カジノ法案が成立しそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASJD252NPJD2UTFK00Q.html
この統合型リゾートの推進のための法案は、もとはといえば、日本維新の会(当時)と自民党と生活の党が共同で国会に議員提出した法律で、そのあたりにも橋下氏の影響を感じるとともに、もともとはこの3つの党は、そういう意味で経済政策的に共通の根っこを持っていることが、統合型リゾート法案のことを思い出してもわかるという、大変興味深いものとなっています。
では、カジノに前向きな経済政策の発想って、どんなものでしょうか。
カジノは、基本的に運営は企業に委託されます。政府は違法賭博の取り締まりと治安維持のみを主にその役割とします。国が認める賭博の中には、JRAのような特殊法人を設立する場合もありますが、日本の統合型リゾート法案では、カジノ施設の設置と運営は企業が行うことになります。そういう意味では、いわゆる「小さな政府」推奨の人たちの考えにきちんと沿った形になっています。
そして、カジノからの収益は政府が一定程度持っていきます。国が賭博を禁止する中で、例外的に許可する施設から運営企業が暴利をむさぼるというのはいかにも利権的で、世論から受け入れがたいものです。運営企業にも一定の利益は落ちますが、政府が特例的に認めているという性質上、国が相当の資金を吸い上げる仕組みに必然的になります。
いわば、カジノは、国の最小限の支出により、強力な税外収入を得られる仕組みです。
外国人観光客です。それも、小金を使う客ではありません。がっつりお金を使う太い客です。おぼえていますか、シンガポールとマカオのカジノで負けて、製紙会社一つを手放さざるをえなかったオーナー経営者を。あれくらいのお金をかけるお客を吸引したいわけです。そして、東京あたりに来るそういう太い客はどこの国にいるかというと、中東やアメリカやヨーロッパではありえません。モナコとかラスベガスとか、もっと面白いところがあるんだもん。であるならば、答えは一つ、中国です。より正確に言うと、東アジア各国の中国系富裕層です。
基本的に東アジアのカジノはどこもそうで、マカオだってシンガポールだってマニラだって中国系ターゲットです。ソウルだけは中国が貧しいころからありましたので、作られたころは中国人観光客ではなくおそらく米軍あたりをターゲットにしていたと思われますが、他はみな中国系富豪がターゲットです。まだ東南アジアにカジノが少なく、中国本土が今ほど経済力を持っていなかったころでも、マレーシアのカジノはシンガポールやマレーシアで富を事実上占めていた中国系富裕層が週末になると集まる場所でしたし、マカオは香港やインドネシア、フィリピンの経済を牛耳っていた中国系富裕層を吸引していました。そして1990年代後半からの中国本土の驚異的な成長とともに、大量の富裕層が本土からマカオや東南アジアの数少ないカジノを席巻し、それを見たシンガポールやマニラが中国本土の富裕層好みのカジノを2000年代に企画し、今になって結実しているわけです。中国系の人、どんなに金持ちになっても博打好きなんだよね。
中国人富裕層がターゲットとあらば、基本的にギャンブル中毒対策はさほど必要ありません。
カジノとか言うと、想像力が乏しい日本の有識者は、すぐパチンコとか思い出して、貧困層のギャンブル中毒対策が必要とかいうのですが、大丈夫、貧困層の中高年はすでにパチンコで、また若者はFXでギャンブル中毒になっていますから、いまさら対策は必要ない、というかもう打つ手はありません。対策経費は無駄です。貧困層は、カジノが想定していない客で、せいぜい入口のスロットマシンで有り金すっておしまいなのですが、スロットならすでに街場のパチンコ屋にあるでしょ。入場料を取られてまでカジノにくる必要はありません。
そして、大王製紙の元オーナー社長のような人がギャンブルでお金をすって会社を手放すようになるのは、これは自業自得で対策は不要ということで、大半の有権者は合意できるのではないでしょうか?
というわけで、この辺の政策もたいへん新自由主義的で、要は身を持ち崩す奴は自己責任ってわけです。小池知事や橋下氏が好きそうな発想ですね!
