2023-12-15

清潔感とダサさのやつ

※前提

夏場は毎日、冬場は2日に1回は風呂シャワーを使い、とくに脇、股、頭、足、耳の後をちゃんと洗っている。

朝起きたら顔を洗っている。(拭き取り洗顔でもよい)

洗った服を着ている。服やカバンや靴から異臭はしない。

寝具も定期的に洗っている。

ここまでやってなんか清潔感がない…ダサい…と言われている人向け。男女は問わない。


⚫︎清潔感について

結論 医者に行くといいこともある

清潔感」についてはまず写真を撮ってみる。

自分の全身と顔のアップだ、耐え難いだろうががんばれ。

姿勢が悪い

猫背とかそういうやつだ。

そういう人間はだいたい肩こりや腰などの状態もひどいと思われるので整形外科に行ってみるのも手だ、ちゃん理学療法士がいるところがいい。

マジで骨や筋肉いわしていないか確認した後、身体にあったストレッチ方法や歩き方も相談できる。

整体鍼灸も人によっては合うらしいのでいろいろ試してみてもいい。

軽いストレッチでも継続すると姿勢は変わる。

・髪が汚い

なんかボサボサしてる

フケが出る

風呂から出たら髪をタオルで拭いたあとドライヤーで乾かす。朝起きたら梳り寝癖をなおす。ワックスオイルはその次だ。

髪がそれでもパサパサする場合美容院相談するのも手だが高いシャンプーを買わされるかもしれない。個人的にはuka のシリコンヘアブラシを買い、頭皮マッサージおすすめする。

