はてなキーワード: 携帯電話業界とは
各方面からボロッカスに非難されてるキャリアモデルの対応バンド問題に関してWGの情報が出てきたが
個人的な感想としては「そりゃそうだよなぁ」という感想しかない。
スマホを調達するMNO側としては別に高機能である分には構わないが、要件ではない仕様に余計な金なんぞ出せない。
スマホ製造する側がコスト圧縮のために共通モデルを流用するなら好きにすればいい、という話だ。
そして、スマホを製造して販売する側としては、「搭載した機能に関しては検証しておかなければならない」という事のコストを
自分たちだけで持つなんてやりたくないから機能自体を削るのだ。
この状況でキャリアモデルで全バンド対応を必須という話にしてしまった場合、キャリアモデルは存在意義を失うので
金額の大きな専用モデル製造発注ではなく、MNO各社はSIMフリーモデルを必要な分だけ都度発注する形に変わるだろう。
端末製造メーカーが確保できる金額が大幅に目減りするわけだ。人口が減っていく日本国内で
その損失を埋める程SIMフリーモデルが売れるなんて能天気な予測を立てるメーカーなどいないだろう。
そうなると、今までMNOが個別に負担してくれていた製造コストが全部SIMフリーモデルに乗っかる形になる。
一定数の発注も期待できなくなるのでそもそも日本向けの販売はしない、という判断をするメーカーも出てくるだろう。
もし国内販売を継続するという判断をした場合でも、これから先人口が減って需要の先細りが確定してる日本限定の機能、
Xperiaですら海外ハイエンドモデルはFelica非対応だから、他メーカーだってそうなる。
それらのデメリットと引き換えに「通信キャリア乗り換えが楽になる」というメリットを得ることが果たしてユーザーにとっての利益といえるのだろうか?
総務省がどんなに頑張ったとしても、端末メーカー側での全バンドでの動作検証にかかる人的コストはどうにもできない。
需要を支える人口が増えていくならまだ需要増を見込んでなんとなかった可能性もあるが、国策で人口が減っていく現状では無理だ。
そんな状況でもFelica対応を全世界向けモデルで実装しているiPhoneの凄さがより明確になってしまうのは皮肉なことだ。
スマホの国内全バンド対応に関するコストをユーザーが負担する覚悟があるんだろうか?
総務省の割引規制でハイエンドモデルが売り上げランキングから姿を消したのを見れば、
価格上昇した端末の売り上げがどうなるかなど火を見るよりも明らかだ。
馬鹿正直に全バンド対応したとしても、値上げは国内ユーザーに受け入れられず、値上げして売り上げ減らして撤退するか
値上げせず損失を被って自滅して撤退するかのどちらかしか道はない。
体力のあるメーカーはローエンドモデルに日本独自の機能追加をしてSIMフリーモデルを売ってくれるかもしれない。
ミッドレンジモデルもキャリアのケツ持ち前提でスタートする事例が増えてきたので海外モデルの横流しですら入ってくるかどうか微妙だろう。
ただ、製造メーカーの公式参入ではなくて、モノ好きな商社が独自に個別モデルの販売代理店になる事例は今でもあるので
携帯電話業界への締め付けが厳しくなってまいりしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近ではスマホガチャ、その前はパチンコ、その前は消費者金融、CMでふざけたことやって調子こいてると、「あーこの業界、広告費ガバガバなほど儲かってるんだねー。ちょっと調べてみるかー」みたいなことになるのかな
今はしゃいでるCMは、人材派遣系と、宝くじ系かなと思うけど、どっちもがっちり天下り受け入れてるから無事なのかな。携帯電話業界は総務省の天下り受け入れを結構やってると思うんだけど、まだ意味不明CMを大量に出す余力があるならもっと天下り受けいれろや、ってことなんだろうね
テレデジック(英:Teledesic)とは1994年マイクロソフト社のビル・ゲイツと米携帯電話業界のパイオニア、クレイグ・マッコーが始めた低軌道通信衛星を用いたインターネットサービス。
当初の計画では低軌道衛星840機を用いて衛星コンステレーションを構成する壮大な計画であった。低軌道衛星のため、通信遅延時間を極力抑えることができ、また地上局も低出力で運用できるため小型化が可能であった。周波数帯としてはアップリンク28GHz帯、ダウンリンク19GHz帯を用いることにより広帯域な通信帯域を確保できるため、16kbps〜2Mbps迄のブロードバンド配信サービスが出来ることが売りであった。
1997年には米ボーイング社が計画に参加し、またスポンサーにはサウジアラビアの富豪であるAlwaleed Bin Talal王子が名乗りを上げた。その後、イリジウム事業の失敗により窮地に陥っていた米モトローラ社が主契約を勝ち取ったが、衛星の数を840機から288機に減らし衛星高度も低軌道から中軌道とする等の計画変更を行い、現実的な計画に変更された。しかし、マーケットの冷え込みを受け、2003年には認可を受けていたアップリンク、ダウンリンク周波数帯の使用権をFCCに返却した。
通信衛星を用いてインターネットをサービスする同様な計画としては米モトローラ社が計画していたCelestri、仏アルカテル社が計画していたSkyBridge等があるがCelestriは早々に計画が中止され、またSkyBridgeもイリジウム事業失敗の後、立ち消えとなった。
