬間から俺達にとっての「電脳コイル」は始まってたわけで、第一話放送の時が同時に最終回でもあったわけだ

半ば幻のアニメーターと化していたあの磯光雄が満を持してカントクをやる・・・という情報はそれだけでどんな作画アニメにも負けないほどに作豚心を刺激したはずだし

愚直と思われようとも「今までに経験したことのない映像体験がやってくる!!」という希望が見えていたんだよ

だって0080の磯だよ?劇場エヴァ磯光雄だよ?「ジュブナイルだから派手アクション無いんじゃね?」とかいう疑問なんていらなかったよ

始まるまでの約1年半の間に俺達は「ぼくのわたしの電脳コイル」を語りに語り倒したよな、そりゃあもう

正直、映像がポツポツ出始めたあたりから、実は思い描いてたのとは違うという事に気づいていたけど、最後の最後まで語っていたよな

実際に放送が開始して、走りだのダイチだの師匠だのコンカツだの興奮したように語ってても、みんな心の奥底で「終わった」と悟っていたはずだよ

あの時もう俺達の電脳コイルはすでにフィナーレを迎えていたんだよ。これ以降は電脳コイルの冠がついたまったく別のアニメなんだよ

それだのに、そんなまったく別物をまるで本物の電脳コイルのように崇めるあいつらやそいつらや文化人どもが信じられなかったよな

それまでお前らの人生に「磯光雄」の名前なんて存在しなかったくせに、俺達の電脳コイルのほうが絶対に面白かったのに

傍目から見りゃ扱い難い厄介な奴らのように見えるだろうけど

このジェラ心は決して悪意なんかじゃないんだよ、それだけは信じてよって思う

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※作豚=作画マニア蔑称自虐

2009-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20090727185455

銀英伝ジュブナイルじゃないとおもう……ラノベでもないけど

スペオペでしょ? あとスペオペSFって堂々という人もちょっと遠慮してほしい

SF?少し不思議の略?っていうのと同じくらいイラッとする

藤子先生がいうなら許されるがSFを読まない見ない人間がしたり顔で言うとか恥ずかしくないのかと

http://anond.hatelabo.jp/20090727183407

ただ、ブギーポップだけが。

その血を広げて、自分を超える子孫を生み出した。

それじゃブギーだけ大して売れていないとしか言っていないぞw

で、ラノベラノベと言われるようになった時期の作品で決定的なのを一つあげろと言われたらキノだな

あれ以降、ラノベジュブナイル小説の枠に留まる必要が無くなって自由度が飛躍的に増した。

2009-01-01

http://anond.hatelabo.jp/20081231204502

上橋菜穂子がアリなら、梨木香歩でもアリですよね。映画になった「西の魔女が死んだ」もいいけど、生き人形の「りかさん」とか、主人公幼女だけど、大人の視点はあっても作者の説教臭さは感じないと思う。

あるいは川端裕人「川の名前」。こういうのが「正しいジュブナイル」なんだとも思うけれど、元増田趣旨ともしかしたズレてるかもしれん。

それでダメなら、最終兵器小野不由美でどうか。

2008-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20080424073510

荻原規子西の善き魔女というジュブナイルを知っている? 女王制の国を舞台にしているんだけども、女ならではの政治が出てきて面白いので、未読なら読んでみるのもいいかもしれない。新書文庫単行本といろんなバージョンで出ているので、図書館にもあると思う。

女が外交とか政治実験を握ったところで思っているほど平和にはならないと思う。しかしすべてが陰謀的なものになる可能性はあるので表面上はにこやかで笑顔に満ちた平和な国になるかもしれない。