髪も沼だがまず頭皮からなのは間違いない。即効性は全くないが。

薄毛だと尚更マッサージはした方がいい。薄いのが気になる時は一度お医者さんに行ってみてもいいが「清潔感」には実はあんまり関係ない。

あとは素直に美容師相談するのがおすすめだ。金を払ってプロ意見を聞きまくれ。笑ったり馬鹿にするようなやつはプロ意識が低いので随時切って次。

美容院に行く頻度を増やすのもオススメだ。案外髪って伸びる。人にもよるが2〜3ヶ月に一度くらいか。月一で行ってたらおしゃれさんだと思う。

ちゃん毎日洗っているのにフケが出る場合アトピー脂漏性湿疹などの可能性もある。かゆみが出てなくても一度皮膚科相談したほうがいい。QOLが上がる。

あと眉毛がボサボサしてて全体の印象がダウンしている可能性もある。とりあえず眉間で眉が繋がっていたらそこは剃ってしまおう。

形を整えたい時はそういうメニューのある美容院に行って散髪ついでにお願いするのがベター

それを写真に撮ってみながら日頃のケアをしよう。

眉毛整え屋さんもあり。実は眉毛トレンドは2〜3年周期で変わっているのでここだけでも抑えると変わって見える。メンズでも実はある。

どちらにせよ普段ラフなのでラフな感じに合わせてくださいとオーダーする方がいい。バッチリメイクやキメキメヘアスタイルしか合わない眉毛にされると後々だるい

・肌が汚い

赤みや湿疹、瘡蓋などがある

こちらも皮膚科案件だ。ニキビ跡もまず皮膚科相談してから美容外科に行きたければいくでいい。納得がいかなければセカンドオピニオンをきめてもいい。

そこまでではないが保湿とか興味あるな〜とかだとドラッグストアで売ってる極潤を塗っとくと割といいと思う。化粧水乳液を買う。

イリーなてかった印象は保湿が足りないが故の皮脂の過剰分泌の可能性もある。

産毛や髭は都度剃るのでいいと思うがより課金で殴りたい場合脱毛という手もある。

本人が気になる濃さだったり、カミソリ負けしやす人間にはかなりオススメだ。

・歯が汚い

なんか汚い

現代人で正しい歯磨きができているやつなんてまずいない。歯医者で検診を受けろ。歯石をとれ。歯周病可能性もある。

何はなくともマジの歯磨き、フロス、定期検診だ。

その後に気になるところがあればホワイトニング矯正検討してもいい。

コンプレックスじゃなかったらやらなくていいが、コンプレックスだったらやってもいいと思う。口元を気にせず前を向いて、笑顔が増えるだけで印象は変わる。

・服がくちゃくちゃ

なんか服がくちゃくちゃ

これは割と普通人間もよくやる落とし穴で、アイロンがいるやつをかけずに着るとなる。

めんどいのはわかるがアイロンをかけるか、クリーニングに出すか、ノーアイロンでいける服を選んで買うかの三択である

ニットTシャツで襟首がぐにゃ…としてしまったやつは残念だがもう部屋着だ。

取れないシミ、色が褪せている、ほつれがある服もそうだ。捨ててもいい。

休日自然光で手持ちのシャツの襟を全部見て黄ばんでるやつは捨てるかクリーニングに出せ。クリーニングでも綺麗にならなければ捨てろ。

あと服に気を遣って靴が汚いパターンもある。薄汚れてたり踵が減ってたりしたら替えたりメンテナンスしたほうがいい。

ここまでが所謂清潔感」のラインだと個人的には思う。

正直皮膚の状態とか本人にもどうにもならない疾患もあるので嫌なんだが現代日本っていってもこんなもんなのでみんなで変えていくしかない。

あとこんなんで医者に行ってもいいかな? ってことも不快だったり困ってたら別に行っていいのだ。日本ラッキーにもそういうシステムだし。

逆にこういう軽い不快無視ちゃう人は痛みとかもこのぐらいなら…と耐えてあとで大きな病気が見つかるとか身近にもあったので、健康診断歯科検診は真剣にやってほしい。

なお屁がよく出るは内科案件だ。

下痢便秘がついてくる時は過敏性腸症候群可能性がある。薬が合うと好転する。腸が見られるところに行け。内視鏡とかやってるところだ。

ゲップがよく出る上胃もたれするは逆流性食道炎可能性がある。いずれもよくあることだ。あなたは悪くない。医者相談だ。



⚫︎ダサいについて

結論 例の「診断」は早道

背筋を伸ばし、毛や肌に気を使い、歯磨きをして、なおダサい場合は残念ながら服が悪い。

服にあんまり興味がない場合や、金をとにかく使いたくない場合は、ジョブズに倣い無地でシンプルサイズだけあわせたものをとにかく着て、痛んだり汚れたりしたらバンバン交換するのが一番精神的にも楽だと思う。ユニクロでいい。会社の服飾コードがある場合はそれも言って店員相談しろ。自社のサイトに載っている他の人間写真でも見てもらえ。サイズアドバイスを貰え。

金をケチってへたった服を着続けると「清潔感」が減るのは前述のとおりだ。ここは残念だが諦めて欲しい。

そして、「着たい服」がある場合や「なんかいけてる人」と思われたいときは、あなたさらに己を知らなければならない。

好きなら試行錯誤を繰り返すのもいいが、このクソ長くだるい文章を読んでいる人間文字だけで正解に辿り着きたい真のタイパを求めし者だと思う。

そういう人間には例の「診断」がおすすめだ。

近年、美容に興味のある者の中で実しやかに囁かれる、パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断というのは要するに「己についての客観的物差し」のひとつで、なんか絶対視されてることもあるがそんなたいしたものではない。とてもざっくりわかりやすく雑にいうとこんな感じだ。