ちなみに、小池知事や橋下氏を支持しているとよく目されるネトウヨの人たちは、パチンコは半島系だから嫌いでカジノ反対というようなことをよく述べるのですが、小池知事や橋下氏は、このような意見は歯牙にもかけていないということも、このカジノ政策を見ればわかります。
もう一つ、ネトウヨの人たちは、中国人に頭を下げるのも大嫌いなはずですが、カジノを作るってことは、上記のとおり、中国系富裕層にかしずいてサービスするってことですので、これまた、このようなネトウヨの志向は完全無視されているということもよくわかります。
要は、小池知事や橋下氏に対するネトウヨのラブコールが仮にあるとしても、それは基本的に単なる片思いだってことです。
さて、こういう思考的背景を持つカジノ政策ですが、これから前進するのでしょうか。私はすると思います。上記のような事柄は、実は例えば民進党の政策形成のメインストリームである大企業ホワイトカラー勤労者から見ても別に違和感ない世界だからです。カジノに忌避感を感じているのは、むしろ貧困層に隣接している人たちの感覚、例えば最近話題の社会の底辺の人とは関わってはいけません|アッキーの雑談ブログあたりへの共感にみられるメンタリティであって、その辺は時間をかけて説得するとともに、カジノの収益を一定程度配分するようにすれば、最後は落ち着くものです。
何より、アベノミクスの基本的な発想は、上記に限りなく近いものです。金融緩和がその主力であるように思われていますし、実際経済的インパクトで目立つのは金融緩和だったわけですが、一方で緊縮財政と財政収支への配慮は言うまでもなく、規制緩和、自己責任というのもアベノミクスに通底するもう一方の考えです。
とすれば、もう統合リゾート法案自体、何年も待たされているわけですから、そろそろ、そして規制緩和(アベノミクスの三本目の矢)に向けての突破口として、カジノ、そろそろ実現に向けて大きく進むんじゃないかと思っているのですが、どうなることやら。
1ヶ月使って、感想を毎日送ったらクオカードをプレゼントというやつ。
で、1ヶ月感想を送ったけど、クオカードが届かない。音信不通。
金銭的に損したわけじゃないんだけど、それなりに手間もかかったし騙されたなぁって凄く感じる。
確かに罵るためのテンプレート、よくもまあこんなに考えたもんだというくらい山ほどあるよね。
すなわち彼女らはデータの質は扱わず(言語の意味や重要性は扱わず)、確率論的に扱えるデータの量だけを扱う。
だから、「マジで」「ウケる」「ヤバい」だけを確率的に扱っても女子高生同士の会話はかなりの確率で成功する。
また女子高生が行う単語の圧縮はデータ圧縮に通じるものがあり、情報源符号化の基盤となっている。
通信量の圧縮を信仰する彼女らは、3文字の単語から容易に膨大な通信量を復元可能である。彼女らが「ウケる」と言ったとき、そこには言外の様々な付随情報が復元されている。
さらに女子高生たちは言語の堅牢性に敏感であり、ノイズの多い伝送路で信頼できる通信を行うため、特に「マジで」「ウケる」「ヤバい」といった単語を多用し、仲間同士確実な転送レートを保っている。
こういう短い通信ほどノイズに強い、つまり堅牢である。これは情報圧縮とも関わる。
例えば「おはようございます」では長すぎノイズが混じりやすい。
しかし、「おは○うご○いま○」とノイズが混じっていても一応、理解可能ではある。
どうせこれなら、最初から「おは」だけに圧縮しておけば、通信量もノイズに対する強さも優秀である。男たちが文明を得てから数千年かかってやっと理論化できたこれらの理論を、女子高生たちは生得的に知っていた。
「○歳にもなったら~でなければ恥ずかしい」
「XXならYYでなければZZ」
固定観念?
よく聞くことだけど、これに該当しないものを攻撃してくるようだと、生きづらさしか感じない。
性別、年齢、学歴、色々なものをネタにこの手の発言はいくらでも登場するが、いくら自分の中で整理できていても、攻撃性を帯びていると、鼓舞や叱咤激励ではなく単なるハラスメントとしか受け取れない。
コンプレックスがあるのだろうか。
貴重な週末を独身女同士で遊んだり趣味に使ったりしてるのを見てるのが辛い。SNSが更新される度に「何やってんの?婚活しなくていいの?」ってどうしても思ってしまって苦しい。そんなこと直に説教できる立場でもないけど、会う度に「私の葬式は誰がしてくれるんだろう」「今年もクリスマスに1人は嫌」「あと少しで子供が産めなくなる」とか色々言ってるくせに、出会いに繋がる努力を何もしてないからもう彼女たちの本音がわからない。数年前までは街コンやお見合いパーティーやネット婚活も頑張ってるようだったけど、最近はそれすらもしてないみたいだし。その時に選ばれなくても諦めずに最後まで頑張ればいいのにってモヤモヤする。決して外見も内面もブスじゃなくてむしろ私より化粧品や服に気を遣ってて可愛いし、ちゃんと自立もしてるしわがままなところもなく優しくていい子たちなのに、どうしてもっと踏ん張れないのかわからない。幸せになってほしいのに肝心の本人が途中でへこたれてしまっていて本当に歯痒い。いや人によって何が幸せなのかは1人1人違うし、もしかしたらもう覚悟を決めて1人の人生を歩み始めてるのかもしれないけど。彼女たちにとって私のこの怒りや呆れが余計なお世話以外の何者でもないこともわかってるつもりだけど、それでもやっぱり悔しい気持ちが残る。ほっとけよって感じだよね。
けど自虐的に「この歳でこれってやばいよね~(笑)」って言われてももうどう返していいのかわからない。本当にヤバイって思ってるなら独身女で群がるのやめなよって言いたいけど言えない。その群れてる他の独身女たちは性格ブスで独身を拗らせて「結婚なんて~」って既婚者をバカにするような人たちだから友人たちも敬遠してたのに仲間入りしてしまいそうで怖い。
一緒に「結婚したらこうしたい」「子供産んだらこうしたい」って未来の家庭を語りながらお酒飲んでた頃が懐かしいよ。一緒にお互いの旦那のどうでもいいような愚痴を言い合ったり惚気たり子供同士遊ばせてるの見ながらお茶したい。お互いの結婚式にはこれ着ていこうって一緒に買ったドレスや着物もあるよ。無駄にしたくないよ。
結婚もできない低学歴非正規低賃金労働者で、結婚できて子どもも持てた勝ち組様にルサンチマンを抱いててごめんね!