2007-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20071129212512

いや、だからそういうことでしょ。

世界の終わりなんてわかんないしどうだっていい。俺はこいつの○○だから最後までいっしょにいる。

っていう結論じゃんだいたいは。そういう意味ジュブナイルなんだし。

2007-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20071110132309

そこまでラノベだなんだで差別化されてはいないな。

そもそも一般人はラノベ存在を実質知らんよ。

オタのものという認識すらない。オタの生態なんか知らん。

マンガと区別つかないし。書店でも。

増田自身がそういう差別にたまたま出会った、

もしくはそういう差別をする人間というだけで。

表紙と挿絵アニメ絵っていうところを除くと、

普通に一昔前のSFジュブナイルとかわらん質のもあるので

本読みの間ではわりと正当に評価されているのもあるから。

ただまあ、いわゆるラノベオタが「超いいから泣けるから」とか

勧めてくるやつは大概ひどいのはなぜだろう。なぜなんだろう。

そんなにオタに媚びなくてもいいのにと思うね。

2007-04-25

ヲタのための表紙買い入門

いかにもヲタ向けなキャラ造形が苦手なのかな。

キャラよりも、世界観を全面に押し出した展開をしてる作品を読むとハズレが少ないと思う。人気のあるキャラは高い割合で強度ヲタ向けの造形だからライトヲタにはきつい。

表紙買いするなら、『ゼロの使い魔』『ハルヒ』のようなタッチの絵は避けた方が安全。『イリヤ』や『半分の月』のようなタッチイラストが表紙の作品の方が多少無難。あと、キャラクターしか見えない=背景とかがない場合、危険。

判断基準としては心もとないけど、絵師は作品傾向を反映して選定されるのが普通だから、無から選ぶよりはマシ。

ついでにお薦め布教活動なので読み飛ばし可。

甘酸っぱい恋愛が好きなようなので、村山由佳の「おいしいコーヒーのいれ方シリーズ(『キスまでの距離』etc.)とかが合うかも。直木賞作家かなんかだけど、この人も元々はラノベ畑。乙一と同じ。ああ、乙一の『失踪HOLIDAY』『きみにしか聞こえない』辺りも、恋愛は無いけど雰囲気は近い。この辺は一般書とジュブナイルライトノベルの境界線。あとはセカイ系に興味があるなら『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』とかの滝本作品か。