パーソナルカラー診断

人間肌色は色である都合上合わせると赤く見えたり、くすんで見えたりする色がある。絵を描く人間ならわかるだろう。配色の問題だ。

そして顔色がくすみ、黄や青にころんで見えるとなんと人間は不健康そうに見えてしまう、「清潔感」も微量だがダウンだ。それを避けるためのガイド

大きな傾向をざっくり2種類に分けていてこれがイエベブルベというやつ。

もっと分化したものももちろんある。

目的 不健康に見える色を理解して避ける

・骨格診断

人間の骨や肉付きは個々によって違う。

合わない形の服を着ると必要以上に太く、短足に見えるたりすることがある。

わかりやすくいうといわゆるおっぱいテント現象がすとんとしたワンピースで起きるとウエストの細い人も太って見えてしまうなどだ。

これはだいたい3種類に分かれている。

目的 体型の魅力を損なう服の形を理解して避ける

・顔タイプ診断

人間の顔のパーツの位置配置や形状はそれぞれだ。

それは輪郭がまるかったら子供っぽいとか、目と鼻の位置が離れていると大人っぽいとかの印象に繋がってくる。キャラデザに興味のある人ならわかると思う。

大人っぽい顔の人が子供っぽいデザインの服を着るとなんとなくアンマッチが起こる。

それをだいたい4つぐらいに分類している。

目的 ちぐはぐな感じになる服を理解して避ける

これがわかっているととりあえず「顔色とスタイルが良く見えて、顔のキャラにもあった服」を着ることができることがわかる。

マネキン買いをしてしっくりこないのもこれのいずれかの設定がずれている可能性が高い。

この3つを総合して判断してもらうことを「イメコン(イメージコンサルティングの意)」などど呼ぶ。

女たちの間で発展してきた物差しだが最近はこれを男用にも使えるようにした「メンズメコン」なるものもある。

骨格は女の方が個体差が大きいため印象に占める部分が大きいが、男性でも骨張った人や華奢な人もちろんいるし、顔色と雰囲気人間なら誰しも持つものなので展開は可能である

そしてこれは服が好きな人間はだいたい試行錯誤の末に理解している。その分己を見つめてきたのだ。

だがなぜこの物差しができたのか。いろいろある。長い研鑽の後に得た悟りを迷える人に広めたいという欲が人間にはある。組み分け帽子かぶって遊びたいというきもちなどもある。だがとにかく今はこの物差しがある。

そしてこれは己を見つめるのを面倒だったりとにかく嫌だったりしてサボった人間(私もかつてそうであった)が後でちゃっちゃとあてて使うには結構便利なものなのだ。少なくとも似合わないものはある程度わかるようになる。

物差しを手に入れるため、一番確かなのは診断を下してくれるサロンの予約を取りいくことで、3種類一気にみるとだいたい3〜6万円くらいかかるが、今後の人生物差し代と思えば安いかもしれない、高いかもしれない。とにかく大きな間違いは避けられる。あんまり安いところは適当可能性があるので避けた方がいい。主観の話なのはそうなので…

診断を受けにいくといいところは本当に着たい服について、「こういうテイストが好きなんだけど、取り入れるとするとどういう扱いがいいですかねえ」という相談ができるところ。

タイプ診断では眼鏡も合わせてみてくれるところがある。というか眼鏡屋でそういう診断をサービスでやってるところもある。聞いてみるのもいいと思う。

なんだかしっくりこないところだけピックアップしてこの考えかたに当てはめてみて自分友達に聞きながら簡易診断をするのも手で、WEB解説は大量に転がっている。

ただ自分を鏡で見て客観的判断するのは見慣れたものなのでかなり難しい。

美容好きな人間に「当方パーソナルカラーとは何か」と尋ねるとだいたい「汝ブルベ夏なり」「いや我はブルベ冬かと」となど返事があるのでこれを何人かに聞いて回って中間を探るのもありだ。

なんでもそうだがその属性ど真ん中の人間と、ちょうど中間にあたって判断が難しい場合もある。誰か1人の意見鵜呑みにしないほうがいいのはだいたいなんでもそう。この話もただの一意見しかない。

だがこの物差しを手がかりにした上で経験さらに積むと、苦手とされる色柄でもどうしても入れたければ靴下ポイントでとか、むしろそこをメインにして引き立てる。みたいな小技ができるようになってきて、じつはここが一番楽しい本当のオシャレの入り口で、そこに到達できるのが早まるだけでも価値があると思う。

服の役割って人間を魅力的に見せるってのもあるから、そこを楽しむひとが増えたら私はうれしいよ。

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