ギズモード・ジャパンの「自由過ぎるAndroidがユーザーに敬遠され始めてる? 悲劇のガラケー化する懸念まで噴出中...」という記事が話題だけど、コメントでも指摘されてるように超訳ですごいよ。っていうか訳ですらない。翻訳するとき、ちょっと文の構成をいじっちゃったとか、勢いで書かれてないことまでコメントを付け加えちゃったとか、そういう冒険でドキドキすることもあるわけですけども、湯木訳はもう本文以外の電波的ななにかを受信しているとしか思えない。マジでイタコレベル。感動した。イタコ訳と名付けよう。
これがイタコ訳。
http://www.gizmodo.jp/2010/08/android_10.html
「原文」になってるもの。
http://gizmodo.com/5593264/bloatware-creeps-into-android-phones
ちゃんとした訳は下のURLにあるので見比べながら楽しもう。
http://trans-aid.jp/viewer/?id=12179&lang=ja
そもそも米国人の文章なのにガラケー化の懸念が出てくるはずがない。いきなり日本仕様で先制パンチ。百歩譲って米国の非スマートフォンもガラケーなんだと考えたところで、原文には「多機能携帯の再来」とあるだけ。
iPhoneにブロートウェアがないという話はある。原文はそれだけ。対立構造煽りまくり。PV稼ぎまくり。
「大きな苦情の嵐になり始めている」が日本語としてよく分からない。苦情の予測ができるに違いない。すごい。
イタコ訳:実のところ、弊社としましても、本当のところは最初からスマートフォン本体にアプリをプリインストールするのではなく、ユーザーの皆さまが自由に後で欲しいアプリだけをAndroid Marketなどのアプリストアからダウンロードする方式を推奨していきたいと考えています。でも、この点で最終決定権を握っているのは、一般的に携帯電話キャリアのほうでして、弊社もキャリアの方針には従わざるを得ない状況になっています。やはりキャリア側は、ただ単に端末を販売するのみならず、その後の売上げを確保することも含めたビジネスプランを立てていかないといけないでしょうから...
まとも訳:「端末によっても、携帯電話会社によっても十人十色だ」と、HTCの広報担当者であるキース・ノバックは言う。「とはいえ総じて、携帯電話会社の都合でインストールされ、その収益源になっていると言えるのではないか。」(略)「われわれは提携する携帯電話会社と歩調を合わせなければならない。」ただ、「消費者に選択権を委ね、Verizonのように、プリインストールされたアプリを別途ストアに移したいと考えている」
一番戦慄したHTCのコメント部分。原文ではこれだけ。これぞイタコ。HTCの人の心が読める。っていうかHTCの人が「従わざるを得ない」とか言うはずない。インタビュー先が口を割らなくてもなんでも書ける。
イタコ訳:現在、Androidケータイで問題になってきているBloatwareは、フィーチャーフォンの古き良き時代を思い出させるものでもあります。携帯電話メーカーもキャリアも、とにかく他社のモデルとは違う面をアピールしようとするあまり、さまざまな音楽サービスやコミュニケーションソフトなんかを搭載して、かえって多くのユーザーが使わない機能ばかりで膨れ上がった携帯電話の新モデルが次から次へと販売される事態を招きました。それが特にAndroidを搭載するスマートフォンでも生じるようになったということですね。滑稽なことに、メーカーやキャリアは、まさかユーザーがプリインストールされている数多くのソフトウェアアプリを消し去りたいとまではだれも思っていないなどと決め込んでいるのですが、実際にはその逆のようです。アップルのiPhoneでは、最初からキャリアによってプリインストールされているものなんてほとんどありませんけど、Androidならば販売後も売上げを伸ばせそうなソフトウェアアプリを自由に入れられることに着目したキャリア側が極端に走っていることに、ユーザーは不快感すら覚えていますよ。データ通信プランだけでは思ったように利益が伸びないキャリアのジレンマは理解できますが、ここで判断を誤ると、かえって消費者がキャリアから離れていく逆効果になってしまうでしょうね。
まとも訳:「かつての多機能携帯の再来だ」と、Forrester Researchのチャールズ・ゴルヴィンは言う。「端末メーカーやキャリアは、メッセージング機能や音楽機能で多機能携帯の差別化を図ろうとしていた。同様の戦略がスマートフォンでもなされようとしている。」今のところ、これらのプリインストールアプリを削除することは不可能だ。ゴルヴィンは言う。「多くの携帯電話会社は、消費者がそれらに注意を払ったり、削除したいとまで考えているとは思ってもいないのでいだろうか。」
こちらはForrester Researchのチャールズ・ゴルヴィンによるコメント部分。なにこれ。湯木進悟は神か。我々に見えないものが見えるのか。
イタコ訳:どのAndroidケータイを買ってきても、ほぼ間違いなく米国内では多種多彩なソフトウェアアプリがプリインストールされている状態です。
まとも訳:もっとも、全てのスマートフォンがそうだ、という訳ではない。AT&TはiPhoneに余計なソフトウェアを入れないようにしているし、モトローラのDroidには基本的なアプリしか搭載されていない。GoogleやT-Mobileもまた、Nexus Oneにブロートウェアを入れようとする誘惑に抗している。
訳で意味が反対になるパターン。DroidやNexus OneはAndroid。原文読んでない。原文なしでも出来る訳。天才。
イタコ訳:おまけに多くのアプリが、最初の試用期間のみ無料であるものの、一定期間が過ぎると勝手に有料に切り替わって、利用料金を請求される羽目になるというイワクつきだったりもするんですよね...