SFな人らしいけどSF好みが分からないので、とりあえず高評価の秋山瑞人から『E.G.コンバット』『鉄コミュニケイション』をお勧め

あとはマイナーでもなんでもないけど、本読みでラノベ初心者って人にお薦めな定番、『キノの旅』か。最近なら『狼と香辛料』もこのライン。

http://anond.hatelabo.jp/20070424222549

2007-04-24

読んでみたライトノベルを晒してみるよ

何を読んだのかを書くんだ!(anond:20070424113931)と言われてしまったのでちょっと晒してみよう。

anond:20070424113931で名前が出てた人も一部読んだよ! ちなみに読んだ順。

イリヤの空、UFOの夏(秋山瑞人)
ライトノベルというならコレだよ古典だよキミぃ(意訳)と言われて選んだ。確かに今回読んだ中で一番「ラノベらしき匂い」がしたかも。あと巷でいうセカイ系という言葉が初めて腑に落ちた。感想としては……ギャグは面白かったけど主人公ヒロインに正直ついていけない感覚が今回一番強かったのと、舞台世界も説明不要と割り切られてる割りに、端々に半端さを感じてしまい違和感を持ったまま読み進めるのは辛かった。この辺が多分ラノベコードなんだと思う……ハードSF技術者トーク部分みたいな。面白くなかったわけじゃないけど、読後感は微妙
半分の月がのぼる空(橋本紡)
これはどうなんだろう。やっぱり主人公とかヒロインに若干ついていけない物を感じ、また少々描写が上っ面っぽいけど、ラノベというかジュブナイル小説かなとも感じたので作品としては丁度良いのかも。だから読み辛さはラノベコードなのか子供風味だからなのかは不明。大人が(続巻含め)何度も読むかと言われると微妙だけど、良質とは言えるかな。
猫の地球儀(秋山瑞人)
一応できれば1人2冊は読んでみよか、と挑戦。こ、これは普通SFなのでは。話作りも俄然面白かった。イラストが恥ずかしくなくて、文体がちょっと固くなったらそのままハヤカワ文庫かも。
砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない(桜庭一樹)
え、これもラノベなの?というのが第一感想。なんか芥川辺りの救いの無い文学現代版ライトモードって感じだ。普通小説っぽい、という意味では読みやすく(中身はあまり易くないけど)、今回一番楽だった。
荒野の恋(桜庭一樹)
1人2冊ルールで追加。これは少女小説、というより懐かしい児童文学の匂いがする。ラノベコードみたいなのはあまり感じられず、読みやすかった。大人が読める児童文学って感じ。せ、切ない。おいちゃん甘酸っぱさで死にそう。
涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)
も、申し訳ないけど今回一番辛かった……。2冊読もうと思ってて唯一1冊で断念。登場人物が誰一人として理解不能、物語の展開もわけが分からないというか、あと文体が馴染めない……。中身はメタオタクというかサブカルというか、なんか文字でタランティーノを目指して挫折したみたいな雰囲気。読み辛さは今回最強。
ゼロの使い魔1&2(ヤマグチノボル)
うわあ(感想)。これはこれである意味凄い。ラノベってこういうものだ!と説明されてたら、確かに小説じゃないかもと思ってたかもしれない。ラノベ、というよりオタクコードっていうのか?は読んでて死ぬほど恥ずかしかったけど、ここまでエンターテイメントに徹してるのはある意味凄いかも。こうも主張のない小説は書こうとしても書けないと思う(半分くらいちゃんと誉めてる)。ヘビー級の名に恥じてない。でも2冊は読めたってことは文章はいいんじゃない?
番外編・マリア様がみてる(今野緒雪)
今回読んだわけじゃないけど、anond:20070424113931で名前が出てたから入れてみた。これってラノベだったの!? 少女小説って奴だと思ってた。密かな背徳的娯楽として何巻かまでは読んでたよ。人物造詣が巧いのでイラストさえ耐えられれば結構誰でも読めるかも。

総評:やっぱり「フライライトノベル」と「ヘビーライトノベル」は、例えばレーベルとかで分類して欲しい! でも先の人が「ライト」と書いてた谷川流小説に読み辛さを感じたり、所詮は好みでもあるのかなとも。あとやっぱりイラスト恥ずかしい。カバーは掛けてるけど挿絵ビビる電車の隣の人もビビる

ちなみに普段の読書傾向は幅広くSFや海外サスペンス、軽く西洋歴史物、ミステリー古典、といった感じの男性がお届けしました。

2007-04-08

http://anond.hatelabo.jp/20070408153316

奈須きのこって、菊池秀行の世界観京極夏彦ヴィジュアル系の歌詞の言語感覚を振り掛けた文体で書く人なので、「古典派」とか言われるとなあ。笹本とかあかほりとか神坂みたいな言文一致体や、水野とか安田とか山本弘あたりの翻訳ジュブナイル経由文体を「古典派」ってんじゃないだろうか。上遠野以降のやや文学くさい文体や、奈須・西尾以降のやたら饒舌な文体が「現代派」でさ。まあ、あまりにも取りこぼしの多い括りではあるから、真剣に提唱しようとは思わんけど、こんなん。

2007-03-14

エロゲクリエイターに言いたい4項目

1. ブランドにこだわらないでください

ブランドスペックにこだわらないでください。

別にすっごいエロくて普通ゲームが作れないようなブランドを選ばなくてはエロゲーってわけではありません。

keyだろうと、型月だろうと非エロについてくる方はいるんです。

 

2. 斜め上に行かないでください

別に他人と同じことを恥じる必要はありません。

むしろ無駄な自己主張しない方がまともだと思いますよ。

 

3. 足元見てください

CGが綺麗でも、中学生が好きそうなセカイ系ジュブナイルだと、素性がしれます。

むしろ話はロリ百合メイドでいいので足元に気を使ってみてください。

ロリ百合メイドも『あえてのロリ百合メイド』に見えます。

 

4. ユーザーに影響されすぎないでください

エロゲユーザーは少し嗜好性が先行しすぎている気がします。

購入者はもっと『無難』なスタイル好みだったりします。

え、そもそもブログも見ないって?!

では、アイドルマスター伊織様の純愛でも参考にしてください。

アイマスならばやってることでしょう。

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