はてなキーワード: エヴァとは
先日竜とそばかすの姫を観てきた。シンエヴァ以来だから映画館行くの結構久しぶりだった。
一番いい席で観たいから人が少し空いてきた頃にと思って行ったのだけど、思いっきり隣席にカップルが来やがった。
冴えないオッサンと不釣り合いな美女だった。(俺がとってない方の)いい席に女が来たが、それは俺の隣になる。
そのことに気づいた瞬間その女、露骨に躊躇しやがった。「え、私ここですか?」みたいな。
けど次の瞬間、冴えないオッサンは気を利かせて「私はこっちに座ろうか」とか言って女とチケット交換して俺の隣に座った。すげえムカつく。女にキモヲタの隣ですか?みたいなリアクションされた後にオッサンが横に座るとか最悪だわ。つーかなんでオッサンの一人称は私なんだよ、それもムカつくんだよボケ!
狭い座席前でバタついたからか、オッサンは小声で「すいません」とか言いながら座ってた。何がすいませんだよ、ぼっちの隣に座ってすいませんかよ。ムカつくんだよ。細田守作品は非モテを救済する映画だろうがよ。観にくんなよ。
上映までの間にオッサンがカバン漁ったかと思ったら女にウェットティッシュ渡したりしてて、もっとムカついた。気配り出来る俺様()か?見せつけとんのか? つーか映画館のしょーもない癖にクソ高い軽食をガッツリ買ってた。上級国民様かよ、ふざけなんよ。
そう思う俺はSサイズの烏龍茶一つだった。なんかすごい惨めだった。
ただまぁ、上映が始まったら静かなもんで、問題なし。美女と野獣的なシーンは横に現物あるせいでキレそうだったけど。
なんやかんやで観終わった。正直横のクソカップルにイラついて全然面白くなかった。配信でもされたらまた観るか……とか思って荷物持って伸びとかしてたら、またクソカップル。
オッサンが「2個残っちゃった」と軽食のナゲットを手に持った。そしたら女がパッと口開けてそこにオッサンがナゲットを放った。
もう一個はオッサンが自分で食った。なんかこのやりとりがすげえ頭にきちゃって、狂っちゃって、オッサンの椅子を蹴った。
オッサンは案の定ビビった。ちょっと気分良くなる、かと思いきやオッサンが即座に「大丈夫ですか?」と俺の顔見て言ってきた。俺がぶつけちゃったとしか思ってない、心配してる顔だった。罪悪感しか残らなかった。最悪。
それでなんて答えたか覚えてないけど、「ああ、こういう人だから美女侍らせてるんだ」って思い知った。すげえ自己嫌悪した。
もうとっとと出ようと思ってそそくさと退室した。だが、この日の映画館は完全に俺を殺すために機能していた。
他の上映も終わる時間だったようで、エスカレーターがめっちゃ混んでた。並んでたら後ろにまたあのクソカップルが。
「細田作品やっぱいいねー」とか薄っぺらい事話して、「また新しいの出たら観に来よう」とか話してた。来んなよマジで。非モテを救済する映画だろうが、なんで観にくるんだよ。とか思いつつもさっきの自己嫌悪が尾を引いており、そういうことをすぐ考える自分に嫌にもなってた。
で、ようやく長く苦しいエスカレーターが終了、足早に烏龍茶の紙コップをゴミ回収の兄ちゃんに押し付け撤退。これで終わり、とはならないのが今回の映画館の怖いところ。
例のクソカップルが「これ、お願いします」「ありがとうございます」とかゴミ回収の兄ちゃんに言ってた。
ああ、俺はさっき何も言わずに押し付けたよな、ゴミ。とまた嫌になる。兄ちゃんも兄ちゃんで「またお越しください」とか言ってた。
ムラのある接客すんのかよ!とか思ったけど、それは俺が失礼な客だったからなんだろうな。
もう充分です、充分俺がキモくてカスなのはわかりました。殺してくれていいです。その代わりにあのクソカップルが映画館利用しないようにしてください。
配信が始まって約十日。
評価詳細を見ればわかるが、星一つが星五つの次に多い、サクラレビュー的様相を呈している。
私もこれには同意する。
応援的ファン評価をしたい人がいる一方で、冷静に一作品として評価している人がダメ出ししまくっているという印象。
あまりに話がわからなさすぎるのが大きな難点でもあり、しかもそれらがわかったからといって大して面白いことでもなく、かつ、単純にアニメ動画としても面白くもない。
CGの使い方もレベルがそんなに高くないし、細かく書き込みすぎで動きも早すぎて画面の中で何が起きているのかさっぱり分からない。
逆に言えば、これ程よく理解できない作品に五つ星評価を上げるのは理解しづらい。
なぜ、破までの比較的わかりやすいストーリーにしなかったのか? アマプラの評価も話が分かりやすい序・破までは4.5、4.4と高いのに、さっぱり話が分からないQで一気に3.9まで下がる。
個人的に思うのは、序・破では旧エヴァと話はほとんどよく似通っているのに、全然印象が違うってことで、それが逆に新鮮だった。
思うに、それくらい旧エヴァは元々出来が良かったってことであり、ちょっとリメイクするだけでその良さがさらに引き立ったと言えるのかも知れない。
でも、せっかくその出来の良い旧エヴァという土台があるのに、それをQ以降はほぼ使わなくなったので、土台を失ったエヴァはスカスカな映画になってしまった、のかも。
エヴァが観られてるのって、単に、これは凄く面白くなりそうな話しだぞっていう前振りが上手いからだけでしょ。
シンの話をしてるんだからQ以前からの要素に言及するの混乱の元だよ
創作する人間はTV版の頃からずっと「エヴァのパクリ」って使い古された批判にさらされて来てるから、最近はSNSもあるからあからさまな形でパクる阿呆はあまり残っていない気がする
それに映像表現のフォロワーってのは成長過程にある映像作家の中にこそ生まれやすいものだし、「パロディーでない」ことを条件にするなら年単位の熟成が必要なものだと思う
用語に関しては単に世界観を盛り上げるためのエッセンスだから考察勢以外は無視していいものだし、シンはそういうのを無視しても大筋が分かるように構成されてるので(結末からの逆算でそう構成せざるを得なかっただけだと思われる)、その部分は作品の評価に良い影響を与えていると思うぞ
でも、そういうオタクがパソコン通信上でエヴァの考察やらを議論し、多くの二次創作を生み出してエヴァブームを担ったというのは事実やからなあ。
そのあとに個人ニュースサイトを運営してたオタクや、はてダでオタク議論やってた古参はてなーとかも、だいたい90年代からネットで活動してた人たちやろ。
まぁ確かにシンエヴァを映画館に行った時インスタやってそうな女子とTikTokやってそうな女子高生が観に来てたわ
しかも終わった後泣いてるという
逆に気持ち悪かった