例えばなに? 書いてない。原文にも書いてない。彼だけが知ってる。本当に翻訳家か。それとも全知全能か。
イタコ訳:現時点では、BloatwareがAndroidケータイのシステム面で与えている影響はストレージ容量の占有くらいに限られていますけど、今後はCPUパフォーマンスにまで深刻な影響を及ぼすレベルになってくれば、もう消費者も黙ってはいないでしょう。そして、とにかくユーザー獲得競争が熾烈な携帯電話業界では、消費者に見限られるほど恐ろしいことはありません。ですから、自然とAndroidケータイのBloatwareも減少傾向をたどって沈静化していくのではないでしょうか。とりわけパソコンよりもリソースの限られるスマートフォンでは、もしBloatwareの問題が根強くなると、一気にユーザーの不満が爆発する方向にだって進みかねませんからね。
まとも訳:現在のところ、携帯端末におけるブロートウェアは、システムリソースではなくむしろストレージを占有するという点で問題である。新規顧客の獲得に鎬を削るAT&TやVerizonが、プリインストールアプリに関して一線を踏み越えてしまうことはないだろう、そうゴルヴィンは考える。「市場は飽和している。顧客の流失を黙って見過ごすことは許されない。」
ふたたびゴルヴィンのコメント。なんかこれくらいならまだ翻訳っぽいかもと思ってくる。日本中の翻訳家歓喜。すごすぎる。
まだまだあるけどきりがない。マジ感動した。この訳を読んだあと、原文を読むとふつうすぎてつまらないもの。これぞエンターテイメント。神の業。湯木イタコ訳に今後とも注目。
俺はこの増田に概ね同意する。同意するけど反論もある。
iPhoneは、それでもケータイなんだ。そしてそれが重要な点だ。
携帯デバイスに、PC文化は幾度と無く持ち込まれていたし、それは携帯電話も例外じゃない。ただ、PDAと携帯には、これまで大きな溝があった。フルスペックのPDAにフルスペックの携帯電話機能は無かった。
しかし、iPhoneはフルスペックの携帯電話機能を持ったフルスペックのPDAといえる。それはこれまで無かったことだ。
あと、携帯電話業界への影響も大きいと思う。何しろ、家電業界で占めていたところにPC業界が殴りこんできたのだから。とはいえ、これまでの携帯電話も、どんどんPC化してたから、それに拍車がかかるだけだが。
なんて書きながらも、実はそれほど期待していない。私が期待するとしたら、それはiPhone互換機が売れたときだろう。
っていう話で進んできたように思える。後者は逆転しがちな部分はあるけれど、メール優先の
中高生(限定しちゃっていいのかはまた置いておいて)を除けばやっぱり電話の機能があってナンボっていう造り。
そして、機能はメーカがユーザからのフィードバックを元に追加していく形が取られた。
いろんなメーカが参入している業界だから、機能を1つのアピールポイントとして使うのは
まったく間違っていないし、「家電」として見れば違和感のない構造だと思う。
何が言いたいかっていうと、「携帯電話」の広いカテゴライズは「家電」なのではないかと。
でも、iPhoneってのは
と見える。
最低限の機能ってのは、もうPCと同じだよね。メーカーPCだとソフトウエアははじめから入っている
ことが殆どだけれど、自作であったりBTOであったり、まっさらなPCってのも需要がある。
「無駄を省きたい」だとか「なるべく高速に動かしたい」だとか色々と思惑はあるんだろうけれど、
ともかくそんな感じじゃないかと見た。
そして、そゆ感じにするには、母艦を使うかスタンドアロンでソフトを引っ張れるか、どっちかの手段を
必ず用意しないとお話にならない。PDAは母艦をメインに据えたけれど、iPhoneは(もちろん母艦も使うけれど)
インターネットに常時接続するっていう方法を追加採用した。その為には携帯電話である必要があった。
でも、こうやってみると、iPhoneは「携帯電話」や「家電」じゃなくて、「PC」のカテゴリに属していると
見る方がわかりやすい。
携帯電話は「家電」で、iPhoneは「PC」。それは比較できるものじゃないでしょ。
だから、iPhoneは携帯電話というデバイスの延長線上として見てはいけない気がする。
これはあくまで、「iPhone」というデバイスであって、もっと言えばPCであって、それに耐えうる人が使うべき。
それに耐えられて、便利だと思う人からすれば「技術的革新」かもしれないし「モンスターデバイス」かもしれない
さてiPhoneという「革命的」「モンスターデバイス」が現れたおかげで、久々にフルーツ信者とそうでない人の間に横たわる深くて暗い断層が顕在化したわけです。
わたくしも、iPhoneのデザインはおもしろいね、とは思う。ボタンのほうがぜったい使いやすいのに、タッチパネルにこだわって指紋を増やさせるあたり、いかにもジョブズ期のアップルらしい思い切りだよね、これまでのユーザ経験の蓄積なんてなにも考えてないよね、という。まあ、そういう創造的破壊も誰かがやらねばならぬのでしょう。一方、肝心の機能は…今となっては普通かな。インフラが同じなんだから当然か。信者もiPhoneには「ダントツにスゴイ!みたいなものはない」と認めている。もたないバッテリーとか、バカ高い修理費とかいうバッシングもあるけれど、これはマックでもiPodでも繰り返されてきた、もはやアップルさまの伝統芸でしょう。今さらそのあたりを叩くのも筋違いかなー、と思う。わたくしもBang&Olfsenのコンポにいまさら「高い!デザインが変!」なんてことは言わないし。
しかし世の中「おもしろガジェット」という評では満足せず、歴史的事件と喧伝する驚き男がいる(この表現はほんと秀逸だわー、さすがid:matakimitka)。ユカタンは「欲しくないと言えない」と困っているが、わたくしとしては卒直に、そんなにすごいか?と言いたい。「開発者」に限定する、という譲歩があっても疑問だ。アップルという一企業の、一プロダクトの、一バージョンでしかないiPhone 3Gが民主的なプラットフォームか?「端末の種類が基本的に1種類」って今だけの話じゃないの?次のバージョンでは画面解像度が変わって、APIが変わって、開発者を混乱に陥れるんじゃないの?これまで、アップルが突然の方針変更でどれだけの開発者を混乱させてきたか、記憶にないのか?(PowerPCのとき、OS Xのとき、Intel Macのとき…もしアップルが首尾一貫した開発ポリシーの企業なら、なぜマックの商用アプリケーションはいつまでも貧弱なままなのだろう)
まあ、過去のことはいい。わたくしは未来についてiPhoneユーザ、特にiPhoneは歴史的事件だと言い張るユーザに以下の質問を問いたい。みんながこの質問に返事をしてくれれば、断層はますますハッキリするんじゃないかなーと思う。
素敵でお洒落なiPhoneであることは分かったよ。すばらしいビジネスモデルによるパラダイムシフトかもしれないよ。それはそれとして、iPhoneってツールでしょ?なにができるようになるわけ?お財布やらワンセグやらを諦めたかわりに、ユーザは実質的にどのような幸せを得られるの?Pongができること?YouTubeが簡単に見られること?
二年縛りが携帯電話契約のスタンダードになってから、大半の人は「現行機種は二年後も使えるだろうか」と悩みながら購入を検討しているわけだ。iPhoneはどうなの?二年間もあのソフトウェアキーボードを使い続けるの?そういえば去年の今頃、2Gを買った人は3Gをどう思ってるんだろう。来年にさらに革命的な新機種が出ることはないのかな?iPodみたいに毎年買い替えなきゃ駄目?わたくし、そんな金ないよ。
わたくしが一番不満なのは、iPhoneユーザの多くが、日本の携帯電話業界、これまでの機種をバカにしていることだ。なんで?本当にイノベーティブだったら、過去のプロダクトをわざわざ叩く必要ないじゃん。そりゃあ日本は世界で見ればガラパゴスかもしれないけど、そういう市場環境があったわけで、仕方ないじゃん。これまでの携帯電話はなにが駄目だったの?ワンセグを採用したのが駄目だった?iモードが駄目だった?マルチタッチスクリーンを採用しないのが駄目だった?